目次
概要 
- 多くのモンスターが得意とするブレス攻撃で、吐いてくるのは総じて炎の塊である。
一般的なファンタジーのドラゴンと同様、MH世界でも最もポピュラーなので、見る機会も多い攻撃である。
- ブレスの形状には、火の玉を飛ばす火球型、液体を飛ばす火炎液型、火を吹き続ける火炎放射型、
ビーム状の熱線型、熱そのものを放つ熱波型などが存在する。
この記事では基本的な型である火球型について主に解説する(火球型以外の型も一部で紹介する)。
他の形式の炎ブレスについては、それぞれの個別記事を参照していただきたい。
- 火球は発射地点から水平に飛ぶタイプ、斜め下に向かって発射されるタイプの2パターンに大別される。
斜め下に向けて発射されるものは着弾後にブレス本体が爆散する場合が多く、
総じて攻撃範囲が広い。
- ちなみに竜撃砲は、火竜のブレスに着想を得て生み出されたという設定が存在する。
各モンスターの炎ブレス 
リオレウス 
- リオレウスの十八番。大きく仰け反りながら息を吸い込み、雄叫びと共に撃ち出される火球のブレス。
直線状にしか飛ばないが、直撃すれば一撃で大火傷するほどの凄まじい威力を誇る。
着弾すると武装したハンターでさえ身構える程の爆風を伴う爆発を起こす。
空中からも放つ事が出来、その場合は3連射することが多い。
ちなみに足元が死角になっているため、ホバリングしているリオレウスの真下に潜り込むと簡単に避けられる。
- MHP3以降の希少種は、飛行時に滞空高出力火炎ブレスを放ち、
自らを狙う眼下の外敵を悉く消し炭にする技を持つ。
リオレイアと異なり連射こそ出来ないものの、滞空時に放つためリオレイアのそれと比べ隙は遥かに少ない。
- MHSTに登場するリオレウスも当然使用可能。
- 通常種は通常の炎ブレスの他、より威力の高い豪火球という特技も使う。
- オトモンの場合、豪火球の方は火竜遺伝子の固有技のため、
他のオトモンに伝承させることで炎ブレスとは一切無縁のオトモンでも使用可能となる。
また、主人公のパートナーである「レウス」の持つ専用遺伝子「隻眼の火竜遺伝子」でも
豪火球が固有技となっている。
- オトモンの場合、豪火球の方は火竜遺伝子の固有技のため、
- 亜種の方も通常の炎ブレスが使えるのは同じだが、豪火球の代わりに拡散豪炎ブレスという特技を使う。
こちらは全体攻撃の上に下記のリオレイアやイャンガルルガの「拡散炎ブレス」より威力が高いため、
相手に使われるとかなり危険な攻撃と言える。
ちなみに、豪火球と違ってこちらは伝承の儀で他のオトモンに伝承させることは残念ながらできない。 - 希少種は通常の炎ブレスが使えない代わりに高出力拡散豪炎ブレスという特技を使う。
上記の拡散豪炎ブレスよりも更に威力が高く、オマケにやけどの追加効果もある物凄く危険な技。
ちなみにこちらは銀火竜遺伝子に設定されているため、他のオトモンに覚えさせることが可能。
凄まじい威力を誇るが絆消費量が40と非常に重い為、使いどころに注意。
- 通常種は通常の炎ブレスの他、より威力の高い豪火球という特技も使う。
黒炎王リオレウス 
- MHXに登場する二つ名持ちモンスターである黒炎王リオレウスは、
通常のブレスが獰猛化リオレウスが吐く強化ブレス並の大きさであり、
かつ着弾後の爆発がリオレイアのチャージブレス並の連鎖爆発となっている。
更に、希少種の空中チャージブレスと同じモーションで火薬岩を設置する技も持つ。
その火薬岩は熱によるダメージゾーンを周囲に生成し、
一定時間後にスーパーノヴァと同等の爆発を起こす。
ここまで来ると、もはや「炎ブレス」の範疇に収まるものなのかさえ怪しくなってくる。- G級個体はリオレイア希少種のモーションで大爆発ブレスを3連続で放つ。
3連ブレスは火薬岩ではなくゼリー状の物質を設置するようになっており、
爆発もスーパーノヴァではなく、大規模な火柱を上げるものに変わっている。
周囲にダメージゾーンを生成する効果は同じなので、フィールドの広範囲が灼熱地帯となってしまう。
- G級個体はリオレイア希少種のモーションで大爆発ブレスを3連続で放つ。
リオレイア 
- 地上で連射ができ、一度に3発まで連続して吐く。慣れれば尻尾を狙うチャンスでもある。
MH3以降では興奮時にさらに広範囲に拡散するブレスを吐く種が確認されており、
此方は地面に着弾すると通常のブレスとは比較にならないほどの広範囲を焼き払う。
MHP3以降の希少種に至っては拡散ブレスを3連射するほか、
3発目をキャンセルしてサマーソルトに繋げるというコンボ攻撃も繰り出してくる。
- MHR:SではMR個体が高速突進後に空中ブレスを行うことがある。これを見て驚いたハンター諸君は多かっただろう。
それもそのはず、実は飛竜種である彼女が空中ブレスを披露するのは今作が初であったりするのだ。
- MHSTのリオレイアも当然ながら使う。
原種は通常の炎ブレスに加え、全体攻撃扱いの拡散炎ブレスも使用する。
一方の亜種の方は拡散炎ブレスだけになっている。
ミラボレアス、ミラボレアス【紅龍】 
- 単発しか吐けない代わりに威力は凄まじく、
並大抵の防具では余裕で即死する程の破壊力を持つ。
直撃時の攻撃力は全モンスターの攻撃中最大級の200であり、ヤマツカミの吸い込みと同値。
また、作品や種類によって異なるが、ガード性能+2でも削りダメージが酷かったり、
ガード強化が付いていようがガード不可のものもあるなど、強力そのもの。
- 空中では3連射までしてくるが、その際は真下付近→近距離→遠距離と照準を変えながら放ってくる。
3発目はかなり遠くまで飛んでくるため、距離を離していても油断ならない。
因みに紅龍が落としてくる隕石のグラフィックはブレスと同じである。
- MH4以降は高威力のチャージブレスと火炎放射を使ってくるようになった。
また既存のブレスにも手が加えられ、剣士でもギリギリ耐えうるほどには威力が下がった代わりに、
空中ブレスの感覚が短くなったり、グラン・ミラオスのように二足歩行のまま連続で狙い撃ちするようになった。
特に狙い撃ちは近~中距離をカバーしてくるのが辛い。
ちなみに、遠距離には従来のブレスを放つ。
- MHW:Iではまさかの三連チャージブレスまで習得した。
おまけに最終形態に移行するとすべてのブレスがパワーアップし、殆どの防具では即死するほどの威力になる。
これを耐え切るには禁忌レベルの装備を限界まで強化する他にない。
もちろんフルヒットすればそんな保証もなくなるのが恐ろしい…。
イャンガルルガ 
- リオレイア同様に、最大で3発吐いてくる。
さらに角度調整が上手く、高台にいても平然と狙撃してくるほか、
傷無しの個体は中~遠距離まで射程範囲内、
傷有りの個体は自分の目の前に撃ち出して爆風で眼前の敵を一掃するといった芸当も見せる
(ただし、そもそも無傷の個体はMHP2Gにしか登場しないため、それ以外は基本後者)。- 新大陸に出没する傷有りの個体は、空中から連続でブレスを吐き出す
マシンガンブレスというリオス夫妻もびっくりの大技を会得している。
一発一発が通常のブレスと遜色ない威力を持っており非常に危険。
- 傷なしの個体もリオレイアと同じチャージブレスを獲得した。
- 新大陸に出没する傷有りの個体は、空中から連続でブレスを吐き出す
- MHSTに登場するイャンガルルガは全体攻撃である拡散炎ブレスのみを使用する。
アルバトリオン 
- 着弾すると巨大な炎の竜巻と化すブレスを放つ。
咆哮時と似たモーションで放つ場合と、
クシャルダオラを髣髴とさせるバックジャンプと共に放ってくる場合があり、
もちろん巻き込まれれば火属性やられを発症する。
弾速は途轍もなく速く、吐いたと思った瞬間には着弾しているほど。- MHXではエフェクトが変更され、竜巻ではなく噴火を起こすようになった。
- なお、竜巻(噴火)はガードが可能だが、ブレス本体はガード強化を発動させなければガードできない。
また、非常に攻撃判定が長いため、突進や引っ掻き後の起き攻めに使われるとまず助からない。
MH3では溜め時間が長い代わりに吐いた後の隙が少なかったが、MHP3・MH3Gではその逆になっており、
予備動作開始からすぐに放つが代わりに吐いた後の隙が大きい。
そのため、回避できれば頭部に攻撃を加えるチャンスになる。
- MHW:Iでは従来の火災旋風及び溶岩噴出を引き起こすブレスは使わなくなり、
代わりに連鎖爆発する火柱を発生させるブレスを扱うようになった。- 連鎖爆発の挙動は2通り存在し、一つは着弾後に3Way上に火柱が走るパターン。
かなり離れた位置まで爆発が発生するため、軌道の合間を縫ってやり過ごす必要がある。
ブレスの後隙も短く、爆炎に隠れて即座に別の行動をしてくる場合もあるので避けても気を抜いてはならない。
バックジャンプしつつ放つこともある。 - もう一つは、ブレスの着弾地点から同心円状に3段階で爆発が広がっていくパターン。
上体を持ち上げた姿勢で眼前にブレスを放つのが目印。
イヴェルカーナが使う、3連続で氷柱を発生させるブレスに酷似している。
あちらのブレスと同じく、タイミングを合わせて内側に移動すれば回避できる。
頭部に反撃を入れられるため上手く避けられればチャンスとなる。
詳しくはリンク先参照。 - 連鎖爆発の挙動は2通り存在し、一つは着弾後に3Way上に火柱が走るパターン。
グラン・ミラオス 
- 燃え盛る巨大な火球を吐き、他の炎ブレスと同じく着弾すると大きな爆風を巻き起こす。
発射までの時間は長いものの、それを補って余りある威力と正確性を誇り、
爆風をもろに喰らえば例によって火属性やられ状態になってしまう。
至近距離での連射も行い、生半可な回避行動では直撃するので緊急回避を駆使すべし。
- 火属性なのにも関わらず水中でもぶっ放してくる。
水中戦で炎ブレスに脅かされることになるなど誰が想像しただろうか。
水中に於いてもその威力は衰えておらず、むしろ水中では緊急回避が行えない分厄介な攻撃となっている。
- これとは別に、四足歩行時のみ使用する更に強力なチャージブレスも存在する。
詳しくはリンク先を参照。
ディノバルド 
- 体内の「火炎嚢(紅焔嚢・熔炉嚢)」と呼ばれる器官から、
マグマのような半固体状の物体を作り出しブレスとして放つ。
単発はもちろん、3方向に連続して吐き出したり、
ハンターとのすれ違いざまに一瞬で放つなど、攻撃方法も多彩。
更に弾速はリオス種のそれを上回るため、気付いたら被弾していた、という事も。
- ディノバルドはブレスを放つのに準備が必要で、
咽喉に熱を溜める行動を取ってからでないとブレスが吐けない。
チャージ動作が終わると喉が赤く光り、口内が明るいオレンジ色に変わる。
- ハンターにヒットすれば視界全体が橙に染まるほどの爆風が炸裂し、
地面に着弾すれば赤熱した流体が炎を噴出しながら残留する。
そこから暫くするとディノバルド自身を覆いつくすほどの大爆発が起こる。- 後者の場合に厄介なのが、ブレスが爆発した時にはディノバルドが既に別行動を取れる状態にあるということ。
つまりどういう事かというと、巨大な爆煙が邪魔でディノバルドの次の行動が読めないという事である。
ディノバルドもこの特性を理解しており、あえてハンターを狙わずに自身の眼前にブレスを放ち、
頭を守る盾にすると同時に身を隠す煙幕として活用してくることもある。
特に前述のすれ違いブレスの後、残留したブレスを挟んでディノバルドがハンターと向かい合っている場合、
あの強力な尻尾叩きつけを爆発と同時に繰り出してくる。
薄らいだ黒煙の奥に尻尾を振り上げるディノバルドが見え、
肝を冷やしたプレイヤーもいることだろう。
ディノバルドの正面に立つことを避ければ尻尾叩きつけの頻度が下がるので、
ブレスの横を通ってディノバルドが視界に入るようにすると良い。 - MHW:Iでは爆煙の規模が縮小され、ディノバルドが視認できない状態になることは少なくなった。
- 後者の場合に厄介なのが、ブレスが爆発した時にはディノバルドが既に別行動を取れる状態にあるということ。
- 余談だがこのブレスの正体は、ディノバルドが尾刃を研いだ際に削り取られた破片が火炎嚢で溶かされたものらしい。
さながら溶岩のような液体だが、ヴォルガノスのマグマブレスとは異なり、
本物のマグマを吐き出しているわけではない。
- MHSTにもディノバルドは特別なオトモンとして参戦を飾っているが、
残念ながらデフォルト状態では炎ブレス系の特技は全く覚えてくれない。
一応、リオレウスから豪火球を伝承させるなどすれば、メインシリーズに近いアクションが見られる。- もっとも、レベルアップで「フレアチャクラム」という火属性遠距離攻撃を習得できるので、
無理に豪火球を伝承させる必要はなかったりするが。 - なお、絆技「クロスブレイザー」を使用する際には、ちゃんと口からブレスを吐く。
それを普段から使用してくれれば…
ちなみに、自身の内包している属性によってこのブレスの属性も変わるというギミックがある。
- もっとも、レベルアップで「フレアチャクラム」という火属性遠距離攻撃を習得できるので、
燼滅刃ディノバルド 
- 燼滅刃ディノバルドは常時赤熱状態になっているため、準備動作無しでブレスを吐くことができる。
また、ただでさえ速い通常種のブレスより弾速が更に速くなっている。
さらに、通常種と同様のモーションで熱を溜めることで、爆熱状態と呼ばれる状態に移行する。
この状態では喉に赤い筋が走り、口内が紅色に染まる。
爆熱状態中のブレスはまばゆい赤紫色に変わり、着弾後の残留時間が減少して即座に大爆発するようになる。
エスピナス 
- 自身の体内の毒素を燃やして放つ毒炎のブレス。公式では「毒ブレス」とも呼称される。
毒素が多分に含まれたブレスであるため、直撃すると火傷だけでなく出血性・神経性の毒にも侵されてしまう。
すなわち、火属性+毒属性+麻痺属性のブレスであり、直撃は極めて危険。
- 連射時はリオレイアとは異なり、仁王立ちになって斜め上から3連射(特異個体は最大5連射)を行う。
激個体や特異個体のブレスは爆発が一段と大きくなり、広範囲を巻き込む。
MHR:Sでは、着弾後しばらく燃え続けるブレスを空中から5連射するパターンや、
リオレイアと同じモーションで放つチャージブレスも新たに追加されている。
エスピナス亜種 
- エスピナス亜種のブレスは、麻痺の代わりに体内の重酸を利用したと思われる防御力低下効果を持ち、
発射と同時に轟音とも言える金属音と黒い波動を放つなど、見た目も際立って豪快。
ブレス自体の高威力に加え、直撃すれば毒状態と腐食やられに陥るため、
その後の追撃を食らえばほぼ確実に1乙してしまう。
MHR:Sでは、水場以外の場所に着弾すると前方広範囲へ連続で炸裂するより危険なものとなった。*1
- さらに、雄たけびを上げ、仁王立ちになって力を溜めてから繰り出すチャージブレスは、
攻撃範囲、威力ともに絶大を誇る必殺技。
各モンスターの炎ブレス(MHF) 
リオレウス 
- MHFに登場する特異個体は、炎ブレスを鉛直方向に放つことができる。
つまり、真下に潜りこむことは逆に危険行為と成り得るので注意したい。- 亜種特異個体が吐くブレスは着弾すると凄まじい爆音を立てて炸裂し、広範囲を吹き飛ばすほか、
地上での単発ブレスでは飛んでいった炎ブレスを追うように後から無数の爆発が発生し、
さらには地上で左から右に向けて5連射までしてくる。
リオレイアもびっくりの炎ブレス連射だが、連射時は懐に潜り込めば攻撃チャンスとなる。 - 希少種特異個体は亜種特異個体のように5連射を行うほか、
旋回走りをしながら円の中心を目掛けてブレスを計3発吐いたり、
低速のチャージブレスに通常のブレスを当てて爆散させるなど、よりアグレッシブな動きをする。
また、G級希少種は空中旋回しつつの3連続ブレスを放ってからチャージブレスを吐き、
それを自らの蹴りで爆散させるという前代未聞の攻撃を行う。
- 亜種特異個体が吐くブレスは着弾すると凄まじい爆音を立てて炸裂し、広範囲を吹き飛ばすほか、
リオレイア 
- MHFに登場する激個体は着弾時に岩の破片を前方に弾き飛ばす高威力の炎ブレスを使用する。
また、亜種、希少種の特異個体は上記の拡散ブレスをも凌駕する、チャージブレスを持ち、
上記チャージブレスと同程度の範囲を持つ超高威力の爆発を核に、
小威力の連鎖爆発、そして龍風圧を周囲広範囲に引き起こす。
イャンガルルガ 
- MHFに登場する特異個体は「飛び上がりながら咆哮【特大】⇒上空から2連ブレスで狙撃」や、
地面に炎ブレスを叩きつけ、素早く反転しながら同じ動作をするモーションを3回繰り返したりする。
特異個体のブレスも、リオレウス亜種特異個体のように大きく爆裂する性質を持つ。
エスピナス希少種 
- エスピナス希少種は、直撃で原種と同じく火属性+毒属性+麻痺属性、
さらに着弾地点に火属性+毒属性の火柱を上げる炎ブレスを吐く。
力を溜めた後上空から放たれる業火ブレスは、派手さと直接的威力こそ亜種のチャージブレスに及ばないが、
着弾後広範囲に毒素を燃焼させた炎の嵐「地獄の業火」を発生させる。
- この炎は一定時間フィールドに留まり続けるのだが、
炎に入ると毒+火傷状態に陥って瞬く間に体力を奪われ、ものの数秒で力尽きてしまう。
その業火の中でエスピナス希少種は優雅に羽ばたき、
最後は空中から急降下して暴風を起こすことで炎を爆散させるフィニッシュ攻撃を繰り出す。
羽ばたき時に死を覚悟で業火へ潜り込み、こちらが力尽きるよりも前にエスピナスを怯ませれば、
地獄の業火は瞬時に消滅し、エスピナスは転倒、その際に貴重な落し物を落とす。
ラヴィエンテ 
- その巨体から想像しうる通り、規格外の大きさの火球を吐く。
予備動作は非常に長いが、一度着弾すれば巨大な火柱と共に広範囲を吹き飛ばし、暴風圧の爆風を発生させる。
三連射してくる上、ブレスを放つ前にはその長い身体に沿って無数の粉塵爆発まで起こすため、懐も危険。
- また、フィールド全体に熱風ブレスを吹き付けることで、まるで火山の内部のような状態にする技も持つ。
これはラヴィエンテの体に近寄るほどスリップダメージが大きくなる。
- その他、地面に潜り地中から連続で爆撃ブレスを放つ攻撃が存在する。
地中に潜行したのち、地表がマグマのように赤く光り始めるのが合図。
なお、光った地面は火傷効果と龍風圧効果を持っており、仰け反るとブレスが直撃してしまうため非常に危険。
発射されたブレスは地面に飛び出た瞬間に爆風を発生させ、そのまま上空へ貫通していく。
地面を貫通してなお球形を保つ爆撃ブレスの出力が窺い知れよう。
- このブレスはランダムに9連ブレス⇒全ハンターを狙って同時に最大8発と放ち、
バスタも頭数に含めれば合計17発も放ってくることになる。
頭は一つなのにどうやって同時に17発も発射するのかはツッコんではいけない
ちなみに、現在のところ地中から直接ブレス攻撃を行うのはラヴィエンテのみ。- オストガロアも地中から青い体液や龍属性エネルギーのビームを発射してくるが、
あちらは(竜の頭に見えるとはいえ)触腕から発射しているので厳密には「ブレス」ではない。
- オストガロアも地中から青い体液や龍属性エネルギーのビームを発射してくるが、
アビオルグ 
- 剛種段階まででは2種類の炎ブレスを使ってくる。
1つは薙ぎ払うようなモーションで吐き、威力は低いが使用頻度が多いタイプ。
動きこそイビルジョーとほぼ同じだが、
攻撃範囲が怒り喰らうイビルジョーのそれとほぼ同等であるため注意する必要がある。
- 2つ目は最大怒り状態時のコンボの締めなどに使う、口元で爆発させるような威力の高いブレス。
剛種では一撃目で気絶させ、二撃目で打ち上げ、三撃目でブレスを放つコンボをしてくる。
並の防御力で一撃目を喰らうと一乙するまで絶対に抜け出せないので、
味方による生命の粉塵のフォローが重要になる。
- G級では3つ目のブレスが解禁される。
上方を向いて即座にチャージを完了させた後、狙いを定めたハンターに対して振り向き爆発ブレスを行う。
そこから続けて更に振り向き、再度爆発ブレスを行う。
2つ目のブレスの応用系といった感じであり、慣れると回避も容易だが、
決して侮れない威力を持つので要注意。
UNKNOWN 
- 漆黒の火球を吐く。着弾するとエスピナス希少種のように蒼炎の火柱が立ち上り、
近づくと吹き飛ばされる(暴風圧判定で微ダメージあり)。
それ以外にも蒼白いビームを放ったり、爆風を起こすブレスを吐いたりと、ブレス攻撃も極めて多彩。- 以下、炎ブレス系の技一覧。()内はモーションの原典と思われるモンスター名及び備考。
- 地上単発、地上三連射
(リオレイア。第6形態以降はハンターを軸としてサイドステップを行い、
死角からすぐさま3連射を行う) - 直線状熱線、なぎ払い熱線、極大なぎ払い熱線
(グレンゼブル。極大版は剛種よりも攻撃範囲が広い) - 飛び上がりながら低滞空で足元に一発
⇒自身を中心として四角形の頂点を狙い撃つように空中で縦軸回転しながら4連射⇒直下プレス
(イャンガルルガ特異個体の飛び上がって連射の回数増加ver.、
第5形態以降は直下プレスが毒&気絶確定の高速滑空攻撃に変化) - 仁王立ちになって左→右→正面と3連射
(エスピナス。第4形態以降は3発目がバックジャンプブレスに変化) - バックジャンプブレス、突進⇒ノーモーションバックジャンプブレス
(リオレウス) - 突進⇒バックジャンプブレス⇒サマーソルトで正面に炎拡散
- 紅いオーラを纏って一回羽ばたき、飛び上がりながら広範囲攻撃の爆風ブレス
(グレンゼブルのものに酷似) - 仁王立ちになって左→右と2連射⇒爆風ブレス
- 上空に飛び上がり、ハンターの真上に移動⇒直下ブレス⇒急降下プレスで五角形状に炎拡散
- (覇種)仁王立ち⇒超広範囲規模のチャージブレス⇒遠距離複数個所を粉塵爆破
(エスピナス亜種激個体) - (覇種)雄たけびを上げながら力を溜める⇒ブレスを上空に打ち上げ、流星雨の如く降り注がせる
(エスピナス亜種特異個体)
UNKNOWNがあらゆる飛竜のモーションを駆使するが故である。
これらのブレス攻撃に加えて多岐な物理攻撃を繰り出すのだから、
UNKNOWNの攻撃モーションが如何に多彩であるかということが窺える。 - 地上単発、地上三連射
- 以下、炎ブレス系の技一覧。()内はモーションの原典と思われるモンスター名及び備考。
- 上記を見てもらえれば分かる通り、UNKNOWNはリオレイアとは完全な別モンスターであり、
バックジャンプブレスや空中炎ブレスに代表されるようなリオレウスのモーションも普通に行う。
上述のブレスの種類をまとめると、
リオレウス+リオレイア+イャンガルルガ特異個体+エスピナス亜種(激個体+特異個体)
+エスピナス希少種、それにグレンゼブルのモーションを少々足したものといった感じだろうか。
ミ・ル 
- "第二のUNKNOWN"として出現したミ・ルも、飛竜と同じく紅や蒼の炎が渦巻く鮮やかなブレスを吐く。
全6種類の形態に「化ける」が、スピード形態を除くすべての形態で何らかの炎ブレスを操る。- 以下、炎ブレス系の技一覧。()内はモーションの原典と思われるモンスター名及び備考。
- その場で力んでから正面一直線上へ一発【ノーマル形態】(デュラガウア)
- 小さく飛び跳ねてから地面を炸裂させる威力でハンターをかち上げ、
そのまま大爆発のブレスを放って空中で焼き尽くす即死攻撃。
結晶形態のみ、威力が若干ながら低い代わりに結晶やられに陥らせる。
【パワー/結晶/遠距離/全開放形態】(剛種デュラガウア) - 正面のハンターを口元まで吸引し、爆発する球状のブレスを一発吐く。
ガード性能+2を発動させたランスでも大きくノックバックする。
【パワー形態】(パリアプリア特異個体) - 小さく後退し、正面超広範囲を一気に吹き飛ばす波動型の炎ブレス。
【遠距離形態】(ミ・ルオリジナルモーション) - 2回連続のバックジャンプののち、3Way状に炎ブレスを3発同時に放つ。
【遠距離/全開放形態】(デュラガウア特異個体) - 炎ブレスを地面に吹き付けながら大ジャンプし、着地の勢いで燃え広がらせる。
【遠距離/全開放形態】(デュラガウア特異個体)
- 跳び上がりつつ直線状に炎ブレスを吐き、
更に着地際に90度回転して十字型となるように再度直線状炎ブレスを吐く。
【遠距離/全解放形態】(ミ・ルオリジナルモーション) - 回り込みつつ炎ブレスをなぎ払う。
【遠距離/全解放形態】(烈種ディオレックス) - 回転しながら360度に炎ブレスを吐く。
【遠距離/全解放形態】(ミ・ルオリジナルモーション*2) - 巨大な結晶竜巻を作り出し、
その竜巻へ炎ブレスを吐きかけることで結晶+炎の巨大竜巻へと昇華させる。
竜巻が消えた後は結晶を含んだ炎の弾が空から降り注ぐ。
【全解放形態】
- 以下、炎ブレス系の技一覧。()内はモーションの原典と思われるモンスター名及び備考。
ミドガロン 
- カム・オルガロンが伴侶を失って変異した亜種であるミドガロンは、
火山の灼熱帯に順応した火炎ブレスを吐く。
通常のオルガロンのように単発で吐くのはもちろん、
カム・オルガロン特異個体の如く3発同時に吐きつける技も持つが、
傷ついたイャンガルルガのように着弾地点を考えて撃つという性質がある。
- そのほか、単なる飛びかかり攻撃と見せかけて、
ハンターの背後からノノ・オルガロン特異個体のような巨大な波動状のブレスを放つことも。
また、ミドガロンの"超高速での瞬発移動"を活かし、
ブレスをチャージし始めたと思ったら突然目の前にワープしてきていきなり炸裂させる攻撃も有する。
- ただし、本当に"ワープ"しているわけではないため、
ミドガロンが超高速で走り抜けるそのコースの上に立っていると
チャージブレスを食らうほどの即死ダメージではないが思いっきり轢かれる。
ディスフィロア 
- ディスフィロアの吐く炎ブレスは、着弾すると巨大な火柱をあげ、
更に連鎖爆発を起こして広範囲を一掃するという危険な性質を持つ。
このタイプのブレスは空中から3発連続でかましたり、振り向きと同時にカウンターの如く一発放ったり、
龍風圧と氷礫で拘束し、回り込んで連鎖爆発で一掃するように放ったりとバリエーションも豊富。
また、火柱だけをあげる純粋な火球タイプも存在し、
こちらは空中に巨大な火属性エネルギーの塊を生成してそれを炸裂させたり、
上空で咆哮をあげることで雨の如く降り注がせる。
- また、熾凍龍の名の通り氷属性攻撃を織り交ぜて使用してくる場合があり、
地面を凍結させてハンターを足止めしつつ小規模の炎ブレスをばら撒く空中旋回攻撃を見せるほか、
氷属性を絡めた熱線ブレスも使用する。熱線についてはリンク先を参照されたし。
ヴァルサブロス 
- サボテンの捕食直後にのみ使用する。
飛び上がりつつ地面へ向けて炎ブレスを放ち、炎の波がエリア全域へと広がる。
この炎の波に触れていると高速スリップダメージが発生するため、
棒立ちしているとあっという間に体力を削られてしまう。
緊急回避等の無敵時間を駆使するか、炎の波がギリギリ届かないエリアの端に留まって避けよう。
エギュラス 
- ウロコトルに続き、2体目の炎ブレスを扱う小型モンスター。
しかしウロコトルのものよりも強力なブレスを放つ…どころか、
大型モンスターの炎ブレスにも決して引けをとらない規模を誇る。
- エギュラスは自発的にハンターに対して攻撃を仕掛けることはないため、
ブレスもグァンゾルムの指令に応じた連携攻撃という形で使用する。
パターンは2つあり、グァンゾルムの直線状ブレスと同時に放つパターンと、
グァンゾルムがなぎ払いブレスを使用している間に周囲へブレスを放ち、炎の防壁を作り出すパターンがある。- 前者はグァンゾルムと合わせて直線状に放つ形や、十字状に交差するように放つ形がある。
いずれも前方向への範囲は広いが、グァンゾルムの側面や背面へ回ればよい。 - 後者のパターンにより作りだされた炎の防壁はグァンゾルムを囲むような形状となり、
この防壁に触れるとスリップダメージを受ける。
グァンゾルムの近くが安全地帯であるが、この直後にグァンゾルムは羽ばたきにより炎を拡散させ、
付近にいるハンターを一掃するので回避の準備を。
- 前者はグァンゾルムと合わせて直線状に放つ形や、十字状に交差するように放つ形がある。
グァンゾルム 
- エギュラスの主たるグァンゾルムも炎ブレスを扱い、その種類は非常に多彩。
第一形態では、エギュラスと連携しての直線状ブレスやなぎ払いブレスのほか、
ブレスの反動を利用して後退し、元いた場所をなぎ払いブレスで一掃する攻撃を使用する。
また、閃光玉や無属性六華閃舞で閃光やられになると、特異個体クシャルダオラのように飛び上がり、
上空からブレスを乱射した後に特大ブレスで直下を焼き払う。
- 第二形態では龍属性の力を解放し、複属性としての「炎」を扱うようになる。
見た目はほぼ龍属性だが、派手に燃え盛る様は火の性質そのもの。
第二形態以降ではエギュラスが撤退するため連携攻撃を行わなくなり、
それに伴い直線状ブレスやなぎ払いブレスも使用しなくなる。
ただしそれ以外のブレスは、属性を炎属性に置き換えて引き続き使用する。
- 第二形態へ移行すると、上昇しつつ真下に炎ブレスを放射し、炎の海を作り出す。
この炎に触れていると強烈なスリップダメージが発生する。
少し間を置いてグァンゾルムはボディプレスをかまし、巻き上げられた炎はメテオのように降り注ぐ。
以降もこの攻撃は時折使用する。
- 他にも、バックジャンプからの特大ブレスや滞空3連ブレス、
超特大規模の爆発を起こし、被弾したハンターを打ち上げてからスリップダメージで仕留める特大炎ブレスなど、
数多くのブレスを使用する。
ヴォージャン 
- ラージャンの気光ブレスと同型の炎ブレスを使用する。ただし同型とはいえかなり太い。
また、MH4以降のラージャンのように軸合わせをしてから放つという性質がある。
単発では大した脅威でもないが、怒り時にはこの炎ブレスを途中でキャンセルして腕を叩きつけてくるので注意。
余談 
- 本項では当たり前のように炎ブレスを「火球」と表現しているが、
本来「火球」とは空に観測される隕石などの流星の中でも特に明るいものを指す。
地球に向けて落下してきた隕石が大気との摩擦で燃えるなどするため、非常に明るく輝く。- では「火の玉」と表現すればいいかと言うと、こちらも微妙に異なる。
火の玉と言うと、鬼火や狐火のような心霊現象とされるものを指すことが多い。
ちなみに、科学的には局地的に発生した放電現象による閃光が正体とされている。
- では「火の玉」と表現すればいいかと言うと、こちらも微妙に異なる。
関連項目 
システム/火属性
アクション/ブレス
アクション/火炎液
アクション/火炎放射
アクション/熱線
アクション/熱波
アクション/マグマブレス
アクション/チャージブレス