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世界観/チーズ

Last-modified: 2018-04-02 (月) 05:35:27

動物のミルクを主な原料とする加工食品(乳製品)の一種。
その歴史は非常に古く、いつの時代から製造され、食されていたのかは正確には分かっていない。
なお現代では滅多に使わないが、日本語では「乾酪(かんらく)」とも呼ぶ。

概要 Edit

  • 妊娠・出産に伴い乳汁を分泌する哺乳類系の家畜から作られる、いわゆる乳製品の代表格のひとつ。
    現代では主にウシやヒツジ、ヤギなどから搾取した乳に凝固や発酵などの加工を施して作られるが、
    変わり種だとラクダやトナカイ、スイギュウにヤク、ヘラジカなどと言う生き物からも製造が可能。
    なおその原理上、ウマなどはもちろんヒトの乳でもチーズは出来る。諸事情で実現は困難だろうが。
  • 地域や時代、製法や工程などによって種類は様々で、一説にはその数は1000を超えるとも言われている。
    一般的に独特な香りとクセのある味が特徴で、少々好き嫌いが分かれやすいが、
    牧畜民、特に家畜に依存する遊牧民にとっては主力となる食品であり生命線で、
    家畜が仔を産み育てる春から秋にかけてはクリームなど他の乳製品ともどもお世話になる。
    なお、乳が出なくなる冬には家畜を殺して作った干し肉や燻製肉などで食いつなぐ。
    それ以外の文化圏ではそのまま食べるほか、サラダやピザなどの料理のトッピングにも重要。
    家畜を生かしたまま生産できる良好な経済性から、牧畜文化ではとにかく重宝される食品と言え、
    また生き物の殺生を厭い血肉を口にしない文化でも、家畜を殺さないチーズなどは食べたりする。
    いずれにせよ、チーズや乳製品抜きでは牧畜は語れないと断言できるほどに大切な存在なのだ。
    • ただし、いわゆるアフロユーラシア大陸においてはおおむね上記の通りであったのだが、
      実はリャマやアルパカを飼っていた南アメリカ大陸には乳製品が無かったと言われている
      地味に本作に登場する家畜のモチーフにもちょっと関係するお話なので、詳細は後述する。
  • 日本でも古代の頃には製造されており、「醍醐味」の醍醐も牛乳由来の乳製品から来たものである。
    ところが時代が下ると畜産物の供給自体が廃れた。「乾酪」が死語と化したのもそういう事情による。
    理由としては仏教の殺生禁止などが挙げられるが、上述のように牛を殺さずに済む乳製品まで消え去ってしまい、
    幕末に至ってすら「ミルクが飲みたい」と嘆いた米国の公使に「んなもんウチの国にはない」と幕府が突っぱねたほど。
    結局のところ役畜ではない、食用目的の畜産が再開されたのは明治以降からであった。
    本邦に限ったことではないが、日本の畜産史には謎が多く複雑な経緯を辿っている。
    牛自体は存在するのに乳文化が無かった理由だけでも幾つもの仮説があるが、
    現状だと明快な結論はないので、気になる方は是非ご自分で調べて頂きたい。
  • 熱を加えると柔らかくなり、充分に加熱するとほぼ液体に近いレベルまで軟化する。
    そしてその軟化したチーズに白ワインなどを加えて煮込んでソースとし、
    他の食材(果実類やキノコなど)を潜らせて食する料理をチーズフォンデュと呼ぶ。
    同様に液体(半固体)に食材を潜らせて食べる「フォンデュ」は他にもいくつか存在するが、
    一般に「フォンデュ」という場合はチーズフォンデュを指す場合が多い。
    なお、余計に燃料を消費するため効率のよくない食べ方である。あくまで本来は一地域のマイナーな調理法で、
    資源や設備が潤沢になった現代であればこそ、比較的手軽に楽しめるようになったものである。

MH世界のチーズ Edit

  • ウシやヒツジなど、現実世界に存在するものと全く同じ種がMH世界に存在するのかは定かではない*1が、
    チーズ自体は無印の時代からキッチン食材として登場している。
    当時は「粉吹きチーズ」「熟成チーズ」「チリチーズ」「ロイヤルチーズ」の四種が確認されていたが、
    いずれも製法や原料については一切語られておらず、正体は不明であった。
    ロイヤルチーズは後に食材アイテムとして登場、説明文から多少は概要が読み取れるが、
    やはり原料などについては詳しく語られてはいない。
  • MHP2(G)ではロイヤルチーズよりも高ランクな食材「幻獣チーズ」が登場。
    しかしこちらも詳しい概要は不明。
  • MH3では「苔チーズ」と「レッドチーズ」が食材として新たに登場。
    今作ではさすらいのコックが食材についていろいろ語ってくれるが、
    その会話パターンの一つとして苔チーズの概要が語られている。
    なんでも、カビではなく苔を使って製造を試みたチーズらしい。味もそれほど美味しいものではない様子。
    また、ロイヤルチーズも続投しており、ロイヤルチーズの会話パターンも存在する。
    やはりロイヤルチーズは相当美味しいようで、さすらいのコックも大好物としているようだ。
    • MH3Gでは食材の表示枠が縮小された影響か、レッドチーズは登場していない。
  • MH4(G)では苔チーズ、ロイヤルチーズ、幻獣チーズの三種類が再登場。
    残念ながら新作チーズは無し。そしてチーズに関するうんちくも特に無し。勿論チーズ関連の新規アイテムも無し。
  • MH4(G)ではあまりにチーズに関するネタが無かった反動…という訳ではないだろうが、
    MHXではチーズが無視できない存在になった。
    というのも、今作の拠点の一つであるベルナ村では家畜としてたくさんのムーファを放し飼いにしており、
    そのムーファから採れたミルクを原料としたチーズを特産品としている。
    そしてこのムーファのチーズを利用したチーズフォンデュが各地で大流行しており、
    どの村にもチーズフォンデュの屋台が常駐しているのである。
    今日もハンターは長い串に刺した料理にたっぷりチーズを絡ませて勢いよく平らげている。
    わざわざチーズに潜らせなくても、むしろチーズに潜らせない方が良いんじゃないかと思われる料理も多いのだが。
    ただ、串に刺した料理は明らかにどう見ても寿司やらシチューやらには見えないため、
    チーズにくぐらせているのは選んだ料理とは別の、
    いわゆる「お通し」のようなものなのではないか、という説もある。
  • この辺りを考察してみると、チーズフォンデュを食べるには結構な燃料が必要であるため、
    逆に言えばこの時点のモンハン世界は、山の上でも燃料に事欠かないということが伺える。
    だから何だと言うかもしれないが、牧畜は貧しい土地で行われることの多い産業であり、
    突き詰めると、加熱が必須のチーズフォンデュを毎回のように作れるほど資源の余裕はない。
    前述した日本で畜産が廃れた理由のひとつに、土地が全体的に豊穣だったことが挙げられるほか、
    「牧草地があるならより効率のいい田畑を切り拓いて、トータルの食糧を増やすために用いた」
    「そもそも牛馬は役畜として極めて重要なので、乳も仔牛や仔馬の滋養強壮のみに振り分けた」
    「家畜は凄まじく大量の水を必要とするため、同じく水を要する水稲作と競合し敬遠された」
    などの意見がある。畜産に頼らねばならないほど日本の土地は貧しくなかったと言う話なのだ。
    ましてチーズは完成した時点でそのまんま食べられる代物であるため、加熱の必要がほぼない。
    原産地でもこの料理は、古くなったチーズやパンを加熱して食べざるを得なかったことに由来している。
    何れにせよこれは炭鉱夫がお守りのついでに掘った大量の石炭や、それを輸送する飛行船など、
    とにかく安価で豊富な燃料供給と加熱設備の充実がなければ成り立たない現象と言えようか。
    まあ燃料には大量に手に入るであろうムーファの糞を燃やしている可能性もあるが。
  • 余談だが、前述した通り南アメリカ大陸には土着の乳製品や乳文化が確認されていない。
    ムーファのモデルであるアルパカやリャマだが、本来は彼らから搾乳をしなかったのだ。
    これは常に環境が安定し、搾乳せずとも飼養した家畜のみで生計を立てられるからと思われる。
    もちろん本作はフィクションであるし、そもそもムーファは羊もモデルにしている訳だが、
    文化面で見ればベルナ村はユーラシア大陸のイメージが強く投影されていると言えようか。
  • ベルナ村の貢献度が一定以上に達すると、
    勲章として「ムーファのミルク」「ムーファチーズフォンデュ」が入手できる。
  • MHFでは「ゴーニャチーズ」という食材アイテムが存在する。
    特定のクエストやポイント交換でのみ入手可能な貴重品で、いわゆる秘伝食材に属する。
    病みつきになる程の臭さが売りのチーズとのことで、体力+100、スタミナ-75の効果がある。
    スキル「餓狼」を積極的に使うのなら重宝する食材。

MH世界のチーズリスト Edit

幻獣チーズ
乳製品では最高グレードとされる食材の一つ。
幻獣バターとの関連性は不明。
ゴーニャチーズ
非常に貴重な調理用の食材。
とてもクサ~いチーズ。そのクサさが病み付きになる。
苔チーズ
カビではなく苔を使って作れないかと試行錯誤されたチーズ。
結果的に完成したものの、味の方はイマイチらしい。
粉吹きチーズ
恐らく、粉チーズだと思われる。
最もグレードの低い乳製品として扱われている食材。
ロイヤルチーズ
高価な素材をふんだんに使った最高級のチーズ。
その名に相応しい王の気品に溢れている。
熟成チーズ
チリチーズ

武器 Edit

関連項目 Edit

アイテム/ロイヤルチーズ
登場人物/ニャンコック - 探究者
武器/ビストロ武器 - MHXにて新規登場した武器はチーズがモチーフである。
アイテム/食材






*1 しかしながら猛牛バターの説明文など、その存在を匂わせる要素が皆無というわけでもない。