武器/あかしまの神刃

Last-modified: 2023-10-31 (火) 09:38:31

蒼き双剣、剛健な風巻の龍より
発現せり。碧雲を散らすが如く
裂き、百の竜すら排撃する。
(あかしまの神刃)

跳梁跋扈が舞い散る、裏より
出でし風神龍。目覚めし双刃
宥恕の心なく、万象を滅す
(神淵ノ風閃キ)

人がつくりし二つの風
吹きすさみて嵐を起こす。
その刃、終に神に届かん
(神閃・風雲一双)

風神龍イブシマキヒコの素材が用いられた双剣。

目次

概要

  • イブシマキヒコの甲殻や角を利用したと思われるデザインの双剣。
    左右で異なる形状をしており、長さも異なる。
    左手の長い方は棘が無数に生えた片刃剣で、切っ先は刃側に少し伸びており、
    数多の棘部分も含めてノコギリのように掻き切る様な形状をしている。
    対して右手の短い方は分かりやすくトゲ棍棒といった見た目だが、いつも通りスタン値には関係ない。
    装飾の具合から宝剣の類にも見えるが、割と合理的に殺傷能力が高そうである。

性能

MHRise

  • イブシマキヒコの討伐で製作可能に。
    後に番のナルハタタヒメの素材を投入してあかしまの神刃IIに強化でき、発売時点での強化はここで止まる。
    • この武器の強みは長い青ゲージと高い攻撃力。
      継戦能力の高さは斬れ味消費の激しい双剣とは相性が良く、
      百竜強化で空棲系特効も付けられるため、当時のおまもり周回で乱獲されていたナルハタタヒメに好相性であった。
      百竜強化には他に属性値を伸ばすことも出来るが、属性運用をするとなると
      ロワーガの方がかなり高く、差別化がされていた。
      何より当時は唯一の「モンスター素材元の龍双剣」という個性があった。
  • 発売より3ヶ月後にはVer.3.0が配信され、本作での龍属性双剣の更新はここで終わる。
    同アップデートでは百竜ノ淵源ナルハタタヒメが降臨し、
    これを打ち降した後にその素材を注ぎ込む事で、最終強化神淵ノ風閃キとなる。
    性能は以下の通り。
    • 属性武器としては高い攻撃力210
    • 属性武器としてはかなり低い龍10
    • 会心0%
    • 凄まじく長大な青ゲージ
    • スロット無し
    性能自体は会心とスロット以外が素直に伸びた。
    物理寄り、というかほぼ物理運用でその継戦能力を活かすスタイルなのはほぼ相変わらずだが、
    物理面ではスキル環境の変化で経戦能力の上がった夜天連刃虎血ら無属性武器に押され気味。
    ならば龍属性はと言うと、継戦能力を十分残しつつ一段上の斬れ味を持ち、
    属性値も比較にならないほど高いヘスタカミンが立ち塞がる。
    強みを潰されたこの武器は、どう足掻いても中堅以下という嬉しくない境遇となってしまっていた。

MHR:S

  • 迎えた超大型アップデートにて本武器も神閃・風雲一双に銘を変え、MRにめでたく進出。
    イブシマキヒコと相見えるのがMR解放後にMR20まで上がってからなので、制作時期は遅め。
    強化段階が一度しかない事もあり、一発目から天玉級素材の風神の龍神玉を要求される。
    以下がその性能。
    • 相当高い攻撃力330
    • 相当低い属性値龍18
    • 変わらず会心0%
    • 素紫の後はさらに伸びた白、ではなく青ゲージ
    • スロットも無いまま
    • 百竜装飾品スロットは嬉しいLv2
    攻撃力がかなりの伸びを見せ、素紫な事もあって瞬間火力はピカイチ。
    続く青斬れ味も最低限実用レベルと言えるので無くはない……
    と言いたいが、これを主戦力とするには少々微妙か。
    属性値も2倍近く伸びたと言えば聞こえはいいが、属性環境かつ双剣でこの数値はかなり手厳しい。
    といった感じで、素直にこの武器だけを評価するのであればなんとも言えない具合である。
  • が、環境に愛されていない様に見えて、
    実際はかなりサンブレイクの新規要素にマッチした双剣となっている。
    仕様を知っているハンター諸氏からすれば常識だろうが、
    この武器は新スキルの研磨術【鋭】と物凄く相性がいい。
    一度の斬れ味回復で色段階を複数越す事で発動する火力スキルなのだが、
    この条件故に扱いが難しいスキルとなっている。
    そして、イブシマキヒコ武器群はの次にをすっ飛ばしてが出るようになっているのだが、
    の斬れ味回復では存在しないも介したと認識されるため、研磨術【鋭】Lv2以上ならば*1
    に戻すだけでこのスキルが発動する、という仕組み。
    • この武器の他にもフェンガルオルドマキナ等、
      白斬れ味が短くシナジーのある武器は幾らか存在するが、これはそれ以上に扱い易い。
      というのも、双剣の新たな鉄蟲糸技の鉄蟲研糸は斬れ味の回復量が15、
      対して斬れ味ゲージの最短の値は10なので、白から青に斬れ味が落ちたギリギリの所で
      使わなければ2つ上げることは出来ないが、白ゲージが0の風雲一双ならば鉄蟲研糸でも手軽に発動させやすい。
      鉄蟲研糸を戦闘中に差し込み、……と往復する事で
      ほぼ常に研磨術【鋭】を発動させられる事が相性の良さの所以である。
      研磨術【鋭】は発動条件の厳しさ故か効果自体はかなり強力であるため、期待値的にもかなり見込める上、
      他武器種では効果時間を延長できるLv3まで付ける事が多いものをLv2でも十分運用可能としている。
      回避によって攻撃力を高める巧撃とも運用上相性が良く、場合によっては
      無属性武器も食いかねない凄まじい性能を誇っている。
  • 仕様がかなり特殊なためかなりの文字量となったが、要は
    「研磨術【鋭】という発動さえすれば強力なスキルと、
    双剣以外も含めた全武器で見てもトップクラスに相性がいい*2」という事である。
    Ver.11.0では研磨術【鋭】の装飾品が追加され、
    傀異錬成でも火力スキルの中では付きやすいと、その点でも追い風となっている。
    • 尚、鉄蟲研糸は攻撃を回避する事で発動する為、真に活かすには少々プレイヤースキルを要するが、
      苦手ならばある程度業物を積んで斬れ味ゲージを紫と青の狭間にキープさせておき、
      鉄蟲研糸の技開始時の斬れ味回復とその回転率の良さを利用して、
      回避では発動させずとも始動の技連打で補う事も一応可能。
      このコンボを扱うからには是非鉄蟲研糸を有効活用できるようになりたいが、
      それまでの橋渡し的にそういった運用もアリだろう。
      とはいえ、鉄蟲研糸ばかりしていてもダメージ的にあまり効率的とは言えないので、
      あくまでその様な使い方をするならば、練習段階でのみの利用をおすすめする。
      それか、いっそ鉄蟲研糸を捨てて剛刃研磨で運用するのも良い。
  • ただ、クリア後の新クエスト群である「傀異調査クエスト」をやり込むとなると話は変わってくる。
    それらのクエストで得られる傀異化素材を用いることで、最終強化した武器も
    さらに強化を施すことができるようになるのである。
    この武器も当然対象となっており、まるでもう一段上の強化をしたかのような性能となる。
    • しかし、双剣という武器種自体がアップデートで追加された新要素ととにかく噛み合っており、
      やがて属性特化運用が主流となっていくのである。
      そうとなると、元々下位~上位程度の属性値しかない風雲一双では到底高い属性値を持つ武器達
      敵わず、完全に取って代わられる存在となってしまう。
    とはいえ、属性を極限まで上げる装備構成は長い長い道のりを経て、
    ようやく完成を迎えることのできるものとなっている。
    この武器が作れるMR20からしばらくは、十分前線で活躍ができるだろう。
  • Riseでラスボスを務めたにもかかわらず、その武器はあまり光らなかった雷神と風神が、
    次回作でそれぞれ別の強みを見出され活躍している事で、
    ラスボス武器が微妙になりがちなイメージは多少なり払拭されたかもしれない。

関連項目

モンスター/イブシマキヒコ
武器/イブシマキヒコ武器
武器/かんなりの神刃 - の素材の双剣


*1 Lv1の場合介する斬れ味の段階が3段階のため条件を満たさない
*2 双剣以外ならワイヤーステップで刃鱗磨きを発動させやすいスラッシュアックスや、同じく鉄蟲糸技のガードエッジで斬れ味を回復出来るガンランス等も挙げられる。もっともあちらはスキル負担や発動頻度の問題で回復量が多いので、イブシマキヒコ武器でなくても発動させられるケースがままあるのだが