大型古龍種の体内で稀に生成される大きな宝玉。初出はMHP2G。
最も物欲センサーに引っ掛かりやすい素材の1つとして恐れられている。
目次
概要
- 主にG級/マスターランクのクシャルダオラ、テオ・テスカトル、オオナズチ(所謂ドス古龍)の
いずれかを討伐すると手に入ることがある。しかし、剥ぎ取りでも報酬でも極めて入手率は低い。
その割には古龍素材でできた武具の生産や強化に頻繁に必要となる。
天鱗と比べ物にならないほど使用頻度の高いレア素材で、複数使用もあるため不足しやすい。
初出が特に人気作だったMHP2Gということもあり多くのハンターに物欲センサーの恐ろしさを知らしめた。
しかし、まだ価値の分かってないような新人G級ハンターや、
この素材から作られる武器や防具を全て作成してしまい、
もう不要だと思っているようなやりこみハンターには割とぼろぼろ出たりする。
MHP2G
- クエストや古龍によって剥ぎ取れる確率、報酬として出る確率が若干異なる。
そのため、どの古龍から狙うかはハンターそれぞれによって異なる。
なお、MHP2Gで一番高いのはイベントクエストのクシャルダオラ&テオ・テスカトルである。
そのためDL環境がない、もしくはその強敵に勝てない、又はiOS版をプレイするハンターは、
そこそこ出やすく強さもそれなりなオオナズチでマラソンすると言う。
しかしMHP2Gでは肝心のオオナズチの武器にのみ古龍の大宝玉を最後まで使わないものが存在し、
しかも地味に強い- なお、古龍の大宝玉のアイテムアイコンは紫色の宝玉であり、霞龍の宝玉と同じアイコンである。
そのため、オオナズチのクエスト報酬で宝玉のアイコンを見て「やった!」と思ったら
霞龍の宝玉であり失望したという経験を持つMHP2Gユーザーの数は計り知れない。
これがあるために大宝玉集めをオオナズチでは絶対やらないという人もそれなりにいる。
- なお、古龍の大宝玉のアイテムアイコンは紫色の宝玉であり、霞龍の宝玉と同じアイコンである。
- MHP2Gでは目安として普通の古龍武具は1個、紅龍武器は2個、祖龍武器は3個使用する。
ただ、1つだけ異常に使用し、5個も必要。
そのため途中で挫折した人がいると言う話はもうあまりにも有名である。- これを用いて作成or強化された武具の大半が第一線で活躍できる。
武器ならディスティアーレや阿武祖龍弩など。
防具のミヅハ【真】とトヨタマ【真】*1など、
挙げればキリがなく、その分作成も大変なのでハンター達は毎日マラソンに赴くと言う。 - ちなみに、MHP2Gで生産・強化のために大宝玉を使う武具をすべて作成しようとする場合、
なんと75個もの大宝玉を手に入れる必要がある。
もちろんこの他にもG級の古龍を中心とした素材が大量に必要になる。
アイテムコンプリートへの道とはかくも険しいものである。
- これを用いて作成or強化された武具の大半が第一線で活躍できる。
MH4G
- ドス古龍のG級素材であることから、長らく入手機会がなかったが、
遂にドス古龍とG級が揃い踏みしたMH4Gでは悪夢再びG級レア素材として再度入手できるようになった。- MH4Gではドス古龍3種の武器が大量に追加されており、
三頭全ての武器が存在する武器種も少なくないという状態になっている。
特にクシャルダオラは、通常種と錆びた個体の両方で全武器種が存在する。
さらに武器種自体も増えているため、はっきり言ってしまえば要求数はMHP2Gの比ではない。
そのどれもがよりどりみどりの素晴らしい性能になっているのはもちろんのこと、
最終強化(または生産段階)には確実に大宝玉を要求される。
無論他にも大宝玉を要求される武具は山ほど存在し、
全て揃えるのに必要な総数は約150個。実にMHP2Gの約2倍である。
装備マニアには厳しい道のりになるだろう。
本当に需要と供給がかみ合っていない。 - 剥ぎ取りや落とし物、クエスト報酬での入手率は古龍ごとに揺らぎがあり、
報酬ではクシャルダオラとテオ・テスカトルのクエスト報酬よりも、
オオナズチと錆びたクシャルダオラのクエスト報酬の方が1%入手率が高く設定されている。
ただし、オオナズチは体力や防御力の高さのため倒すのに時間が掛かり、
錆びたクシャルダオラはかなりの難敵であるため、一長一短といえる。
また、レベル136以上のギルドクエストでは基本報酬で3%(オオナズチは4%)で並び
かつ素材報酬枠が確定で5~7個と多くなっているため、かなりの高確率で入手できる。
発掘装備狙いでなくとも、大宝玉目当てで高レベルのギルドクエストを受けるというのもありだろう。
そうでなければ、村クエでオオナズチを狩り続けるというのもアリだ。
- MH4Gではドス古龍3種の武器が大量に追加されており、
MHXX
- MHXXではやはりG級ドス古龍が再臨し、それに伴いこのアイテムも復活。
やはり(主に古龍の)武器や防具の最終強化に頻繁に要求される。
今作はレア素材が直接関係ないモンスターの武具強化で要求されることはかなり少なくなったが、
当素材は4Gほどではないにしても落とし主のドス古龍武具以外にもかなり手広く要求してくるため、
相も変わらず要求総数はレア素材の中ではぶっちぎりに多い。- MHXおよびMHXXではほとんどの武具の最終強化でレア素材を要求してくるのだが、
この素材は供給元のドス古龍だけでなく黒龍やバルファルクなどの武具にも要求される。
幸い今作では村上位においてG級ドス古龍が出現し、体力の低さからソロでも狩猟しやすいこと、
レア素材全般の出現率が高くなったことから、これまでのシリーズよりも比較的集めやすくなっている。
- MHXおよびMHXXではほとんどの武具の最終強化でレア素材を要求してくるのだが、
MHW:I
- MHW:Iでは、G級改めマスターランクが登場したことでめでたく復活。
登場より長らくドス古龍の専用レア素材であったが、
新たに死を纏うヴァルハザク、ネロミェール、そして悉くを殲ぼすネルギガンテからも入手可能になった。
相変わらず入手確率は低いが、調査クエストの特殊枠や天の竜人手形による錬金に対応していたりと、
従来よりも入手可能先がかなり多く存在するため、以前よりは入手しやすくなったはず。
さらに導きの地ならば古龍種の討伐報酬になっているのでイヴェルカーナやキリンを倒した場合も入手可能。
後に実装されたミラボレアスのクエストでも基本報酬枠に設定されている。
確率が高めになっているのか、3個出ることもある。連戦していたらいつの間にか溜まりまくっていたということもあるだろう。
邪眼目当てで戦うと宝玉ばかり排出され宝玉目当てで戦うと邪眼が出るのはもはや日常茶飯事
- 細かい点だが、アイコンが紫から濃い赤色に変わっている。
幸い、全く同じ色のアイコンを持つ素材は古龍にはないため報酬画面では分かりやすい。
報酬に出ていないのもわかりやすいのだが
テオ・テスカトルの炎龍の宝玉は色が似ているが、そちらの方が色が薄いので見分けはつくだろう。
とは言え報酬画面のパッと見では騙されやすいが
- なお、MHW:Iでは古龍の大宝玉を集めやすいクエストとして「三界主」が登場。
特殊闘技場でキリン、クシャルダオラ、テオ・テスカトルの連続討伐となる。
これら古龍は作中でも気候を変動させるほどの影響があるが、闘技場の環境は大丈夫なのだろうか?
なお、集めやすいとされてはいるが、報酬で特別出やすくなっている、ということはなく、
討伐後の剥ぎ取りを含めても1個も出ないこともザラにある。
また、純粋に火力の高いキリンや、相変わらず戦いにくいクシャルダオラがいることもあり、
「どうしても大宝玉が欲しいなら、単体古龍の金枠有り調査クエストの方が早い」という声もある。
調査クエストを回す場合は他にレア素材の無いネロミェールがよく選ばれる。
- 一方、用途としてはシリーズでも最少クラスにまで減少。
一部の古龍武器・防具に要求され、古龍でないものは一部のジンオウ武器と一部の護石のみである。
また汎用デザインの場合はたとえ古龍武器でも大宝玉は要求されない。
その関係で武器種によって若干の需要の差があるが、
総じて需要も入手難易度も他のレア素材と同程度まで抑えられている。
- MHWorldでは、レア素材の入手時に専用のモーションをする為、
ひと目でレア素材が出たかどうかがわかるようになっているが、
やっかいな事に古龍の大宝玉剥ぎ取り時には上位の宝玉系素材入手時と全く同じモーションをする。
その為剥ぎ取りの際にレア素材剥ぎ取りモーションになり
「お、きた!」→「そっちじゃねえよ!」といった肩透かしを食らいやすい。
レア素材が古龍の大宝玉のみのネロミェールではこの肩透かしは食わないが。
MHR:S
- MHR:Sもマスターランクの登場によりまたもめでたく復活。
今作ではオオナズチが久々の復活を果たしたことにより、MHXX以来のG級、改めMRドス古龍専用アイテムとなった。
が、前作と同様アイコンの色が赤色に変わっており、上述したように今作ではMRドス古龍専用アイテムとなっているので、
古龍の大宝玉目当てにMRのテオ・テスカトルを倒したら古龍の大宝玉ではなく炎龍の宝玉が出て絶望することもザラである。
炎龍の宝玉は所詮上位素材だからマカ錬金の神気にも使えないため、換金するしかなくなってしまった。- 盟勇クエストの最終クエストはドス古龍3頭連続になるので
ソロの場合、行き着けば救済クエストとして機能するだろう。
- 盟勇クエストの最終クエストはドス古龍3頭連続になるので
- タイトルアップデート第2段以降で登場した傀異克服古龍は通常個体より入手率が高い。
通常個体より格段に強い相手ではあるがこちらでの入手を試みるのもいいだろう。
- 用途、需要はMHW:Iに比較すると格段に増えた。
通常の武器防具、強弓珠を始めとした装飾品はもちろん、
優秀な新スキルが搭載された傀異克服古龍の防具にも必要とされ、
新たなシステム「傀異錬成」により、同じ防具を複数作ることも珍しくなくなり、
古龍防具の優秀なスキルが揃った部位には露骨に古龍の大宝玉が要求されるためである。- 幸い、上述の通り傀異克服古龍を周回していれば入手はしやすい方ではある。
また、討究コインは必要になるがバハリとのぼったくり交換でも入手が可能。
なお、換算レートは一つ300枚である。古龍以外の普通のモンスターの天鱗が一つ150枚なので
かなり極悪なレートと言えるだろう。
- Ver.14からは傀異討究クエストにも傀異克服古龍が出現するようになったため、
そちらを周回していればある程度は自然に集まっていたりもする。
- Ver.15では直接のテコ入れがされたわけではないが、
研究レベル上限の引き上げと傀異化素材を使うマカ錬金術の追加に伴い、
調査ポイント稼ぎ及び傀異化素材収集を目的とした傀異克服古龍相手の傀異討究クエスト周回がさらに活発化。
この周回の副産物として古龍の大宝玉もそれなりの頻度で手に入るため、
人によっては持て余し気味になっていることも。
傀異護石錬金によるカムラポイント事情と相まって、いにしえの龍秘宝の方がありがたくなるのも御約束。
- 幸い、上述の通り傀異克服古龍を周回していれば入手はしやすい方ではある。
- なお、当初は何故か売却額が上位の宝玉よりも低くなっていた*4。
これは後のアップデートで修正され、18000zに上昇し、しっかりと上回るようになった。
これを簡単に金にできるほどのハンターがどのくらいいるかは分からないが。
余談
- 「古龍の大宝玉」という名称や「悠久の時を生きた古龍の体内で極めて稀に生成される」という説明を見る限りでは、
強大な個体であればどの古龍種からでも入手できそうな印象を受けるが、
MHWorldの時点ではドス古龍以外の種からの入手は確認できていなかった。
これは同じ大型古龍種であるシャガルマガラやバルファルクであっても同様である
(これらの種からは代わりに固有の激レア素材を得られる)。- 逆に言えば、「古龍の大宝玉」を宿すことが確認されていた唯一の存在であるドス古龍たちには、
他の古龍種にはない何らかの共通点が存在するとも考えられていた。
最も関係がありそうな共通の特徴といえば、
やはり「直接自然に干渉する能力を持ち、かつその能力を頭部の角で制御している」という点と、
「上位のレア素材が『○○龍の宝玉』である」の2点だろうか。
(死を纏う)ヴァルハザクが仲間入りした事で「角」という共通点が形骸化しかかっているが。
MHW:Iではドス古龍以外からも古龍の大宝玉が入手できるようになった為、
共通して説得力があるのは後者の点のみとなっている。
あるいは、彼らと同様の骨格を持つモンスターからのみ採れるということだろうか。
導きの地のキリン討伐時の報酬で出ることに目を瞑れば
- 逆に言えば、「古龍の大宝玉」を宿すことが確認されていた唯一の存在であるドス古龍たちには、
- MHFではG級希少素材として、
「古龍の大宝玉」を分化したと考えられる、3種の宝玉が登場している。
ズバリ、その名もオオナズチの霞龍の大宝玉、
テオ・テスカトルの炎王龍の大宝玉、クシャルダオラの鋼龍の大宝玉である。
G級希少素材、及び各古龍の固有素材として変化した故か、
古龍の大宝玉程の用途は無く、★レシピのシジルを別にすれば武器で1個ずつ使う程度である。
また基本報酬でこそ出ないが、本体・尻尾から入手可能で、入手率自体もG級希少素材の中ではかなり高い。
関連項目
モンハン用語/ドス古龍 - MHW:Iを除き該当のG級・MRモンスターからでないと入手不可。
アイテム/玉石
アイテム/宝玉 - 古龍の大宝玉の上位素材に相当する。
アイテム/龍玉 - 超大型古龍から入手できるレア素材。
アイテム/古龍種の稀玉 - MHFに存在する古龍種のレア素材。
ゲーム用語/物欲センサー