- 種族
- 海竜種(海竜目 海竜亜目 電殻竜下目 ラギアクルス科)
- 別名
- 白海竜(はくかいりゅう)
- 英語表記
- Ivory Lagiacrus
- 危険度
- MH3G:★5
- 登場作品
- MH3G, MHXR, MHST, MHST2, MH-R
目次
生態・特徴
- 美術品のように美しい白色の外殻と青色の背電殻を持つ、海竜ラギアクルスの亜種。
その外殻から、ハンターズギルドでは《白海竜》とも呼ぶ。
目撃例が非常に少なく、ベテランの漁師や船乗りでさえほとんど見た事が無いという幻の存在。
しかし性格は通常種を上回るほどに攻撃的且つ凶暴であり、非常に危険性が高い。
- 水棲の海竜種でありながら陸上での動きを重視した進化を遂げているのが特徴。
そのため陸地にも頻繁に上陸するどころか、むしろ陸上で活動している事が多い。
逆に水中に潜るのは獲物を狩る時か、長距離を移動する時程度に限られる。
陸上での運動能力は通常種より遥かに高く、また水中でも高い戦闘力を誇ることから、
大海だけでなく地上をも制するもの、「双界の覇者」とも呼ばれる。
- 通常種とは異なり、陸上でも蓄電や放電を積極的に行い攻撃を仕掛ける。
発生させる電気は比類なきエネルギーを秘めているともされ、
事実その電力は通常種や超帯電状態のジンオウガすら上回る。
特に怒った時に繰り出す大放電は凄まじく、落雷の豪雨を思わせるほどの恐るべき威力であるという。
巨大な電力を生み出す背電殻は通常種のそれと比べて導電率が高く、
冷却が不要であることから、通常種よりも短いスパンで蓄電・放電を行うことが出来る。
また、その強大な電力から体を守るために甲殻の成分には石英が混じっており、白いのはその為である。
特に頭は最重要な部位である為大量に含んでおり、その結果硬質化している。
- モガの村の村長とは浅からぬ因縁のあるモンスターである。
初めて両者が邂逅したのは、村長が全く別のモンスターの狩りに出かけていた時であるという。
偶然ラギアクルス亜種と出会った村長は狩猟を決意し交戦するが決着はつかず、
以降、村長とラギアクルス亜種は何度も会い見えては互角の戦いを繰り広げる、
いわば「好敵手」とも言える存在へと変化していった。
そしてある時、村長は得意の水中でラギアクルス亜種を瀕死にまで追い込み、
地上に上がったラギアクルス亜種に止めを刺そうとした。
しかし止めを刺す寸前、地上で解き放たれた凄まじい大放電に被弾し、敗北したのだという。
この戦いが村長がハンターを引退した理由であることを知る者は殆ど存在しないが、
過去に思いを馳せているように見える村長を見かけたという村人は少なくないようである。
- その素材は強さと美しさを兼ね備えた素材として珍重され、非常に高価である。
ハンターのみならず富裕層からの需要も高く、特に皮は特別な皮製品に加工される。
またとりわけ上質な白皮は、宝物としてそのまま飾られることすらあるという。
概要
- 陸上での活動に特化した、海竜ラギアクルスの亜種。別名「白海竜」。
陸上特化とは言えど、もちろん水中でも通常種より強い。
水陸を問わず圧倒的な強さを誇ることから、ゲーム中では双界の覇者とも呼ばれる。
MH3Gの村上位クエストにおけるラスボスとして登場し、倒せばエンディングである。
- 公式では割と早い時期に発表され、プレイヤー達を賑わせた。
プロモーションムービーでも、通常種が見せなかった新技を惜しげもなく振る舞い、
視聴して興奮を覚えたハンターは少なくないはず。
通常種がMH3のメインモンスターだけあって、その実力はMH3Gでも指折りの強さに進化している*1。
更にはモガの村の村長の宿敵という設定上、ストーリーにも深く関わっており、
亜種でありながら登場ムービーまで用意されているという豪華さ。- これまで登場ムービーの用意されていた亜種モンスターは、超大型モンスターである
ラオシャンロン亜種、紅龍ミラボレアスおよび祖龍ミラボレアス、
さらに同時期に登場したナバルデウス亜種のみ*2であり、
大型モンスターの亜種で登場ムービーが用意されたのはこのラギアクルス亜種が初となった。
そのあまりにもおぞましい姿でPVの最後を飾った怒り喰らうイビルジョー共々、
3Gのメインモンスターたるブラキディオスの存在を喰ってしまった。
メインモンスターって一体…。 - これまで登場ムービーの用意されていた亜種モンスターは、超大型モンスターである
- モガの村の村長は、かつてハンターだった頃にラギアクルス亜種と何度か戦ったことがあり、
その過程で、いつの間にかライバル意識のようなものすら芽生えるほどになったという。
しかし、何度戦っても決着はつかず、そのことがきっかけとなってハンター業から身を引くこととなった。
MH3G
- PVで暴れ回っていたことから危惧された通り、陸上でのモーションは大きく強化。
ロアルドロスと同等かそれ以下であった通常種とは比較にならないレベルで強化されているため、
たかが陸揚げされたラギアだろうと舐めてかかるとまず間違いなくこちらが返り討ちに遭う。- 通常種と比べてショルダータックルにホーミング性能が追加。
体躯の長さともあいまって、左右の回避では非常に避けにくくなっている。
威力も大幅に強化されており、ガード性能+2をもってしても削りを伴うほどである。
また、通常種は右半身→左半身の二連撃だが亜種は左半身のみ使用する。 - 通常種では完全に隙となっていた振り向きだが、ここでまさかの振り向き噛みつきを会得。
通常種ではほぼ安地であった後方にいる敵に素早く噛みついて攻撃してくる。
ガード方向が非常にややこしく、頭が向いた方向と同じ方を向かないとガードが成立しない。 - 雷球のバリエーションも増加。
ラギア亜種に向かって左側へ拡散する強力な拡散ブレスを吐いたり、
素早く後退しつつ3発連続で放ってきたりする。 - そして、通常種ではあまり脅威にならなかった突進がまさかの超強化。
長い予備動作が激減した上に速度も向上。そして痛い。
さらに蓄電している時は帯電しながら突進してくるため、攻撃範囲が非常に広くなる。
怒り時ではただでさえ高い攻撃力がさらに上がるので致命傷になることも。
ガード不可武器が密着したところに帯電突進を繰り出されると回避は不可能に近いため、
殆ど移動扱いだった通常種から一転、剣士殺しへと変貌を遂げた。 - 通常種に見られた蓄電や、怒り時に放つ大放電の威力も健在。
蓄電を地上でも行うようになったほか、タックルから続けざまに放つようになった。
地上での蓄電は必ず首をもたげてから行うため、タックル後の首の角度を注視しておこう。
大放電については地上でもお構いなしにぶっ放してくるのはもちろん、
ガード強化を付けたとしても多段ヒットするので突き破られる。
しかも水中にいる時と比べて予備動作も短くなっており、
攻撃している最中にやられると回避が間に合わなくなることが多い。
ガードができない武器種とは凄まじく相性が悪く、地獄のような戦いを強いられることになる。
こちらが有利な地上で戦闘してくれるとはいえ対処に困る動きばかりのため、
亜種に限っては(特に太刀使いは)むしろ水中戦の方が楽と語る人もいる。
もちろん水中においても通常種と全く同じ実力を持つため、気を抜くことはできないが。 - 通常種と比べてショルダータックルにホーミング性能が追加。
- 怒りの継続時間も非常に長い部類に入るので、慣れていないと非常に危険。
2頭クエなど、他のモンスターと同時に狩猟するクエストでは、
最初にラギアクルス亜種にひたすら攻撃を叩き込み、
怒り状態になったらエリアを変え、もう一方のモンスターを狩りに行くという戦法も。
- 肉質も大幅に強化。
特に頭部の肉質が非常に硬く、上位ですら斬れ味ゲージ白で弾かれる。
G級になると斬れ味ゲージが最高の紫片手剣であっても容易く弾かれてしまうほど。
弾かれ無効攻撃や「心眼」でもない限り、頭部破壊には罠と爆弾が不可欠となる*3。
一方で、背中や尻尾の肉質が通常種と比較して軟化、剣士武器の第一弱点は背中となる。
切断は胸、打撃は尻尾が第二弱点。弾は尻尾が第一弱点で、次点で背中となる。
ただし、背中はガンナーはともかく剣士では前足の怯みを取らないと狙うのが難しいので、
攻撃を叩き込むべき部位は胸と尻尾となる。放電やかみつきに注意して狙っていこう。
とはいえ、後述の理由から物理より属性を重視した火および龍属性の武器を用いるとよい。
- 弱点属性は通常種と同様に火および龍属性。
通常種には火属性の方が良く効いたが、亜種は火属性と龍属性がまったく同じだけ通る上、
肉質と属性肉質のバランスはかなり属性側に偏っており、属性攻撃の効果が高い。
それは徹底的な物理重視武器である大剣を以てしても、ようやく物理と属性の両立がベストとなるほど。- 大剣の場合、無属性大剣屈指の性能を誇るネロ=アングイッシュや剛断剣タルタロスと比較しても、
物理威力こそ彼らに一歩譲るもののハイレベルな火属性を持つ輝剣リオレウスの方がダメージ量が高い。
しかし、ネロやタルタロスを覚醒させて龍属性を出現させると輝剣を上回る。
以上のように普段属性が軽視されがちな大剣においても、
対ラギアクルス亜種に限っては属性の有無がダメージに大きく影響してしまうのである。 - こうなってしまうカラクリは、ラギアクルス亜種の肉質がほぼ全部位で物理・属性肉質の比率がほぼ同じであるため。
つまり、物理重視の武器が最優先で狙うべき背中・胸・尻尾は、属性にも脆くなっているため、
弱点属性の武器で攻撃することによりダメージを大きく上乗せすることが出来るのである。
大剣ですら上記の有様なので、手数の増える他の武器では断然物理より属性を重視すべきだろう。- ただ、肉質が柔らかい胸に徹底的に貼り付ける片手剣やランスなどは、
属性をほどほどに物理もそれなりに意識した両立の選択もアリである。
胸を狙っていれば前足にもダメージが入ることが多く、転倒して背中を狙えるチャンスも増えるからである。
- ただ、肉質が柔らかい胸に徹底的に貼り付ける片手剣やランスなどは、
- 一般的に物理が硬い部位は属性に弱いことが多いが、
「どこを攻撃しても物理・属性の比率が同じ」肉質を持つラギアクルス亜種の頭においては話が別。
白ゲージでも弾かれるほど硬い頭は属性肉質も物理同様に非常に硬いため、ダメージ効率は最悪。
ただし前述の通り部位耐久値が極端に低いため、爆弾や爆破属性武器を持ち込めば部位破壊は容易である。
- 物理に対して属性耐性が脆い
- どの部位を攻撃しても物理ダメージと属性ダメージの比率が変わらない
白海竜戦における最重要ポイントとなる。 - 大剣の場合、無属性大剣屈指の性能を誇るネロ=アングイッシュや剛断剣タルタロスと比較しても、
- このように一筋縄ではいかない強敵ではあるが、
一部の攻撃を除き行動速度は地上での通常種とさほど変わらないうえ、トリッキーな攻撃方法も持たないため、
同じく陸上特化の大型海竜種であるアグナコトルなどと比べればまだ対処はしやすいという声も聞かれる。
あまり水中で戦わなくていいので、水中戦が苦手な人にとっては通常種と比べて楽だという意見も多い。- そもそも「双界の覇者」などと銘打たれてはいるが、孤島ではほぼ南部~中部の陸上エリアのみで行動し、
水中エリアに行くといえば瀕死になって移動経路に使う時ぐらいなため、
むしろ水中戦を捨て去ってるんじゃないかとすら思える程の陸上戦一辺倒な行動をとる。- ただ水没林では移動状況によっては水中(エリア3)にも入り、真の双界の覇者たる一面を見ることができる。
例によって淡水だけど
- ただ水没林では移動状況によっては水中(エリア3)にも入り、真の双界の覇者たる一面を見ることができる。
- そもそも「双界の覇者」などと銘打たれてはいるが、孤島ではほぼ南部~中部の陸上エリアのみで行動し、
- イベントクエスト「電撃・ランディープ」では、通常のクエストよりも遥かに強力な個体が登場してくる。
詳細についてはリンク先を参照していただきたい。
- 孤島での出現エリアは7と9だが、エリア9では突然何の前触れもなく、何も無いところから現れる。
火山でのジンオウガ亜種といいテレポート能力でももっているのだろうか…?- また、闘技場で戦闘する際、登場するのが2匹目以降だった場合、
壁の向こうから飛んできて闘技場内に着地するという光景を拝むことができる。
青空をバックに、巨大な海竜種が無言で宙を舞っている姿は非常にシュールである。
- また、闘技場で戦闘する際、登場するのが2匹目以降だった場合、
- 孤島では頑張ればハメ技をすることもできる。
エリア6の障害物の近くに落とし穴を置くなりして、瀕死に追い込むだけ。
障害物を避けようとせずによろよろ歩いているので、一方的に攻撃が出来る。
ただし、障害物が壊れないように気を配ること。
- ヒットした部位にもよるが、ナバルデウスなど超大型モンスターのように、ランスの突進を強制的に弾く性質を持つ。
そのため突進は控えざるを得ない。ランスで挑む場合は注意しよう。
派生作品
MHXR
- サービス開始から少し経って実装が発表されたが、水中戦のない本作においては
通常種が亜種の地上モーションを獲得したうえで先んじて登場していたため、
戦闘面では通常種と全く変わらなくなるのではないかと危惧されていた。
実際、通常種とはブレスや放電などの範囲が多少違うかという程度でほとんど差はないのだが、
その代わり他の同ランク帯モンスターと比較して武具の性能が強めという調整がなされ、
数多のハンターがラギアクルス亜種の武具を狙ってクエストへなだれ込んでいった。- 中でも有名どころとしては、ヘビィボウガンのネオラギアブリッツだろう。
この武器はPT全員の雷属性火力を1.5倍にする武技「狩人の剣【雷】」を有するため、
雷属性PTのサポーターとして人気を博することとなる。
- 中でも有名どころとしては、ヘビィボウガンのネオラギアブリッツだろう。
MHST
- ストーリーズにも通常種共々参戦。
ある条件を満たすことで、ナウパカ島のにくきゅうビーチに低確率で現れるようになる。
- 戦闘面を見ると、拡散豪雷ブレスによる強烈な全体攻撃に加え、
単体攻撃に関しても雷ダブルファングや帯電ボディタックルと、
雷属性を伴う強力な攻撃技が揃っている。
適正レベルでは通常種以上に雷対策をしっかりした上で挑まないと勝利するのは厳しいだろう。
行動パターンも読みにくく、三すくみで安定して勝利するのは難しいという、
かなりの強敵に仕上がっていると言える。
また、HPが減ってくると怒り状態に突入し、拡散豪雷ブレスの使用頻度が飛躍的に上昇する。
2回行動されないことがせめてもの救いと言ったところか。
オトモン
- 能力を見ると通常種に比べて攻撃力に優れる反面、やや打たれ弱くなっている。
また、メインシリーズと同様火属性と龍属性には非常に弱いため、運用する際は注意したい。
行動傾向はパワーがメインだが、スピードも比較的よく使用する。テクニックの頻度はやや低めと言ったところ。
- 敵の時に使用してきていた各種雷属性技は当然、オトモンになっても使用可能。
高い攻撃力から繰り出されるそれらの技の破壊力はすさまじく、非常に頼りになる。
通常種よりやや打たれ弱いとはいえ能力が全体的に高い点に変わりはないため、
通信対戦においては人気の高いオトモンの一角を担っていると言える。- 拡散豪雷ブレスに関しては固有遺伝子技のため、他のオトモンに継承させることもできる。
雷属性が得意なオトモンに継承させればかなり便利なため、ぜひ活かしてやろう。
- 拡散豪雷ブレスに関しては固有遺伝子技のため、他のオトモンに継承させることもできる。
- 優秀な絆遺伝子を保持した状態で生まれることが多い点も重要である。
主なものを上げるだけでも、- 攻撃力の底上げの定番ともいえる攻撃大遺伝子
- パワー攻撃メインのオトモンの大きな味方、攻剛大遺伝子
- 雷属性の威力を大幅にブーストさせる、雷光大遺伝子
- 麻痺を操るオトモンにはぜひ付けさせたい、効痺大遺伝子および続痺大遺伝子
強力な絆遺伝子のオンパレードである。
それだけではなく、レアな巣から手に入れたラギアクルス亜種は空き遺伝子数にも恵まれやすく、
優秀な個体の厳選が行いやすいという長所もあるのだ。
- このように非常に強力なオトモンなのだが、
登場するタイミングが遅い上に成長型が「晩成」であるため、ストーリー攻略中に活躍させるのは厳しい。
あくまで、クリア後のコンテンツを楽しむ上での存在と考えた方がいいだろう。
MHST2
- 前作に引き続き登場し、勿論オトモンにも加えられる。
野生個体はベルガ地方のベルガ火山の麓やモンスターのレアな巣にいる。
ただ、ストーリーには絡まないので影は薄め。- 一見すると火山地帯に本種がいるのは不自然に見えるが、
ラギアクルス亜種がいる場所は水辺がある緑豊かな場所であり、そこまで不自然ではない。
…モンスターのレアな巣では火山地帯を闊歩するラギアクルス亜種という不自然な光景が見られたりするが…。
- 一見すると火山地帯に本種がいるのは不自然に見えるが、
- 戦闘では通常種と異なり、基本はスピード主体だが
怒り状態になると一転してパワー主体になるという特殊な行動パターンを持っている。
また時折「蓄電」という特技を使用して蓄電状態になるとテクニック主体になる他、
しばらくすると強力な全体攻撃を撃ってくる。
ただし、蓄電中は「背中」という部位が出現し、これを破壊すると全体攻撃を阻止できるだけでなく
確定でダウンするので絆技を使ってでも破壊を狙っていきたい。- 前作や通常種と同様、リオレウス種(勿論破滅レウスでもOK)の絆技で討伐すると帰巣しやすくなる。
ペイントボールと合わせれば確実に帰巣するので、遺伝子集めもしやすい。
- 前作や通常種と同様、リオレウス種(勿論破滅レウスでもOK)の絆技で討伐すると帰巣しやすくなる。
- 弱点が龍属性に設定されている。
もっとも、ラギアクルス亜種と戦える様になる頃は龍属性攻撃が
ネルギガンテの武器と封龍剣【絶一門】しかないのだが。
- 上位個体はレア度の割にレベルが低く、あろうことか、
主人公のレベルが58以上あれば一掃攻撃で瞬殺できてしまう。
どれぐらい低いかと言うと、なんとジャギィより低い。
もちろんノスでもドスでもない、正真正銘のただのジャギィ以下なのである。
どうしてこうなった……。*4- なお、下位の個体はむしろ一掃攻撃に必要なレベルがやけに高い。
同じ地方で戦えるモンスターだとブラキディオスどころかネルギガンテよりも要求レベルが高い。
- なお、下位の個体はむしろ一掃攻撃に必要なレベルがやけに高い。
- 一方、サブクエストで戦える強化個体「雷鳴の白海竜」に関してはモノが違う。
行動パターンはほぼ同じだが、大幅にステータスが上がっており、
雷攻撃力は507という下位どころか上位を含めて第二位というぶっ飛んだ値である。*5
当然真っ向勝負や特殊対決で負けたりしようものなら余裕でオーバーキルされる。
ただしHPと防御力に関してはそこまでぶっ飛んだ強化ではない為、
対策として- 通常時はテクニック、怒り時はスピード、蓄電時はパワーで攻める。
- 特殊対決は確実に勝利する。
- 蓄電中は絆技を使ってでも背中の破壊を狙う。
- 破壊が間に合わない場合はライドオン状態や身代わり玉等で凌ぐ。
ちなみにこの個体を討伐すると、クエスト報酬と合わせて6790もの経験値が手に入る。
ラギアクルス亜種に慣れたら周回してレベル上げをしてもいいかもしれない。
まあ、これを周回するよりもポモレ花園でタルアイルーを狩る方が遥かに効率がいいが。
オトモン
- ライドアクションは前作と同じで、水上移動と咆哮。
- ちょうどラギアクルス亜種を手に入れられるタイミングでは
雷属性弱点であるネルギガンテがボスとして登場する為、
育てておけば非常に心強い味方となるだろう。
また、雷テクニックであるライゼクスもこのタイミングでタマゴを手に入れられるので、
ネルギガンテのすくみ傾向毎に二体を使い分けるのもいいかもしれない。
- アクティブスキルは雷ブレス遺伝子【大】の「プラズマブラスター」、
強襲遺伝子【大】の「プラズマプレッシャー」、そして威圧遺伝子【大】の「王者の威圧」を持つ。- プラズマブラスターはスピードタイプの全体雷属性中ダメージで攻撃、低確率で3ターンマヒ状態にする。
前作の「拡散豪雷ブレス」が名称を変えてスピードタイプが付いたものと見ればいいだろう。
少し遅れて手に入るライゼクスが同じ遺伝子を持っているため強化もしやすい。 - プラズマプレッシャーはパワータイプの単体雷属性中ダメージ攻撃で、会心率がやや高い。
こちらは前作の「帯電ボディタックル」の威力をやや下げた代わりに会心率を上げた技になっている。- 雷属性パワータイプの単体攻撃で接触技判定を持っている唯一のアクティブスキルである。
パワータイプだけが条件ならば強力な技は本遺伝子以外にもあるのだが*6、
上記の条件をすべて満たすとなると本遺伝子以外に存在しない。
雷属性のオトモンにはライゼクスやキリンといった会心率の高いオトモンが多いのはもちろん、
会心撃・絆遺伝子があるため、それらを運用する際はお世話になるかもしれない。
- 雷属性パワータイプの単体攻撃で接触技判定を持っている唯一のアクティブスキルである。
- そして王者の威圧は高確率で3ターン相手全体の全属性攻撃力を中ダウンさせる。
ちなみに、クシャルダオラの持つ古龍の威圧はこれに加えて防御も下げることができるが、
絆ゲージの消費がかなり重いため、攻撃力だけを下げたいのであればこちらを採用するといい。
- プラズマブラスターはスピードタイプの全体雷属性中ダメージで攻撃、低確率で3ターンマヒ状態にする。
- 絆技は「キングストローム」。
前作から通常種ともども演出が非常にカッコよくなっているので、一見の価値あり。
MH-R
- かねてよりストーリー上ではエリオンのオトモンとして登場していたが、
2020年10月の竜騎祭ガチャのおまけとして入手できるようになった。
以降もちょくちょくピックアップされているが、あくまでもガチャのおまけ限定という点に注意。
- ラギアクルスとの半共生関係を築いているエル・テ・ウーナでは、
亜種の白い外殻が美術品や工芸品として人気を博しているとのこと。
オトモン
- HPと防御が超高水準、それ以外は平均という典型的な防御型ステータス。
属性耐性は、火が-50%、龍が-25%、水と雷が25%。
龍属性攻撃ぐらいはそれなりに耐えられるが、火属性はさすがに厳しいので、
高い耐久力を有するからと言って過信しすぎないよう。- ちなみに、水耐性は通常種から25%落ちている。
陸上戦特化となり水中との縁が薄くなったためだろうか?
- ちなみに、水耐性は通常種から25%落ちている。
- オトモン技は、敵単体へ50%の確率で麻痺を与える「ライトニングブリッツ」、
麻痺確率は25%と低いが敵全体が対象の「白閃光」、
隙を見てSPを25チャージできる「天雷装威」などがめぼしいところか。
通常種よりも攻撃寄りの構成と言え、向こうとは異なりダメージカット技は持たない。
- 特性効果は、麻痺・ずぶ濡れ耐性や無属性ダメージカットなど。
特にディアブロスなどのような無属性攻撃に傾倒した相手に対しては、
持ち前のステータスも相まって要塞じみた耐久力を発揮する。
- ここまででも十分強力と言える性能ではあるのだが、かつては微妙な評価を下されがちだった。
なぜなら、必然的に比較対象となる通常種の存在が大きかったため。
通常種はガチャによらず討伐戦で入手でき、なおかつ先にも少し触れたように
ダメージカット効果のオトモン技を持つなど徹底的な防御特化構成であるため、
中途半端に攻撃寄りになった亜種よりも使いやすいという声が多かったのである。
しかし、真限界突破が解放されると評価は一変。
ただでさえ高い耐久力が更に強化されるのはもちろんのこと、
1バトル中に1回のみの使用制限があるが、敵単体へ雷属性攻撃、
かつ耐性を持っていない限り確定で転倒させる「メガボルトクラッシュ」を習得するのである。
元々、転倒効果付きの技として「ヘビィボルトタックル」を持ってはいたのだが、
そちらの確率はたったの10%。そこからは実に+90%という大躍進っぷりである。
転倒はたった1回だけでも十分すぎるほどのチャンスとなるが、
更にラギアクルス亜種を2~3体編成した暁には連続転倒中にタコ殴りにするという戦法もとれる。
相手からすればたまったものではないだろう。- とはいえ、再度述べるが相手が転倒耐性を持っていない場合に限る。
特に高難度の龍天災クエストなどは転倒で楽をできるほど甘くはないので、
相手の状態異常耐性は出発前にしっかり確認しておこう。
- とはいえ、再度述べるが相手が転倒耐性を持っていない場合に限る。
余談
- 通常種のラギアクルスはMH3(G)における下位段階のストーリーにて、
主人公をライバルと認め再度戦いを挑んでくるのだが、
MH3Gの上位ストーリーでも、亜種の方もモガの村の村長と何度も戦ったということを訊かされる。
ラギアクルスと言う種のモンスターは皆、共通して執念深い性格だったりするのかもしれない。
- 亜種は陸上でも十二分の運動能力を発揮出来るという生態から
水中戦の無い作品でも通常種に代わり登場出来るのではないか、という意見も聞かれるのだが、
亜種が居て通常種がいないというのは不自然であるという事なのか、
若しくはラギアクルスの骨格が接地面に対する負荷処理が重くなり過ぎるという根本的問題を抱えているのもあってか
初登場のMH3G以降、メインシリーズでは希少種共々音沙汰が無い状態となっている。
希少種と違ってMHSTシリーズではしっかりと活躍できているだけまだマシかもしれないが。
- シリーズ20周年を記念して執り行われた「モンスター総選挙」では
通常種が第3位(欧州第1位、北米/南米第2位)、希少種が第12位(日本第2位)という高順位を獲得したものの
こちらの亜種はかなり下がって97位に。
無論全体で見れば決して低い順位とは言えないのだが、
モンハンの顔ことリオレウスと対を成し、海竜種の代表格を務める通常種や
水中戦と共にリストラされ、文字通り希少な存在と化している希少種に
注目度を吸われる形となってしまったか。
素材
- 海王の白竜鱗
- 所持するだけで一目置かれるという、ラギアクルス亜種の純白の鱗。
モガの村の希少特産品として扱われ、武具として加工することはできない。
イビルジョーの「世界を喰らう胃袋」と並ぶ★7の最高級品となっている。
- 白海竜の上鱗
- 美術品のような光沢を放ち、光に当たると綺麗に輝くラギアクルス亜種の鱗。
人気が高く、非常に高価で取引されている。
最上級のものは「白海竜の厚鱗」と呼ばれ、加工には熟練の技術が必要。
MHXRでは「白海竜の鱗」が登場する。
- 白海竜の高電殻
- 美しい青色を持つ、ラギアクルス亜種の背電殻。
通常種よりも高出力の放電が可能であり、導電率も高いため冷却が不要。
より重厚に発達したものは「白海竜の雷電殻」と呼ばれ、
落雷の豪雨と言われる程の恐ろしい放電力を持つ。
- 白海竜の上皮
- ラギアクルス亜種が持つ上質な皮。
強度はそれほどではないが、柔軟性と美しさを持ち、特別な革製品などに利用される事もある。
より上質なものは「白海竜の厚皮」と呼ばれ、
その美しさに、加工せずにそのまま飾る収集家も少なくない。
- 白海竜の尖角
- 強さの他、美しさも兼ね備えた象徴として扱われるラギアクルス亜種の角。
傷が少なく壮麗なものは「白海竜の剛角」と呼ばれ、特に富裕層に人気が高い。
MH3Gまでは部位破壊限定報酬であった通常種の角とは異なり、
亜種の角は捕獲報酬でも入手できる(さらにG級クエストでは通常報酬で尖角が入手可能)。
- 白海竜の骨
- ラギアクルス亜種の骨。
MHXRで追加された固有素材。
- 白海竜の爪
- ラギアクルス亜種の爪。
MHXRで追加された固有素材。
関連項目
モンスター/ラギアクルス
モンスター/ラギアクルス/派生作品
モンスター/ラギアクルス希少種
武器/ラギア武器 - ラギアクルス亜種素材を用いた各武器へのリンクあり。
防具/ラギアシリーズ - ラギアクルス亜種素材を用いたラギアUシリーズ、ラギアZシリーズについての記載あり。
システム/亜種
ゲーム用語/ラスボス
クエスト/深海からの挑戦 - 通常種と亜種が夢の共演(?)を果たす3GのG級クエスト。
クエスト/電撃・ランディープ - 3Gのイベントクエスト。孤島でラギアクルス亜種1頭の狩猟だが...?
BGM/孤島戦闘BGM - ラギアクルスのテーマ「海と陸の共震」。