- 種族
- 鳥竜種(竜盤目 鳥脚亜目 走竜下目 ランポス科)
- 別名
- なし
- 英語表記
- Velocidrome
- 危険度
- MH4・MH4G・MHX・MHXX:★3
- 登場作品
- MH, MHG, MHP, MH2, MHP2, MHP2G, MH4, MH4G, MHX, MHXX, MHF, MHOnline, MHST, MHST2
目次
生態・特徴
- 鳥竜種の小型モンスターであるランポスの群れの中で、ひときわ力と頭脳を兼ね揃えた大型の個体。
頭部に朱色の大きなトサカを持ち、鉤爪も赤みを帯び、巨大に発達している。
群れを統率するリーダーとして君臨し、ランポス達はドスランポスの命令には絶対的に服従する。
広大な縄張りを常に巡回しており、情報も無しに遭遇することは難しい。
主にシュレイド地方やドンドルマ地方の森林地帯で確認されるほか、
ギルドが調査を行っている広大な樹海や、原生林での生息も確認されている。
- 侵入者を発見するとランポスを呼び寄せて交戦する。
同じく中型の鳥竜種としてよく知られているドスジャギィと比べると、
パワーよりもスピードを重視した動きが特徴。
強靭な脚力で跳躍し、足の鉤爪を用いて外敵を踏みつける要領で切り裂くのが得意戦法である。
小型の獲物に対しては飛びかかりざまに強靭な足で押さえつけ、そのまま喰らい付いて捕食してしまう。
- 他の中型鳥竜種に見られるようなこれといった特徴が確認されておらず、
新人ならともかく、多少なりとも経験を積んだハンターであればさほど苦戦するような相手ではない。
モンスター同士の抗争においても、不意打ちとはいえライゼクスに一撃で倒されそのまま捕食されてしまうなど、
生態系の上位に位置する飛竜などと比べると、やはり力の差は歴然であるようだ。
派生作品の種・個体
- 特異個体
- トサカやクチバシ、爪などが巨大化している。
瞬発力が発達しているようで、素早く跳び回って対象を撹乱する行動を多用するほか、
脚力も発達しており、周囲の敵を拘束してしまうほどの震動を伴う跳びかかり攻撃を繰り出す。
また、興奮すると白い涎を大量に垂らして身体能力を向上させるという。
概要
- 青い鳥竜種ランポスのリーダー格に当たる存在。初代MHの無印から登場する。
プレイヤーからは「ドスラン」などと略されることが多い。
- 無印~MH2では初めてプレイヤーが狩猟するボスモンスターとして登場。
ランポスのリーダーという事もあってランポスよりも遥かにタフで、
この時点のハンターからすれば攻撃力もそれなりに高いため、
アクションゲームの操作に慣れていなければ簡単に返り討ちにされてしまうだろう。
攻撃自体は単調なため、ゲームの操作に慣れてくれば、苦労せずに倒す事が出来るようになる。
だが、この程度で付けた自信はイャンクックによって粉砕されてしまう場合が多い。
やはり先生の座はクックの物である。- 作品によってはサンドバッグ扱いされる程ドスランポス自体の戦闘能力は低いが、
そのような作品においても周囲にいるランポスからの横槍で邪魔されることが多い。
戦う際は周囲に気を配り、場合によっては先に排除しておいた方が良いだろう。
- 作品によってはサンドバッグ扱いされる程ドスランポス自体の戦闘能力は低いが、
- ランポス達を率いる群れのリーダーであり、大型モンスターに比べれば見劣りはするものの貫禄は十分。
巨大な鋭いカギ爪や牙などは凶暴な印象を与えるが、
意外にも高度な社会性を持ってランポス達を率いているらしく、
部下の何頭かが捕えた獲物を食べている間は、
外敵が来ないように残りの部下と共に周囲を見張るというとても紳士的な一面を持つ。
さながら理想の上司とでもいうべきか。
MH~MHP2G
- 初代MHではランポスを統率する力を持っており、
ドスランポスが同じエリアにいると手下のランポスの増援が普段より多く湧くほか、
攻撃性もいつもよりもまして積極的にハンターを攻撃してくるようになる。
また、ドスランポスが立ち止まって周囲を見渡すモーションを取ると、
一斉に周りのランポス達がハンターに接近して噛みついてくる攻撃を行なう。
もしかしたら、上述の「獲物を捕らえたら周囲を見張る」という設定を反映したものかもしれない。- 当時の怯み仕様からどんな攻撃でも当たればドスランポスは怯むので、
もちろんランポスの攻撃がドスランポスに当たった場合でも怯む。
これが災いして、接近戦のハンターを狙ったランポスの攻撃が親分の方にも直撃し、
こちらが攻撃していないにもかかわらず怯みまくる…という子分たちの恩を仇でかえす悲劇的な光景も見られる。 - このためか、MHG以降はドスランポスのこの能力は失われてしまったらしく、
MHP2Gまでは特に部下を統率するような行動はせず、ただひたすらこちらを攻撃するだけになっていた。
- 当時の怯み仕様からどんな攻撃でも当たればドスランポスは怯むので、
- MH2になる際、登場ムービーが省かれる旧ボスモンスターが多い中、
引き続きムービーつきで登場する。
だが他のドス系が攻撃一回くらいでは怯まなくなっていたのに対し、
ドスランポスだけは相変わらず小突かれる度にギャーギャーと悲鳴を上げる有様。
MHP2でようやく怯む頻度が減ったが、ドスギアノスの登場で若干影が薄くなってしまった。- シリーズによってはムービーにおいて
「グォワ、グォワ、グオオォォォッ!!」と咆哮を上げるシーンがあるが、
これはMHFに登場する特異個体やMH4以降でも見ることが出来る。
- シリーズによってはムービーにおいて
- 初期の「強敵、ドスランポス現る!」というクエスト名に反し、
上述の通り怯みまくり、とてもではないが強敵と呼べるボスではない。
しかしながらMHPまでの作品では村クエ最初のドスランポスが閃光玉救済クエストになっていたり、
その後の作品でも素材の売値が序盤としては破格、中盤は中盤で瞬殺できるようになるため金策としても有効だった。
武具も序盤相応ではあるが時期に対して良好な斬れ味を持つし、
防具は火耐性の高さと比較的優秀な防御力故に、直後に戦うクック先生対策として非常に有効。
さらに腰装備が胴系統倍加を持っている作品ではラスボスクリア後のやり込み段階でも活躍する余地がある。
沢山倒されたということなので少々不憫ではあるが序盤からクリア後まで幅広い層を支え続けた重要なモンスターでもある。
MH4
- MHP2Gを最後に出番がなかったが、MH4のPV第1弾にて復活が確定。
3シリーズのドスランポスポジションとでもいうべきドスジャギィとの共演が実現した。- 2013年3月7日発売のファミ通および同日更新の公式HPでは、
狂竜化したドスランポスの写真が掲載された。 - ちなみに、同期のドスゲネポスやイャンクック等が公式HPでちゃんと紹介されていたのに対し、
ドスランポスだけは5月31日の公式サイトリニューアル後も
狂竜ウイルスに侵された上記の画像くらいしか掲載されていなかったが、
発売目前の8月29日になって、ようやく公式サイトにて紹介されることとなった。
事実上の復活宣言ともいえるPV第1弾の公開された2012年6月30日から、
1年と2ヶ月が経過しようとしていた。
- 2013年3月7日発売のファミ通および同日更新の公式HPでは、
- 本作では通常クエストでは登場せず、未知の樹海の探索、及びギルドクエストでのみ出現。
ストーリー上では初探索にて狩猟を行うことになるため、
記念すべき「未知の樹海での初戦闘を飾るボスモンスター」となる。- 尚、旅団の看板娘曰く、「この地方では珍しいモンスター」らしく、
未知の樹海でしか生息が確認されていないのはそのためと考えられる。
生態的地位が被っているドスジャギィとの生存競争に負けてしまったのだろうか。 - 後のMHXでは、原生林への進出に成功している(後述)。
- 尚、旅団の看板娘曰く、「この地方では珍しいモンスター」らしく、
- 本作のドスランポスは過去作の個体と比べて動きがやや変わっているほか、
怒り状態を獲得している(厳密にはこれまでも怒り状態そのものは存在したが、
見た目上の変化もなくステータス上昇率も低く微々たる影響であった)。
怒り移行時にドスジャギィのように地面をかきながらこちらを威嚇し、
怒り時は攻撃力上昇・スピードアップ&口から白い息を吐くようになる。- 本作のドスランポスが意外な強敵と言われることが多いのはこの怒り状態の存在が大きい。
なんとその攻撃力上昇率は1.4倍。更に俊敏性も1.1倍になる*1。
その速度で、侮れない威力の攻撃をバンバンぶち当ててくる為
たかがドスランポスと高を括ると返り討ちになる。
- 本作のドスランポスが意外な強敵と言われることが多いのはこの怒り状態の存在が大きい。
- MH3以降のドス鳥竜種のように頭と胴体に部位が分けられており、頭の部位破壊が可能となった。
破壊すると、あの立派な鶏冠がポッキリ折れ落し物をする。
ドスランポスの鶏冠をへし折りたいと思っていたハンターも多かっただろうが、
その念願は本作にて実現することとなった。
- 剥ぎ取りも他の中型モンスターと同じく3回まで行えるようになり、
素材集めの手間がかなり改善されている。
…こうなってくると、何故MHP2G以前のドスランポスは2回しか剥ぎ取れなかったのかが疑問である。
ハンターの気分次第なのか、未知の樹海に生息する個体は剥ぎ取れる箇所が多いのか。
はたまた、単に開発側がMHP2G以前の不便な仕様を憂慮しただけか。
ちなみに、これらは他のランポス系鳥竜種も同様。
- 瀕死時には、エリア移動する際には足を引きずり、休眠により体力回復を行う。
これに伴い、エリア移動による体力回復は廃止されたとみられる。
戦闘能力
- 新モーションとして、身を引く予備動作の後、大ダメージ+吹っ飛びの突進噛み付きを繰り出す。
従来の感覚で近距離武器でごり押していると大抵被弾する攻撃であり、
攻めの流れを強制的に崩されるので注意。
- また、あろうことか拘束攻撃まで習得してしまった。
素早く横に2回跳ぶ予備動作の後、物凄い跳躍力で飛び掛かってくるのが拘束攻撃の合図。
キマるとドスランポスだけでなく周囲に群れるランポスからも攻撃を加えられ、正にリンチ状態になる。- 結構な頻度で繰り出してくるが、こやし玉無しでも余裕で抜け出せ、
またすり抜け術を発動させたり本気でレバガチャすれば食われる前に脱出できたりもする。
これを利用しあえて拘束されまくることで、拘束攻撃から自力で30回以上抜け出すと取得できる勲章
「脱獄王」を得るという荒業も可能。
低レベルのギルクエでひたすら拘束攻撃を喰らえば、比較的簡単に勲章を得られるはずである。
- 結構な頻度で繰り出してくるが、こやし玉無しでも余裕で抜け出せ、
- そして、ドスランポス(ドス系鳥竜種)の十八番となっている厄介な
飛び掛かり攻撃だが、命中精度が物凄く高い。
特に縦横の距離にはかなり正確に飛び掛かるようになっており、
起き攻めにこの飛び掛かり攻撃を重ねてくることも多いため、
飛び掛かり攻撃で吹っ飛ばされて起き攻めにまた飛び掛かり…というようなハメが
結構起こりやすくなっている。
- 高低差に対応した結果、地面と蔦の張り巡らされた上層の二段構造になっているフィールドの場合、
高台を駆け上がって上層に上ってくる。
まれに滑って落っこちてしまう場合があり、これが非常に愛らしい。
- 前述のように「グォワ、グォワ、グオオォォォッ!!」という咆哮をすることがあるが、
戦闘中のこれはランポスを呼ぶ号令になっている。
- このように、過去作と比べて戦闘力がかなり上昇しており、
攻撃力も意外と高いことから、その俊敏さも相まってうっかり痛い目に遭う可能性も高い。
予想外の強化を受け、一部では「ドスジャギィより強い」どころか
「ケチャワチャやアルセルタスより強い」という意見すら出る始末。
事実、上位個体は非常に攻撃力が高く、舐めていると3オチすら有りうる強敵に仕上がっている。
…が、高レベルギルドクエストのドスランポスはそんなものでは無かった。
高レベルギルドクエスト
- ギルドクエストLv76以上では前触れ無しにいきなり拘束攻撃を仕掛けるようになる。
その代わり、軸合わせの代わりだった横飛びを行わなくなっているので
慣れれば横飛び有りバージョンよりも回避しやすいという声も。
- ギルドクエストに登場するモンスターの中でもレベルアップによるステータス向上が特に著しく、
攻撃力の上昇度合いはダントツ。
これにより、Lv96以上の個体にもなると怒り時の飛びかかりで
防御力600でも体力の5割近くを削るダメージを与えてくる。
これでも最大ダメージとしてはギルドクエストの中では控えめな方だが、
今までのドスランポスを思えば異常な攻撃力を発揮している。
さらにLv100では、本来なら自身の倍以上の基準体力を持つはずの
同Lvにおけるクシャルダオラやラージャンを凌駕するほどの体力を持つ。- なお電撃の攻略本『モンスターハンター4 ギルドクエスト マニアックス』によると、
Lv100個体のステータスは攻撃倍率14.0、体力11000(2頭クエストでは8600)、
全体防御率0.75、よろめき倍率3.4と脅威の数値を記録している。*2
- なお電撃の攻略本『モンスターハンター4 ギルドクエスト マニアックス』によると、
- 狂竜化した個体に至っては、前作G級にて多くのハンターを悩ませた
怒り状態ドス狗竜3兄弟もかくや、と思わせるほどのスピードを発揮する。
こちらは狂竜化によってスピードやターゲットが一定しないため、
「攻撃しようと接近したら急にスピードアップして回りこまれて攻撃を受けた」
「近づいたところを迎撃しようと思ったら急に離れていったりするので、次の行動が読めない」
という状況が頻繁にあるので、余計に性質が悪い。
しかも各物理肉質が-18されるのでタフになる上、全然怯まなくなる。
- これらの強化により、高レベルドスランポスは決して侮れない戦闘力を持っている。
その強さ(面倒臭さともいう)と高レベルランポスクエの発掘装備の質の良さから
ハンターが開発した狩猟法が蔦ランである。
MH4G
- 旅団上位クエストにドスランポスの2頭クエスト「勇者は兵長の奇襲を受けて」が、
G級のイベントクエストには「ランポスたちの大親分!」が登場。
ドスランポスのギルドクエストを持っていなかったり探索での出現を待たなくとも戦うことが可能となった。
但し、そのクエストには若干罠がある。詳しくはリンク先を参照。
- G級個体の戦闘面での特徴としては、前作の高レベルギルドクエストと同じく、
拘束攻撃の際に軸合わせの横跳びを行わないと言うものが挙げられる。
- 一方で高レベルギルドクエストにおいては今作は行動に大きな変化もなく、
厄介な狂竜化状態も今作は抗竜石で容易に解除できるので前作より相対的には弱体化していると言えるだろう。
またHPも11000と低くはないが高くもない中堅レベルに収まっており、
天鎧玉集めに使うには割と有用である。
しかしながら攻撃力倍率は11.0と前作同様に全モンスター中トップの数字であり、
油断していれば前作同様あっという間にキャンプ送りにされてしまうのは言うまでもない。
MHX
- ランポス共々久しぶりに森丘へ里帰りを果たす。
無印シリーズで森丘で相見える最初の強敵は何を隠そうこのドスランポスであり、
森丘で暴れるドスランポスに懐かしさを覚えた古参ハンターも多いだろう。
流石に戦闘時のBGMはリオレウス等とは違う曲ではあるが。
- 今作では森丘に加えて原生林にも登場するなど生息地域が拡大。
4シリーズと異なりドスランポスをターゲットにした狩猟クエストも普通に出現する。
ドスジャギィの休場も手伝い、クエストへの乱入が以前よりも増加している。- MH4Gの時点では原生林に登場していなかった*3ので、4GからMHXの間に勢力を伸ばしたのだろう。
- 武器の派生システム改変にともない一発生産可能な武器が減少し、
ランポス武器を起点として他のモンスター武器へ派生する武器種がいくつか存在するため
以前よりも素材の需要が上昇。そのためかドスランポスをターゲットにした
連続狩猟クエストが初代MH以来久々に実装された。
- 戦闘能力は4Gから据え置き。
つまり怒り状態で攻撃力が1.4倍、行動速度も1.1倍のままなので、
相変わらず油断していると手痛いダメージを受ける羽目になる。- 特別新たな攻撃を習得した訳ではなく、勿論水ブレスなんか吐いてきたりしないのだが、
ランポス防具には何故か水属性攻撃強化が着くようになり、
ボウガンも微妙に水冷弾に対応している。色が青いからなのか?- ちなみに新顔を除く他のドス鳥防具もそれぞれ属性攻撃強化がつく。
- 特別新たな攻撃を習得した訳ではなく、勿論水ブレスなんか吐いてきたりしないのだが、
- ライゼクスの生態ムービーにも登場。
ただし扱いとしては後輩や同僚のそれに近い。
本拠地であるはずの森丘で新参者の飛竜に瞬殺される姿には何とも言えないものがある。- なお、ランポス種の食性は肉食であることは周知の事実ではあるが、
このムービーによって新たに昆虫食でもある可能性が浮上している。
実際にランゴスタを食べるシーンこそないものの、
ギャラリーの解説文で「突然、目の前にごちそうが現れたら、誰だって喰らいつきたくなるもの。」
と書かれており、これはドスランポスとライゼクス双方の視点を掛けたものだと考えられるため、
やはり肉食と昆虫食を兼ね合わせた食性と考えるのが自然だろう。
- なお、ランポス種の食性は肉食であることは周知の事実ではあるが、
- モンハン部で行われたMHXのモンスター人気投票にて、
同僚と共にカプコンのうっかりミスで選択肢に入れ忘れられるという目に遭っている。
これだけならまだしも、選択肢が無かったこと自体、結果発表が出るまで気づかれてすらいなかったという
踏んだり蹴ったりここに極まれりな扱いを受ける羽目になってしまった。
モンハン部からは「菓子折りを持って謝りに行きたい」と謝罪の言葉をもらえているが、色々と不憫である。
MHXX
- G級のみ出てこないこともあるドス鳥竜種だが、MHXXでは無事G級ドスランポスも登場。
- 登場したのはいいのだが、ドスランポスがメインターゲットであるクエストが
ドス鳥竜種5匹の大連続クエストしかない。2頭クエストすら無く、乱入で現れるだけ。- 常時2頭を相手にした5頭の連続狩猟で、ドスギアノスとともに先鋒として登場する。
ということは単純に倒しただけでは相方の激しい妨害により剥ぎ取るヒマもない。
ドスギアノスと同時に倒す、閃光玉や分断柵を駆使するなど剥ぎ取りだけでも一工夫が必要。
加えて報酬枠を5頭分の素材が奪い合うため、基本報酬にも期待できない。
- 常時2頭を相手にした5頭の連続狩猟で、ドスギアノスとともに先鋒として登場する。
- 一応、森丘の採取ツアーには確定で乱入するので、狩ること自体はいつでもできるが、
採取ツアーであるため当然BCスタート固定、かつドスランポスの初期位置は移動の面倒なエリア5であり、
サブタゲでもないのでサブタゲ報酬もないし、狩猟後BCまで戻ってこないとクエストクリアできない。
- このため素材集めは単体クエストがあるモンスターより面倒。
加えて上記の大連続狩猟クエストもG★2であるため、つなぎ装備としてランポスXを作る選択肢はあまりない。- ただ、ランポス武器の限界突破、もしくはG級ランポス武器の一発生産のために
多少の手間と面倒は妥協して採取ツアーとふらっとハンターで地道に集めると言う
選択肢を取るハンターも密かに多い。
作成に手間を掛けた分だけG★1を手早く片付ける分には申し分の無い序盤の繋ぎとして、
いずれ他の本命武器へ乗り換えるにせよ、どの本命のG級へ挑むにしても頼れる一時の相棒になってくれる。
- ただ、ランポス武器の限界突破、もしくはG級ランポス武器の一発生産のために
- 出没するのはやはり故郷である森丘が大半だが、
原生林の他、復活フィールドである密林にも一部出てくることがある。
- 相変わらず素材の使い道は色のせいなのか水属性担当にされているが、
G級でも水関連の攻撃は一切してこない。
MHR:S
- MHWorld~MHRiseにかけて音沙汰もなかった本種だが、
MHRiseの拡張版であるMHR:Sにて、PVにランポスシリーズを着たNPCの姿が映り、
さらに馴染み深いフィールドである密林と共に子分たちの復活が確定。
もしや今作で復活なるか?と淡い期待が持たれていたのだが、
残念ながら子分たちだけの参戦となり、ドスランポスの復活はお預けとなった。
- 同じくG級相当であるMHXXでは無告知でそっくりさんがしれっと復活していた事もあり、
製品版までは同じ事が起こるのではないかと期待していたハンターもいたようだ。
しかしそれ以上にMHRiseでは小型モンスターのみが登場して、
それを統べるリーダー格のモンスターが参戦していないという事例が多く、
その中には同ポジションであるドスジャギィも含まれていたため、
本種に関しても同じことになるという予想もまた多く、それが的中してしまう結果となった。
派生作品
MHF
- 変種になると他のドス鳥竜共々大変タフになることで有名だった。
下手な大型モンスターよりも連戦が苦痛になるなど悪名高かったものの、
現在では見直しが入っており、かつて程強力な存在ではなくなった。
- 2016年3月17日のアップデートより、剥ぎ取り回数が基本3回に増えている。
それまではMHP2Gまでと同様に2回までだったため、素材集めが大変だった。
特に、剥ぎ取りでしか入手できないHC素材の入手は鬼門とされていた。- 他の小柄なボスモンスター(ドス鳥竜全般・キリン)にも同様の仕様変更が適用されている。
ユーザーからは概ね好意的に受け止められているが、世界観的には実に不思議である。
時代の経過で剥ぎ取り技術が向上したのだろうか?- モンスターの最大剥ぎ取り回数はギルドによって目安が決められているという記述もあるため、
メゼポルタギルドが3回まで剥ぎ取りを許したと考えることもできる。
- モンスターの最大剥ぎ取り回数はギルドによって目安が決められているという記述もあるため、
- 他の小柄なボスモンスター(ドス鳥竜全般・キリン)にも同様の仕様変更が適用されている。
特異個体
- 長い間雑魚の代名詞扱いされていたドスランポスであったが、
とうとう本気を出したのか、シーズン10で登場した特異個体の能力がとんでもないことになっている。
外見の変化はもちろんのこと、その能力たるや、
たかがドスランポスと侮ってかかったハンターの想像をはるかに絶するもので、
シーズン10で君臨した当時、冗談抜きで戦場が阿鼻叫喚となった。
当時のMHFチームが「怯みまくった末に死んでしまうだけの、最弱の中型モンスター」という
ドスランポスの扱われ方を面白がって、逆にとんでもない強化を施してしまったからである。
- 基礎ステータスから徹底的に強化されており、
特筆すべき点としてターボ化している点と怒り状態が存在する
(怒り状態に関しては、MH4でも移行するようになった)。
そして「ドスランポスなら側面に回り込めば安全」と余裕をかますハンターに対しては
ありえないスピードでタックルしながら跳ね回ったり、尻尾回転で跳ね飛ばすなどで徹底的に翻弄し、
下位でもキレたリオレウス並の攻撃力で体力をバリバリ削ってくる。
実際に戦ってみると分かるが、移動という移動は殆ど行わず、
大半はジグザグタックルで周囲のハンターを弾き飛ばしながら動く。
変種に至ってはちょっと身体に触れた程度で体力を6~8割持っていかれる(防御力600程度)。
また、「尻尾回転攻撃」は側面どころか真後ろに密着していても危険。
しかも持続時間が長く、尻尾を振り終わったと思って接近すると被弾したりする。
- 変種は攻撃力倍率で言うと、5.50×1.50(特異個体補正)=8.25。
怒り時は1.6倍、更に特異個体怒り補正で1.5倍され、もはや世紀末の19.8倍。
怒り時の全体防御率は0.4×1.2(特異個体補正)×0.7(怒り補正)=約0.34倍、
その防御率で、HPは特異個体の2倍補正で4000。
(分かりにくいという人のために、全体防御率1.00の状態のHPに換算してみるとHP11765と同等になる)
特に深く言及しなくてもご想像はついていると思われるが、当然のように怯みにくい。
また、通常個体の特徴を引継ぎ、瀕死のエリア移動時に体力を10%回復する。 - 拘束手段として麻痺・スタンを用いる方法があるが、
HCクエストでの「必要な状態異常蓄積値及び蓄積値減少速度2倍」の特殊能力により、
素早く一気に打ち込まなければ、暴れまわるドスランポスに手出しが出来ない時間が多くなる分、
結果として状態異常を発症させづらくなってしまう。
特に少人数や、手数が出にくい打撃ではこの傾向が顕著である。
- なお、シビレ罠は1.5秒で破壊される。
閃光玉は約7秒だが、フラフラするのではなく、
ジグザグタックル⇒方向転換⇒ジグザグタックルを確定で繰り出すため、
攻めに使えるようなものではない。
むしろ回復に使おうと思っても、タックルの攻撃範囲がかなり広いので、
本当にしっかり離れないと簡単に巻き込まれる。
- 極めつけには、何故か飛び掛りの着地時に震動を発生させるという
シリーズを通して見てもトップクラスの謎現象を引き起こす。
中型モンスターの飛び掛かりでハンターがフラつくその画は、傍から見れば立派なシュールギャグである。
しかもこれは強震動、怒り時の場合は無効化するのに耐震+2が必要。
もともと強かった変種にまで特異個体が存在し、悪ければ二匹同時に襲いかかってくるというカオスぶり。
二匹同時に襲い掛かってきたときの状況は、もはやハンターが狩られる側である。
鳥竜種どころか、全体で見ても強豪の部類に入る恐ろしいモンスターとなっている。
というか、その余りの強さ故に
「下手なHC飛竜・古龍とタメはれるくらいの実力者」「全特異個体でもトップタイになれる」
と評価するハンターまでいる始末。
- なお、フォワード.2にてドスランポス変種のありえない肉質がさすがに弱体化したため、
ただでさえチート級の威力に加えて鉄壁の防御も、というわけではなくなった。
最近は多くのハンターがG級へと進出してさらに強力な装備を手に入れたために印象が薄れたが、
まだ挑めるようになったばかりな段階の新米を悉くひねりつぶす攻撃性は未だ相変わらず。
- このように意味不明な実力を引っさげて現れたドスランポス特異個体だが、
案の定、MHF開発が誇る自信作らしい。
- ただ、基本的に(軸合わせ→)横か後ろへステップ→攻撃を繰り返す行動パターンであり、
軸合わせをしない事はあっても、ほとんどの場合行動前にステップを挟む為、
対処する時間的余裕は多く与えられている。
攻撃範囲も尻尾回転以外は前方にしか無いので、
少し間をおいて横に立つ事を意識すれば攻撃を受ける事はない。
G級
- MHF-G3にて中型モンスター初のG級モンスターとして、ドスゲネポス・ドスイーオスと共に登場した。
受注ランクは上がりたてのG級ハンターにも嬉しい★1。- HC化も可能だが、さすがに変種ほどの理不尽な補正はかからない。
序盤のG級秘伝防具を強化する際に活用することも可能。
ただしモーション追加も合わさって手強くなっているので、たかがドスランポスと侮らないように。
- HC化も可能だが、さすがに変種ほどの理不尽な補正はかからない。
- 高く跳躍して唾液をブレスのように放った後、タックルを仕掛けるという新モーションを獲得した。
唾液ブレスは複数の種類があり、悪臭や防御力低下、磁力やられにモドリ玉と、
わけのわからない地味にいやらしい効果を持つ。あんた何を食っているんだ。
また、タックルの威力も高いので注意しよう。- 中でも緑色のモドリ玉ブレスは非常に厄介。
これに当たってしまうと戦線復帰のためにキャンプからのマラソンを余儀なくされる。
実に理不尽だが、百歩譲ればモドリ玉の素材のドキドキノコを食べて得た効果だと説明できる…かもしれない。
…磁力を得るのにルコやゴウガルフの素材でも食ってるのだろうか?
ちなみに、ラスタ等のNPCがモドリ玉ブレスを喰らうとなんと強制撤退(体力0と同じ扱い)してしまう。
彼らのタフネスはある意味ハンター以上に設定されているため、
一撃即死は覇種でもそうそう起こらないのだが……ドスランポス、恐ろしい子!
- 中でも緑色のモドリ玉ブレスは非常に厄介。
- その他、身構えた後、猛スピードでタックルもぶつけて来る技も獲得。
上記の唾液タックル同様、盛大にハンターをかち上げる。
しかし、あまりの勢いにドスランポス自身も技の終わりに盛大にこける。
その光景は見ていて大変微笑ましい。
- G級になったドスランポスは恐ろしく怯まなくなった。
その代わり、一定ダメージを受けると後方へ吹っ飛んでしまう。
「なぁんだ!G級になってもドスランポスはドスランポスだな!」
……と思った次の瞬間、なんと空中で受け身をとって見事な着地を決めてくる。- まぁ、それだけで別にダメージを軽減したりするわけではないのだが、
これはG級後半で強力な武器やスキルを有するころに再び厄介な特性となる。
というのも、G級後半では覇種武器・覇種防具をもはるかに凌駕する武器やスキルを
持たせることができるのだが、それほどインフレした火力でG級ドスランポスに挑むと、
ドスランポスはとにかく吹っ飛び、回転受け身を取りまくるのである。
そのため、定点攻撃を得意とする武器種にとっては面倒極まりないことになる。
- 流石にG級ハードコアクエストではこの事象が起こりにくいのだが、MHF-GGで実装された
秘伝防具GXの強化には、非ハードコアのG級モンスターを狩る必然性が生まれた。
当然中型故にすばやく討伐できるドスランポスは格好の獲物であるのだが、
秘伝防具+強烈なG級武器で挑むと……。
きっと今日もドスランポスは受け身を取りまくっていることだろう。
- まぁ、それだけで別にダメージを軽減したりするわけではないのだが、
- 同一難易度のイャンクックやダイミョウザザミと比較すると違いがはっきり分かるが、
G2までのG級既存モンスが主にエフェクト系の追加であるのに対し、
G3アップデートで追加された彼らは「複数のG級専用新モーション」を備えている。
後のモンスターは「エフェクト変化+新技」のセットであるモンスターも多いので、
色々変更が入っているG級ドス鳥竜種は凄腕クエストまでとの差が大きい部類に入る。
- G3にて同時に登場したモンスターが彼らを「食べる」ことが判明している。
当初はドスランポスは(属性が無いので)対象外か?と思われたが、後に発覚した専用素材の存在から
見事に食べられる対象であったことが判明してしまった。- 上記のように食べられる役で登場する際は、★7相応のモンスターとして登場することになる。
更にハードコアモードへの切り替えも可能なので、ここで登場するドスランポスは
実質MHF-G最強の中型モンスターということになるのかもしれない。
実際問題クエスト補正で防御が-900された状態の特異個体ドスランポスはかなり脅威であり、
無視してバルラガルに専念、とは中々いかない。 - ただ、後に解禁された砂漠クエストのHCモードではHCドスゲネポスが暴れ回るため、
やりやすさの面ではHCドスランポスとのセットである密林クエストの方がやりやすい。
- 上記のように食べられる役で登場する際は、★7相応のモンスターとして登場することになる。
MHST
- MHSTでは野生モンスターとしてボルデの丘などに生息しているほか、
オトモンとして仲間に加えることも可能となっている。
- 野生モンスターとしては、手下のランポス同様、殆どの場合通常スピード攻撃や、
同じくスピードタイプのスキル「はやての一撃」をメインに攻撃を行なうため、
基本的にはテクニック攻撃で対抗すれば問題はない。
ただしたまにパワー攻撃を使ってくることもあるため、こちらのHPが減っている時は無理をしないように。- どうやら、自身のHPが減るとパワー攻撃の頻度が上がる模様。
相手が弱ってきたようなら攻め手をスピード攻撃に切り替えるのも手かもしれない。
- どうやら、自身のHPが減るとパワー攻撃の頻度が上がる模様。
- たまに手下であるランポスを呼ぶこともある。
行動が分かりやすいこともあり、これを利用した稼ぎも一応できなくはない。
オトモン
- 本作ではタマゴを孵化させるチュートリアルで最初に必ず加わるオトモンであるほか、
ボルデの丘にあるモンスターの巣などからもタマゴが手に入る。
一番最初のオトモンと言うこともあって、特別に愛着が湧いたという人も多いようだ。
- 固有遺伝子のドスランポス遺伝子は、水属性攻撃力アップを含むほか、
相手単体に高確率で攻撃力デバフを付与する「威嚇」を持っている。
また、レベル習得では無属性単体スピード攻撃で先制しやすい「はやての一撃」、
無属性単体パワー攻撃「強襲蹴り」、味方単体に攻撃力バフを付与する「攻撃の雄叫び」のほか、
パッシブ(常時発動)スキル「スピード攻撃強化【中】」を覚える。
- 性能としては、野生のものと同じでスピード傾向が強く設定されている。
スピードが得意なオトモンはゲーム序盤はしばらく加わらないため、必然的に活躍の場は多くなる。
通常攻撃や「はやての一撃」でのスピード攻撃のみならず、「強襲蹴り」でのパワー攻撃、
「威嚇」でデバフや、「攻撃の雄叫び」でバフまでこなすなど、意外な器用さも見せる。
ただし能力値はそこまで高くないため、過信は禁物。
- 特にドヴァン火山では大活躍できるポテンシャルを秘める。
本家プレイヤーなら既知のことと思うが、
火山に生息するモンスターは苛酷な環境に耐えるために力強さ=パワーを売りにしていることが多い。
つまりスピード攻撃で対抗できる敵が大半なので、スピード傾向のモンスターが有利になる。
反面、マップ移動中は長時間立っているとやけど状態になってしまう足場に悩まされる。
ドスランポスはジャンプ移動によりできるだけ足場に居る時間を短縮できるので
やけど状態になりづらく、やけど無効モンスターを調達する必要がない。
十分に育成しておく必要はあるものの、1頭で探索とパワー系モンスターの相手という2つの目的を担当できる。
複数のモンスターを運用しようとすると、パーティに連れて行ける枠はもちろん、
目的に即したモンスターのレベルを実用可能なところまで育成する必要があるため、その手間を省けるのは大きい。- しかもドスランポスが苦手とするテクニック系のモンスターに対しては、
一応パワー系特技の強襲蹴りである程度抵抗出来る上に
ストーリー上絶対に欠かせないパワー系モンスターが必ず手元に居る為、
属性攻撃を伝承させたりしていれば向かうところ敵無しである。- また、ドスランポスの固有遺伝子や、スピード攻撃を強化する攻速遺伝子は
水属性攻撃力アップも含むため、上手く伝承すると水属性を付与することもできる。
その場合、ドスガレオスあたりから水属性攻撃スキルを持つ遺伝子も合わせて伝承したい。
- また、ドスランポスの固有遺伝子や、スピード攻撃を強化する攻速遺伝子は
- 無論、パーティ枠が十分に足りており、レベルも十分に育っているのであれば、
水属性攻撃を持つモンスター、スピード傾向のモンスター、
やけど耐性を持つモンスター*4をそれぞれ投入したほうが有利。
- しかもドスランポスが苦手とするテクニック系のモンスターに対しては、
- 絆技はドスラッシュ。
大きく飛び上がったのちに、標的に向けて爪を使った無数の蹴りをお見舞いするという内容であり、
序盤の単体攻撃技としては威力は申し分ない。
- フィールドには大ジャンプアクションが必要な場所以外にも細かな段差が多く、
ジャンプが出来るだけでかなり快適な旅になる。
速度もトップクラスに速く、移動手段としての能力は極めて高い。- ジャンプアクションを持つオトモンは、2以前のドス鳥竜3種とジンオウガ2種、キリンのみ。
ジンオウガはストーリー終盤にならないと入手できず、
キリンに至ってはストーリー中の入手は極めて困難であり、
非常に長い間ジャンプ要因としてのポジションを保つことができる。 - ずっとパーティに入っていると必然的にレベルも上がっていく。
十分にレベルが上がっていればダブルアクション一発で
ティガレックスやディアブロスのライフを半分近く削るなど、中盤以降でも決して火力は馬鹿に出来ない。
マップ移動時の機動力と併せて、レベル上げや探索程度であれば最後まで頼りに出来る。 - 特に、ストーリ最終ダンジョンにはこれでもかとばかりにジャンプアクション要求箇所が設置され、
ジンオウガの育成が不十分な場合は必然的にコイツで歩き回る事になる。 - ただし、最終盤では流石に基礎能力の低さが響いてくる。
特に防御は紙なので、強力なモンスターの二回行動で連続攻撃されるとすぐに体力が半分を割る。
それどころか、相手によっては有利な攻撃で打ち負かしたはずなのにこちらが重傷なんてことも…
効率的に戦うならほかのモンスターを使った方がより手っ取り早く火力を出せるため、
ストーリー終盤や対戦では一線を退くことになる。
- ジャンプアクションを持つオトモンは、2以前のドス鳥竜3種とジンオウガ2種、キリンのみ。
- 作中においてはダン先輩がドスランポスに乗ってナルガクルガを追い払う活躍を見せたほか、
アニメ版ではシュヴァルの最初のオトモンとなった。
また、アニメ版主人公であるリュートがレウス離脱後に仲間にしたオトモンもドスランポスである。
新米ライダーのナリキのオトモンもドスランポスだ。
MHST2
- MHST2にも登場。子分と一緒に出演するタイトル画面のパターンもあり、存在感はバツグン。
- 野生モンスターとしてハコロ島に大量に出現し、引き続きオトモンにすることも可能。
威嚇でこちらの攻撃力を下げるのは同じだが、子分のランポスを呼び出す行動は行わなくなった。
- サブクエストで戦う「狂乱のドスランポス」は他と一線を画す戦闘力を持っている。
前作にもあった、メインストーリーやクエストで戦うことが前提となる初の通り名付き強化個体だが、
前作のそれと比較して強化具合は大幅に増している。覚悟をして挑もう。- なおこの狂乱のドスランポス、昔からマハナ村のライダーが特訓相手として戦ってきた個体らしい。
同一個体と言う事なのか、それとも襲名制(?)のような形になっているのかは不明だが、
もし前者だとすればこれまで撃退で済ませていたはずの個体を主人公が討伐してしまうことになる。
また、「昔から」と言うのがいつ頃からの話なのかはよく分からない。
ランポスの平均寿命が何年なのかにもよるが、もしかしたら若い頃から強さを保ってきたのかもしれない。
地味に世界観的に不明な要素が多い個体になっている。
- なおこの狂乱のドスランポス、昔からマハナ村のライダーが特訓相手として戦ってきた個体らしい。
- 今作では敵モンスターのランダム行動がなくなったため、
通常時はスピード攻撃を行い、怒り時はパワー攻撃を行う。
相手が怒った後は行動を切り替えていこう。
- 因みに、今作では自宅でオトモンの絆技がムービーとして見られるのだが、
この際の仮想敵が全てドスランポスとなっている。
この為見たい絆技があるとその分ドスランポスがしばき回される事となる。
そして、どんな絆技を喰らおうと倒れない驚異のしぶとさを見せてくれる。
オトモン
- 基本的には序盤~中盤にかけて使い易い性能。
前作とほぼ同様の性能で、素早さを活かした先手で威嚇を行ない相手のステータスを下げたり、
高い素早さで先手を取ったり、スピード技で攻めたりするのが得意。
打たれ弱さも相変わらずの為、残り体力には気を付けて運用したいところ。- 覚える攻撃技がスピード技1つと、属性無しの技1つなので、
火力に物足りなさは感じるものの、パワー系の敵相手には十分立ち向かって行ける。
前作で覚えていた強襲蹴りを本作では覚えなくなっているのでテクニック系の敵には出さないでおこう。 - ライドアクション、絆技ともにやはり前作同様それぞれジャンプとドスラッシュ。
本作では序盤からジャンプの出番が非常に多いため、連れ回しているだけでもとても頼りになる。
- 覚える攻撃技がスピード技1つと、属性無しの技1つなので、
- 前作ではゲーム開始~伝承の儀のチュートリアルの間までに仲間になるスピードタイプのオトモンが
ドスランポスしかいないという問題があったが、本作は……更に悪化しており、
中盤に入るまでに仲間になるスピードタイプはドスランポスを含めて3種類しかいない。
序盤からやたらと大量に卵が手に入るテクニックタイプの連中とは大違いの扱いである。- ドスランポスの次に仲間になるスピードタイプのオトモンはなんと序盤最終ボスのナルガクルガ。
このモンスターは序盤の最終あたりでようやく登場し、以降レアな巣やサブクエストで出現するようになるが、
それでも滅多に遭遇できない上に、帰巣率が低い為に卵の入手に苦労するという困ったちゃん。
…というかナルガクルガを倒したら、そのままもうちょっとストーリーを進めてロロスカ地方へ進んだ方が早い。
中盤ステージにもなればさすがにスピードタイプのモンスターがうようよ出現する。 - もう1体は序盤の隠しボス「キングモンスター」であるティガレックス。
こちらは序盤のフィールド上で寝ているので遭遇する事は簡単だが、中~終盤ステータスのモンスターなので滅茶苦茶強い。
序盤のステータスでも倒せる実力・プレイヤースキルが求められる上に、
そもそもペイントボールをいいタイミングで当てて帰巣させなければ卵は手に入らない。
仲間にできれば序盤がぐぐっと楽になるが、相応の苦労を強いられる事は目に見えているだろう。- 一応救済措置なのか、本作の仲間枠(共闘パートナー)のオトモンは全てスピードタイプとなってる。
共闘パートナー及び、パートナーのオトモンには自由な指示こそできないものの、
仲間がスピード、プレイヤーがパワー・テクニックという担当さえ理解していれば、
戦略的にはさほど困らないように配慮はされている。 - ちなみに、ジャンプ持ちのオトモンもしばらく登場せず、
最速でもロロスカ地方の「キングモンスター」を倒してオトモンにするか、
そこから更にストーリーを進める事で出現するトビカガチでようやく2体目のジャンプ持ちとなる。
- 一応救済措置なのか、本作の仲間枠(共闘パートナー)のオトモンは全てスピードタイプとなってる。
- この問題は発売前のインタビューでも触れられているが、
序盤のモンスターにテクニックタイプが多いためということが挙げられている。
また、バランス調整のためにナルガクルガを序盤に出す案もあったようだが、
イメージを重視した結果、序盤のモンスターにそぐわないという理由で棄却されている。
ディレクターの大黒氏いわく、
「ドスランポスでもしっかり育てていけばクリアできますので、ぜひ本作でもドスランポスを愛でてあげてください。」
…とのこと。- 今作のドスランポスは前作ほどステータスが低くはなくなっており、
伝承の儀による強化の自由度が大幅に増加している為に、
ちゃんと育てれば、そこいらの大型モンスターにも負けない程の強化が可能となっている。
敵の行動パターンから確率制のランダム行動が削除された事などから
大黒Dの言うように最終ダンジョンやラスボス戦で活躍させる事も十分に可能である。
- 今作のドスランポスは前作ほどステータスが低くはなくなっており、
- ドスランポスの次に仲間になるスピードタイプのオトモンはなんと序盤最終ボスのナルガクルガ。
- ストーリー上では初めてタマゴを探しに行く主人公に師匠であるケイナのオトモン「ランマル」が貸与され、
イベントクリア後もそのまま同行してくれる。感情表現が豊かな可愛らしいドスランポスであり、
序盤のムービー中では様々な表情を見せてこちらを楽しませてくれる。あるキャラに対して見せたジト目は必見。- ケイナ曰く、ランマルは主人公に懐いてしまったらしい。
- ちなみにこのランマル、元々はケイナのオトモンであったためか、
名前を変更することも逃がすことも出来なくなっている。
逃がすことは出来ないのは分かるが、「折角だから名前を変更しよう」と思って厩舎へ行ったら
変更できなくてびっくりした人もいるのではなかろうか。
???「これは すばらしい ニックネームだ けちの つけようもない! 」 - ムービーで可愛らしい姿を見せてくれることや、貴重なジャンプ&スピード要員であることから、
初めて孵化させたクルルヤックを差し置いてランマルに愛情と絆遺伝子を注ぎ込むライダーも多い様子。
今作では序盤から鳥竜種の目覚めが手に入るため、彼を主力にするなら有効活用しよう。
- また、ケイナが使用するオトモン「アフマル」もドスランポスである。
根性・ダンサー【大】・相棒【特】といった異常に豪華な遺伝子を持っており、ステータスも高い。
ストーリー序盤では非常に頼りになる存在である。- 絆技はプレイヤーと同様「ドスラッシュ」だが、演出が異なっており、
連続蹴りで衝撃波(?)を放ち相手の退路を塞いだ後、ケイナのカットインが入り、
本命の右脚の爪で切り裂く一撃を叩き込むといったものになっている。
またダメージ演出も小ダメージが連続して入るのではなく、大ダメージが1発のみ入る形となる。
- 絆技はプレイヤーと同様「ドスラッシュ」だが、演出が異なっており、
余談
- MHP2Gでは切断系統の武器を持つオトモアイルーの攻撃力を301以上にすると、
朱色のピッケルのような物を武器として持つ。
実はこれ、ドスランポスのトサカを加工した物で、オトモアイルーが手にする武器の中では最強の武器。
驚くべき事にマカライト製のピッケルよりも鋭く、意外と弾かれない。
ハンターの武器で言えば青ゲージ相当の斬れ味を誇り、しかも研ぐ必要が無いという優秀さである。- しかし腕力が弱いせいなのか、大型モンスターに与えられるダメージは微々たるもの。
ハンターが無属性片手剣で一発殴った方がダメージが大きかったりする。
小型モンスターを排除するくらいならアシストになってくれるが、
まぁ頑張っている姿が見られるだけで充分ではないだろうか。 - MHP3ではランポスやドスランポスは登場していないが、
ランポスの爪を模したオトモ用武器のランポスネコピックが登場する。
見た目はMHP2Gと変わっていないが、こちらはトサカではなく爪である。
- しかし腕力が弱いせいなのか、大型モンスターに与えられるダメージは微々たるもの。
- 上記のとおり、英語表記は「Velocidrome」となる。
おそらく中生代白亜紀後期に存在していた小型の肉食恐竜二種、
ヴェロキラプトル(Velociraptor)とドロマエオサウルス(Dromaeosaurus)がモデルと思われる。
また、邦訳するとヴェロキラプトルとは「素早い泥棒」、ドロマエオサウルスとは「走るトカゲ」となる。
要するにVelocidromeとは、直訳すれば「素早く走る(者)」という意味である。
因みにリンク先を見てもらえばわかるが、上記二種の恐竜は、
骨格構造や推測されている生態などもランポス系鳥竜種とそっくりである。- ただしMHP2以前のドス系はいずれも「~drome」なので、単なるサフィックスなのかもしれないが。
- 余談も余談だが、レース用ドローンのシミュレーションソフトのひとつに、「VelociDrone」なるものがある。
- 中国版モンハンであるMHOnlineやMHST2の中文ロケールでは藍速竜王という名前が充てられている。
中文ロケールでは日本語ロケールで言う「別名」がモンスター名に充てられることが多いのだが、
ドスランポスをはじめとする小型モンスターを従える大型モンスターの場合は、
別名は小型モンスターの名前として充てられるため、大型モンスターの方は"○○王"という名前になっている。
素材
- ドスランポスの皮
- ドスランポスから剥ぎ取られた皮。表面には戦いの際に付いたと思われる無数の傷がある。
より上質なものを「上皮」、最上質のものは「大厚皮」と呼ばれる。
MHXシリーズやMHSTでは下位素材は「ランポスの大皮」、上位素材は「大上皮」という名称に変更されている。
MHFに登場する特異個体のドスランポスから得られる、
丈夫さや柔かさのどれをとっても一級品である貴重な皮は「ランポスの最上皮」と呼ばれる。
- ドスランポスの爪
- ドスランポスの赤い爪。ドスランポス最大の武器であり、獲物を一撃のもとに仕留める凶器。
より鋭さを増したものは「ランポスの尖爪」、さらに長太く発達したものは「ランポスの剛爪」と呼ばれる。
剛爪による一撃はそれだけでも相手に致命傷を与えられるという。
MHXシリーズやMHSTでは下位素材は「ランポスの大爪」、上位素材は「ランポスの大尖爪」、
MHXXのG級素材は「ランポスの大剛爪」という名称に変更されている。
MHFに登場する特異個体のドスランポスから得られる、強度も斬れ味も申し分ない貴重な長い爪は
「ランポスの長爪」と呼ばれる。
- ドスランポスの頭
- ドスランポスの頭を丸ごと切り出した逸品。
「かぶると少しランポス気分。けっこう暖かい」とあるが…防具に加工する前からも被れるのだろうか。
ドスランポスの素材の中では入手の難しい部類に入るが、用途は限られている。
特に質や価値によって名称が変わることはない。
しかし、MHXではこれまでの冷遇(?)から一転、ランポス武器のレベル上げに必要になったため、
過去作よりもニーズが高まっている。…が、全体的に確率が低く、入手がしづらい。
ランポス武器は武器の派生元になることも多く、ストッパーになることもある。
- レッドフィン
- 赤色の目立つドスランポスのトサカ。その赤みの深さによって価値が変わるという。
シュレイド地方で流通しているトレジャーの一つで、ハンターの武具の素材としては規格外のようだが、
オトモアイルーの武器としては加工できるらしい。
強度には地域差があるらしく、過度の攻撃を加えると砕け散ってしまう。
なお、MHFのG級個体からは武具の使用に耐えうる「ランポスのトサカ」が入手できる。
色や形で群れの大きさが分かる。
- ランポスの鮮鱗
- MHFの下位特異個体ドスランポスから得られる色鮮やかな鱗。
形や艶も良く、武具の装飾品として使われることが多い。
- ドスランポスの鱗
- MHFのG級個体から入手できる鱗。
ランポスのものより堅く、加工も難しいが、より強力な武具の材料となる。
- ドスランポスの牙
- MHFのG級個体から入手できる、ドスランポスの口に生えている細かい牙。
強力なドスランポスからのみ入手可能。武具を加工する道具に向いている。
- ドスランポスの骨
- MHFのG級個体から入手できる、ドスランポスの軽やかな動きを支える骨。
脆い素材の為、素材としての入手は難しい。それ故、損傷の少ない骨格は高値で取引される。
ちなみに素材に設定されたレアリティの割に、剥ぎ取り以外でもクエスト報酬から入手できたりと
入手難易度自体は他のG級希少素材よりも比較的容易だったりする。
- ドスランポスの袋
- MHFのG級特異個体から稀に剥ぎ取れる、ドスランポスの袋。
モドリ玉と同じ成分、腐食液等多種多様な物質を含んでおり、
G級個体はこれを唾液に含ませて攻撃に用いるようだ。
この袋はG級に認定された個体ならどの個体も持っているが、
素材として扱えるのはその中でも特異個体の袋のみである。
- ドスランポスの体
- ドスランポスの体そのものを丸ごと素材として扱ったもの。
バネのような筋肉が俊敏な動きを可能にする。
MHSTで初登場の上位素材で、一応ドスランポスのレア素材に当たる。
なお、素材説明文では「ドランポス」と誤植されており、MHST2でも修正がない。
- 強靭な鳥竜皮
- MH4で初登場した素材。
鳥竜種の少し上質な皮で、加工がしやすく安価なため、様々な用途へ利用されているという。
本体剥ぎ取りおよび基本報酬でのみ入手が可能で、捕獲では入手できない。
ドスランポス専用の素材ではなく、ドスゲネポス、ドスイーオスからも入手できるほか、
ドスジャギィからもクエストクリア時の報酬としてのみ入手可能。
関連項目
モンスター/ランポス
武器/ランポス武器
防具/ランポスシリーズ
クエスト/強敵、ドスランポス現る!
クエスト/ランポスたちの大親分!
モンスター/ドスギアノス - 近縁種ギアノスにおけるドス。
モンスター/ドスジャギィ - MH3系列におけるドスランポスに相当する存在。
モンハン用語/蔦ラン