◆忍◆ ニンジャ名鑑#0405 【グラビトンワジェット】 ◆殺◆
エネアド社の門番ニンジャ。ピラミッド型サイバネボディを持ち、小型ピラミッドそのものに見える。増幅されたマグネ・ジツをオシリス・コアと組み合わせて局地的反重力フィールドを放ち、自身を浮遊させるだけでなく、敵を重力波で圧する。
登場エピソード
突き進んだ彼らを待ち受けた次なるガーディアンは、グラビトンワジェット。遠目にはピラミッドそのものだったが、実際それはオシリス・コアの力で人間の形を完全に放棄したサイバネティクスだった。
人物
- セトが支配する神聖メガコーポ「エネアド社」に所属するニンジャ。
- 社の深部を守護する「ガーディアン」の一人。順番は最後から三番目にあたる。
- 後述の通り、人間の形を完全に捨て去った姿を特徴とする。
- 「どのような経緯を経てこの姿になったのか」「言語を喋ることは出来るのか」等、様々な疑問を浮かばせるニンジャであるが、作中ではイクサ以外の描写がなく、その生態は謎に包まれている。
外見
- ピラミッド型サイバネボディの持ち主。その姿は遠目にはピラミッドそのものである。
- 人間の形を完全に放棄したサイバネティクスであるが、これはエメツ反転炉の一種であるオシリス・コアの力によるものらしい。
- 色々と極端なサイバネ改造を行った人物も珍しくない本作だが、その中でも群を抜いて不条理な姿である。もはやニンジャらしい要素が欠片も残っていない。
- 三角ボディの表面は滑らかなエメツ合金である。
元ネタ・考察
- グラビトン(graviton)は重力を伝達するとされる仮説上の素粒子。電磁力における光子に相当する役割を担う。
- 「ワジェット」 はエジプト神話の女神ウアジェト(Wadjet)であろう。
- 通常は翼のある蛇か、蛇の頭を持つ女性として描かれる。稀にマングースの頭の女神として描かれることもある。
- 一般には女神本人よりも、目の形の魔除けの文様「ウアジェトの目」の方が知られているだろう。古代エジプトではそこかしこで見るもので、ブラックティアーズの名前も恐らくこの文様から取られている。
ワザ・ジツ
- ボディの形状からして、近接戦闘は想定していない、完全にジツ特化型のニンジャと思われる。
- 名鑑によると、マグネ・ジツを用いて浮遊することが出来るとのこと。
- これを活用すればのしかかり攻撃は出来なくもない……か?
マグネ・ジツ
- 局地的反重力フィールドを形成し、相手にこの世ならぬ重みを与えて圧殺するジツ。
- その威力はリアルニンジャをして地面に這いつくばるのを余儀なくされるほど。力場に逆らって歩けば地面に亀裂が入るほどの衝撃となる。
ストーリー中での活躍
一言コメント
- ほぼサイバネのニンジャといえばネブカドネザルだけど、このニンジャは人の形すら捨ててるから何となくシデムシ寄りのイメージ。生体脳が欲しいからクローンヤクザを使うようにジツが欲しいからニンジャを部品として使う的な -- 2023-06-21 (水) 23:19:33
- Gのレコンギスタでピラミッドみたいなモビルアーマーいましたねえ、そんなイメージですな。 -- 2023-06-22 (木) 08:54:12
- パイラミッダル=サンよりも、ピラミッドに近い身体! -- 2023-06-22 (木) 20:20:18
- 人の形を捨てるという事は、元の自分から大きく乖離するという事で、生命活動や精神に異常を来す筈だが、それよりも主君の護りを優先するものとしている。それほどの忠義なのだろう。 -- 2023-06-22 (木) 21:36:00
- セト=サンが勝手に改造した様な気もする -- 2023-06-22 (木) 22:07:51
- 普段は同僚達に重力をかけて、トレーニングの効果を上げたりしてるんだ。俺詳! -- 2023-06-28 (水) 13:46:07
- ↑ガーディアン達が、仲良く超重力下で腕立て伏せなんかをしているところを想像すると、ほっこりすることですね! 喋るまでは「重力トレーニング用のジムの備品」だと思われてそう! -- 2023-06-28 (水) 20:57:06