拙を弄して功を成す
| 非通知の連絡者からのDMをチェックしよう |
|---|
| 非通知のアカウントからのDMを受診した。ビデオを借りたいようだが、なんだか言葉遣いがおかしい…。DMの内容をチェックしてみよう。どこかから紹介されてきた新規のお客さんかもしれない。 |
![]() | ビデオ屋「RandomPlay」ですか? | ||
| そうですよ | 失礼ですが、どちら様でしょうか? | ![]() | |
![]() | 「寂しい人にぴったりの映画」… | ||
![]() | そういうビデオテープはありますか? | ||
| いくつかありますので、倉庫を探してみましょう | リストアップして送りましょうか? | ![]() | |
![]() | プロの仕事はなんて頼りになるんでしょうね~ それではよろしくお願いしま | ||
![]() | Uuuuiiiiiooooookl::::::’’’ | ||
![]() | 申し訳ありません!!!!!!!! | ||
![]() | さっきのはオレが送ったんじゃないです!!!!同僚のコップをひっくり返して布巾探すのでスマホをデスクに置いたらその人が勝手に触ってたんです… | ||
![]() | 大丈夫ですか?まだ見てます? | ||
![]() | ビデオを借りる話はなかったことに… ご迷惑おかけしてしまってすみません… | ||
![]() | このメッセージは受け取れているだろうか…? | ||
| 申し訳ありません。倉庫に行ってました | ビデオのリストアップを行っておりました | ![]() | |
![]() | あああああ | ||
| キャンセルということでしょうか? | イタズラ…? | ![]() | |
![]() | 本当に申し訳ない!! | ||
| ビデオを引っかき回して探しましたが構いませんよ | かしこまりました。リストは破棄いたします | ![]() | |
![]() | 本当にすみません…自分のものはしっかり管理します… | ||
| 新規のお客さんが来ないか見てみよう |
|---|
| あの怪しいいたずらメッセージ、発信者はいやに礼儀正しかったけど…本当に新規のお客さんになってくれるんだろうか? 気を付けておこう。 |
| ビデオ屋に現れた「新しいお客さん」の相手をしよう |
|---|
| ビデオ屋に一人の年若い治安官がやってきた… 落ち着くんだプロキシ!ただのお客さんのようだ。 深呼吸、深呼吸。普段通りの接客をすれば仔細ない。 |
若い治安官:…旧文明のビデオテープがこんなにたくさん。すごいな…
(若い治安官と話す)
若い治安官:あっ、キミがこのビデオ屋の店長?
| 》ああ、僕が店長です |
| 》いらっしゃいませ、会員登録ですか? |
若い治安官:すまないっ!!
| 》…お客さん、どうかお静かに |
| 》…知り合いでしたっけ? |
セス:悪かった。自己紹介をさせてほしい。
オレはセス・ローウェル。治安局ルミナ分署で勤務している。
今日ここへ来たのはその…
セス:ええと、「寂しい人にピッタリの映画」を借りるためで…
| 》なんだか聞き覚えが… |
セス:そうだ…この店にビデオレンタルを予約するメッセージを
送ったはずなんだが…
| 》いたずらメッセージの人かい? |
セス:そ、そうだ…いや、いたずらのつもりじゃなかったが…
とにかく、すみませんでした…
(上記選択肢会話終了後)
| 》あの時は「借りない」って… |
| 》同僚が送ったと言っていた |
セス:そう…最初にレンタル予約のメッセージを送ったのは
オレじゃなくて同僚で…
セス:でも、気づいた時には、
店長はビデオを用意してしまっているようだったから
セス:無駄な仕事をさせてしまうのはよくないし、
考え直して、やっぱり借りに来ようと思ったんだ。
セス:別の同僚にも聞いたらこの店を知っていて、
センスもよくて、とてもサービスがいい店長だと言っていたんだ。
| 》セスが見たい映画はあるかい? |
セス:え?キミは、前の予約メッセージのせいで
時間を無駄にしたんじゃないのか…?
| 》やっぱり自分が好きな映画を観ないと |
| 》セスを満足させて常連になってもらう |
セス:本当にすごいビデオ屋の店長だな…
| 》さあ、遠慮せずに言ってくれ |
セス:それじゃ…ハチャメチャな映画はないか?
定番のアドベンチャーものとか。
| 》お詫びに会員カードも作ってほしいな |
セス:商売上手だなあ…。
いいよ、先に迷惑をかけたのはオレだから。
カードを作ってもらえるかな。
| 》ついでに借りていくかい? |
セス:…よし、じゃあ店長。
何かハチャメチャな映画はないか?
定番のアドベンチャーものとか。
アドベンチャーもの?
それなら、店で人気のビデオを出せそうだ…
見つけてこの治安官に渡そう。
| 希望に合ったビデオテープをお客さんに渡そう |
|---|
| 以前「いたずらメッセージ」を送ってきたお客さん…もとい、被害者か?あの時の要望にぴったりなビデオテープをセスという名前の治安官に渡そう。常連客になってくれるかもしれない。 |
(セスと話す)(「スターライトナイト」収納ケースを提出)
セス:よし、それならこれにしよう!
| 》どうしてドタバタ劇が観たいんだい? |
セス:普段は寮で暮らしてるけど、
週末は仕事が終わったら実家に戻るんだ。
それで、時々だけど…退屈な時があるんだよ。
| 》なるほど、やっぱり寂しいと… |
セス:違うって!いいか、違うからな!
| 》返却期限は守ってほしいな |
セス:分かってるよ。来週返しにくればいいんだろ?
| 》早めに返してくれてもいいよ |
| 》その時はまた別のをおすすめするから |
セス:キミはまったく商売上手だな!
でも、キミの店のカードは月額制だろ?
何度も借りに来られると損になるんじゃないか…?
セス:とにかく、観終わったらまたくるよ。
ありがとな、ビデオ屋の店長さん。
| 》アキラでいいよ |
セス:わかった、アキラ店長。またな!
セスという名の年若い治安官は挨拶を済ませると
ビデオ屋を去って行った。治安局まで返却の催促に
行くようなことにならないよう祈るばかりだ…
しかし、たぶんそんなことは起こらないだろう。
結局のところ、彼は約束を守る治安官のようだから。
ラーメン偵察
(ランダムの日に発生)(イベントは夜以降)
| 夜中にルミナの麺屋錦鯉に行ってみよう |
|---|
| 最近ルミナスクエアの治安官たちの間では、チョップJr.の麺屋錦鯉で夜食を食べるのが流行っているようだ。チョップJr.は治安官を夢中にさせるような「夜間スペシャルメニュー」でも開発したのだろうか…? 後でルミナスクエアの麺屋錦鯉に寄ってみよう。 |
セス:よし、終わった。夜食だ!
(セスと話す)
セス:大将、いつもの白鉢かぼちゃラーメンよろしく!
| 》セス? |
| 》奇遇だな |
セス:お、アキラ店長もラーメンを食いに来たのか?
| 》通りがかりに挨拶しただけさ |
セス:じゃあ、一緒に食うか?
ここのラーメン、大好きなんだよ。
| 》たまには味変でも試そうかと |
セス:味変?
セス:あ…待てよ、思い出した。
キミたちのビデオ屋の隣にもラーメン屋があったよな。
セス:内装がちょっと似てたような…
| 》大将もよく似てるね |
| 》店名もほとんど同じだ |
チョップJr.:…オホン!
セス:ん?大将、何か言いたいことがあるのか?
チョップJr.:ねぇよ!
セス:なあ、店長…
目の前でオレたちが別の店の話をするもんだから、
大将は怒ったのか?
| 》小声ならいいってことかい? |
| 》もっと深い理由があると思う |
セス:二つの店に何か因縁があるのか…?
まさかチェーン店とか?
セス:いや、違うな。
チェーン店なら大将がこんな反応するわけないよな?
| 》セス治安官、調査しに行くかい? |
セス:調査か…機会があったら、
六分街の方のラーメン屋にも行ってみるかな。
| 》僕の紹介だと言っておいてくれ |
| 》ここだけの話六分街の方が好きなんだ |
| 》そんなことよりラーメンを食べよう |
セス:店長は気にならないのか?
それとも、真相を知ってるのか?
セス:いや、大丈夫だよ。教えてくれなくても。
機会があればオレも六分街の方のラーメン屋にも行ってみる。
それで、何か分かるかもしれないし。
セス:でも、オレはルミナのこの店のラーメンの方が
絶対においしいと思う。
| 》それでも僕は六分街がいいかな。 |
| 》行けば分かるよ |
セス:オレは残業終わりの空きっ腹を満たしたくてラーメン屋に行くんだけど、
そんな遅くでも、六分街のラーメン屋はまだ開いてるのか?
| 》言ってくれたら予約を入れておくよ |
| 信頼度アップ |
セス:店長ってそんなにすごいのか!?
一声かけただけで、ラーメン屋が営業を延長してくれるくらいに?
セス:うん…だが、そこまでキミの好意に甘えるのはよくない。
やっぱり適当な時間を見つけて行くことにする。
ありがとな、店長。
| 》…早めに上がれるかい? |
| 信頼度アップ |
セス:早めに上がれと言われてもなあ…早すぎてもよくないだろ?
オレは治安局に入ってまだ日が浅いから、
もっと頑張らなくちゃいけないんだ!
| 》…… |
セス:適当な時間を見つけて、
六分街のラーメン屋に行くことにするよ。
ありがとな、店長!
セスと一緒に夜食のラーメンを食べた。
時々、チョップJr.はちらちらと様子をうかがってきた。
六分街の店に行く話が耳に入ったかどうかは分からなかった…
チョップJr.がセスを恨むようなことにはならないと
信じよう、うん。
(会話終了後)
セス:早く上がりたいな…早めに上がれないかな…?
(セスと話す)
セス:近くにラーメン屋があるのに、
どうして残業の夜食は必ずカップ麺なんだろうな?
| 》治安官だから? |
セス:そういうルールでもあるのか…?
オレは普通のラーメンの方が好きだな。
調査・麺屋錦鯉
| セスからのDMをチェックしよう |
|---|
| セスからDMが届いた。麺屋錦鯉について聞きたいことがあるみたいだ…ひょっとして、ついに六分街のラーメンを食べに来ようと決めたのかな?急いでDMを開いて今度こそラーメン屋のおススメを成功させよう! |
![]() | アキラ店長、隣のラーメン屋は何時までやってる? | ||
![]() | 仕事終わりに行ったら間に合うかな | ||
| 間に合うよ | 深夜0時までなら、たぶん大丈夫だ | ![]() | |
![]() | ならよかった | ||
| 六分街のラーメン屋を調査するのかい? | 六分街のラーメンは最強だよ | ![]() | |
![]() | やっぱり自分の舌で確かめてみないと | ||
![]() | ちょっと興味あるんだ。 どうしてこの二軒のラーメン屋はそっくりなんだろうって | ||
![]() | 時間はだいたい分かった。ありがとう店長。 機会があったらまた会いたいな | ||
| セスは六分街のラーメン屋にいるようだ。彼に会いに行こう |
|---|
| セスは今、六分街の麺屋錦鯉にいるようだ。前回のおススメは成功したようだ…いや、セスの口から「美味い」と聞くまではまだ終わりじゃない!今のうちに麺屋錦鯉に行って状況を把握しよう。 |
セス:店名も同じだ。本当にチェーン店なのか…
(セスと話す)
セス:やあ、大将。一杯もらえるかな。
セス:(待てよ、どうして店主までそっくりなんだ…)
セス:質問だけど、このラーメン屋はチェーン店なのかい?
チョップ大将:がはは、面白ぇお客さんだ!
俺にはチェーン店を開くほどの気力はないぞ。
チョップ大将:この店をやっていくだけで十分満足さ。
| 》チェーン店が好きじゃないんだな |
チョップ大将:二兎追う者は一兎も得ず!二杯のラーメンを…
おおっと、そいつは別に駄目じゃねえな。
とにかく俺は手前の店のことをきちんとやらねえと。
| 》セスはラーメンを食べに? |
セス:そうだ、この前キミに聞いたんだ。
今日は時間がちょうどよかったから来てみたんだ。
チョップ大将:その様子じゃ、お二人さんは知り合いかい?
セス:アキラ店長がこちらを紹介してくれたんです。
彼がルミナスクエアのラーメン屋よりも、
六分街のこの店が好きだって言うから。
セス:ちょうどビデオを返しに来て、
店長からすごくおいしいって聞いたから、
味わってみたいと思いまして。
チョップ大将:ほう?そうだったのかい…
なら俺もしっかりもてなしてやらねぇとな!
セスと一緒に注文すると、
チョップ大将はいつもより大きな音をたてて力強く麺を伸ばした。
出てきたラーメンのトッピングも、いつもより多いみたいだ…
暑い日だったせいか、顔に大汗をかきながらラーメンを食べた。
紙ナプキンで汗を拭こうとすると、セスが手渡してくれた。
顔を上げてみると、彼も同じ顔をしていた。
いつもよりたっぷり時間をかけて、ようやく完食した。
チョップ大将:どうだ!
セス:確かに美味いな!さすが店長おすすめの店だ!
チョップ大将:がはは、ならよかった!
アキラ、お客さんを紹介してくれて礼を言うぞ。
| 》セス、また来てくれ |
| 》また一緒に食べに来よう |
セス:うーん、しょっちゅう通うには…
ちょっと遠いかな…
セス:そんなに見ないでくれよ…なるべく行くからさ。
どうせビデオは返しにくるからな…
セス:待った、これってキミの営業テクニックなのか?
(会話終了後)
セス:本当にチェーン店じゃないのか…
(セスと話す)
セス:店主はチェーン店ではないと言っていたけど…
明らかに似てる…
セス:推測なんだが…
| 》当たりだよ |
セス:どうしてオレの考えがわかったんだ?
セス:表情?オレってそんなに分かりやすいかな?
| 》推測はやめよう |
セス:分かった、分かった。
もし本当にそうなら、他人のプライバシーに
首を突っ込むべきじゃないよな…
セス:だけど、店長がもう知っているなら、
教えてくれてもいいだろうに!
インタビュー事故
(セスと話す)
セス:あれ?店長じゃないか、今日は何の用事でルミナスクエアに?
| 》いや、通りかかっただけだ |
セス:そうだったのか。
オレは外回りに出てたから、報告をまとめて局に戻るところ。
セス:店長が何ともないなら、オレはこれで失礼するよ…
| 》君に会いに来た |
セス:本当に?どうして前もって一声かけてくれなかったんだ。
さっき外回りに出たから、キミに無駄足を踏ませるところだった…
セス:待て待て、
オレが借りてる中で期限が迫ってるビデオがあったっけ?
わざわざ返却の督促に来るなんて…
???:そこの治安官のお兄さん!
???:そう、そこのしっぽを振り回してる君!
街頭インタビューの記者:私は『デイリーエリー』の記者なんだが、
街頭インタビューを受けてくれないだろうか?
インタビュー事故
| 偶然、生放送で街頭インタビューを受けることになったセスは、 あまりにも真面目な回答をしたせいで記者を怒らせてしまった。 とはいえ、「空気」なんて、読まなくていいときもある。 |
セス:街頭インタビュー?本官に…でありますか?
街頭インタビューの記者:はーい皆さん!どうやらこちらの治安官さんも、
我々のインタビューに興味を持ってくれたようですよ!
それでは、さっそく聞いていきましょう――
街頭インタビューの記者:ズバリ、あなたは幸せですか?
セス:しかばねですか?いやいや、自分はピンピンして…あ。
待ってください、まだ応えるとは一言も言ってないんですが…
街頭インタビューの記者:ははあ、緊張されてますね?
大丈夫ですよ、全然難しいことはないですから!
ほら、せっかくのイケメンさんをアップで撮って!
はい、カメラにとっておきのスマイルをお願いします!
セス:なっ、イケ…!?
街頭インタビューの記者:どうやら、よく聞き取れなかっただけのようです!
では、もう一度お聞きしますね?
私達がお尋ねしたかったのはですね…
街頭インタビューの記者:住民一人一人が心安らかに暮らす新エリー都の、
更に日に日に発展を遂げているヤヌス区の中心で、
これまた栄華繁栄を謳歌するこのルミナスクエアに立っている今…
あなたは、幸せを感じていますか?
セス:感じて…いません。
街頭インタビューの記者:え、えーと…?…あ、あっはは、お兄さんったらご冗談を~…
我々ヤヌス区が、
市民幸福度ランキングの上位をほしいままにしていることは
治安官さんなら当然、ご存知ですよね?
セス:はい。ですが、去年の第二四半期辺りからは、
順位がどんどん下がってきてると聞いてます。
街頭インタビューの記者:…えっ?あっ、そ、そうですね~!
競争は熾烈ですが、
ヤヌス区は必ずや破竹の勢いで返り咲き、いずれ頂点に――
セス:そういうことでもありません。
治安官の視点から言わせてもらいますが、
ここヤヌス区における3ヶ月ごとの平均検挙率は
1%から2%ほど上昇していますよね…
街頭インタビューの記者:そ、そうなんですよ!
検挙率は地域の治安をわかりやすく可視化してくれますからね!
ヤヌス区が次なる高みへ、着々と邁進している
何よりの証拠ですよね!
セス:…検挙率の上昇は、
受理した件数の明らかな減少に起因しています。
報道は、認知件数の減少と検挙率の向上にばかり着目しますが
1日あたりの平均通報数から推算した場合――
セス:って、あ…!まだ話の途中です、マイクを返してください!
いいですか?1日あたりの平均通報数から推算した場合、
認知件数の減少は、検挙率をよく見せたいがために…
街頭インタビューの記者:ちょちょちょ…!!カメラ止めて!
街頭インタビューの記者:治安官さん、一体どういうつもり?
便宜を図り合って、お互い
幸せになりましょってだけのことなのに、
どうしてややこしくしちゃうの!
街頭インタビューの記者:はあ…好みの顔だし、
治安局に義理も売れるしで一石二鳥だと思ったのに…
なに、私に恨みでもあるわけ?
そんなに私に、クビになってほしいのね!?
セス:いや、待った…なんでそうなる?
キミがクビになったところで、赤の他人のオレに
何のメリットがあるんだ?
セス:それより、質問に答えてる途中だけど…もういいのか?
街頭インタビューの記者:……
街頭インタビューの記者:きっと、私とあなた…どっちかの頭がおかしいのね…
セスをひと睨みしたアナウンサーは、
それだけ言い捨てるとカメラマンの腕を引っ張り、
半ば強引にその場を後にした。
セス:ど、どういうことだ…?
それだと、キミの頭がおかしいってことになるぞ…?
| 》(笑っちゃダメだ…ガマンガマン…) |
アキラ:…ふふ…いや、今のは違うんだ、その…
なんていうか…ふふっ…
セス:ああ…ヘンだよな?強引にインタビューしてきて、
ろくに喋らせてくれないかと思えば、
協力したオレに後ろ足で砂をかけて行ってしまった。
確かに、どこかがおかしいのかもしれない…
| 》セスのことを言ってたんだと思うけれど… |
アキラ:十中八九、君への嫌味だったんだろうけれど…
結果的に伝わらなかったんだから、
適切な言葉選びじゃなかったかもな。
セス:理解できない。強引にインタビューしてきて、
ろくに喋らせてくれないかと思えば、
協力したオレに後ろ足で砂をかけて行ってしまった。
確かに、どこかがおかしいのかもしれない…
セス:それに、あの人のクビが飛ぶだなんだってのも謎だ…
インタビューなんて応じるつもりなかったのに、
それでもちゃんと答えたんだぞ、こっちは。
感謝されこそすれ、あんな…
| 》セスの答えがお気に召さなかったようだ |
アキラ:大方、想定と違う答えが返ってきたんだろう…
治安官の格好をしているし、なんとなく意図を
汲んでくれると思ったんだろうけれど…
君はほら、生真面目だから。
セス:意図を汲む?答えさせる気がないなら、
最初から聞かなきゃいいのにな…って…
セス:…もしかしてオレ、また何か
空気の読めないことを…?
| 》セスの答えは放送できないから… |
アキラ:そりゃあ君、治安局内部のデータなんてお茶の間に流そうものなら…
多方面への影響は避けられない。
一市民としては、喜んで聞くけれども。
セス:…「影響」か。
あいつが言いそうなことだ。
セス:けど、ひたすら向こうの思う通りにだけしてたら、
それはもうただのやらせだろ?
…それかオレが知らないだけで、
「暗黙のルール」とやらなのか?
(上記選択肢会話終了後)
| 》セスが悪いわけじゃないさ |
| 》素直なのはいいことだ |
アキラ:セスが悪いわけじゃない。
真の黒幕は今も、この世界のどこかで…なんてね。
アキラ:僕は、セスのスタンスもいいと思うよ。
「ルール」が必ずしも正しいとは限らないのに、
それに異を唱える人は多くない…皆が君のように真っ直ぐなら、
世の中の間違いがいくらか減るだろうね。
セス:真っ直ぐ…
普段、「話が通じない」ってよく言われる、オレが…?
セス:ん、もちろんオレだって
自分が間違ってるとは思ってないけどな。
セス:けど、それをわざわざ言葉にしてくれた店長には…
感謝してる。
| 》気にしないでくれ |
| 》友達だからね |
アキラ:いいんだよ、友達なんだから。
セス:と、ともだち…?
| 》セスさえ良ければ |
アキラ:ああ。セスさえ嫌じゃなければ、
そういうことでいいかなと。
セス:い、嫌じゃ、ない…
セス:ともだち、か…
| 》その反応は傷つく… |
アキラ:違ったかい?僕はてっきり、
セスも同じように思ってくれているものだと…
ちょっと傷つくな。
セス:違う、そういう意味じゃない!
ただ、その…急、だったから…少し…それに…
セス:…ああ。
オマエの言う通り、オレたちは友達だ。
セス:じゃ、じゃあな店長。また六分街に会いに来るよ。
ほ、報告があるから、一旦治安局に戻らないと…
またな店長!
逃げるように走り去っていくセスの背中を見送った…
治安官の友達が、また一人増えたようだ。
家族で上映会
| セスからのDMをチェックしよう |
|---|
| セスがDMを送ってきた。いつもの世間話ではない感じだけど…何かあったのだろうか? DMの内容をチェックしてみよう。 |
![]() | アキラ店長、ちょっといいか | ||
![]() | 古い映画を借りたいんだが、 店にあるかどうかわからなくてさ | ||
| こちとら旧作映画一筋三十年でございますが | 新作映画なら自信はなかったけれど…旧作映画なら | ![]() | |
![]() | 助かる! | ||
![]() | 『ザ・ビッグ・ホロウ』って有名な作品だけど 店長ならきっと観たことあるはずだよな! | ||
| それは観ないまま生きる方が難しいね | おっと、予想外だった… | ![]() | |
| 観たことないなら、お店を開けるかもわからないよ… 置いてるけど、テープの状態を確認する必要があるね。 いつ借りに来る?(リンの場合) | ド定番すぎて逆に今まで観てこなかった… うちにはあるはずだから、探してみるよ。 いつ借りに来るかい?セスが来るまでには観ておく | ![]() | |
![]() | ゆっくりでいいよ!週末には行けると思う | ||
![]() | ビデオの状態が確認できたら、連絡がほしい | ||
| 分かった | 任せてくれ | ![]() | |
| セスからのDMをチェックしよう |
|---|
| セスが借りたがっている『ザ・ビッグ・ホロウ』のビデオを見つけた。まだ教えていないはずなのに、なぜだか彼からDMも先に来ていた…。DMをチェックして、セスに返信しよう。 |
![]() | 店長!週末そっちに行きたいんだが | ||
![]() | 前に話した『ザ・ビッグ・ホロウ』のビデオ 貸してもらえるか? | ||
| もちろん | 取り置きしてあるよ | ![]() | |
![]() | 分かった、じゃあその時間に! | ||
| セスが店までビデオを取りに来るのを待とう |
|---|
| セスとビデオを取りに来る時間を約束した。あとはセスが来るのを待っていればOKだ。できることなら、急に「ザ・ビッグ・ホロウ」を観たくなった理由を聞いてみよう… |
(翌日)
| ビデオテープをセスに渡そう |
|---|
| セスが約束通りビデオを取りに来た。約束した時間よりも早く来たけれど、彼はいつも遅くまで残業しているはずだ。今日はどうしてこんなに早く仕事が終わったんだろう?…とにかく、まずはビデオをセスに渡そう。 |
セス:店長は、妹さんと仲がよさそうだなあ…
(セスと話す)
セス:店長、ビデオテープを借りに来た。
| 》思ったより早かったね |
| 》深夜まで残業してから来ると思ってた |
セス:ああ、今日はちょっと早めに上がったんだ。
六分街にビデオを借りに行かないといけないし、
その後はあっちの家に戻らないとならないし。
| 》あっちの家…? |
セス:あれ、店長には言ってなかったっけ…。
家族で上映会
| セスは週末の「家族団欒」のため、ビデオを借りに来たものの、 彼の微妙な「兄弟仲」には、思わず身をすくめざるをえなかった。 願わくば、その厳しいお兄さんに会うことがありませんように… |
セス:オレは普段、ここからそんなに遠くない官舎で寝泊りしてるんだ。
その方が遅くまでトレーニングできるからな。
実家に戻るのは週末くらいだ。
| 》じゃあ、週末は家族と? |
アキラ:へえ、週末はご家族と。
そういえば、セスのところは何人家族なんだい?
…おっと、聞いてもいいことだったかな?
| 》じゃあ、このビデオも実家で観るのかい? |
アキラ:ならこのビデオも、ご家族と楽しむのかな。
そういえば、セスのところは何人家族なんだい?
…おっと、聞いてもいいことだったかな?
セス:ああ、別に構わない。うちはごく普通の四人家族だ。
お袋に親父と、それに兄貴が一人いる…
兄貴が顔を出すことなんて、滅多にないけどな。
セス:はぁ…
| 》お兄さんが恋しいかい? |
アキラ:どうしてため息が出るんだい。
もしかして、お兄さんに会いたいとか?
| 》お兄さんが、嫌いとか…? |
アキラ:ため息なんて珍しいね。
もしかして、お兄さんとはあまり…?
セス:……
セス:店長は、その…妹さんとはどうなんだ?
なんか、邪険にされるとか…あったりするのか?
| 》まあまあかな… |
| 》あるはあるけれど… |
アキラ:妹との仲は…まあまあだよ。この前も早く寝るよう何度か言ったら、
「お兄ちゃんなんか嫌い」と言われたけれど…
それも言葉の綾というか。
本気で嫌われているわけじゃない…と、僕は、思っている…
アキラ:…うん、そのはずだ。
セス:そっか…そうだよな。
どの家も、兄貴なんてそんなもんだよな…?
うん…うちが特別変わってるってわけじゃないのか…
セス:オレも別に、最初から兄貴のことが疎ましかったわけじゃない。
ガキの頃は一緒に『ザ・ビッグ・ホロウ』を観てたし、
主人公のセリフを一字一句覚えたりなんかもしてたんだ!
セス:今のあいつは、もうそんなこと覚えてないだろうけどな。
顔を合わせれば「単細胞」だの「自己中心的」だの…
| 》弟にそれはひどい… |
アキラ:ふむ…お兄さんは、君を「単細胞」や「自己中」だと…?
そんな言葉、僕なら口が裂けてもリンには言わないな。
セス:そうなのか?どこも兄貴って、
そうやって下の子を躾けるもんじゃないのか…?
| 》かわいそうに、セス… |
| 》兄弟仲を、更に悪化させてしまったかもしれない… |
アキラ:厳しいお兄さんを持っていると、
弟としては息苦しいこともあるよな…いや、ごめん。
決してお兄さんを悪く言っているわけではなくて…
アキラ:そ、それはそうと…
『ザ・ビッグ・ホロウ』だけれど、
観たことがあったんだね?子供の頃に。
セス:ああ!調査員の実習生が出てきたろ?あのキャラが大好きでさ。
誰もが「未曾有の大災害だ、お前一人じゃどうにもならない」と言ったのに…
あいつだけは諦めなかった。あれこそまさしく正義のヒーローだ!
| 》そういえばそのキャラも、「単細胞」と… |
| 》世界観はかなり複雑だったけれど |
アキラ:そのキャラも、映画の中では散々「単細胞」呼ばわりだったね?
あの手の込み入った世界観と設定の映画なら、
主人公の動機がシンプルなのはいいなと思っていたけれど。
アキラ:なんせ映画に出てくるホロウは、いかにも空想の
高次元世界という感じだったからね…
現実のホロウそのままにしろとは言わないけれど、
科学的根拠がないなら、それはもうただのSFだ…
セス:へぇ、店長って…ホロウにも詳しいのか?
セス:――さすがはこの道のプロだ。
やっぱ映画のことは、徹底的に考察しないと気が済まないんだな!
| 》…… |
| 》そうそう、考察… |
アキラ:…ああ…そうだ。
複雑な設定の映画だからね、
プロとして、理解を深めていく努力をしないと…
セス:ガキの頃は、そこまで深く考えてなかったけど…
主人公の「人を助けるという選択に、間違いなどない」って
セリフは、今でも覚えてるんだ。
セス:兄貴が治安官になった時も、あの頃話してたみたいに
罪のない人々を守る正義のヒーローになるんだって
思ってたけど…
セス:けど、あいつは…
セス:…ま、そんなことどうでもいいんだ!
オレがいつか、兄貴より優れた治安官になる…それだけの話だからな。
弟が「単細胞」なんじゃなくて
あいつが変わってしまっただけなんだって、オレが行動で証明してみせる。
セス:今夜家に帰ったら、あいつがまだあのセリフを言えるかどうか
確かめてやらないと!
| 》あれ?お兄さん、今日は家にいるのかい? |
| 》てっきり、お兄さんが嫌いなのかと? |
アキラ:セスのお兄さん、今日は帰ってくるんだね。
ということは、このビデオも彼と観るために…?
随分わだかまりがあるような口ぶりだったけれど…
セス:…週末は家族で集まると決まってるんだ。
映画は、その、オレが観ようって提案した…
セス:確かにあいつのことは気に食わない。
けど、縁を切ったわけでもないんだし…
あいつだけ仲間外れにできないだろ!
| 》じゃあ、この映画を選んだのは… |
| 》お兄さんに見せるため? |
アキラ:ふむ…つまり君は、
久しぶりに実家へ帰ってくるお兄さんのために、
わざわざこの映画を…
セス:…家族のためだ!か・ぞ・く!お袋と親父もいるんだからな。
兄貴が家を顧みないからって、オレが家族のことから爪弾きにしたら…
それこそあいつの二の舞だからな。
セス:オレは絶対に、あいつみたいにはならない!
| 》わかった、そういうことにしておこう |
アキラ:うんうん…素晴らしい習慣だと思うよ。
それでは、よい週末を。
うちは家族割もあるんだ、
今後とも贔屓にしてくれると嬉しいね。
セス:あ…ああ、お袋たちにも周りに薦めるよう言っとく。
オレも治安局のほうで、同僚のみんなに薦めるからな!
セス:それじゃ…オ、オレはもう行くか。
実家はそれなりに遠いからな…また今度な!
セスはやや気まずそうに店を出ていった。
いつかセスのお兄さんに会える日は来るのだろうか?
けれど話を聞く限り、
やり手の治安官であることは間違いなさそうだし…
実は会わないほうが良いのかもしれない。
「バカげた遊び」
| セスは六分街の裏通りにいるようだ。彼に会いに行こう |
|---|
| セスが、なにやら神妙な面持ちで六分街の裏通りあたりにいるようだ…何を思案しているのだろう?行って様子を見てみよう。 |
(セスと話す)
セス:どうしてこんなところに、ボールが…?
| 》愛らしいだろう? |
セス:え、ボールが「可愛い」だって?
| 》蹴りたくなるだろう? |
セス:キミにそう言われると…
ちょっとだけ蹴りたい衝動が起こってくるな…
このボールにまつわる「伝説」をセスに話した…
セス:どこへ蹴っ飛ばそうと、次の日には必ず元の場所に戻ってる?
セス:六分街の入り口から出口まで蹴った翌日、
雑貨店「141」のビッグバレルチップスが半額で買える…?
セス:8時間連続でリフティングしたら、
ニューススタンドのスクラッチで
一等の100万ディニーが当たる…!?
セス:どんどん現実離れしていくな…
ニューススタンドのスクラッチって、
そんな高額賞金のやつなんてないだろ!
セス:あのワンちゃん――ウーフって言うんだよな――
どこからそんな大金を出せるって言うんだよ!
| 》けど、楽しそうだろう |
| 》セスも蹴ってみないか? |
セス:け、蹴るのか?ここで…このボールを?
| 》その通り、僕と勝負だ |
| 》僕は六分街のボール王だ |
セス:ダメだろ?
ここでボールを蹴ったら周囲の迷惑になるじゃないか!
セス:どうしても蹴るって言うなら、どこか別の場所で…
こら待て待て、勝手に始めるんじゃない!
| 》ひょっとして負けるのが怖いのかい? |
| 》サッカーは苦手? |
セス:そんなわけあるか!
オレは、うちの分局のサッカーチームでスタメンなんだ。
セス:もう、わかったよ。
住民に迷惑をかけない前提だったら、勝負しよう!
ビデオ屋の前までドリブルして、早く着いた方の勝ちだ。
セス:キミが先攻でいいぞ!
| セスとドリブル対決しよう |
|---|
| 街角でセスとドリブル対決をしよう!取り決め通り「ボールをビデオ屋の入り口まで運ぶ」という目標を達成すればいいのだ…勝ち負け?そんなのは二の次さ。 |
セス:店長は本当に面白がってるな…
(セスと話す)
セス:先攻を譲るのは、キミの蹴り方を見たいからじゃないぞ!
…断じて違う!ドリブルのやり方は知ってるから、
キミから技術を盗もうなんて思ってない!
セス:…ボールが逸れた?オレが拾ってくるよ。
| 》頼むよ、治安官様 |
セス:や、やめろよそれ…
そう呼ばなくたって一緒にやるからさ。
| 》いや、大丈夫だ |
セス:本当にいいのか?
それじゃ…頑張ってくれ。
(セスの近くまでボールを蹴る)
セス:いいか?それじゃ、オレの番だな。
セス:キミのタイムは計っておいたぞ。
このタイムなら…オレの勝ちだ。
| 》自信満々だな |
| 》このボール、かなり蹴りにくいよ |
セス:しっかり見ておけよ!
セスはボールをスタート地点に置くと、
ご丁寧にこちらへ向き直って、軽くうなづいた…
それから――
流れるようなドリブルでビデオ屋の入り口に到着してみせた。
ほとんど、ボールなしで普通に走ってるのと同じ速さだった。
| セスと勝敗について話そう |
|---|
| 今回の「街角ドリブル対決」の勝者はセスだった。勝利の報酬は何がいいだろう?それとも、今回の対決にそもそも敗者はいないのか。セスはどう考えてるのだろう?彼に聞いてみよう。 |
セス:あはは、オレの勝ちだな!
スタメンって言ったのはウソじゃなかっただろ?
| 》本当だったなんて… |
セス:本当に信じてなかったのか?
次の練習には一緒についてきてもらわないとな。
| 》手加減なしとは… |
セス:そんな真似するわけないだろ。
全力で戦うことはスポーツマンシップの基本だ!
セス:そうだな――いい運動になったおかげで大分楽になった。
ありがとう、ボール!店長も、ありがとう!
| 》僕じゃなくて、ボールが先なのか |
セス:じゃあ、言いなおす。
ありがとう店長。それから…ありがとう、ボール!
| 》セス、楽しそうに笑っていただろう |
| 》ボールを蹴る時も無邪気というか |
セス:え…本当か…?
セス:……
セス:こういうバカっぽいこと…じゃないな、
こんなに楽しく遊んだのは、何時ぶりだろうな…
| 》他の友達とは無かったのかい? |
セス:…そういうのとはワケが違うだろ。
| 》お兄さんとも? |
セス:…冗談じゃない…
セス:何よりオレには仕事がある。
トレーニングをしたり、資料を読み込んだりする時間に
当てたくなるだろ…
| 》「ザ・優等生」って感じだな… |
| 》仕事漬けでは逆にバカになる |
セス:…そうは言っても…
| 》「バカ」をやれる友達は必要さ |
セス:…今のオレには、
そんな友達ができたってことか。
| 》何だって?もう一度言ってくれ |
| 》風の音で…もう一回言ってくれる? |
セス:…言わない!
(会話終了後)
| 信頼度ランクアップ |
セス:時間が経つのはあっという間だ…
(セスと話す)
セス:もう二度と言わないからな!
| 》まだ何も言っていないよ |
| 》何を言ってほしいか分かってたのかい? |
セス:負けたよ。キミのことは言い負かせそうにない。
これでいいだろ?
嘘か真か
| セスはルミナのティーミルク店にいるようだ。会いに行ってみよう |
|---|
| セスが同僚と一緒にルミナのティーミルク店の前にやってきたようだ…待てよ、ティーミルク?セスもティーミルクを飲むのか?いったい何が起きてるんだろう。 |
リーゼ:セス、リチャード・ティーミルクに来たのは初めて?
リーゼ:こんなに近いのに!
セス:……
(セスと話す)
セス:ティーミルクの味には詳しくない…
リーゼ:それなら、あたしがお薦めしてあげるね!
リーゼ:セスは甘いの好き?辛いものを食べないのは知ってるんだけど。
甘党なら、砂糖30%オフのティーミルクなんてどうかな!
お砂糖半分にもできるよ。
リーゼ:砂糖100%はダメだって知ってるから、安心して。
セスにはトレーニングがあるんだもんね。
セス:砂糖は入れないと駄目なのか…?
| 》ティーミルクを飲むのに気を遣うのかい? |
| 》甘さはティーミルクの魂だよ |
セス:アキラ!…て、店長…
リーゼ:店長?セスのお友達?だったら紹介してほしいな~。
セス:うん、六分街でビデオ屋を経営してる友達。
セス:店長、こちらはリーゼ。治安局の同僚さ。
リーゼ:こんにちは、店長さん!
せっかく会ったんだし、一緒にご馳走するよ。
| 》おごりですか? |
リーゼ:そう、今日はセスに手伝ってもらっちゃったんだぁ。
だから、お礼にティーミルクをご馳走するの。
せっかく店長さんに会ったんだし、ご一緒しようよ~。
リーゼ:店長さんは何が飲みたい?
| 》キャラメルタピオカウーロン |
| 》ひんやりミントティーミルク |
セス:オレは…彼と同じものを
| 》氷多めで甘さそのまま! |
リーゼ:えーーええっ!?セスはそれでいいの?
リーゼ:セス、砂糖はいらないって言ってたよね?
リーゼ:やっぱり砂糖オフの方がいいんじゃないかな、なんて…
| 》氷抜きの砂糖100%オフだ! |
リーゼ:え――ええっ!?
店長さんまでそんなことを?
リーゼ:砂糖なしのティーミルクなんて、もう全然別物だよ…
セスにはおいしく飲んでほしいのに…
リーゼ:少しくらい、お砂糖入れた方がおいしいよ…
(上記選択肢会話終了後)
| 》セスはどう思うんだい? |
セス:……
セス:ん…店長と同じにする…
リーゼ:そ、そう…?
セス:本当によく知らないから…
リーゼ:はいはい、分かりました。
店長さんの言うとおりね。
セスとリーゼと一緒にティーミルクを飲んだ。
もちろん、リーゼに奢ってもらってはいない。
リーゼはずっと盛り上がってるけど、
結局は僕が会話の相手をすることになるらしい。
セスはリーゼに少々手を焼いてるように見える。気のせいだろうか…
| 日を改めてルミナスクエアに行こう |
|---|
| ティーミルク店で、セスと彼の同僚のリーゼに会った。リーゼはセスの新しい友達だが、二人の間に流れる空気はなんだか…考えすぎだろうか?今日はここまでにして、ルミナスクエアにはまた来よう。 |
(セスと話す)
セス:飲み終わったら帰ろうか。
| 》もう少しゆっくりしないのかい? |
| 》任務のようにティーミルクを飲んでいるね |
リーゼ:てんちょ~!店長さんの言う通りだよ!
セス:……
(翌日)
| ルミナのラーメン屋に行ってみよう |
|---|
| ルミナのラーメン屋の前で二人の治安官がセスについて話している。 そのうち一人はこの前、ティーミルク店で会ったリーゼだった。 何を話してるんだろう…調査してみよう。 |
リーゼ:まったく、厄介な人!
若い女性治安官:だから言ったじゃない…
(治安官に近づく)
麺屋錦鯉を通りかかった時、突然、人混みの喧噪の中で
セスの名を聞いた。そちらを見ると、以前ティーミルク店で
会った治安官の女性が同僚と何かを話していた…
若い女性治安官:「攻略計画」の進展は?
若い女性治安官:また訓練場であんたたち二人きりだったって聞いたけど…
リーゼ:…はぁ…
リーゼ:進展があったか、なかったかって?
あたしにも分からない…
リーゼ:彼が好きなラーメンの味、いつものトレーニング時間、
よく使う包帯のメーカーなら分かってる――
あ、週末によくビデオを観ることも。
リーゼ:でも、毎日何を考えてるのかな!
若い女性治安官:えっ?あのセスでしょ?
融通が利かない脳筋にしか見えないけど…
まさか、意外に難しいことを考えてたりする?
リーゼ:その言葉、彼に似合わな過ぎて怖…
や、そういう意味じゃないけど!
ただ、あたしが会いに行くたびに、彼はおかしな反応をするから…
リーゼ:あたしに不満でもあるの?
どうしてあたしを見ると、不自然な行動を取るんだろう。
ワケわかんなすぎる。
若い女性治安官:もしかしたら、あんたに会うと緊張しちゃうだけかもよ。
それって悪いことじゃないでしょ?
リーゼ:そうかなぁ…。
リーゼ:あたし、思うんだけど…
お坊ちゃんが庶民の空気に耐えられなくなった、
なんてことはないよね。
リーゼ:彼なら…
若い女性治安官:…はぁ、だから言ったじゃん。
セスは一見ぼさっとしてるけど、住む世界が違うんだって。
若い女性治安官:「攻略計画」だかなんだか知らないけど…
そんなこと言ったって、聞く耳持たないでしょ?
リーゼ:……
リーゼ:…まあね!もしそうなら、
なおさらチャンスを掴みにいかないと。
二人はテイクアウトのラーメンを受け取り、
ラーメン屋を出て行った。彼女たちの話っていったい…
セス?お坊ちゃん?「攻略計画」ってどういうことだろう…
むやみに他人の人間関係に介入するのは、得策とはいえないけれど…
セスには知らせるべきだろうか…?
| 再考してから改めてルミナスクエアに行こう |
|---|
| ルミナのラーメン屋で、リーゼが別の同僚と話している。セスについて話すリーゼは、前に会った時とは全然態度が違う…この件をセスに伝えるべき?それとも彼が自分で対処できると信じるべき? すぐには決められない…もう少し考えてみて、また別の日にルミナスクエアに来よう。 |
(翌日)
| ルミナの喫茶店の2階でセスに会おう |
|---|
| ルミナの喫茶店を通りかかると、2階からセスの声と前に会ったリーゼという女性治安官の声が聞こえてきた…この前セスに伝えるかどうか決められなかった件は、もう躊躇う必要がなさそうだ。彼らに会いに喫茶店の2階に行こう。 |
リーゼ:ねぇ、セス。話があるんだけど…
セス:……
(セスに近づく)
あそこにいるのは、セスと彼の同僚のようだ。
でも、この雰囲気はいったい…まさか…
リーゼ:セス、今日はどうしてあなたを誘ったか、
分かってるよね?
セス:人の考えを察するのは得意じゃない…。
間違っていても責めないでくれよ。
リーゼ:まさか!絶対にそんなことしないって。
リーゼ:当ててみせて!
友達とは
| セスが、同僚からの告白を断る瞬間を目撃してしまった。 やっぱり「素直さ」の威力は侮れないな …けれど、考えすぎることことそ、人がよく起こしがちな間違いなのかもしれない。 |
セス:リーゼ、オレを探してたんだって?
なんだよ。シフト、代わって欲しいとかか?
リーゼ:違うってばぁ。
でも、どーしてもって言うなら…
セスが次に非番のとき、
一緒にお休みとってあげてもいーよ?
セス:いやオレ、しばらく非番にならないんだ。
リーゼ:……
リーゼ:…はいはい、そうですかぁ。
そんなことより、今日は他のことを伝えにきたの。
あのね、セス…
リーゼ:あたし、セスのことが好き!
だからあたしと付き合って!
あの子は…記憶が正しければ、この前ラーメン屋で見かけた時、
友達にセスが付き合いにくいと零していたような…
となるとこの告白も、十中八九本気では…
| 》(間に割って入る) |
アキラ:や、やあ。誰かと思ったら、セスだったのか。
こちらの女性は…リーゼさん、だったね?
こんなところで何を話していたんだい?
| 》(セスに手を振ってみせる) |
アキラ:(頼む…これだけ手を振っているんだ、気付いてくれ…!
せめてラーメン屋で聞いたことだけでも伝えないと…)
セス:おっ、店長じゃないか!
どうしたんだ、必死そうに手なんか振って。
そんなことしなくてもちゃんと気づいてたぞ。
自慢じゃないけど、これでも目はいいほうなんだ。
リーゼ:え?…店長?この間の…ビデオ屋のお友達?偶然ね~!
でも、セスとあたしはいま大事な話をしてるとこなの。
もうちょっとだけ待っててくれる?セスならあとですぐ行かせるから。
| 》それを決めるのはセスだ |
アキラ:リーゼさん、それを決めるのはセスだ。
そうだろう、セス?
リーゼ:あー…失言だったわ、忘れて!
あたしってば、ちょっとナーバスになってて…
でも、本当に大事な話だから――
セス:大丈夫だ、リーゼ。返事は今すぐできる。
| 》僕も急ぎの用事があって… |
アキラ:すまない、リーゼさん。
実は僕も彼に急ぎの用事があって…
セス:平気だ店長、こっちは返事をすれば終わりだからな。
セス:リーゼ、オレはキミとは付き合えない。
| 》(ど…どストレートにフった…) |
アキラ:(変にこじれるよりいいとはいえ、流石に酷なんじゃないのか…?
さすがは「ド直球」、恐ろしいことを平気でする…)
| 》(おっと…?止めるまでもなかった?) |
アキラ:(…どうやらお節介だったようだね)
リーゼ:ど、どうして!?
あたし、何か…セスの気に障るようなことした?
セス:いや…キミはオレに良くしてくれてる。
けど、それは好きとか愛とか、
そういう感情じゃないだろ。
セス:キミはよくオレに声を掛けてくれる。ただ、キミの振ってくる話題は
ついていけないものばかりで、会話が弾んだ試しがない。
わざわざ訓練場まで会いに来ては、いつも退屈そうに座ってるだけだし…
それでも懲りずに通い続けるキミを、オレは到底理解できない。
セス:こないだ夜食を食べに行った時だって…
俺と同じ白鉢ラーメンが好きだと言ってたけど、
大将は常連のキミが席に着いたのを見て、黒鉢のほうにアームを伸ばしてた…
なんであんな嘘をついたんだ?
リーゼ:…なるほどね。あなたのために好きでもないことをしたり、
あなたの好みに合わせようとしたあたしの努力は、
「愛」の証明にならないっていうのね?
セス:…何が愛の証明になるかは、わからない。
けど、キミが心から楽しんでいないことはわかる。
友達っていうのは、自分に無理をさせてまで
一緒にいなきゃいけない相手じゃないはずだ。
セス:だから、リーゼ。キミは本当に面倒見がいいし、
根はいいやつなのも知っている。
けど…オレと友達に、或いはキミの言う「恋人」になりたいというのは、
本当にキミの本心なのか?
セス:キミはこんな小細工をせず、もっと堂々と
心の底から欲しいと願ったものを求めるべきだ。
オレはそう思う。
リーゼ:……
リーゼ:ははっ…そっか。羨ましいなぁ、お坊ちゃんは…
「堂々と」おねだりすれば、なんでも手に入るもんね?
自分が良かれと思ってお説教するときだって、
胸を張ってできちゃうんだから。
リーゼ:しつこく付き纏って、ごめんね。うざかったでしょ?
もうしないから安心して。
セスの言葉を待たずに、リーゼは喫茶店を後にした。
恐る恐るセスの方を見ると、案の定、眉間にしわを寄せている彼が…
セス:はぁ…これでいい。
で、用事って何だったんだ?店長。
| 》(セスにラーメン屋で見聞きしたことを話す) |
アキラ:えっと…こんなことを言っても今更かもしれないけれど、
このまえ偶然、ラーメン屋でリーゼを見かけたんだ…
ラーメン屋で聞いた会話をかいつまんでセスに伝えたけれど……
果たしてこの情報が、今の彼に薬となるか毒となるかはわからない…
セス:…そうか。そんなことがあったんだな。
| 》もしかして、とっくに知ってたのかい? |
アキラ:あれ…もしかして君、とっくに知ってたのかい?
なら、あの容赦ない返事も納得だな…
セス:いや、初耳だ。
…さっきのオレ、そんなにひどいこと言ってたか…?
セス:…正直オレだって、思うところがないわけじゃない。
リーゼは本当にいい奴だし、感謝もしてる。
けど、もし彼女がオレ自身じゃなくて、
別の何かのためにああ言ったんだとしたら…
セス:近い将来、誰かが傷つくのは目に見えてる。
彼女かもしれないし、オレかもしれない。
だから、ただ…オレはやるべきことをやっただけだ。
セス:…なぁ店長、これって独りよがりかな?
よくよく考えたら、リーゼはただオレに「合わせてくれてた」だけだ。
そうしてくれた理由が、オレの家に関係あるかどうかはともかく…
オレがあの子に、親切にしてもらってたのは変わらない…
| 》やるべきことをやった、だろう? |
アキラ:やるべきことをやった、そうだろう?
リーゼだって…セスに言われて、何か気づけたことがあるかもしれない。
それは悪いことじゃないはずだ。
| 》あのセスが、自分を疑っている…! |
アキラ:これは驚きだ。あのセスが、自分を疑っているなんて…
セス:…あのな!オレだって、まるっきりバカじゃないんだからな!
セス:オレは、ただ…「自分に良くしてくれる相手」じゃなくて、
「本心で接してくれる相手」のことを友達って呼びたいだけだ。
店長だって、サッカーやってるオレを見て、バカみたいだって笑ってたろ。
俺には、それくらいがちょうどいいっていうか…
| 》なるほど? |
| 》セスってMだったのか… |
アキラ:君、Mっ気があったのか。なるほどなるほど…
セス:ちっがーう!!
思ったことを、素直に言い合える仲がいい…ってことだよ!
店長がバカみたいなことしてたら
友達として、オレもはっきりそう言う!
セス:それで…家が金持ちだからっていい気になるな、とか
ワケのわからないことは絶対に言わない。
| 》…セスの思う「本心」とは? |
| 》…僕だって、セスに隠し事がないわけじゃない |
アキラ:セス、聞いてもいいかい?
「本心で接する」というのは、どういうことだと思う?
僕だって、君に何もかも打ち明けているわけじゃないんだ。だから…
セス:そんなの、別に構わない…というか、当たり前だろ。
秘密の一つや二つ許せないんだったら、後はもう
戸籍謄本の交換しかないだろ――言っとくけど、しないからな!
セス:オレだってもうガキじゃない。
「友達のことなら何でも知ってる」なんて自慢できた時代は、
とうの昔に終わってるんだ。
セス:店長は口先だけじゃなく、
本気でセスっていう人間と向き合ってくれてるのがわかる。
それが、オレにとっては掛け替えのないものなんだ。
| 》…いいこと言うね |
アキラ:…いいこと言うじゃないか。
そう思ってもらえてうれしいよ。
セス:お、おう…気の置けない友達は貴重だから、
大切にしろって青衣先輩も言ってた
だから、これからも…って、いざ言うと恥ずかしいな、これ…
セス:だあぁぁやめた、やめた!
オレの言いたいことはもう十分伝わってるだろ…
今日は、このくらいで勘弁してくれ!
(会話終了後)
| 信頼度ランクアップ |
セス:気恥ずかしいな…あー…
(セスと話す)
セス:さっきは、ついうっかり恥ずかしいことを
口走ってしまって…忘れてくれ!
| 》忘れられない |
セス:すぐ忘れてくれ!!!
| 》もう忘れた |
セス:よし!それでこそ我が友!
信頼の重さ
(五章後イベント)(夜以降)
| セスがビデオ屋の前をうろうろしているようだ… |
|---|
| セスがビデオ屋の前をうろうろしているようだ。 この時間に来るのは、ビデオを返しに来たわけではないだろう… ちょっと気が引けるが… とにかく、セスが何の用で来たのかを聞いてみよう。 |
セス:…オレが…聞くのか?
(セスと話す)
セス:店長、まだ店やってるのか…?
| 》それはこっちの質問だよ |
| 》こんな時間に来るなんて、何か用かい? |
セス:…オレは夜間の見回りが終わったばかりだ。
手持ち無沙汰で散歩してたら、なぜかこっちに来てしまった。
セス:けどこんな時間に来るのは邪魔かなと思って。
いざ帰ろうとした瞬間に…まさか店長のほうから出てくるとは
思わなかったんだ。
| 》何か言いたそうな顔をしているな…? |
| 》どうしたんだい?らしくないな |
セス:え?オレ、そんなにわかりやすいのか?
セス:店長に、少し聞きたいことがあるんだ。
ただ…聞く必要があるかどうか、オレにも分からないけど。
| 》せっかく来てくれたんだ |
| 》なんでも聞いてくれ |
セス:店長が朱鳶班長、青衣先輩と知り合いなのは知ってる。
対ホロウ六課にも顔見知りがいるんだって聞いた。
セス:店長たち…オレに何か隠し事をしてるんじゃないか?
セス:あの日…どうしてキミはポート・エルピスにいたんだ?
| 》…… |
セス:この話、朱鳶班長にも聞いたけど、反応がおかしかった…
セス:すごく事務的な口調で、
「これはポート・エルピス特別行動の機密事項であり、申請して許可を
もらえた方のみが知れる情報ですから。あなたに何かお伝えすることは
できません」って言ったんだ。
セス:朱鳶班長はオレらの班長だけど、
あんな厳しい感じで話すことは滅多にないんだ。
セス:ポート・エルピス行動はブリンガー事件に関わることで、
一捜査官であるオレが深く知るべきじゃないのはわかってる。
セス:けど、班長の目から感じた何かが、オレの直感にこう訴えるんだ――
「オレに教えられないこと」…
本当はオレが知っておくべきことなんじゃないかって。
セス:店長、もしそれを知ってたら、オレに教えてくれないか?
| 》…よくわからない |
| 》…知らないかな |
セス:…そうか…
セス:いや、邪魔したな。
本当に機密事項だったら、キミに聞くのも治安局の規定に反する行為だ。
セス:悪い、困らせたな。
セス:オレはそろそろ帰るよ。
| 》…セス! |
セス:ん?どうした、まだ何か用か?
| 》今はまだ教えられないけれど |
| 》それでも信じてくれるか? |
セス:信じるよ。
セス:キミにもキミなりの理由があるはずだ。
オレは信じるよ、アキラ。だってオレたちは…友達なんだろ?
セス:そろそろ帰るよ、またな。
セスが去ったあと、朱鳶にメッセージを送り、
一体何があったのかを尋ねた。
朱鳶の返信は早かった。
「あなたの身元情報は、ローウェル監察官による命令で
セスに対する秘密情報として扱っています」
「どうしてその必要があるのかは…
その二人の家庭事情を知る人のみが知ることでしょう。
少なくとも、あなたの身の安全は保証されているはず。
店長さん、幸運を祈ります」

