◆忍◆ ニンジャ名鑑#0015 【ケイトー・ニンジャ】 ◆殺◆
古事記にも記されしニンジャ英雄。その半生は死と戦争に彩られた血なまぐさいものである。フマー・ニンジャとの一騎打ちや、ダイコクの宴、猿殺し等の伝説で知られる。
登場エピソード
- 「ディフュージョン・アキュミュレイション・リボーン・ディストラクション」(回想)
- 「ドゥームズデイ・ディヴァイス」(名前のみ)
- 「アセイルド・ドージョー」
- 「クルセイド・ワラキア」
- 「アルター・オブ・マッポーカリプス」
- 「エンター・ザ・ランド・オブ・ニンジャ」
- 「ドリームキャッチャー・ディジタル・リコン」
- 「ナラク・ウィズイン」
- 「タイラント・オブ・マッポーカリプス」
- 「ザ・シェイプ・オブ・ニンジャ・トゥ・カム」
- 「ケイジ・オブ・モータリティ」
- 「マスター・オブ・パペッツ」
- 「ヴェルヴェット・ソニック」
- 「デストラクティヴ・コード」
- 「テンペスト・オブ・メイヘム」
- 「ビースト・オブ・マッポーカリプス」
- 「ザヴとシルバーキーの偉大なる冒険」
「ドーモ。ケイトー・ニンジャです」
「我らは謳歌したいのだ。時経たこの鮮やかな世界をな……」
人物
- 古事記にも記されしニンジャ英雄。
- その存在や過去の活動の一端については第2部の時点で言及されていたが、第3部の終了時点では本人が姿を現すことはなく、彼の消息は長らくヘッズの間で考察の対象となっていた。
- そして第4部にて、ケイトー・ニンジャその人が「マッポーカリプスの時代」にエントリーを果たし、神話時代から現代まで生き延びたリアルニンジャとして本格的に活動を開始する。
- 特定の支配領域を持たず、世界を自由に飛び回り、遠大なスパンで陰謀を巡らせる。その途上で、ニンジャスレイヤーやサツバツナイトとは幾度も交錯することとなる。
- 各シーズンの主敵とはまた異なる立ち位置で暗躍を続ける彼は、第4部における最大のヴィランの一人と言っても過言ではないだろう。
- 何らかの野望の成就を目論んでいるようだが、その最終目的は未だ謎に包まれている。
- 神話時代に戦端が開かれたニンジャ大戦では、西軍(カツ・ワンソー側)に与していた。
- 「ディフュージョン・アキュミュレイション・リボーン・ディストラクション」にて描写されたニンジャ大戦の光景では、西軍のニンジャ将軍として、東軍(ハトリ・ニンジャ側)のニンジャ六騎士が一人、フマー・ニンジャと相対する姿が見られた。
- ニンジャスレイヤープラスのインタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版(71)によると、江戸時代はエド・トクガワに軍師として仕えており、その折、聖なる山に棲む猿達を殲滅したという。これは禁域として誰もが敬っていた地を暴き、幻想を滅ぼした冒涜的で邪悪な行いであり、名鑑に記されている「猿殺しの伝説」となった。
- この出来事は、徳川忠長が神獣として崇められていた猿を大量に駆除した逸話が由来と思われる。
- この出来事は、徳川忠長が神獣として崇められていた猿を大量に駆除した逸話が由来と思われる。
- 具体的な時期は不明だが、かつてダイコク・ニンジャを罠に嵌め、熱した鉛のセントーに落として滅ぼしたことがナラク・ニンジャより語られている。
- ニンジャスレイヤープラスのニンジャ名鑑プラス【山】によると、偽りの宴会にダイコクを誘い出し、神秘的なオイランをあてがった上で泥酔させ、熱した鉛で満たされた釜に落として殺したとのこと。
- しかし、後に掲載されたニンジャスレイヤープラスのN-FILES【グラウンド・ゼロ、デス・ヴァレイ・オブ・センジン】では、ダイコクの滅びの詳細は闇に包まれていると語られており、あるいはさらなるニンジャ真実が隠されているのかもしれない。
- 後述の「ブラックカイト」は現時点ではケイトー・ニンジャ本人とは明言されていないが、名鑑の記述によると、明治維新においても謎のスパイとして目撃されていたらしい。
外見
- ニンジャスレイヤープラスの身長一覧表によると身長187cm。
- 外見に関する記述は少なく、緋色の眼光を持つことが描写されている程度。
- 耳まで口を広げて笑う場面がある。
- バトル・オブ・ムーホンの時代では、フード付きローブを身に纏っていた。
元ネタ・考察
- Twitter連載版のあらすじによると、漢字表記は「加藤忍者」。
- 名前の由来は実在した戦国時代の忍者「加藤段蔵」(「飛び加藤・鳶加藤」とも)だろうか。
- 彼はゲン・ジツ使いであると共に、城の防壁を軽々と超える常人を遥かに上回る脚力を誇る恐るべき神話級忍者であった。
- 上杉家や武田家に仕えていたので、フマー・ニンジャのモデルである後北条氏に仕えた風魔小太郎とは因縁浅からぬ関係と言える。作者=サンはやっぱり日本人じゃn罪罰罪罰罪罰罪罰アッハイ、両者ともに実際ゆうめいなニンジャです。
- インタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版(38)にて、「ケイトー」の名は前述の「空飛ぶケイトー・ダンゾ」(Kato)と、古代ローマでよく見られた「カトー/ケイトー」(Cato)という氏族名の両方から取られていることが明かされた。また、後述のブルース・リーが演じた「ケイトー」のイメージも少しあるとのこと。
- "Kato"(加藤)を「ケイトー」と発音することの元ネタは、ラジオドラマ『グリーン・ホーネット』に登場する主人公ブリット・リードのサイドキック、ケイトー(媒体によってはカトーとも)であると思われる。ちなみに同作のテレビドラマ版でケイトーを演じたのはあのブルース・リー。彼の出世作の一つで、無名時代の彼のカラテは必見である。
- フィルギアによると、ケイトー・ニンジャは幾つかの名を使い分けているらしい。
- 彼が把握していた名は「ギャラルホルン」「スカーレット」「クローザー」の三つ。
- 下記の名鑑に続いて発表された「ブラックカイト」も、その内容から彼である可能性が高い。
- ブラックカイト(black kite)は「鳶」の意。上記の「鳶加藤」を連想させる。
クローザー
◆忍◆ ニンジャ名鑑#0096 【クローザー】 ◆殺◆
自称ジャーナリストの謎めいたニンジャ。過冬にもソウカイヤにも与さず、異常な状況のシトカを俯瞰している。おそらくは相当なカラテの持ち主。ナスカ崩壊のニュースを辿り、ニンジャスレイヤーを追ってシトカに現れたと言うが……。
使用エピソード
- 「ポッシブル・ドミネイション」
- 「ハート・オブ・ダウントロッデン・ソウルズ」
- 「カウンシル・フジミ」
- 「アルター・オブ・マッポーカリプス」
- 「ドリームキャッチャー・ディジタル・リコン」
- 「ナラク・ウィズイン」
概要
- 主に第4部シーズン2において使用していた名前。
- 初登場時はナラクを相手に真の名を隠し通し、すでにケイトー・ニンジャと対面していたサツバツナイトも、恐らくはリアルニンジャであると推測しながらも確信を持つには至らなかったが、後に両者から正体を看破された。
- その後もシーズン3中盤までは引き続き「クローザー」を名乗っていたが、「ギャラルホルン」を名乗るようになってからはこの名は使われなくなった。
- 詳細は当該項目を参照のこと。
マンデイン
◆忍◆ ニンジャ名鑑#0347 【マンデイン】 ◆殺◆
高潔なる放浪のニンジャを自認する存在。やむなく彼がカラテを振るう時、緋色の稲妻が閃くという。
使用エピソード
概要
- バトル・オブ・ムーホンの時代において使用していた名前。
- ザヴとシルバーキーにこの名でアイサツした直後、読者アンケートから情報を得たザヴにカイデン・ネームを暴露されたが、特に誤魔化すこともなく、カイデンの折にケイトー・ニンジャの名を得たことを認めている。
- なお、ヤマト・ニンジャにも「マンデイン」と名乗ったが、彼にも即座に正体を看破されている。
外見
- 登場時は牢獄に囚われていたためか、無精髭を生やしていた。
元ネタ・考察
- マンデイン(mundane)は「平凡な」「ありふれた」といった意味。欺瞞!
スカーレット
◆忍◆ ニンジャ名鑑#0348 【スカーレット】 ◆殺◆
赤き魔術師として混迷の戦場を駆け、真実のために高き知性を役立てるとされる存在。やむなく彼がカラテを振るう時、緋色の稲妻が閃くという。
使用エピソード
概要
元ネタ・考察
- スカーレット(scarlet)は「緋色」の意。
- 彼が扱う緋色の稲妻に由来する名前だろう。
ギャラルホルン
◆忍◆ ニンジャ名鑑#0349 【ギャラルホルン】 ◆殺◆
最も洗練されし霊感コンサルタントとしてIRC-SNS信頼スコア頂点に立つとされる存在。顧客は暗黒メガコーポの首脳や国王、大賢者に限られる。やむなく彼がカラテを振るう時、緋色の稲妻が閃くという。
使用エピソード
- 「タイラント・オブ・マッポーカリプス」
- 「ザ・シェイプ・オブ・ニンジャ・トゥ・カム」
- 「ケイジ・オブ・モータリティ」
- 「マスター・オブ・パペッツ」
- 「ヴェルヴェット・ソニック」
- 「デストラクティヴ・コード」
- 「テンペスト・オブ・メイヘム」
- 「ビースト・オブ・マッポーカリプス」
概要
- カタナ社と接触してから使用するようになった名前。
- 「タイラント・オブ・マッポーカリプス」にて、カタナ社のエリザベート・バサラCEOからこの名で呼ばれた際には、一瞬怪訝そうにするという反応を見せていた。
- 彼女が直後に「違う名前で呼んだほうがよくて?」と発言したことから推測するに、この名で呼ばれることにまだ慣れていなかったのだろうか。
元ネタ・考察
- ギャラルホルン(gjallarhorn)は、北欧神話の終末の日ラグナロクの到来を告げる角笛のこと。
- ラグナロクでは幽閉されていたロキが解放されることでも知られる。
マーリン
◆忍◆ ニンジャ名鑑#0420 【マーリン】 ◆殺◆
時を逆さまに生きると嘯き、伝説のアーサー王に聖剣エクスカリバーをはじめとする超自然の助けをもたらした存在。やむなく彼がカラテを振るう時、緋色の稲妻が閃くという。
使用エピソード
概要
- 「ビースト・オブ・マッポーカリプス」にて過去の時代に飛んだケイトー・ニンジャが、アーサー王に謁見した際に名乗った名前。
- ニンジャスレイヤープラスのレリック・オブ・マッポーカリプス(5):聖剣エクスカリバーにて、忍殺世界のアーサー王は「マーリン」と名乗る謎めいたニンジャの手助けを受けていたことが語られていたが、その正体は彼であることがここで判明した。
元ネタ・考察
- マーリン(Merlin)は、12世紀の偽史『ブリタニア列王史』に登場する魔術師。
- ブリテン王ユーサー・ペンドラゴンを導く存在であるが、後の文学作品ではユーサーの子アーサーの助言者としても登場するようになった。
ワザ・ジツ
- カラテのワザマエはまさに規格外。その恐るべき迫力は「時の力」とも形容される。
- 武器は主にボーを用いる。
ボー・オブ・ザ・トラベラー
- ドラゴン・マウンテンの霊廟から盗み出した長く重いボー。略称は「BoTT」(Bo of The Traveller)。
- 普段は彼のまやかしじみた力によってペン大のサイズに変えて持ち歩いており、打ち振ることで本来の形となる。
- 本人から離れた場所にあっても手元に引き寄せることができる。
- サツバツナイト曰く「ヤマト・ニンジャ所用の品と伝わるレリック」。
- 後にN-FILES【アンダー・ザ・ブラック・サン】にて、BoTTの正体が穂先を失ったヤリ・オブ・ザ・ハントであることが明言された。
ボー・オブ・クリムゾン
- 「ザヴとシルバーキーの偉大なる冒険」にて登場。バトル・オブ・ムーホンの最終決戦において使用していた緋色のボー。
- 作中では、緋色の稲妻をボーに落雷させ、敵に次々とチェインさせて焼き焦がす大技を披露しているが、これがボー自体の効果なのか、後述のジツとの合わせ技なのかは不明。
緋色の稲妻
- 緋色の稲妻を腕や装具に纏わせる。恐らくはケイトー・ニンジャのユニーク・ジツ、あるいはカラテの延長線上にある能力と思われる。
- 意図して使用せずとも、様々な動作時に雷光のモーションが伴う描写もある。
- 稲妻の応用性は非常に広く、以下のように多彩なワザを披露している。その様相はジツの域を越えてある種ニンポめいている。
権謀術数/タイジン・ジツ
「クキ、クキキィ!天の采配ここにあり!」
「君は私の一番になれる。戦うのだ。英雄になり給え。思う存分に。私が介添人となろう!」
- 登場するたびにあらゆる手段で場の状況や周囲の人物をかき回し、自らに有利な状況を導く。
- 彼は常に胡乱な言動を重ねており、高揚すると「クキキ」と露骨な笑いを響かせるなどあからさまに怪しい存在だが、古代から現代の様々な知識に精通していることは確かであり、対したニンジャの多くは「自分はケイトーを上手く使って利益を得られるのではないか」と考えてしまう。ケイトーはそうした野心や下心を巧みに操り、己の手駒に変えてしまうのである。
- 本人が極めて高い実力を持っているにも関わらず、あくまで計略で目的を達成しようとしている節がある。それ自体が一種の趣味なのかもしれない。
- 「騙しと策略を好む卑劣漢」「世界に悪名が轟いていた」とはナラクの弁。
- なお、彼の計略は決して完璧なものではなく、様々なランダム要素により失敗することも多い。しかし、そのたびに軌道修正を試み、最終的には勝ち逃げを狙う。
- あまりの胡乱さから、一部のヘッズの間では「ダマシ・ニンジャクランのアーチニンジャではないか」「タイジン・ジツの使い手では?」との声も上がっている。
- N-FILES【デス・オブ・アキレス】によると、カルマ・ニンジャにつけこんで実際に彼から奥義を伝授されていた模様。
ストーリー中での活躍
- 初登場は第4部シーズン1の「アセイルド・ドージョー」。レッドドラゴン、ムカデ・ニンジャと共に、三神器目当てでドラゴン・ドージョーを襲撃。サツバツナイトとユカノを圧倒的なカラテで一蹴し、レッドドラゴンにヌンチャク、ムカデ・ニンジャにメンポを渡して悠々と去っていった。
- 本人は神器にさして興味を示していないようであり、ブレーサーが霊廟にないと知っても落胆する様子はなかった。
- 本人は神器にさして興味を示していないようであり、ブレーサーが霊廟にないと知っても落胆する様子はなかった。
- が、実はこのドラゴン・ドージョー襲撃でボー・オブ・ザ・トラベラーを盗み出しており、サツバツナイトは「ナラクに宿るヤリ・オブ・ザ・ハント(YoTH)の穂先を、ケイトー・ニンジャが狙っている」と推理していた。
- また、レッドドラゴンを味方に付けていたのは、彼に三神器はニンジャ社会における統治権の象徴であり、故に彼が神器を手にした姿をIRC-SNSで配信すればモータルもリアルニンジャも恐れをなしてネオワラキアは守られると吹き込んでいたからである。
- この発言には多分に欺瞞が含まれており、「クルセイド・ワラキア」にてネオワラキアは論理十字軍の侵攻を受けてしまう。レッドドラゴンはケイトー・ニンジャを電話で問い詰めるも、彼はレッドドラゴンをすでに用済みと見なしていたのか「電波が悪い」と一方的に会話を打ち切ってしまった。
- シーズン2においては「クローザー」として暗躍し、策略を張り巡らせていた模様。詳細は当該項目を参照のこと。
- 「アルター・オブ・マッポーカリプス」では地上のイクサを俯瞰していたが、ナラクの力を引き出したニンジャスレイヤーに歓喜し接近を試みる。しかし、そこに現れたのは……クローザーの謎を解いた国際探偵・サツバツナイトであった!
- マスラダへの接近を阻むフジキドとのイクサでは、サツキを見切った上で緋色の稲妻を流し込むほどの力量を見せつけるものの、三本足のカラスに阻まれ千日手の形となる。その後はサツガイとのイクサを終えたマスラダを追おうとするフジキドを妨害し、最終的には余裕綽々と乱戦を生き延びた。
- シーズン3では、ネザーキョウの東域に存在するギンカク内のYoTHの穂先を狙い、その地を支配するタイクーンの子であるアケチ・ジョウゴと彼の側近クセツに近づく。彼らには最初から腹黒さを見抜かれていたものの、ギンカクの力を求めてやまないジョウゴ親王を巧みに誘導し、さらなる陰謀を企てる。
- 「ナラク・ウィズイン」では、ギンカクに封じられたナラクの力を解放することに成功するや本性を表し、ジョウゴ親王らと激突する。
- ニンジャスレイヤーを追って現れたヘラルドにギンカクの力の一部を与えて暴走させ、クセツに致命傷を与えて死に至らしめるなど、存分に場を引っ掻き回した。
- しかし、ジョウゴ親王に思いがけない反撃を受け、さらにはザンマ・ニンジャを倒したニンジャスレイヤーを前にして不利を悟り、その場から撤退した。
- なお、ヘラルドに「私は望みを果たした」と告げているように、ギンカクからYoTHの穂先を入手するという当初の目的は達成していた模様。
- 「スレイト・オブ・ニンジャ」では、穂先を求めるザイバツから追跡を受けている様子が描かれている。
- 「タイラント・オブ・マッポーカリプス」では、カタナ・オブ・リバプール本社の中庭にてエリザベート・バサラCEOと会談していた。
- シーズン4では、ダークカラテエンパイアのメンバーの一人として、ニンジャスレイヤーを獲物とする狩りの儀式「ストラグル・オブ・カリュドーン」に参加する。コンサルタントとしてカタナ社と協力関係を結び、カタナ社のバイオホムンクルスニンジャであるマークスリーを代理戦士としてネオサイタマに派遣した。
- マークスリーの狩りに際しては、パンヤンドラムに接触することで間接的な支援を行う程度に留まった。その敗北後もカタナ社との関係の継続をアピールする一方で、密かに生き残っていたマークスリーを手中に収めた。
- 「テンペスト・オブ・メイヘム」及び「ビースト・オブ・マッポーカリプス」では、「リバティ」と名を変えたマークスリーをマルノウチ・スゴイタカイビルに遣わし、儀式の鍵となるレリックについて調査を行わせた。
- 彼はカリュドーンの儀式が最初からセトの利益のために仕組まれていたことを看破していたのである。
- しかし、リバティがティアマトに追い詰められると自ら姿を現し、自身が手中に収めていた黒いマガタマと、茶器「ヒラグモ」の交換を提案。彼女にこれを了承させると、リバティと共にヒラグモを利用して儀式空間に侵入し、サツバツナイトが抱えていた爆発寸前のヒラグモ・デーモンを奪い取った。
- 折しもサツバツナイトはオヒガンの果てでヒラグモ・デーモンを爆発させることで現世への影響を断ち切ろうとしていたが、彼はその自己犠牲的な手段がもたらすリスクについて説き、自身に任せれば爆発を現世に影響を及ぼさぬ場所で引き受けられると嘯く。そしてリバティをポータル経由でロンドンに送り出すと、サツバツナイトに別れの言葉を告げて消えていった。
- ……が、エピローグの終了後、なんと過去の時代に飛んでいたことが判明。アーサー王に謁見し、自らを「マーリン」と名乗った。
- マークスリーに対して「時を逆さまに生きる偉大なる魔術師でもあった」と語っていた彼だが、まさにそれを体現した行動の前に、マーリン・リアリティショックに襲われるヘッズが続出した。
- マークスリーに対して「時を逆さまに生きる偉大なる魔術師でもあった」と語っていた彼だが、まさにそれを体現した行動の前に、マーリン・リアリティショックに襲われるヘッズが続出した。
- 圧倒的なカラテと胡乱さでトリックスターとして飛び回る彼が、今後どのようにしてマッポーカリプスの時代に関わってくるのか……備えよう。
一言コメント
- シーズン4終盤でリバティやフジキドに取った真摯な態度、あれはあれでケイトーの偽らざる本心だったのかなと思う(他にも狙いがあったにしても)。胡乱キャラがたまに見せるマジな表情これが大好き。 -- 2024-01-17 (水) 14:49:28
- お前だ!いつもいつもわきから見ているだけで人を弄んで! -- 2024-02-02 (金) 13:56:55
- シーズン4ラスト、その身を賭してサツバツナイトのみならずネオサイタマをも救ったケイトー=サンの姿は涙なしには見れなかったことですね。 -- 2024-02-13 (火) 14:57:32
- ↑欺瞞!……と断じることもできないのがまたケイトーの底知れなさよなぁ -- 2024-02-13 (火) 15:08:56
- アーサー王の時代から数百年経って2048年だか49年のネオサイタマに戻ってきたら、またヒラグモ抱えることになるのかな -- 2024-02-18 (日) 01:21:10
- こいつならカラテでタイムスリップとかやりかねないのが -- 2024-02-18 (日) 05:18:36
- 「コイツが何をするのか・何をしたいのか本当に分からない」ってのも凄い。本気で自分中心の世界再編を目論んでいるかもしれないし、自分なりのやり方でカツ・ワンソー復活やその力の簒奪を目指しているかもしれないし、実はハトリ側のスパイで、ワンソー復活阻止と、できなかった場合に対峙する新・ハトリ勢の創出が目的かもしれないし、某ステルスゲーの山猫めいて最初から武田信玄に絶対の忠誠を誓い、回りくどくともその復活を目指しているのかもしれないし、下手すりゃワンソー自身の分け身の様な存在という可能性すらある。今はただ備えたいが……備えようもないのだ。 -- 2024-04-22 (月) 11:22:19
- カツ・ワンソーすら出し抜いて嘲笑うのか、流石のケイトーでも思惑を全てを見透かされた上でワンソーに始末されるか。 -- 2024-05-11 (土) 13:08:18
- 良くも悪くも己の欲に対して非常に純粋なニンジャらしいニンジャ、似たようなタイプで力押しを好むラオモト=サンを「剛」とするなら権謀術数を好むこちらは「柔」か。 -- 2024-05-13 (月) 13:04:42
- 黙示録的イクサの中にいてなお恐るべき大量破壊そんざいフマー・ニンジャ=サンと正面切ってカラテする本当に強大なる半神的リアルニンジャでしたね -- 2024-05-21 (火) 01:33:34