武器/ラウンドホイーラー

Last-modified: 2024-04-16 (火) 02:12:03

赤甲獣が身を守る姿を参考に
設計された盾斧。硬軟絶妙な
甲殻が、強烈な攻撃を生む。
(ラウンドホイーラー)

構造を見直すことで、さらに
強化された赤甲獣の盾斧。その
美しき回転構造はまさに芸術。
(甲盾斧ロタシオン)

匠の手により傑作へと至った
盾斧。強力な回転から繰り出す
連撃は数多の獲物を打ち払う。
(激甲盾斧ルクロタシオ)

MHRiseで登場したチャージアックス。

目次

概要

  • MHRiseより追加されたラングロトラ素材のチャージアックス。
    ラングロトラとチャージアックスはMHXXで共演していたが、その時には存在しなかった。
  • 盾の形は車輪というよりは歯車に近いが、まさに斧強化状態で回転させるにはピッタリのデザイン。
    剣のほうはこん棒のようなものになっている。

性能

MHRise

  • ボルボロス武器のボルボロムダンカIから派生し、ラウンドホイーラーI、IIを経て
    最終強化の甲盾斧ロタシオンになる。その性能は以下の通り。
    • 攻撃力200
    • 麻痺属性19
    • 斬れ味は素で青40、匠でも青が伸びるのみ
    • 会心率0%
    • スロットはLv1が1つ
    • 榴弾ビン
    • 百竜スキルは「攻撃力強化IV」「防御力強化II」「防御研磨術I」
  • 麻痺とスタンによる二重の拘束が狙えるうえに及第点の攻撃力と斬れ味を確保している武器。
    麻痺属性値はチャージアックスの手数を鑑みると少ないかもしれないが、
    剣モードでの手数を重視した戦法ならば実用性が増す。
    麻痺属性強化を発動させるとLv1で20、Lv2で23、Lv3で27になる。
    戦略と欲しいスキルに併せてレベルを決めたい。
    • 見た目とピッタリな斧強化状態があり斧の攻撃に追加される5ヒットの追撃が発生するようになるが、
      この追撃には状態異常蓄積に0.2倍という強力な減算補正があり
      それでいて蓄積は確定でも無いため、麻痺が目的ならあまり効率的ではない。
      剣で麻痺させてから斧強化で大ダメージを狙うまるで素材元のような戦法なら採用の余地はあるだろうか。
  • 百竜スキルも攻撃力を10も上げられる攻撃力強化IVか
    ガードしても斬れ味の落ちない防御研磨術Iかの選択はなかなかに悩ましい。
    先述のように麻痺蓄積の高さを優先して斧強化状態を駆使したり、
    本来の運用で手数とチャンスを生み出した狩りをしたいなら前者、
    ガード変形を主体とした守りに重きを置いた運用なら後者と
    選ぶ戦略次第でいずれにもメリットがありうる。
    麻痺属性と併せて、素材元同様の自在な可能性を秘めた盾斧だろう。
    • もちろん、この性能で攻撃力200な上に百竜スキルでさらに上げられるのは優秀な所。
      他の麻痺属性のチャージアックスとしてはアイルー武器のシュラフカッツェが存在するが、
      こちらは麻痺属性28とロタシオンを大幅に上回るものの、攻撃力が140しかない。
      さらに麻痺にはできても、チャンス時の火力が低すぎるという問題に直面している。
      そのため、麻痺盾斧は一線級の攻撃力を持ちながらも現実的に麻痺を狙えるロタシオンか、
      後述の百竜盾斧の2択と言える。
  • 一応、匠を発動させても白ゲージが出現しないという欠点はある。
    とは言え今作では匠が異様に重く、アップデートの追加装備で多少はマシになったとはいえ積むのが難しい。
    そして、ロタシオンは素で青40と悪くない斬れ味があり、
    斬れ味面のフォローは不要なので匠を切って火力スキルを盛れるのは明確な利点と言える。
    • 懸念材料となりそうな百竜盾斧だが、あちらは最高でも麻痺15止まりの上に、
      会心率か属性値を犠牲にしないと「攻撃力強化IV」込みのロタシオンの攻撃力を上回ることが出来ない
      流石に攻撃力*1や会心率*2に特化した構成で性能を最大限に生かせるスキルを組まれてしまうと
      火力面で見劣りしてしまうものの、ロタシオンの方が属性値では若干優れており、
      Lv1×1だけとはいえスロットもある為完全な下位互換とは言い難い。

MHR:S

  • MRの追加により、強化先として「激甲盾斧ルクロタシオ」が登場。
    最終強化で傀異化素材を使うと改が付く。
    性能はというと、
    • 少し低めの攻撃力320
    • 素で長い白匠3から紫
    • あまり伸びなかった麻痺属性23
    • 会心率とスロットは上位から据え置き
    • 百竜装飾品スロットはLv2
    と、少々寂しい物理方面を麻痺による拘束力で補う武器となる。
    Riseでしのぎを削った百竜武器にはMRでの強化先が用意されず、
    この武器は実質唯一の麻痺武器として安泰…とはいかなかった。
  • 猛チャージをかけてきたのはアイルー武器。Rise時代は低すぎる攻撃力が祟っていたが、
    倍以上に伸びた攻撃力330に麻痺30を引っ提げてMRに復帰してきた。
    • ただしあちらは素の斬れ味が白20とやや心もとなく、匠や剛刃によるフォローが欲しくなる。
      こちらは業物さえあれば交戦中に研ぐ必要もなくなるので、快適性では上回る。
      さらにあちらは百竜スロットもLv1で、こちらが各種特効を嵌め込めば火力面でも渡り合うことは可能。
      • しかし、アップデート第一弾で傀異錬成が登場。
        これによってあちらは百竜スロットをLv2にすることが可能になったため、
        こちらが基本性能を積んでも火力面での追い上げは難しくなった。
        とはいえ斬れ味を紫で維持できれば攻撃力の補正倍率差(1.07)により、
        激甲盾斧ルクロタシオに軍配が挙がる。
      • 傀異スロットを拡張していくことで斬れ味が伸びるため、
        こちらは紫ゲージでの運用がしやすくなり、あちらは継戦能力が強化されることになる。
    このようにRiseと同様、ライバルこそ存在するものの十分に前線で活躍できる武器と言えるだろう。

余談

  • 名前はラウンド(円)+ホイール(車輪)を少し変えたものだと思われる。
    赤甲獣素材の剣斧の名前が「バウンドローラー」であることから、
    対比させるようなネーミングとなったのだろう。
    • ロタシオンはローテーション(rotation)のフランス語読みで、回転を意味する。まさにドストレート。
      見た目、初期段階のネーミング、そして最終強化のこれといい、
      あらゆる方向から斧強化でグルグル回転させろと催促しているかのようである。
    • 多くの赤甲獣武器で採用されているビリヤード系の銘とは一切関係がない…
      ワケでもなく、ビリヤードには「ローテーション」という遊び方が存在する*3
      そちらともかけているのかもしれない。
  • 攻略段階で十分な攻撃力と青ゲージ、麻痺属性、防御力ボーナス…
    MH4経験者ならピンとくるかもしれないが、
    立ち位置としてはかの歴戦の名器、ブラックフルガードに近い。
    オマケにこちらは覚醒要らずでスキル自由度が高く、使い勝手はこちらの方が上と言える。
  • 今作でも4種しかない点対称な斧。その名の通り回転したときに映えるだろう。
  • その外観からあっという間にピザカッターの後継者と認知され、
    MHW系列に続いて歴代ピザカッターが揃って不参戦という悪条件を、新武器の追加で乗り越える事となった。
    MHW:Iから追加された斧強化状態では斧刃が回転するので実質的に全ての盾斧がピザカッターと言えなくもなかったが、
    やはりピザカッターと言えば円形の刃が相応しいだろう。

関連項目

モンスター/ラングロトラ
武器/ラングロ武器
武器/テンプス・ギア - ピザカッターっぽい盾斧1号
武器/ピザックス - ピザカッターっぽい…どころか本物のピザカッターを使った盾斧
武器/デストネーター - ピザカッターっぽい盾斧2号


*1 「攻撃力強化IV」「属性追加【麻痺】II」「攻撃力激化」による攻撃力230、麻痺15、会心率-20%、素青40
*2 「会心率強化IV」「属性追加【麻痺】II」「会心率激化」による攻撃力190、麻痺15、会心率30%、素青40
*3 このルールでは15個のボールを全て用い、落としたボールの数値がそのまま点数になる。規定の点数に先に達したプレイヤーの勝利となる