MHP3で初登場した、昆虫の素材で作られた双剣。
目次
概要
- 見た目はそのまんまクワガタムシの大顎二つ分。
内側のギザギザがついたほうではなく、外側の曲線のラインがあるほうで敵を斬り刻む。
- 残念ながらMH3Gでは製作出来ないが、
昆虫素材から製作出来る龍属性双剣として甲刃インセクトロードが存在する。
性能
MHP3
- ブーストでそこそこの攻撃力205、上位★7の段階では貴重な龍属性18を持ち、斬れ味は素で青80、
斬れ味レベル+1で白30が出現と、ほぼ採取素材のみで作れる武器としてはなかなかの性能を誇る。
- 下位武器である強化前のコルヌ・ワーガ(改)は、虫獲りカゴでオオクワアゲハが手に入るようになれば
製作出来るため、最速で手に入る龍属性武器の一つである。
MHX(X)
- MHXで久しぶりに復活。
オオクワアゲハなどを用いてコルヌ・ワーガを生産し、強化LV4で双曲剣ロワーガとなる。
性能はMHP3からあまりかわっておらず、攻撃力200に龍属性18とやや物理寄り。
そして長大な青ゲージと匠+2で白30というのも一緒。
MHXでは匠の発動が難しくなっているため、素の斬れ味が優秀というのはかなりの長所となる。
他の龍属性双剣は割と極端な性能だったり斬れ味に難があったりするため、使いやすさは抜群。
もちろん虫素材中心でレア素材が一切不要なのも嬉しいところ。
- 良く似た性能を持つ武器としてはクロウofハンガーがある。
ほぼ同等の物理性能と属性値を持つが、あちらの方が匠で出る白ゲージは長い。
代わりにこちらは素の青ゲージが莫大であるため、匠の有無で作る武器を決めると良いだろう。
ただし当然レア素材の闇玉が必要であるので、作りやすさではロワーガに軍配が上がる。
- コルヌ・ワーガが一番優れているところは生産時点で攻撃力130に十分な緑ゲージを持つと言うこと。
最速で作れる村★4の火山出現時点で攻撃力130と長い緑ゲージを両立している武器が他になく、
生産時点で最高の無属性双剣として運用しても十分に使えるところだろう。
オオクワアゲハの入手が若干面倒ではあるが、属性よりも攻撃力を重視している場合は
ニャンタークエをこなしつつ火山まで進めるといいだろう。
- MHXXでは限界突破によりさらなる強化が可能に。
究極強化で双顎剣ギラロワーガとなる。
攻撃力310・龍属性22・会心率0%・スロット0・斬れ味は長い白(匠で長い紫)、
龍属性値は据え置き。アトラル・カの素材を必要とするので完成は遅い。
匠で長い紫は出るが、元から長い白ゲージを生かして戦うのもアリ、わりと無難な性能。- 最終的にはアビルブリングやリクヘストといった一線級の龍双剣に出番を譲ることになるものの、
当武器は龍双剣として唯一緊急ラオ時点でG級強化可能、それも最終1歩手前まで強化可能であり
その時点でも匠で紫40を得られ攻撃力260、属性値20と十分すぎる性能を持つため、
緊急ラオに双剣で挑むなら心強い味方になるだろう。
- 最終的にはアビルブリングやリクヘストといった一線級の龍双剣に出番を譲ることになるものの、
MHRise
- 新大陸ではリストラされたが、ライズで地味に復活。
最終強化は双曲剣ロワーガ。
攻撃力190に龍属性18、素で極短の青ゲージというなんとも言えない性能。
鈍器でも匠でも運用できると言えばできるが、どっちつかずの半端な斬れ味をしている。
これでも龍双剣の中では比較的にスタンダードな性能で扱いやすい方だが、最終的にはヘスタカミン一択になってしまう。
そうでなくとも通常属性の武器に比べて属性値が低いため後れを取りがちで、ドス古龍などにはあまり担がれない。
とはいえ本作は龍が第一弱点のモンスターが物凄く少ないため、
その程度ならロワーガで十分と言えなくも無い……かも。- 因みにタイトルアップデートの無い最初期ではコイツの独断場だった……という訳ではなく、
新人のフォルティス・グラムに一歩遅れをとっていた。
- 因みにタイトルアップデートの無い最初期ではコイツの独断場だった……という訳ではなく、
MHR:S
- サンブレイクでも地味に強化が可能。
なんと双曲剣ロワーガ改にしただけで属性値が39に爆上がりする。
もちろん素材はドスクワアゲハやら傷ついた重古骨、それと虫素材なので大したことは無い。
攻撃力や斬れ味もかなり改善されて標準レベルになっており、
メル・ゼナや本作ラスボスを攻略する助けとなり得る逸材。
- マスターランク最終は双顎剣ギラロワーガ。
攻撃力320に龍属性44、スロット2-2-1に素白80と前作よりかなりマシな性能になった。
特に属性値の伸びは素晴らしいものがあり、大量の龍属性双剣が追加された中でも2位につけている。
紫が出るのは匠+3からなので、どちらかと言えば白ゲージ80の継戦能力を活かす方が向いているか。
また武器スロットだけで龍属性強化+5が発動できるのもかなりお得。
百竜装飾品もLv3なので特効系を積めると文句なし。
ここまでくれば一線級の双剣に仲間入りと言っても良い。- ただし、MR70にまで上げると強力なライバルが現れる。
このタイミングで奇しき赫耀のバルファルク武器の赫絶の対翼カトルクスが作成可能に。
その性能が攻撃力330、龍属性52、白ゲージ150とスペック面ではギラロワーガの上位互換になっている。
幸いにもカトルクスはスロット2が一つと百竜装飾品がLv2なので差別化はされている。
- ただし、MR70にまで上げると強力なライバルが現れる。
- Ver.11アップデートによる環境の変化は匠の追加が以前よりやりやすくなったことや、
傀異錬成との相性が非常に良い*1ことから、この武器にとって追い風が吹いていると言える。
紫ゲージが出るとルナリヨスを僅かに超える物理期待値とカトルクスに迫る属性期待値を持つ双剣へと化けるため、
紫ゲージ運用も視野に入るようになった。- ただし、紫運用だと上位中盤からのほぼ同期であるアウディティオ・グラムや神閃・風雲一双も気になるところか。
後者は運用が違いすぎるとして
前者はこちら以上の物理火力を持つのに対しこちらは属性で優る。
いずれにせよ継戦能力の確保が課題となるだろう。
またVer.13から追加されたシャングリラorハデスも強敵。
あちらは特殊すぎる会心率のため素の性能だと
こちらにもアドバンテージ*2はあるが狂撃化前提だとまず勝てない。
狂竜症【蝕】前提のスキルビルドをしているなら、考え直してみよう。 - 紫ゲージ運用でも、火力ではカトルクスに劣りがち。
同じ傀異錬成を施した場合、前述の通りこちらが紫ゲージでもカトルクスに属性で負ける上、
匠と斬れ味維持に達人芸等を積むのは相当スキルを圧迫するため、
その分カトルクスに攻撃Lv4でも積んでやれば物理火力も追い抜かれてしまう。
さらに会心率100%で達人芸Lv3を使う場合、匠Lv5で
紫ゲージを30まで伸ばしてようやくカトルクスと同等の斬れ味になる。*3
こちらが明確に優れているところは、紫ゲージによる弾かれにくさと、百竜装飾品Lv3が素で積める点。
前者は単純に立ち回りが楽になり、後者は属痛竜珠で属性に特化する場合、
カトルクスは傀異錬成で百竜装飾品スロットLv拡張を行わなければならないため、
その分属性値を伸ばせなくなりこちらが属性火力で勝るようになる。
紫ゲージ環境はD=シュレンダと同等なので、あちらに対する構成の龍属性版として組めるだろう。
レベル2スキルも1つ加えられる。- 龍属性が弱点のモンスターは属性肉質が25以上の部位を持っていることが多い。
そのため、キチンと弱点を狙うことができれば、ダメージはカトルクスを超えることとなる。
斬れ味維持の問題もあり、運用難易度はカトルクスより高いが、
使いこなせれば相応の火力で応えてくれるだろう。
上記の狂竜症の件も有り、龍気変換+龍気活性+天魂竜珠より狂化奮闘の方が向いているか。
- 龍属性が弱点のモンスターは属性肉質が25以上の部位を持っていることが多い。
- ただし、紫運用だと上位中盤からのほぼ同期であるアウディティオ・グラムや神閃・風雲一双も気になるところか。
- 最後のメジャーアップデートであるVer.16を迎えた現在では、理論上最強の龍属性双剣として名を馳せている。
理由は単純、百竜スロットを3に揃えたときに龍属性値が最も高いからである。- 上記のカトルクスに対しては、属性スキルや百竜装飾品を考えずとも、
傀異錬成の属性加算と斬れ味ゲージの属性補正の差だけで属性ダメージが勝るようになっている。
斬れ味ゲージの長さの差は覆しようがないが、
あちらが過剰なだけでこちらもスキルで補助すれば十分に継戦能力を確保することは可能。
百竜スキルの弱点特効【属性】の存在もあり、純粋に属性ダメージで大差をつけている。 - ダメージレースでライバルとなるのが、Ver.16で登場した原初を刻むメル・ゼナの双剣である刻銀の滅刃。
属性値こそこちらよりやや低い40(傀異錬成込みで93)だが、
傀異錬成を施すと紫50となる斬れ味に、4スロット×3、百竜スロットも3と大盤振る舞い。
さらに血氣や劫血やられの効果による体力回復量が上昇する固有効果までついてくる。- 匠いらずの斬れ味に豊富なスロットとスキル自由度が極めて高く
様々な固有スキルを欲している双剣のスキル事情とよく噛み合っている。
属性値を大きく伸ばせる血氣覚醒と相性の良い固有効果もあり
装備構築がとても楽な一振りとなっている。 - 一方こちらの勝っている部分は攻撃力10と属性値4のみ。
双剣は物理ダメージにほとんど期待できない関係上、実質属性値4しか差別化点がない。
しかし、連撃や伏魔などのスキルによる属性値の加算補正とは異なり、
武器の素の属性値と、傀異錬成で加算される属性値は、鬼人化や奮闘などの属性値への乗算補正がかかるため、
こちらにもある程度属性関連のスキルを搭載できているならば、火力での逆転が困難となるほどの差となっている。 - ロワーガと刻銀のどちらを使うかは、各々の護石や錬成の事情と、
ダメージを直接上昇させるスキル以外のスキルをどの程度採用するかにかかっているといえるだろう。
- 匠いらずの斬れ味に豊富なスロットとスキル自由度が極めて高く
- 上記のカトルクスに対しては、属性スキルや百竜装飾品を考えずとも、
余談
- 同じくオオクワアゲハ等の昆虫素材から製作できる防具ロワーガシリーズと一緒に使用すれば、
見た目相性共にバッチリである。しかも双剣使いに嬉しい耳栓スキルもある。 - MHXではオオクワアゲハを使用したチャージアックスの「シゾー・ワーガ」が初登場。
これによってロワーガ武器というカテゴリも(たった2種類ではあるが)新たに誕生したと言える。