MHP2G、MH4G、MHXXに登場する双剣の1つ。
主に黒龍ミラボレアスと祖龍ミラボレアスの素材が使われている。
目次
概要
- 双属性の双剣の1つ。
黒龍由来の剣は剛角をそのまま用いたかのような鋭利な形状で、祖龍由来の剣は常に白く点滅している。
やはりあのミラボレアスの武器であるからなのか、魔性の剣と恐れられており、
かつてこの武器を手にしたものはみな例外なく不幸な死を遂げたという。
まあキャラクターを操作しているだけの我々には関係ない話ではある
性能
MHP2G
- 攻撃力は364と比較的高め。というか属性武器トップクラスである。
上記の通り雷と龍の属性を帯びているが、その属性値も優秀(両方とも300)。
攻撃力と属性値に秀でている一方、斬れ味は匠で紫20な上にスロットも0であるため、
装備の選択肢がかなり狭まるのが欠点。
- 雷と龍が弱点のモンスターは結構な数が相当するので、他の双属性より担ぎやすい。
特にティガレックスの頭においては、雷属性武器を差し置いてトップのダメージを叩き出せ、
クシャルダオラの頭に対しても、龍属性双剣最強である【太極】とほぼ同じダメージを与えられる。
流石に金銀火竜に対しては雷は有効でも龍は効かないので、
別の武器の方が効率は良いが、通常種と亜種には有効である。
- 非常に優秀な武器であるが作成難度もそれ相応に高い。
強化前の双龍刃【飛天】に黒龍・祖龍の角を2本ずつ、頭部部位破壊報酬で出る黒龍の魔眼、
そして霞龍の宝玉が3個。
この【黒天白夜】の生産にG級の黒龍と祖龍素材と古龍の大宝玉が3個
と古龍系レア素材がこれでもかと要求される。
MH4G
- 祖龍ミラボレアスの復活に伴って再登場。
イベントクエストの配信によりキー素材の黒龍の剛角が入手出来る様になったため、生産リストにその名を連ねた。
必要素材はやはりと言うか、黒龍と祖龍の剛角がそれぞれ2本、
そこに祖龍の霊眼2つとかの大宝玉が1つ要求される。
大宝玉が必要なのは少々面倒だが、1つで良い分祖龍武器の中ではマシな方か。
- 肝心の性能だが、
- 属性持ちとしては非常に高い攻撃力406
- 雷360・龍410と強力な双属性攻撃
- 斬れ味レベル+1を発動させる事で紫40が出現
しかしその下は白20青10と非常に短く、業物必須 - スロット0
イビルジョーやクシャルダオラなどの相手に対しては、文字通り邪龍の災厄の如き力を発揮してくれるだろう。
- この武器の復活により、ジンオウガ通常種・亜種のハイブリット双剣である
狼牙双刃【雷獄】の立場が危ういものとなってしまった。
紫ゲージは同等でありながら攻撃力で突き放され、雷属性と龍属性の両方でも見事に負けているのだ。
一応彼方は白ゲージもそこそこ長くスロットも1つ空いているのだが、それで太刀打ちするのは難しい。
他のカテゴリでもライバルの武器を脅かしているミラ系武器であるが、
この武器も同じ双属性武器である雷獄の立場を奪ってしまっている。
流石は黒龍と祖龍のハイブリッド双剣といったところか。
- 雷と龍が共に通るイビルジョーやクシャルダオラ用双剣として強力なのは前述の通りだが、
こいつらにはもう一つ、他のモンスターよりやたらと通る属性が存在する。
それはあの紅龍に宿る新参属性、爆破属性である。
そして面倒なことに、龍属性と爆破属性のハイブリット双剣として、
この武器と同じくミラボレアスの、祖龍の代わりに紅龍を使った真・双滅龍刃【黄昏】がある。
あちらは攻撃力でこちらに勝りながらスロット3、しかし斬れ味と龍属性値はこちらより悪い。
爆破のダメージはPTの人数やクエストによっても大きく左右されるためなかなか難しい話になるが、
出番を取られることも多いだろう。
爆破武器持ちがパーティにいるかどうかだったり雷属性の通りや研ぎのタイミングの確保しやすさで差別化したい。
この使い分け方だとシャングリラや雷属性武器の存在が立ちはだかることになるのだが…。
MHXX
- 祖龍ミラボレアスの登場に伴い登場。今作でも龍属性と雷属性の双属性となっており、
「双龍刃【飛天】」→「双龍刃【九重天】」→「双龍神【黒天白夜】」と3段階強化可能。
最終段階の双龍神【黒天白夜】の性能は- 攻撃力290
- 龍36、雷41
- スロット0、会心率0%
- 斬れ味は青20白10、匠延長分は全て紫
やはりまともに使うとなると匠+2を発動させることが必須となる。
また、地味に属性値が雷と龍で逆になっている。
- 生産・強化に於いては4Gとは違い黒龍の素材は一切必要なくなり、基本的に要求されるのは祖龍の素材となる。
究極強化までで祖龍素材以外必要となるのは1回目の強化の際に、
希望の証XX2つと獰猛な帯電重殻3つが要求されるのみ。
また究極強化で必要になる祖龍の霊眼は、眼の部位破壊で確実に報酬で手に入るのに加え、
通常報酬でも低確率ながら手に入るので、
コイツに掛らなければ2回の討伐で必要素材がほとんど揃う可能性がある。
残りの古龍の大宝玉が既に手元にあればの話だが…。
- 祖龍の武器ということもあり、さぞかし強いのだろうと思いたいところだが、
龍と雷の双属性ということで、この両方の属性でそれぞれ特化した武器を見てみると、
かなりの強敵揃いであり、お世辞にもこの武器が活躍できる場面がそこまでないのが悔しいところである。
例として雷、龍属性それぞれで2本ずつ紹介すると- 双雷宝剣【麒麟児】
攻撃力290に会心率0%、雷38でスロット2、素で長い白ゲージを持つ。
非常に高い属性値とスロットによる拡張性、そして長い斬れ味が魅力。 - 豪雷双剣ツインクルス
攻撃力300に会心率20%、雷34だがスロットなし、こちらも素で長い白ゲージを持つ。
素で会心率を持っており、属性値もかなり高いので、
超会心と属性会心どちらの運用にも適しているといえる。 - 咎双刃アビルブリング
攻撃力300に会心率10%、龍32でスロット1、素で紫が出ており更に延長可能。
他の3本に比べ斬れ味が若干心許ないが、
それさえクリアできれば十二分に能力を発揮できる。 - 赫星刃リクヘスト
攻撃力300、会心率0%、龍30でスロット2、尋常ではない白ゲージを持つ。
物理性能はアビルブリングに少し劣るが、
スロット2つによる拡張性と長大な白ゲージによる圧倒的な継戦能力が魅力。
業物さえ発動させれば後は各種火力や生存スキルに振ることが十分可能である。 - 双雷宝剣【麒麟児】
- 上記の四本の製作時期は
一番早い双雷宝剣はHR解放前から、一番遅いアビルブリングでもHR45から究極強化できる。
そしてこの武器だが、祖龍のクエストが解禁されるのがHR100と非常に遅く、
当然生産・強化もそれまでできない。
- この武器に関しての運用は片方の属性だけ特化させるよりも、
会心率を上げ会心撃【属性】で属性値を高めたり、物理系スキルを組み込むほうが
結果的に火力が上がりやすい。
- よほどの思い入れがない限り、祖龍素材はこの武器より防具に優先させた方がよいと思われる。
余談
- MH3Gではこれの特徴を受け継いだ狼牙双刃【雷獄】が登場した。
こちらはジンオウガ通常種・亜種それぞれの属性を受け継いだ結果、龍と雷属性を帯びている。
3Gでも雷と龍が弱点のモンスターは多数存在し、
特にナバルデウスやリオス通常種・亜種にはうってつけといえる。
- この双剣の名は双龍神であり、双龍刃ではない。
黒龍の素材を用いる「黒龍双刃」や紅龍の素材の「双龍刃」は“刃”なので間違えやすい。
そして銘である【黒天白夜】の黒天はそのまま「黒い空=闇」を指していると考えられる。
一方の白夜は「1日を通して一切日が沈まないか、空が明るい状態」を指す単語であり、
漆黒の黒龍ミラボレアスと、白光の祖龍ミラボレアスの両者をうまく表したネーミングとなっている。
関連項目
モンスター/黒龍 ミラボレアス
モンスター/祖龍 ミラボレアス
武器/黒龍双刃
武器/双龍刃【紅空闇夜】
武器/ミラ系武器
武器/極・闇黒邪龍双剣
武器/双龍剣