イフリート

総評

イフリートはファンタジー作品でお馴染みの生物(?)だが、もともとは中東の民話に登場する悪魔や精霊の一種である。
あちらではそういった超常的な悪魔や精霊を「ジン」と総称しており、イフリートもジンのサブカテゴリである。
コーランや千夜一夜物語にも登場する由緒ある悪魔であり、ランプを擦ったら出てくるジーニーもイフリートらしい。
炎を操るキャラクターとして描かれることが多いが、本来は炎に限らずいろんな魔術を使うことができるとのこと。

火は火傷をテーマにしたダメージディーラー。
　　敵の火傷レベルが大きいほどスキルのダメージが大きくなる。
　　火傷ディーラーということで、火シルフや火オカルトの仲間といえる。
　　彼らとちょっと違う点は、火イフリートが「忘却」という変化球を投げてきたこと。
　　忘却は敵のパッシブスキルを封じる状態異常であり、忘却を付与する召喚獣は少ない。
　　あえて言えばこの変化球が差別化要素ということになるが、忘却を活かさずとも十分強いディーラーだと思われる。

水は凍傷がテーマ。
　　何よりも特徴的なのは自分が死に至るダメージを受けた時、21秒も我慢を獲得するパッシブ。
　　タワーを登ってる時に、やたら耐える水イフリートの姿を忌々しく思ったプレイヤーは少なくないだろう。
　　我慢を獲得する時についでに攻撃速度上昇Lv.10も獲得する。Lv.10というヤケクソな数値はコイツだけではなかろうか。
　　攻撃性能に関しては、火傷ジャンキーの火イフリートに比べたらだいぶマイルドか。
　　凍傷を付与する手段がマナ4個/再使用時間30秒なので、凍傷を付与するサポートを添えたいところ。
　　2024年3月のアプデで「騎士型or戦士型の敵をスキル攻撃時、自分の方が防御力が低ければ、防御力減少と弱化効果解除不可を付与する」というややこしいパッシブを得た。
　　前衛を狩る性能が上がったのは後衛アタッカーとしては相当美味しい。

風は感電がテーマ。通常攻撃で持続ダメージの持続時間を増加させる。
　　感電を付与し、持続ダメージ(感電を含む)を持つ敵を攻撃したときダメージが伸びる。
　　感電状態でマッハクラッシュを連打するのが基本的な使い方になるだろうか

光は強化効果の強奪がテーマ
　　奪った強化効果をチームメンバーにも配る。やさしい子。
　　そうして集めた強化効果が多いほど自分の攻撃力にボーナスがついていく
　　書かなきゃいけないことはそれくらい。シンプルな召喚獣。

闇は弱化効果解除がテーマの騎士タンク。回復もできる
　　味方の弱化効果を解除すると回復量が伸びる
　　自分に弱化効果はないときスキル加速30%がついてくる。
　　タンクにしては攻撃スキルに大きく振り寄った性能をしており、殴りタンクとして採用することになるか?
　　2023年12月のアプデで挑発タンクになった。
　　タンクとしてはややこしい性能をしている。図鑑をよく読んでおこう

スキル