天舞姫

総評

☆5司祭。
覚醒後の名前は三国志に登場する女性の名前。関銀屏(関羽の娘)や黄月英(諸葛亮の妻)でピンと来た人もいるだろう。

火はシンプルな司祭。体力回復役をこなし、攻撃力増加と防御力減少で火力をサポートする。
　　書くことが無い。
　　「花無十日紅」は「花に十日の紅無し」と読むらしい。
　　花が綺麗に咲いているのはたった10日ほどであり、何事もいつか終わる淡く儚いものである。という意味とのこと。
　　百日紅(さるすべり)や千日紅(センニチコウ)は長い間咲いていることから取られた名前であり、十日紅とは対照的である。
　　2023年7月のアプデで「抑圧」という新しいCC(?)をもらった。
　　抑圧は「スキル再使用時間短縮効果が付与されると逆にスキル再使用時間が延長され、体力が減少する。」というもの。
　　PvPで特定のキャラをメタるための性能に見える。

水は回復と攻撃力増加で味方をサポートし、敵に攻撃力減少を付与する。
　　弱化効果の効果時間を短縮する。究極で15秒も短縮するのだが、それはもはや実質的に弱化効果解除である。
　　攻撃力増加も減少もレベルが低い(Lv.1)ため、いささか地味な印象を受ける。
　　火は昭姫、水は文姫という名前だが、ともに蔡琰(さいえん)という女性の字(あざな)である。
　　『列女後傳』では昭姫と記され、『後漢書』では文姫と記される。
　　なぜ名前が変わったのかというと、西晋の成立後に司馬昭の「昭」を避諱した結果......とのこと。
　　「昭」って文字を使うのは縁起が悪いから別の文字を使おうぜ、ということらしい。

風は、体力比率を合わせるという極めて珍しいスキルを持つ。
　　チームメンバーの体力比率を、最も体力が残っているチームメンバーの体力比率に合わせる。
　　どういうシチュエーションなら、この体力比率を合わせるスキルが最大限に活躍できるのだろうか？
　　こう書くとややこしいが、本質的には単なる体力回復である。
　　スキル1は「回復した後、その味方の体力比率が70%以上なら、さらに回復する」というこれもまた活躍するシチュエーションが想像しにくいスキルである。
　　想像しにくいが、これもやはり単なる体力回復である。スキル1はついでに攻撃力増加を付与する。
　　フレーバーテキストが長いが、やることは体力回復と攻撃力増加と、おまけのリジェネだけである

光はマナ増加とマナ回復速度上昇、そしてスキル再使用時間短縮を駆使してスキルをたくさん使ってもらうサポーターである。
　　敵にはマナ消費量増加を付与する。光天舞姫と風オカルトだけがマナ消費量増加を付与できる。貴重。
　　単体回復しか持たないのでヒーラーとしては厳しいところがあるか。
　　究極ではスキル再使用時間を100%短縮し、マナ増加とマナ回復速度上昇を付与する。
　　チームメンバーにスキルを連打していただくことに特化した召喚獣と言えるだろう。
　　どことなく光極地の女王を彷彿とさせる。

闇は、パッシブで範囲攻撃に当たった時、ダメージを軽減し攻撃力増加を獲得する。
　　攻撃力増加状態でスキル1を使うと、味方にリジェネを付与するボーナスがつく。
　　攻撃力増加状態でスキル2を使うと、攻撃力増加を消費して、ダメージ軽減効果を無視する追加打撃がついてくる。
　　図鑑効果は攻撃力とクリ率である。もはやダメージディーラーである。お前本当に司祭か？魔法使いじゃないのか？
　　究極には防御力貫通までついてくる。お前本当に司祭か？
　　体力を回復するという司祭の仕事がむしろ「おまけ」ですらある。
　　殴り司祭。

スキル