チャージアックスにおける剣モードのオーバーヒートに関する仕様を利用した戦法の通称。
概要
- MHWorld以降のシリーズで可能*1な剣モード特化の戦法。
チャージアックスは、剣モードで攻撃を続けると「オーバーヒート」という状態になり、
チャージを行わない限り剣での攻撃が強制的に弾かれてしまうのだが、仕様上ヒットストップは発生しなくなる。
これを利用し、強制弾かれを心眼スキルや剣属性強化によるはじかれ無効の付与によって無効化することで、
ヒットストップ無しで剣モードの攻撃を素早く叩き込めるようになる…というもの。- 強制弾かれを無効化するだけなら心眼スキルでも可能だが、
剣属性強化中は剣攻撃にビン追撃が発生するため
火力の増強も兼ねて剣属性強化が重宝される。 - 元々オーバーヒート中に攻撃しても強制的に弾かれるだけでダメージはきちんと肉質通りに入るため、
強制弾かれを無効化することでオーバーヒートのデメリットを踏み倒し、
その上でヒットストップが発生しないことによるDPSの増強というメリットを得られるなど、
本来ならペナルティであるオーバーヒートがある意味バフともいえる状態になる。
- 強制弾かれを無効化するだけなら心眼スキルでも可能だが、
- チャージアックスの基本である盾の属性強化を維持しつつ
チャージからのみ派生する高圧属性斬りで起動するうえに持続時間が短い剣属性強化と
チャージすると切れてしまうオーバーヒートというほぼ対極にすら思える状態を同時に利用する都合上
下準備と維持が大変でありチャンス時に限定して行うか、
スキルの集中や強化持続によって利便性を増やすかが推奨される。- 高圧属性斬りを使った後は素早くオーバーヒートさせる必要がある。
溜め二連斬り⇄盾突きを繰り返す、その間に回転斬りを挟むなどで効率よくエネルギーを溜めることができる。
- 高圧属性斬りを使った後は素早くオーバーヒートさせる必要がある。
- 剣攻撃のヒットストップの無効化と剣属性強化および盾突きで発生するビン追撃により
極限まで手数に特化した攻撃が可能であり、
属性値の高い武器で弱点部位に属性ダメージを叩き込む際や、状態異常の蓄積に向いている。- 属性主体の連携であるため属性値が高い強属性ビンの武器と相性がよく、
属性解放斬りでは活きにくい会心率および会心撃【属性】も有用になる。
超高出力属性解放斬りだと撃ち漏らしが発生するほど弱点部位や体格が小さいモンスターにも有用。 - 状態異常属性の盾斧は現状、榴弾ビンで固定なので火力では属性運用に劣るが、
裏を返せば剣属性強化を維持せず心眼スキルで代用しても十分に運用可能ということであり、
オーバーヒート斬りで一気に状態異常を蓄積してから斧モードでラッシュをかける戦法も可能。 - なお、剣属性強化および盾突きで発生するビン追撃はビン消費無しで利用できる一方で
属性解放斬りで発生する追撃より各種補正がやや劣るため、
強属性ビンでの瞬間火力や榴弾ビンでのスタン蓄積は斧モード(特に高出力属性解放斬り)で稼ぐ方が効率的。
- 属性主体の連携であるため属性値が高い強属性ビンの武器と相性がよく、
- 剣モードでも特に隙が少ない牽制斬りや盾突きが中心でありヒットストップの無効化によりさらに隙がなくなるため
ガードや変形斬りによる防御が従来以上に柔軟になる。
- 手数重視の戦法であるため、斬れ味の消耗が速い。
攻撃が弾かれる心配はないとはいえ斬れ味の色段階による属性補正も決して侮れないため、
スキルなどによるケアは欲しいところ。
- 剣属性強化や盾突きによる追撃こそあるものの、ビンにチャージされたエネルギーに関しては
既に消費していない限り基本的にノータッチであるため、
コンボの〆に盾突きから(超)高出力属性解放斬りに派生して一気に火力を稼ぐことも可能。
MHW(:I)
- 初出。
新要素である剣属性強化の追加に伴い、オーバーヒートの強制弾かれが
心眼スキルおよび心眼効果によって無効化できるようになったことで
このオーバーヒート斬りが編み出された。
- 上記のようにオーバーヒートと剣属性強化および盾の属性強化を維持しつつ
最も効率が良い定点攻撃の「牽制斬り⇄盾突き」を繰り返す戦法。- ビンダメージによる属性抑制に強烈な下降補正がかかっているアルバトリオンに対して
皇金の盾斧・氷等が特殊ダウン、弱体化を狙う際などにも一役買ったとか。
- ビンダメージによる属性抑制に強烈な下降補正がかかっているアルバトリオンに対して
MHR(:S)
- 大きな変化はなく引き続き運用可能だがチャージミスの動作を省略しなくなってしまったため、
高圧属性斬りを使う際も黄色以上の剣撃エネルギーを確保するべきになった。
なお「牽制斬り⇄盾突き」を繰り返すより「牽制斬り→斬り返し→盾突き」を繰り返す方が効率がよくなった。- 鉄蟲糸技カウンターフルチャージからの派生で高圧属性斬りを溜め無しで発動できるため
下準備はやや楽になった。
ただし、カウンターフルチャージもチャージの一種であるためか、
チャージが発動するとオーバーヒートが切れてしまうので注意。 - ただし、モンスターの耐属性が渋い傾向があるなど物理中心の環境であるため
属性重視が主な用途であったオーバーヒート斬りを活用できる場面が少なくなってしまい
下火気味になってしまった。 - 状態異常の蓄積は斧強化状態でもあまり強化に繋がらないため依然として最善手といえる。
普段は心眼スキルを採用したオーバーヒート斬りで立ち回り、チャンス時に斧強化で一気に削り取る戦法が
異常蓄積、火力といい役割分担になるかもしれない。
- 鉄蟲糸技カウンターフルチャージからの派生で高圧属性斬りを溜め無しで発動できるため
- Ver.10以降はチャージミスを省略するようになり、剣属性強化の素の持続時間も60秒に延びた。
さらにサンブレイクで追加されたMRでは属性値のすさまじいインフレや
属性関連のスキルの多数追加などで属性中心の環境であるため、
相対的にオーバーヒート斬りも有用になっている。- なお、Ver.10へのアップデートで強属性ビンの超高出力属性解放斬りが大きく強化されたため、
超高出力属性解放斬りを放つ合間の下準備としても有用な戦法になった。 - 疾替えによって剣属性強化と斧強化を即座に交換できるようになった。
斧強化が発動している間は剣属性強化の持続時間が減少しない仕様であるため、
オーバーヒート斬りの準備完了後に疾替えを行い斧強化で立ち回り、
チャンス時に再び疾替えでオーバーヒート斬りで弱点部位を集中狙いというロマン溢れる戦法も可能。 - ビン追撃の入れ替え技でビン追撃【撃針】が追加された。剣属性強化と盾突きのビン追撃が入れ替わるため
オーバーヒート斬りで利用する追撃はもれなく入れ替えの対象である。
追撃を炸裂させることで盾の属性強化の時間を延長させる効果があるため、
うまく利用すれば盾の属性強化の手間が省ける。
より延ばして欲しいであろう剣属性強化には効果がないのが残念である。
付着させたエネルギーを斧モードで攻撃する手間があるため総合的に好みで選んでいい程度だろうか。 - 豊富な手数で発動が容易な連撃、斬れ味の消耗の激しい点を逆に有効活用できる研磨術【鋭】、
さらにアップデートで弱点特効【属性】や状態異常確定蓄積など
オーバーヒート斬りと相性がいい新スキルが多数追加されている。- ちなみにチャージマスターという属性値と状態異常蓄積値を強化する新スキルが追加されたが、
チャージアックスでは溜め二連斬りのみが強化対象であり、
溜め二連斬りが剣モードの主力技とはいえあまり有用ではないスキルだが、
そのかわりなのか強化倍率がレベル3で1.5倍となかなか強力であるため、
オーバーヒート斬りに採用し「溜め二連斬り⇄盾突き」を繰り返すことで
チャージマスターを大いに利用できる。
特に状態異常は強化手段が少ないため有用かもしれない。
- ちなみにチャージマスターという属性値と状態異常蓄積値を強化する新スキルが追加されたが、
- なお、Ver.10へのアップデートで強属性ビンの超高出力属性解放斬りが大きく強化されたため、