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システム/排熱噴射機構

Last-modified: 2019-01-25 (金) 21:17:57

MHFシーズン6.0より登場。剛種武器のヘビィボウガン限定の特殊機構として生み出されたが、
後にシジルを用いたG級武器でも使用可能となった。
弾を撃つ度に内部に溜まっていく熱に注目した結果誕生した。
当記事では、極ノ型ヘビィボウガンで使用可能な「砲熱照射」についても触れる。

概要 Edit

  • 攻撃によって内部の温度を上昇させていき、一定値まで温度が上がって初めてその力を解放できる。
    この状態になった時に「排熱弾」という特殊な弾丸を装填し、引き金を引く。
    すると内部に溜まっていた熱を高圧縮して放射することができる。
  • 要するにグラビームと全く同じ原理を利用している。そのため、見た目もグラビームそのものである。
    ガンランスの竜撃砲は飛竜がブレスを放つ原理を応用していたが、こちらはその発展版だろう。
    竜撃砲のように発射までのタメが入り、攻撃時間は竜撃砲の比ではないほど長い。
    使用後の反動も大きく、かなり後退する。
    そもそもの攻撃時間も長すぎるため、モンスターを拘束してから使うのがベスト。
    また、「排熱噴射機構」というオプションの一種であるため、
    当然ながらヘビィバレル(武器倍率+40、表示攻撃力で言うならば+48)との併用はできない。
  • 使用する毎に排熱ゲージの限界が上がっていき、溜めにくくなるが同時に威力(ヒット数)も増加していく。
    この排熱ゲージは保温オイルというアイテムで限界値を伸ばすことが可能(最大10個)。
  • 威力(フォワード.3におけるリファイン後)は、1ヒットごとに固定22ダメージで、
    砲術師で1.1倍、砲術王は1.2倍、砲術神は1.3倍(ただし小数点以下は切り捨て)される。加えて火属性10も持つ。
    重銃技【銃仙】では砲術スキルとの重複に加えて固定ダメージ、火属性ともに1.2倍される。
    10ゲージ当たりで約6ヒットであるので、最大状態のゲージ(200)で排熱弾を発射すると凄まじいダメージに。
    • 試しに計算してみると、砲術神と銃仙を発動し、かつ200ゲージの場合は、
      200(ゲージ)÷10(ゲージ)×6(ヒット)×1.2(重銃技【銃仙】)×(固定28ダメージ+火属性10)
      =固定4032ダメージ(+火属性1440)
      となる(もちろんしっかり全部当てた場合)。
      全体防御率などが加わるのでここまで単純ではないが、
      一応、参考までに大タル爆弾G1個のダメージは150
      要は一発で大タル爆弾G27個分のダメージとなる
      (爆弾も排熱弾も関係なく全体防御率は受けるため、27個分はそのまま信じてよい)。
      持ち込みの合計でとかではなく、一発の威力がである。
  • 上記の通り、多段ヒット攻撃なので眠った相手に撃ちこんでもあまりダメージは上昇しない。
  • 上記の通り砲術スキルが適用される(シーズン8.0から)ため、
    砲術神を発動させることで高い威力を発揮させることができる。
    また、集中+2を発動させたり、秘伝書の嵐ノ型を使うと排熱ゲージを溜めやすくなる。
    ただし、これらのスキルと一般的なボウガン用スキルを併用させることは現在でも難しく、
    本当に排熱が好きな人は徹底的に排熱特化の装備を作ることが多い。
    スキルに関しては剛種、天嵐、覇種防具のスキルランクアップグレードで実現しやすくなったが、
    発動条件から、覇種防具を1部位以上用いないと火事場はできない。
    (排熱メインなら火事場を発動する必要はあまりないが)
  • 共通にして唯一の欠点と言えば剛種ヘビィボウガンの作成難易度が他の剛種武器以上に高いこと。
    生産には討伐の証が武器の素材元モンスター15枚に加えて
    他のモンスター15枚の計30枚要求されることが一番大きい。
    加えて、初期の剛種ヘビィボウガンには古龍種の剛翼を要求されるものが多く、
    更に言えば当初は証の必要数が20枚+20枚の計40枚だった。
    シーズン10の毒麻痺弾弱体化*1がこれらに追い討ちをかけ、
    排熱弾云々以前に、そもそも剛種ヘビィボウガン自体を使用するハンターが少なかった。
  • しかも肝心の威力面では、登場初期は対となるライトボウガンの超速射と比べると弱いと散々言われており、
    保温オイルが無かった当時は排熱砲を10回以上撃ってゲージを伸ばさなければ
    最大威力が出せず、大抵そのころにはクエストが終わってしまうため十分に機能を生かせず、
    結局はガンランス以上の浪漫機能になってしまった。
    ラヴィエンテなどの長期戦ならそれなりに効果的だが、普段は大人しくヘビィバレルを使うのが無難だった。
    しかしシーズン8.0で砲術スキルの適用及び保温オイルの実装が行われて一気に改善、
    今まで馬鹿にしていた人でも改善後の排熱を馬鹿にできない威力を持つようになった。
    • 保温オイルは装填こそ遅く準備に時間がかかるもののいきなりフルパワーで撃て、
      砲術神でのそれは超速射以上の破壊力で、更に集中スキルの実装によって準備面も少しは改善された。
      これらの御陰でヘビィバレルを付けられない分弾威力が落ちる代わりに
      例え肉質が硬すぎる相手でも1発で問答無用の大ダメージを叩きだせるようになった。
  • フォワード.3より排熱噴射自体の威力が上方修正され、
    更にヘビィボウガンの秘伝防具の固有スキル「重銃技【銃仙】」の効果で
    さらに威力が上昇するリファインが施された。
    特にデフォルトで砲術スキルが発動している純白の秘伝防具「トルマリンFXシリーズ」との相性はバッチリ。
    デフォで高い威力×砲術スキル×【銃仙】の最大火力はかなり目を引くもので、
    下位はおろか、下手すれば上位の大型モンスターも一撃で叩き伏せる超高威力が実現可能となり、
    準備面では時間はかかるものの排熱噴射機構が弱いという話は既に過去の話となった。
  • が、フォワード.4でヘビィボウガンの実弾関係が仕様・武器・スキル面で大幅に上方修正される。
    詳しくは進化武器秘伝防具を参照のこと。
    そのため、「排熱を撃つより、実弾で攻めた方が速い」という、昔の状態に戻った。
    バランスのために他が強くなったというだけであり、排熱弾の威力はそのままである。
    流石に剛種ナナ・テスカトリなどの実弾で攻めにくい相手に対して有利なことには変わっていないが、
    スキル「重銃技【大銃仙】」(秘伝防具二重装備の銃仙)の圧倒的な強さが
    フィーチャーされたフォワード.5に至っては排熱噴射機構が増えることはなかった。
    • これは如何なる硬い肉質を持つモンスターであろうと「大銃仙+貫通弾で倒せる」という
      風潮にまで発展したため、ますます排熱噴射機構が隅に追いやられることになる。
  • その後、MHF-Gでは武器・モンスター自体のインフレが進んでおり、
    威力が上昇していない排熱噴射機構を採用するハンターは少ない。
    何度でも繰り返すが、あくまでも今までのものが弱体化を食らったわけではない。
    ガンランスの砲撃と同様、物理側の威力が強化された結果、
    排熱のダメージが追いついていないというだけである。
    ガンランス側はMHF-G5で砲撃が強化されるというリファインが行われたが、排熱側には進展はない。
    後述の「砲熱照射」が実質の後継者と見てよいかもしれない。
    • しつこいようだが、排熱の威力は実装後から1度も弱体化はしていないため、
      特に物理弾の威力が排熱を引き離すには遠いHR台では依然強力な攻撃手段である。
    • ちなみにMHF-G先行テストにて、新モーションの圧縮リロード→嵐ノ型の溜め撃ちで、
      とんでもない熱量が溜まるということが知れ渡り、瞬く間に話題になった。
      さらに、今まで溜まらなかった、MHF-Gにて常備化されるLV1通常弾でもチャージされるようになる。
      先行テストでのアンケート結果を受け、正式なMHF-Gサービス開始時では
      この圧縮リロードによる溜まり具合に下方修正が加えられている。
  • MHF-G2にて登場した武器種の特性を大きく変えるタイプのシジルに、
    「排熱噴射追加」がある。文字通り、排熱噴射機構を追加する。
    こちらのメリットはパーツとは別に搭載可能な点で、バレルやシールドと両立可能。
    デメリットは剛種武器系統に搭載可能である本来のパーツと比べると威力が劣る(0.8倍になる)点。
    つまり、実弾との共存が可能になったが、排熱弾主体には向いていないということになる。
  • MHF-G3で登場した烈種武器のへビィボウガンは、
    へビィバレル装備が前提だがG級武器Lv50と同等の性能を防具効果無しで有しており、
    排熱噴射の威力も低減されることはない。
    が、こちらはへビィバレルと共存できないため、へビィバレルを外してしまうと、
    弾丸の火力がG級武器Lv50に比べて(防具効果なしでは)微妙というジレンマがある。
    この難点はG7で登場した始種武器にて解決を見ることとなった*2が、
    排熱自体G級では運用し辛い状況になっていることには変わりない。

砲熱照射 Edit

  • 排熱噴射機構が上記のような状態となっている中で登場したもの。
    極ノ型ヘビィボウガンでのみ使用可能な、排熱噴射機構を更に超える攻撃手段である。
  • こちらはパーツ・シジルによるものではなく、
    極ノ型でさえあればどのヘビィボウガンでも使用可能である。
    各種オプションパーツとの共存はもちろん、排熱噴射機構との併用も可能である。
    もっとも、排熱噴射機構自体の立ち位置を考えると微妙だが。
  • 極ノ型では新たに「砲熱ゲージ」と「砲熱弾」が追加される。
    排熱噴射機構との主な違いは以下の通り。
    • 砲熱ゲージは、保温オイルを最大限に使用した排熱ゲージと同じ長さを持ち、
      時間経過で減少しない
      ただし、同エリア内に大型モンスターがいなければゲージが溜まらない仕様となっている。
      • この調整に関しては、かつて剛種ナナ・テスカトリ戦などで
        「別エリアでゲージを溜める→エリア侵入直後に排熱弾を発射
         →エリアから脱出して再びゲージを溜め…」という戦法が使われていたため、
        その対策と思われる。
      • ちなみに、排熱噴射機構はこれまでと変わらず、
        大型モンスターとは別のエリアにいてもゲージは溜められる。
        もちろん同時にゲージが溜まっていくので、
        実用性は別だが排熱噴射→砲熱照射というロマン溢れる攻撃も可能
        (逆は不可。理由は砲熱照射中にも排熱ゲージが時間経過で減るためである)。
    • 砲熱弾の装填速度は排熱弾のそれよりも速い。
  • いざゲージが溜まって砲熱弾を発射すると、青白いビームが標的へ放たれる
    排熱弾の発射中ではなんとかその場に踏みとどまっていたハンターも、
    砲熱弾のそれは発射前にしゃがみ、重心を取ったにも関わらず常時後退し続けるほどの勢いとなっている。
    また、味方への当たり判定こそあるものの一切リアクションを取らない
    いわばドゥレムディラの壊毒ビームと同じ性質を持っているため、
    欠点であった、味方に当たると吹き飛ぶという点を気にせず撃つことが出来るのも利点である。
  • 有志による検証の結果、基礎ダメージ50であることが判明しており、
    そこに排熱と同様、砲術スキルによる補正と秘伝スキル【銃仙】による補正が適用可能となっている。
    両者を加えた最高ダメージは78で、排熱と比較して★4辿異種程度の全体防御率までならば、
    十分減算に耐えてダメージを作ることが可能な程に強化されている。*3
    無論下位、上位モンスターの大半ならフルヒットで1撃である。
  • ちなみに、極ノ型ヘビィボウガンは砲熱ゲージを一定量使用して「爆風回避」が可能である。
    爆風を利用して跳び上がり攻撃を回避するという技なのだが、
    砲熱ゲージの消費量も割と多めなので、あくまでも緊急回避手段として捉えておくのがいいだろう。
  • ゲージへのチャージ量は排熱同様スキル「溜め短縮」の影響を受ける。
    集中+2が発動するものなら爆風回避が乱用に耐え、砲熱照射を短いサイクルで放てるようになる等、
    メリットは非常に大きなものとなるが、相変わらず発動の難しさに頭を悩まされることになる。
    2018年4月アップデートによって、ガンナーにおいてもはや始種武器が重要ではなくなったこともそれに拍車をかける。
    一応、ゴアマガラの遷悠防具を1部位以上装備することで、集中+2が自動発動するが、
    耐性に多大な問題を抱えているため、気軽に用いづらい。
    そんな中、2018年9月のMHF-ZZアップデートにおいて、
    溜め短縮を含む複合スキルである手練が実装され、
    ヘビィボウガンにおいても集中+2を搭載しやすくなった。
    もっとも、現在では貴重なスキル枠を割いてまで発動させるかは微妙だが。
  • 相変わらず、照射中は一切動けない事が欠点として挙げられる。
    更に、発射前のしゃがみ動作の追加で発射準備が若干遅れているし、
    ゲージ最大固定故に、短くしてある程度の隙に対応させるなんてことも出来ない、
    後退し続ける事で、射角が悪いと途中から外れてしまうと言った点は、
    排熱より悪化していると言える部分である。
    また排熱にも言えるが、瞬間的な多段ヒットによる処理落ちを容易に誘発しやすいという、
    ダメージを超多段ヒットで生み出す性質上避けられないデメリットもある。
    非常に大きなロマン、かつ必殺の一撃を御見舞するには相手の動きを知ることはもちろん、
    閃光玉等で自発的に作っていくことも求められるだろう。
    それらが出来ない場合、無理に撃たないのも賢い選択肢である。

余談 Edit

  • G級武器の排熱噴射追加シジルは実用性という点で微妙なのは上述したとおりであるが、
    ネタ性という点では中々絶妙なシステムである。
    というのも、G級武器の中にはモンスターの頭を模したパワーバレルが採用されているものがあり、
    それに排熱噴射シジルを焼き付けると、モンスターがグラビームを撃っているように見えるからである。
    本家グラビームを再現することが可能である他、
    アカムトルムやヴォルガノス(メルトカノン)もグラビームが発射可能であり、
    挙句の果てにはガウシカ*4ですらグラビームを発射できてしまう。
    砲熱照射は全てのヘビィボウガンで可能なので、よりネタ性の強いビームを放つ事もできるだろう。
  • よく、廃熱噴射機構と間違えられるが正式には排熱噴射機構である。
    間違えないように。
    そして砲熱照射に関しても間違えられやすそうな字面をしている。放熱照射ではなく砲熱照射。





*1 ヘビィボウガンのLV2毒弾やLV2麻痺弾が一発で肉質無視の50ダメージ以上、しかも火事場などの攻撃力補正が全て乗るという恐るべき威力(大タル爆弾1個分が固定80ダメージである)を誇っていたため、シーズン10における威力修正が行われるまでそちらの需要でヘビィボウガンが人気だった。ちなみにこれは剛種武器でなくても同じなため、剛種ヘビィボウガンそのものを後押ししたものでは全くない。
*2 始種武器はへビィバレルなしでG級武器Lv50を超える攻撃力を有している
*3 それ以下になると減算が更に激しくなり、通常攻撃とあまり大差無いダメージになってしまう。
*4 クリスマスイベントで作成可能なガウシカテンペスト