シルフ

総評

5属性とも魔法使い
シルフとは、医師(錬金術師とも)パラケルスス(1493～1541)が提唱した四大元素のうち空気を操る精霊のこと。
四大元素という考え方は古代ギリシャから連綿と続いていたが、「シルフ」「シルフィード」が空気を操ると言い出したのはパラケルスス。
ちなみに他の元素を操るのはウンディーネ(水)、サラマンダー(火)、ノーム(土)だと彼は主張した。

2023年8月のアプデで5属性とも攻撃範囲が広くなるという強化を受けた。

火は火傷特化のDD。火傷を付与し、火傷を延長し、火傷状態なら被ダメージ増加を付与する。
　　理屈の上ではスキルを交互に打てばオートでも火傷を維持して蓄積させていくことができる。
　　スキルを読めば分かるが解説に困るくらいシンプルな召喚獣。火傷をテーマにするならどうぞ。
　　2023年8月のアプデで作り直された。
　　スキル1で強化効果を解除し、火傷を付与する。
　　スキル2で火傷レベルに応じたダメージを与え、火傷を延長し、火傷レベルを上げる。究極もそんな感じ。
　　被ダメージ増加を没収された代わりに火傷に特化した性能になった。

水は攻撃速度低下と氷結を付与し、敵が攻撃速度低下状態なら回避率低下を付与する。
　　ダメージディーラーというよりはデバフを撒くサブディーラーという立ち位置か。
　　どうせなら氷結状態を参照する召喚獣とセットで運用したい。水ペンギンナイト等。

風は強化効果を解除し、強化効果を持たない敵を攻撃する時に追加ダメージが乗る。
　　スキル1にもスキル2にも究極にも強化効果解除と書いてある。そんなに解除したいのか
　　範囲ディーラーか。ザコ敵がバフを持つことは稀なので、ザコ敵に対しては非常に強く出ることができる。
　　バフ解除役として採用するか、ディーラーとして採用するかで構築が変わる召喚獣だと思われる。
　　前者は集中集中集中、後者は刃激怒、みたいな感じで
　　2023年8月のアプデで、究極にだけついていたマナ回復速度上昇がスキル2にもついた。

光は出血を付与し、弱化効果の数に応じてダメージが伸びるスキルを持つ。
　　ナオミ、アルヘン、闇イヌガミの系譜ではあるのだが、あまり話題にならないのは光☆5としての所有率の低さ故か
　　持続ダメージを負っている敵にスタンを付与する。
　　出血を付与するスキルがマナ2個/クール14秒と軽いので、手動なら出血維持は容易いだろう。
　　オートでも戦闘時間14秒ごとに10秒出血させる計算になるので、スタンを付与する機会は多いし、ダメージ源としても馬鹿にできない。
　　どうせなら別の出血持ち召喚獣を併用して常時出血させていきたい。出血がテーマならどうぞ

闇は、強化阻止・睡眠・スキル再使用大幅遅延という、きわめて性格の悪いクラウドコントロール。
　　PvPが主戦場だろう。PvEはこれらのCCが入るボスが実装されたら......というところか。
　　睡眠を扱うのは闇シルフ以外では光ハープ奏者、風砂神后、水オラクルである。
　　この中から睡眠役を選ぶことになる。あるいは複数採用して睡眠を切らさないチームもありえるかもしれない。

スキル