Corvette STINGRAY (C2)

Last-modified: 2025-11-07 (金) 05:50:18

基本スペック

駆動方式[FR]/ミッション[4速] 1963年発売
初期馬力[253ps]/カーナンバー:53-58

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全長:4,448mm
全幅:1,768mm
全高:1,265mm
最高速度:350km/h

モード別カテゴリー称号
ST無敗【マッスル野郎】
夏休み称号【】
ワンメイクバトル【C2キング】
エンジン形式バトル【V8選手権】
期間限定首都一TA・1【伝説のコルベット】
期間限定首都一TA・2【俺のコルベット】

備考:初めて「スティングレイ」の名を冠したコルベット。
6RR時点で、このゲームで使用可能な車種としては最も年式が古い (1963年式)。

加速は4速車なので低中速域はまあまあだが、高速域の伸びはやや鈍くハンドリングも重め。直進安定性は平均クラス。
コーナーではオールドマッスルの例に漏れず流れやすいが、CORVETTE Stingray (C3)ほどではない。
TAなどの記録を見ても、そもそも使用するプレイヤーが少ない*1こともあってか、トップタイムを刻む車から2~3秒落ちのタイムしか記録できていない。

ブーストは登場時は非常に弱かったものの、作品を重ねるにつれて改善された。
しかし、それでもまだまだ弱いほうなので大きなミスをしないように気を付けよう。
距離が大きく離されてやや強めにブーストがかかるとさらに操作性が悪くなるため、ますます慎重な操作が要求される。

幸い対接触性能はかなり強めで、ガリの防御やラインのこじ開けは結構強気に出来る。さらに車幅もアメ車としてはやや狭め (LANCER Evolution VIII MR GSR(CT9A)とほぼ同等) なので、擦り抜けも出来る方である。
対戦ではこれらをフルに活用していこう。

ブースト頼り要素が無いも同然と言っても過言ではないため、対戦では真剣勝負を選ぶと、自分は普段通りに走っていてもペースが乱されにくく、相手はミスをブーストでごまかせなくなるため面白いものになる。もちろん自分がミスをした場合は通常の対戦よりもさらに苦しいレース展開になるが…。

以上のことから扱いは非常に難しく、初心者には絶対にオススメ出来ない。かなり乗り手を選ぶ超玄人向けのマシンと言える。
とにかく使用者自体が少なく、おそらく所有者自体も全車種の中で最も少ない。
ただ、見た目の奇抜さから、この車を使っていると場合によっては珍しがられたり*2、逆に「使ってみたい」と興味を持たれることも。

腕試しをしてみたい、マイナー車を使ってみたいプレイヤーにはうってつけだろう。

選択可能カラー

(色見本左から)

セブリングシルバー
リバーサイド・レッド
タキシード・ブラック
デイトナ・ブルー
サドル・タン
ア―マイン・ホワイト

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更新回数及び追加カラー/(M)=メタリック

1イエロー(M)21ライトシルバー
2ライトブルー22レッド
3ライトパープル23ブラック
4ガンメタル24ダークブルー(M)
5ダークグリーン25ベージュ(M)2
6イエロー326ホワイト
7イエローグリーン27ペールピンク
8ペールブルー(M)28ライムグリーン2
9パープルシルバー(M)29ブルーグリーン(M)
10イエロー30ダークオレンジ2
11オレンジ31オレンジイエロー(M)
12ピンク(M)32ブルー(M)
13マルーン233ダークブルー2
14ゴールド34パープルブルー
15ミントグリーン35ワインレッド(M)
16ライトブルー(M)36ライムグリーン
17ダ-クパープル2(M)37ライトレッド
18ダークレッド38グリーン
19ダークオレンジ(M)39ダークブラウン
20ダークピンク40スカイブルー

エアロパーツセット

A:純正を生かしたエアロ。
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B:ダクトがC3コルベットのようになる。
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C:フロントに大きなダクト、そして近代マシンのようなバンパーとスカートがつく。
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D:フロント周りがFC3Sっぽくなる。
リップスポイラーやリアのディフューザーとウイングなど、現代風のGTカーっぽいエアロ。
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E:ヘッドライトが固定化される。マフラーがセンターから2本出る形になる。
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F: ド派手なワイドフェンダーが装着される。恐らく全車種の全エアロの中でもっとも全幅が変わっている。
当たり判定は大きくなり、TAなどで壁寄せがしづらいので要注意。
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G:昔のレースや某映画で有名なグランスポーツ風のエアロ。
こちらもエアロFと同じくらい全幅が大きくなるので注意が必要。
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H:エアロDとも違う現代風のGTカーっぽいエアロ。ARCのマジックウイングのような物も
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I:黒固定の大型スプリッターが装着される。サイドスカートも黒固定。全幅は大きくなってしまう。

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J:前後のライトの周りが黒くなり、ヘッドライトは1970年式ダッジのチャージャーのような雰囲気になる。
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K:純正を生かした固定ライト化、フォグライトも追加。全幅は大きくなってしまう。
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ダクト付きボンネット

A:左右にギザギザのダクトがつく。
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カーボンボンネット(ダクト付)1:
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B:中央のふくらみを跨ぐ形でダクトがつきヘッドライト側にも小型のダクトがつく。
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C:ボンネットBとは違うタイプのフィンつきダクトがつき、ダクトの左右にギザギザした小型ダクトがつく。
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D:C2のレースカー「グランスポーツ」に装着されているボンネットに似ている。
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カーボンボンネット(ダクト付き)2:
ボンネットDの中央の膨らんだ箇所がカーボン柄になる。
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カーボンボンネット(ダクト付き)3:
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車種専用ウィング

A:板ッ羽。
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B:プリムス・スーパーバードのようなリアウィング
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C:ワイヤー固定式ストックカーウィング
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エアロミラー

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カーボントランク

FC3SやSA22Cと同じくカーボン製パーツでガラス面積が小さくなる。

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ワークスステッカー

世界で5台のみが生産された、シボレー・コルベットC2のレースカー「グランスポーツ」風。
車体色によって色合いが変わる。

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サイドステッカー

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雑記

  • 本作で登場するのはC1型からC2型にフルモデルチェンジした1963年式である。このモデル最大の特徴はリアウインドウにあり、ルーフからリアエンドに向かって走るフレームによって窓ガラスがふたつに寸断されたスプリット・ウインドウである。
    三人称視点でぜひそのグラマラスな眺めを堪能してみてほしい。
    またC5型の中期型まで続くリトラクタブル・ヘッドライトも採用をスタートさせた。
  • C7型では日本でも販売されていたZ06(ズィーオーシックス)もC2型のモデル後半で追加された。
    6.5Lのビッグブロックユニットを搭載、さらにモデル末期では7Lにまで排気量がアップされ、コルベットの代名詞ともなった。
    とどめはレースユニットをそのまま持ってきたL88型エンジンの存在。
    レースガスでなければ動かないと言われたそれは、猫をかぶって400psそこそこ、実測500psオーバーといわれる。
    ちなみにグランスポーツ仕様よりも台数は作られており、計20台が世に出ている。
  • 本来C2型に搭載されているトランスミッションは3速MTだが、湾岸マキシではオプションで用意されていたクロスレシオの4速MTを採用している。
    ちなみにロングレンジの3速ATもオプションとして設定していた。
  • サブネームの「スティングレイ」はアカエイ科の魚を示す。
    これは開発担当者のひとりであるビル・ミッチェルが大の釣り好きで、C2型のボディデザインがアカエイを想像させることから名づけたといわれている。
    ちなみにスズキのワゴンRにも「スティングレー」という似た名前のサブネームを持つグレードがあるが、こちらは「刺激的な光線」を放つ意味合いを込めて名づけられている。
  • C2型の大元になったのはシボレーがレース参戦を目的に開発したXP-87スティングレー・レーサーである。
    そのため旧き良きアメリカンテイストただようC1型とは違い、シャープでエッジの効いたスポーツカーらしいフォルムへと変貌を遂げている。
    ちなみにレース用と市販用では当然ながらプラットフォームが違っており、両車の間に互換性は皆無。
  • 初期馬力は253psとなっているが、実車は一番ベーシックなキャブ仕様でも300psに達している。
  • このC2型から始まり、C7コルベットに至るまで採用されていたのが、特徴的な板バネの足回りである。
    板バネと聞けば貨物車やバスなど乗用車以外の用途に使われたり、クロカン車といったハードな仕様用途をイメージし性能がよくないと思う人も多いと思うが、このC2型に採用された板バネの足回りはよく練られて設計されており、バネ下重量の低減に大きく貢献していた(理論上ではバネ下重量をゼロに出来たという)。
    • なお、現行モデルのC8コルベットは板バネの足回りからダブルウイッシュボーンとコイルスプリングの足回りに変わっている。
  • でかくて重いV型8気筒エンジンを小さなボディのフロントに搭載しているにも関わらず、デザイン重視で燃料タンクをギリギリまで後ろに追いやったためか、前後重量配分は驚異の47:53を誇る。
  • 人類史上初めて月に立った人物のニール・アームストロング氏が月からの帰還後にコルベットの宇宙飛行士向け特別優待を利用し乗っていた車両でもある。
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    この車両は現存しており必要最低限の整備により当時彼が乗っていたオリジナルの状態を極力保ちながら維持されている。
  • 日本では実車が非常に珍しく、中古車市場でも1000万円以上、状態とグレードによっては2000万円以上、あるいはASK(応談)になっているケースが多い。約60年も昔の車ゆえ維持が非常に難しく、フェラーリやランボルギーニなどの希少な車よりも目にする事は少ないだろう。イベントや公道で走行している姿が見られれば幸運である。
    • ちなみに、愛知県長久手市にあるトヨタ博物館では黒色の1963年式C2型コルベットが展示されている。

*1 全国分身対戦でも、『C2』や『コルベット』等この車にまつわるCNで絞らないとなかなか出て来ないほど。
*2 実際、ほぼすべてのコースで4桁の記録が残るFDに対し、この車は2018年3月時点でどのコースでも2桁、良くて2桁後半くらいの記録しか残されていない。6になってからしばらく経った2019年1月の時点でさえ1桁のコースすらあった。