マジックアーチャー

総評

「弱点攻撃」が特徴的な弓使い
弱点攻撃とは「クリティカルが発生しない攻撃で、自分の命中率と対象の回避率の差による確率に基づいて弱点攻撃が発動します。弱点攻撃時、自分の命中率に比例してダメージが増加します。」とのこと。
命中率を参照して火力を伸ばす今までにないディーラー。
なお図鑑効果は攻撃力と攻撃速度であり、命中率ではない。

火は強化効果解除、強化阻止、弱化効果解除不可で敵の強化効果を妨害する。
　　弱化効果解除不可を付与できるのは、2023年6月のマジカルアーチャー実装時点で、こいつを含む4体。レアな能力。
　　強化阻止を持つディーラーは少ない。他に強化阻止を持つ召喚獣を持っていない場合、火マジックアーチャーの素体だけでも取っておくと後々助かるかもしれない。

水は被回復量減少とアンデッドと、忘却がテーマ。ややこしいのでよく読め。
　　スキル1で被回復量減少を付与する。
　　スキル2で忘却を付与する。
　　パッシブで、忘却にかかってる敵に被回復量減少を付与し、被回復量減少をアンデッドに変える。
　　通常攻撃の連携スキルで、アンデッドLv.6以上の敵に弱化効果解除不可を付与する。
　　以上のコンボを1人で完遂するのはなかなか難しいだろう。
　　被回復量減少を付与できるのはコイツを含めて4体。水海賊船長ならコイツと枠を食い合うことなく起用できるか。
　　忘却を付与する召喚獣はそこそこ居る。ただし限定配布のコラボキャラだったり、光☆5だったり、ダメージディーラーだったりするので、実際に使おうとしても難がある。
　　アンデッドを付与するのはコイツと闇オカルトと光マジックアーチャー。闇オカルトと上手く噛み合いそうだが、闇☆5を手にいれるまでが遠いか。
　　以上のように、コイツのコンボを補助するのは何だかんだ難しい。闇オカルトとの共存は夢があるので、上手く両方手に入れた人は活躍させてあげてほしい。

風は強化阻止と吸血と、吸血を持っている間は復活不能を付与する。
　　他の復活不能ディーラーは「スキル2のダメージで倒したら復活不能」であり、ちょうど削り切るのを目押しで狙う必要があるのだが、
　　風マジックアーチャーは火マーメイドと同じく「復活不能状態(10秒)を付与する」であるため、上手く機能してくれる確率が比較的高い。
　　強化阻止も優秀。どちらかといえばPvEの、タワーのような強化効果や復活がテーマの階層を突破することに役立つだろう。
　　吸血を獲得する奴らは多いが、吸血を付与する召喚獣は居ない。
　　風マジックアーチャーの吸血を常時維持することは、弱点攻撃が絡むこと・スキル再使用時間・吸血の持続時間を考えるとどうしても切れ目ができるか。

光は免疫を獲得し、免疫状態で攻撃すると敵にアンデッドを付与する。
　　免疫を自前で獲得するディーラーは少ないため、独自の強みを持っていると言える。
　　免疫を付与するヒーラーやサポートは多いため、免疫を維持してアンデッドを与え続けることも可能だろう。
　　こっそりと強化効果解除と毒を持つ。アンデッドと合わせて体力を強烈に削ることができる。
　　
闇は忘却と沈黙と失明を付与する。付与するのだが、条件がかなりエキセントリック。
　　というのも、スキル1で沈黙を付与し、スキル2で失明を付与する。ここまではいい。
　　通常攻撃の連携スキル(確率15%)で、失明状態の敵に忘却を付与し、忘却状態の敵に沈黙を付与し、沈黙状態の敵に失明を付与する。
　　状態異常3種をループさせて常時維持してみたいが、連携スキルの発動率が15%と低いため、そう上手くはいかないかもしれない。
　　攻撃速度を盛って(時間当たりの)通常攻撃の試行数を増やすのが有力な選択肢になるか。
　　防御力減少と攻撃速度上昇を持つ。
　　忘却はともかく沈黙(スキル1)と失明(スキル2)は安定して付与できると割り切るなら、まだ扱いやすいかもしれない。

スキル