目次
概要 
- 海竜ラギアクルスの素材で作られた双剣。
発する電撃がターコイズブルーのその刀身をより輝かせる。
初登場はMH3G。
- 亜種武器も同作品にて初登場。
白き刃は対象の命を刻み、同時に蒼い牙が魂を穿つ。
- 外見は少々特殊。片方はごく普通の両刃の短剣なのだが、
もう片方はラギアクルスの甲殻から削り出されたハンドアックスのような形状。
亜種武器に強化しても、色以外は全く同じ見た目である。
異種素材を複合して作成される双剣の場合は左右で見た目が大きく異なるのは良くある事だが、
単一の素材から作られている武器でこういう仕様なのは比較的珍しい。
性能 
MH3G 
- 当武器は雷属性を宿す双剣だが、性能は概して物理寄りとなっている。
- ツインクルスは下位で作れる雷双剣2つのうちの一つ。
攻撃力は182で雷は100。スロットは空いていない。
ジャギィ素材のジャギットショテル改から強化すると、海竜の角を一本節約できる。
ジャギットショテル改の作成は特に難しくないので、このルートがオススメである。- 決して悪くないのだが、作るのが簡単なツインチェーンソーに緑ゲージの長さで負けている。
あっちはさらに雷属性が落ちてはいるが、その代わり物理攻撃力が上である。
- 決して悪くないのだが、作るのが簡単なツインチェーンソーに緑ゲージの長さで負けている。
- 流石に上位ラギア素材で雷双剣ツインクルスに強化すれば、
スロット数以外でギロチンの上位互換になるが、上位になると雷双剣のライバルが増えてくる。
- G級最終強化は、亜種素材の白雷双剣ネオクルス。
攻撃力は364とかなり高いが、その代わり雷属性が180と低い。
デフォルトでそれなりの量の白ゲージを持っているが、匠で出る紫ゲージは短い。
スロットは相変わらず0である。- 性能は悪くないのだが、とにかく希少種武器の冥双剣エントラージの壁が厚すぎるのが実情。
向こうの雷属性は360と圧倒的であり、属性重視の双剣でこの差は大きい。
物理攻撃力ならなんとか勝ってはいるが、あちらには会心率10%もあるので、
そのアドバンテージは決して大きくはない。
しかもあちらは、ネオクルスの2倍くらいの白ゲージまで有している。 - ただ、作成難易度を考えればこちらも無意味ではない。
冥双剣エントラージの作成はミラオス後になるが、こちらはG★2から作れる。
とはいえ、繋ぎ武器に海竜の蒼天鱗を投入するのもいかがなものか、という気もするが…。
- 性能は悪くないのだが、とにかく希少種武器の冥双剣エントラージの壁が厚すぎるのが実情。
- 上述の通りネオクルスは、双剣のニーズに一致しない物理重視型。
しかし最近は、挑戦者や弱点特効などといった物理攻撃を強化するスキルが充実してきており、
これらのスキルを発動させることでエントラージなどの属性重視型に劣らぬ活躍が見込める。
そこで侮れないのがスロットの存在なのだが…
MH4 
- 水中戦はオミットされたが、素材交換のおかげでこの武器も続投。
作成方法は王牙双刃【土雷】からの強化である。アレ?
今作ではまずまずの攻撃力と雷属性、素で長い青ゲージを有する。となかなか高性能。
ただし匠で出る白ゲージがとても短いため、匠を切り火力につぎ込んだほうがよい。
MH4G 
- G級素材により白雷双剣ネオクルスへ
雷狼竜の天玉以外はレア素材を使わず強化可能。
その性能は- 高めの攻撃力392に会心率20%(実質411.6)
- 素で膨大な白ゲージ、匠で紫10
- そこそこ高い雷属性280
- スロットは無し
どれくらい長いかというと3Gの冥双剣並みである。
一方、匠で出る紫ゲージはわずか10で双剣ではほぼ無いも同然。
これらの事から匠はおろか、双剣では必須となる業物すら必要ないという凄まじいスペックを持つ。
その分は火力スキルや生存スキルに活用していきたいところ。
また亜種素材で完成を見るため、MH4Gのラギア武器の中では最も作成難易度が低い。
紫ゲージが短いのはその辺が理由だろうが、それでも屈指の実力を持つ強力な武器である。
おまけにレア9なので極限強化もしやすい。- ライバルはラージャン装備の闘神鬼【大嶽丸】か。
攻撃力は負けているが会心率の差で実攻撃力はほぼ同等。(417.725)
属性値はわずかに負けている程度。
斬れ味を比較すれば、こちらは白ゲージ運用だが物凄い長さの斬れ味を素で持っている。
業物を切っても大嶽丸の紫+白ゲージ合計より長いという圧倒的な継戦能力。
この点で瞬間火力の闘神鬼【大嶽丸】とスキル自由度・戦闘維持能力の白雷双剣ネオクルス
という差別化が出来ているだろう。
ただ実際のところではネオクルスのスキル自由度が圧倒的過ぎるので瞬間火力ですら僅差であり、
スキル構成次第では勝りかねない。
普通の双剣なら必須となる匠+業物を完全に捨て、全て火力に回してもなお他より高い継戦能力を持つため
雷属性強化+3、挑戦者+2、攻撃力UP【超】などという超攻撃的スキル構成も十分に可能となるのである。
もちろん風圧無効、高級耳栓といった保護スキルの付けやすさでも非常に優秀であり、
スロットが無いことなどまるで気にならない。
ここまでくれば弾かれやすさくらいしか弱点らしい弱点は無いと言っていいだろう。
MHX 
- ラギアクルスのまさかの復活に伴い、この武器も再登場。
一発生産はできず、青熊双鉞→ルドロスツインズ→ツインクルスと地道に強化していく必要がある。 - 最終強化形の雷双剣ツインクルスの性能は以下の通り。
- やや控えめな攻撃力190と、それを底上げする会心率15%
- 平均的な雷属性28
- 素でそこそこの青ゲージ、匠+2でようやく短い白ゲージ
- スロットは無し
- 今作の雷属性双剣は双雷剣キリンを筆頭に群雄割拠の激戦区であるのに
全体的な性能が高いわけでも、特別尖った部分があるわけでもないようでは使い道はないだろう。
このような性能なのに、最終強化にはしっかり獰猛化素材と海竜の蒼玉を要求されるところも割に合わない。
MHXX 
- 限界突破した上で強化を繰り返すことにより、究極強化豪雷双剣ツインクルスになる。
前作ではイマイチだった性能がどうなったかといえば…- 平均的な攻撃力300
- さらに上昇した会心率20%
- 同じく平均的な雷属性34
- 素で非常に長い白ゲージと、匠+2で短い紫ゲージ
- スロットは無しのまま
- 最大のウリは、MH4G時代を彷彿とさせる長大な白ゲージだろう。その長さは圧巻の100。
紫ゲージこそ短いものの、手数の多い双剣としては割り切って無視してよい程度である。
…どころかXXでは紫の恩恵自体が従来より小さいので大したデメリットにはならない。
むしろ斬れ味の心配をすることなく攻撃を続けられるという点では、かなり恵まれていると言えるだろう。
- 今作でも雷属性はどの武器も大混戦であるが、ツインクルスはその斬れ味の関係上、
匠や、場合によっては業物を削って他のスキルを盛る防具構成にできるので、他武器とは住み分けが可能である。
そのため、運用上でライバルになり得るのは前作で猛威を振るった双雷宝剣【麒麟児】くらいであろう。
素の斬れ味の長さは全く同じで、物理性能ではツインクルスが引き離すが双雷宝剣はスロットと属性値が強み。
属性値は4の開きがあるが、それだけではよほどのことがない限り攻撃力10と会心率20%を覆せない。
超会心や属性会心などとの親和性も高く、基本的にはこちらを優先して作ればいいだろう。
ただあちらは2スロによる拡張性で、お守り次第では『W属性強化+会心率上昇スキル+属性会心+α』なんていう
トンデモ構成が本気で実現可能な伸びしろの塊であることは熟慮したい。
会心・属性系混成のツインクルス、完全属性特化の双雷宝剣と住み分けはできているため、両方作ってもいいだろう。
最大の問題は難敵であるG級獰猛化ラギアクルスを狩る必要があるということだろうか…
- 上位まではパッとしなかったと思ったらG級で一気に強くなったのは4Gと共通していると言えなくもないか。
更に面白い点としては4Gでは希少種武器が無いのが理由か亜種武器が目覚めたことに対し
XXでは亜種すらいない分、G級通常種武器が目覚めたという類似性もある。
もっとも、ラギアクルス希少種の正体は通常種・亜種両方の最強クラスの個体が年老いた姿なので
通常種と亜種、つまり若かりし頃の時点で強武器となる素質を持っていてもおかしくはない。
Xシリーズの通常種は希少種と同等かそれ以上に電気を使いこなしてるし。
多分、希少種の若年期が彼らなんだきっとそうだ。