元々は(団体、資料などによって解釈は違うが)タイヤを滑らせながら曲がる技術全般の事を指す。
クルマをちゃんと制御させつつ滑らせながら曲がるのがドリフトだが、クルマの制御を失った場合、ドリフトではなくただのスピンになってしまう。
ドリフトの方法も様々だが、もっとも有名かつ手軽なテクニックとしては、
- パワードリフト
後輪駆動車において、コーナリング中にアクセルを全開にし、タイヤのグリップの限界を超えさせて空回りを起こし、テールスライドさせるドリフト。パワースライドとも呼ぶ。
下で触れるハンドル操作だけでドリフトに入るのは実質的にこれ。 - ブレーキングドリフト
コーナーの手前でフットブレーキによる急ブレーキをかけて荷重をフロントに集め、リアの荷重を減らしたところでステアを切り、リアを滑らせるドリフト。
こちらも湾岸マキシでも可能。 - サイドブレーキドリフト
サイドブレーキを一瞬だけかけて後輪をロックし、滑り出したところでテールスライドさせるドリフト。
ジムカーナやラリーで使われていたサイドターンの応用技としてドリフトに落とし込んだのが始まりとされる。また、ドリフト状態の維持にも一役買うテクニック。
…当たり前だが、サイドブレーキ機能が省略されている湾岸マキシでは不可能。*1
などがある。
一概には言えない*2が、主にFR車がドリフトに向いているとされている。
湾岸マキシでは上記のようなテクニックはあまり必要なく、コーナーの少し手前でハンドルをクイックに60度~90度程度動かすだけでドリフトを始める*3。しかしドリフトをすれば速く走れるというものではなく、大振りなドリフトは派手で格好はいいがタイム的には遅くなってしまう。
しっかり減速してグリップさせて曲がった方が速いコーナーも多いが、広いコーナーではドリフトで攻略するのが醍醐味である。
またコーナー出口でより早くクルマが正面を向く、という特徴から、早いうちからアザーカー配置を確認できるという利点もあるため、タイムアタック以外ではグリップ走行と双方に利点がある。特にブラインドコーナーの多いC1・八重洲や大観山だと双方の利点を比べやすいだろう。
性質上、練習時にぶつけて破損する頻度が多いことから下回り…フロント・リアのバンパーまわり(いわゆるフロントスポイラーや社外バンパー*4)、サイドスカート部を変更している個体が多く、こういった下回り重視のエアロの取り合わせを「ドリ車エアロ」「ドリ車系」と呼ぶ文化にまでなっている。
wiki内でもいくつかのエアロセットでこういう紹介がされており、読んだことがある人も多いだろう。
また日本ではドリフト走行そのもののかっこよさ・美しさを競う文化、そこから派生した選手権大会までもが存在する。
詳細は当該項目を参照。
- 関連項目
ゼロカウンタードリフト
グリップ走行
D1グランプリ(D1GP)
ドリフトスピリッツ:未来研による、ドリフトに特化した作品。あちらで触れているように湾岸マキシとは実質的に姉妹作品。
シルエイティ/ワンビア…もともと180SXのフロントを破損したケースで制作されたケースが多かったため、「ドリフト時のミスでクラッシュ」で制作=ドリ車の個体も多かったようだ。上のD1GPでもシルエイティで参戦しているケースがある。