【しっぷうのバンダナ】

Last-modified: 2024-04-19 (金) 12:17:55

概要

リメイク版DQ3から登場し、リメイク版DQ4とDQ7以降にも登場する装備品。
DQ7までは【装飾品】、DQ8以降は兜・頭部防具として登場している。
 
魔力のこもったアニマル柄の魔法のバンダナで、疾風を呼ぶとも言われている。
虎のようないかしたデザインが格好いいだけでなく、生地の裏側には動作が俊敏になるルーンの紋様が織り込んである。
風の魔力が込められているため、頭に巻くと疾風のように素早く動けるようになる。
 
素早さは重要性の割に装備品で上げることが難しいパラメーターなので、補正値の優秀さからこの装備も割とシリーズ通して高評価されやすいアイテムである。
装飾品時代は【ほしふるうでわ】と競合していて下位互換や代用品のような扱いを受けることもあったが、頭部防具になってからはほしふるうでわや別の有用なアクセサリーとの併用が出来るようになってさらに便利な装備となった。
 
後に【はやてのバンダナ】という類似品が登場した。

DQ3(リメイク版)

装飾品の一種。非売品で、売却価格は727G。
【職業】【性別】を問わず誰でも装備することができる。
装備すると【すばやさ】が30増加し、【性格】【でんこうせっか】になる。
SFC・GBC版では【ちいさなメダル】70枚の景品の他、【ジパング】【すごろく場】の会場内にも落ちている。
ガラケー版を除けば、【上の世界】で入手できるメダルで得られる景品はこのバンダナまで。
またガラケー版以降では小さなメダル65枚の景品のみとなった。
 
電光石火の性格には成長率がマイナスになるデメリットはないので、素早さを重視したい場合に活用できる。
また、DQ3では素早さの半分=素の守備力なので、このバンダナは守備力を15上げる装飾品であるとも言える。
装備性能・性格共に【はやてのリング】の上位互換品でもある。
 
素早さを上げる装飾品の中では【ほしふるうでわ】に次いで効果が高いため、性格の変化を嫌う場合でもレベルアップ時以外なら装備させる価値はある。
普段はこれを装備しておいて、レベルが上がるときだけ外すのがいいだろう。
また素の素早さが低い【戦士】などは、星降る腕輪よりもこちらの方が素早くなれることもある。
 
このように、変化する性格、そして性能ともに便利で、比較的扱いやすい装飾品である。

DQ4(リメイク版)

装飾品の一種。購入価格650G、売却価格487G。
誰でも装備することができ、装備すると素早さが15増加する。
 
【ガーデンブルグ南東の洞窟】にあるタンスから手に入れることができる他、PS版では【移民の町】の2段階目でも入手できる。
また、PS版では【グランドスラム】にすれば、DS・スマホ版では4段階目まで発展させれば購入可能となる。(ちなみに【メガザルのうでわ】同様、最終の5段階目になると買えなくなるので注意。)
 
今作では素早さを上げることのできる装備品はコレと【ほしふるうでわ】しかないので貴重。
上昇値が15と低いので劇的な効果は望めないが、今作では簡単に入手できる装飾品が守備力がわずかに上昇する物ばかりなので、それらを装備させるよりは役に立つ。
元が鈍足な【勇者】や、先行して行動したい【クリフト】【ブライ】等の補助呪文使いあたりにでも装備させておくといい。
一応上位互換の星降る腕輪がより早く量産可能となるものの、あちらは基本的にカジノの景品としての入手となるので相応に面倒である。

DQ7

装飾品の一種。購入価格970G、売却価格485G。
誰でも装備することができ、装備すると素早さが30、【かっこよさ】が10増加する。
 
過去の【リートルード地方】から行ける【メモリアリーフ】でのみ販売されている他、【世界一高い塔】【風の塔】にある宝箱からも手に入れることができる。
また、過去の【聖風の谷】で、【神の石】を取ってきた際にお礼として族長から1つ貰える。
これ以外では現代の【旅の宿】以降の【ラッキーパネル】でも出現することがある。
 
取りあえず全員分買い揃えておくことになるであろう装飾品。
購入時期の割に素早さプラス30というのがかなり大きいというのもあるが、終盤に入るまでは他にろくな装飾品がなく、消去法でこれくらいしか候補が残らない。
唯一【チカラじまん賞】副賞の【ごうけつのうでわ】が他にまともと言える装飾品だが、こちらは入手条件がやや厳しい。
 
それ以降もちょくちょく手に入るが、メモリアリーフで揃えた分があるならそれで事足りると思われる。
またその頃には、各種アミュレットや星降る腕輪などより有用な装飾品も出始める。
むしろどちらかと言えば風に関係した土地柄を象徴する演出用アイテムといった感じである。
 
3DS版では、手に入れた際に【アイテム発見】のMEがわざわざ鳴る。
970Gで買えるものをそんなにありがたがるとは……。

DQ8

兜の一種。非売品。
【主人公】のみ装備することができ、装備すると守備力が23、素早さが15増加する。
 
【ギャオース】がレア枠で落としていくことがあるが、ただでさえ出現しにくい上に強く、しかも確率は1/256と非常に低いので【錬金】に頼ったほうが正解だろう。
錬金レシピは【バンダナ】【はやてのリング】
また、このバンダナ×2+【堕天使のレイピア】【しっぷうのレイピア】を、このバンダナ+【はねぼうし】【風のぼうし】を作成することができる。
 
バンダナを巻いてる主人公に合わせてか、装飾品ではなく彼専用の兜となった。
他の仲間が使えなくなったのは若干痛いが、貴重な装飾品枠を消費しないのは利点。
【パルミド】のカジノや【まほうのかぎ】入手後の【アスカンタ】国領ではやてのリングを手に入れれば早い段階で錬金でき、【てっかめん】(守備力25)とさほど変わらない守備力を持つため防具としても悪くない。
主人公の素早さがそれほど高くないということもあってか、終盤になってもこれを巻き続けるプレイヤーもいるようだ。
売却価格が2000Gと中々な上に、はやてのリングはコインわずか1000枚、バンダナは45Gで買える+様々なモンスターが落とすので、金策に使ってもいい。
はやてのリングの売値が極端に下げられた海外版とスマホ版では、錬金してから売り払うテクニックはなおさら重要。
ちなみに、主人公専用ではあるが、イラストを見る限り頭に巻くというよりは口元を隠す感じなのだがこれも頭に巻いているのだろうか・・・?

DQ9

頭装備の一種。非売品で、売却価格は675G。
職業・性別を問わず誰でも装備することができる。
装備すると守備力が11、【おしゃれさ】が28、素早さが20、【回復魔力】が8増加する。
装備品としての仕様の変更に伴い、様々なステータスが上昇するようになった。
 
ちいさなメダル8枚の景品の他、クエストNo.154【クロースさんのなやみ】の報酬(2回目以降)にもなっている。
錬金でも作成することが可能で、レシピは【おしゃれなバンダナ】+はやてのリング。
また、このバンダナ+【スコールロッド】×1+【にじいろの布きれ】×1で、【テンペストロッド】を作成することができる。
 
長らく【公式ガイドブック】上のイラストにおけるデザインに大きな変更はなされていなかったのだが、頭部用の装備品もグラフィックに反映されるようになった今作では、DQ8の主人公が被っているようなデザインに変更されている。
とはいえ、アニマル柄のバンダナという点は従来通りで変わっていない。

DQ10オンライン

「疾風のバンダナ」表記で頭装備の一種として登場。
【勇者姫アンルシア】の衣装のひとつ【疾風の装束】(Ver.3で登場)をプレイヤーキャラクター用にした【おしゃれ装備】

DQ11

今回も頭部用防具で、男性キャラ全員が装備可能。うち直しに必要な宝珠は10個。

-+1+2+3
守備力23242527
すばやさ14151617

【ソルティコの町】【カジノ】でコイン2500枚と交換できる。
【うずしおキング】(強ver含む)、【ヘルチェイサー】のレアドロップのほか、【古代図書館】の宝箱に入っている。
 
男女ともに装備可能な【かぜのぼうし】よりも守備力と素早さは若干高いのだが、その代わりにみりょくがゼロになってしまった。
よって、【シルビア】以外のみりょくが無くてもあまり問題のない御仁たちに向いた装備となる。
 
カジノ入手の場合は比較的お手頃価格ではあるが、最速入手時期の時点で男性キャラの頭部防具の選択肢が豊富なので、優先的に買うべきかと言われたら微妙な性能。
素早さの低い【ロウ】なら有用かと思いきや、ロウの場合は防具による魔力の上昇値も重要なので、魔力補強が可能な頭部防具の多い今作ではむしろ選択肢が増える。
なのでその後で古代図書館で手に入れてもいまさら使い道があるかは…。
 
ただ、【グレイグ】が加入した際は別。
グレイグは加入した時点で頭部防具を身につけておらず、そのうえグレイグにはみりょくと魔力が不要、なおかつ素早さが低いという弱点がある。
なので新しく加わった彼への装備を整える際には、古代図書館で手に入れたこれか、同じくこの時点でタダで一つ手に入っている【アイアンヘッドギア】の二択になることが多い。
そうでなくても異変後の世界ではしばらく野郎所帯だけの旅が続いていくこともあり、アクセ以外でのすばやさ補強装備として出番がある。
ちなみに今作のバンダナ系は一切みりょくが無く、機能性装備らしい。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

お宝No.218
レアリティジャンク
カテゴリーヒストリー
コレクション防具
標準価格97,000G