ブラックウインド

◆忍◆ ニンジャ名鑑#（未掲載） 【ブラックウインド】 ◆殺◆

登場エピソード

• 「バトル・オブ・セイクリッド・ホウチョウ」

「俺はブラックウインド。ニンジャの、スシ屋だ」

人物

• ニンジャのスシ屋。本名「ゾンゴ・ナフダ」。
• 自身の父であるオンゾ・ナフダがスシ包丁職人を廃業し、彼の作である聖獣包丁も散逸したことに無念を覚え、それらはオンゾにとって不本意なものであったと確信。ナフダ家の再興を果たすべく、聖獣包丁を取り戻すためならいかなる非道な手段も躊躇わない血に塗れた復讐者と化した。
• ドラゴン聖獣包丁を所有するシミズ・アキジを父の仇と見定め、彼にスシ勝負を挑む。

外見

• 若いイタマエであるが、髪は白く、厳しい眼差しには冬めいた苦痛と困難の体験が刻み込まれている。
• 黒い鋼のメンポを装着している。

元ネタ・考察

• ブラックウインド（black wind）は直訳すると「黒い風」となる。

ワザ・ジツ

• イタマエとしてのワザマエは非常に高い。その手さばきは冷たく鋭利で、一切のミスがない。
  • 「まるでスシ・マシン」とは地の文の弁だが、彼の指先にはスシ・マシンにはない力強い執念が籠っている。
  • アキジとのスシ勝負では、宙に投げ上げたマグロの肉塊をマナイタに落ちる前に切り裂くという曲芸じみたワザを見せた。
• カラテのワザマエは不明だが、少なくとも殺人や残虐行為を躊躇することはない。
  • Twitter連載版では、チョップを繰り出して発生させた風の一閃で水道の蛇口を刎ね飛ばす芸当を披露している。「ブラックウインド」というニンジャネームと合わせて考えると、ニンジャとしてはソニックカラテなどの風にまつわる能力の持ち主なのかもしれない。

クィリン神獣包丁

• ブラックウインドが用いる包丁。刀身に四聖獣を統べる神獣クィリンの紋様がエンボスされている。
  • note版（モーメント・オブ・マッポーカリプス）ではクィリンの包丁も聖獣包丁の一本とされていたが、Twitter連載版では「神獣包丁」として区別されている。
• 彼はこの包丁で聖獣包丁の簒奪者一人ひとりに挑み、血祭りに上げてきたという。

聖獣包丁

• オンゾが遺した包丁。全部でドラゴン、ゴリラ、タコ、イーグルの四本が存在し、ブラックウインドはドラゴン以外の三本を入手している。
  • note版ではクィリンの包丁も聖獣包丁に含まれ、全五本とされている。
• ドラゴン聖獣包丁は、明かりに翳すと刃紋の微かな凹凸に「オンゾ・ナフダ」の銘が浮かび上がるという仕掛けが施されている。恐らく他の三本も同様であろう。
• 隕鉄を素材として作られており、災いを呼ぶ魔包丁とされる。
  • 災いの詳細については不明だが、人の欲を駆り立てる力を持つことと、ブラックウインドもまた聖獣包丁に心を囚われていることが示唆されている。
  • また、アキジがブラックウインドとのスシ勝負でドラゴン聖獣包丁を紐解いた際には、ブラックウインドが持つクィリン神獣包丁に共鳴するという現象が起こっている。

ストーリー中での活躍

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