【ライバーン】

Last-modified: 2025-10-05 (日) 19:29:25

概要

DQ4、モンスターズ1、2に登場するモンスター。
色違いに【テラノバット】【ライバーンロード】がいる。
 
ドラクエ固有のモンスター名だが、本来は「ワイバーン」という名前にする予定のところを使える文字の都合でこの名前になったのかもしれない。
ちなみに英語名はNES版ではRyvernと日本語名に忠実だったのに、DS版ではWyvern(ワイバーン)に改名された。これはライバーンロードの方も同じ。
 
なぜかリメイク版DQ4ではテラノバットと体色が入れ替わっており、黄色から灰色に変わった。
これに当たって【ブルデビル】の色で固定化された【アンクルホーン】のように、こちらも灰色で統一されるのかと思いきや、モンスターズ等の外伝作品では相変わらず黄色なため、なぜリメイク版DQ4でのみ灰色となったのかは不明。
 
なお、DQ10では【ドラゴンキッズ】【転生モンスター】として【リトルライバーン】が登場しており、子供ではないかという説が豆知識で書かれたが、DQMJ3では否定されている。
 
【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】に原画が掲載されているモンスターの一体であり、№21と手書きで記されている。

DQ4

【デスパレス】周辺や【エスターク神殿】に出現する。
パッと見では下位種テラノバットと見間違ってもおかしくないぐらいそっくりな色をしている。
 
通常攻撃の他、毒攻撃を使う。また、【はしりとかげ】を呼んで回復させようとすることもある。
密かに【デイン系】が無効なのが特徴だが、出現時期的にあまりデイン系を使うことがないのであまり関係がない。
一方、【せいすい】で過剰なレベリングを行って、勇者の【ギガデイン】に頼りまくっていたプレイヤーは面食らったことだろう。
攻撃呪文で確実に効くのは【バギ系】のみだが、【イオ系】【ヒャド系】も効果的なので、集団で現れたら勇者の【イオラ】【ヒャダルコ】【バギマ】を加えて一掃を図ろう。【ザラキ】も強耐性ながら有効。やや素早いが、攻撃力等は平均的なので、倒すのは難しくないはず。
むしろ、【ドラゴンライダー】【アンクルホーン】の方がよほど脅威となるだろう。
その割には経験値は地味に多く、神殿内の他の強敵よりも高いのが不思議である。なんにせよ、3匹組を倒せば得られる経験値が軽く1000を超えるので、なるべく積極的に倒していきたい。
 
エスターク神殿には馬車を連れ込めないため、FC版で唯一【キアリー】が使える【クリフト】がいないと毒への対処ができず不安材料となるが、そもそもFC版でクリフトをメンバーから外すことが珍しい。また、ここまで来れば毒のダメージはほとんど無いに等しいので、そもそも気にする必要も無いだろう。
リメイク版では【ミネア】もキアリーを覚える上に【ふくろ】で毒消し草を大量にストックできるので、さらに対処が容易になっている。
 
余談だが、ワイバーンはその尾に毒を持つとされるため、毒攻撃を行うこと自体は不自然ではない。
しかしライバーンの場合、リメイク版のモーションを見る限りでは爪に毒腺があるようだ。
落とすアイテムは【どくばり】

DQM1,2

ドラゴン系のモンスターとして登場。
覚える特技は【しんくうぎり】【あくまぎり】【どくこうげき】
【リザードマン】×【じんめんじゅ】【キラーパンサー】、ドラゴン系×【ヘルコンドル】等の配合で誕生する。
野生個体は【がんこじいさんのとびら】、GB・レトロ版のみ【コロシアム】に出現。
パーティの合計レベルが59~78だと【他国マスター】の手持ちに入ってくることがあるので、クリア前に入手したいならこれを狙うのが楽。
 
ドラゴン系の宿命で成長が遅めなうえ、低レベルの間のステータスの伸びがかなり悪い。
Lv1~16の間は全てのステータスが並以下の育ち方しかせず、Lv17を超えてからしばらくは素早さがよく伸びるようになるものの、それ以外の成長率はさらに悪化する。
自力習得する特技も微妙なものばかりで、ストーリー攻略用の戦力としては率直に言って期待しづらい。
特にドラゴン系とヘルコンドルで作るパターンの場合、ヘルコンドル自身の賢さが伸びづらいこともあって賢さが必要な特技の継承はストーリー攻略中はかなり腰を据えた経験値稼ぎやドーピングが必要になるだろう。
見どころとしては、鳥系を血統にして【ロックちょう】、ゾンビ系を血統にして【スカルゴン】等、有用な特殊配合のルートがあることか。
もっとも【いかりのとびら】攻略以降はしばらく【マチコ】がライバーンと【お見合い】をさせてくれるようになるし、他にもロックちょう・スカルゴンの配合ルートは少なくない中継承できる特技が微妙なコイツを親に選ぶ理由もあまりないので、わざわざ配合したり他国マスターから狙ってきたりするほどかというと怪しいところもある。
 
GB版DQM1での体色は黄色で、PS版DQ4より後に発売されたPS版DQMでも体色は黄色のまま変更されなかったが、
なぜか説明書には旧テラノバットの色で塗られたイラストが載っていたりする。こちらの色に変更する予定もあったのだろうか。

PS版DQM1では【モンスター牧場】と星降りのほこらをいつでも往復して乗せてくれる個体がいる(本人曰くプリオの友達は自分の友達)。これは、GB版で星降りのほこらと格闘場行きの牧場の穴(【あくまのきし】【リップス】がいる所)と星降りのほこらの壁に牧場行きのツタがなくなったための代替措置だと思われる。

テリワン3D

2枠のメガボディモンスターとして登場。ドラゴン系のCランクで、【さいはての扉】【ねむりの扉】に出現する。色はやはり黄色のまま。
特性は【メガボディ】【みかわしアップ】【れんぞく】(2回)、【AI1~2回行動】
+25で【ギラブレイク】、+50で【アンチみかわしアップ】
所持スキルは【バウンティハンター】

イルルカ

位階389、ドラゴン系のCランク。
ドラゴン系としては【デンタザウルス】の一つ上、【シュプリンガー】の一つ下。
能力傾向や特性のおおまかな特徴はテリワン3Dと同じ。
 
装備可能武器は爪と杖。所持スキルは【バウンティハンター】
特性は【メガボディ】【みかわしアップ】【れんぞく】(2回) 【AI1~2回行動】
+25で【ギラブレイク】、+50で【アンチみかわしアップ】【新生配合】でジバリアブレイク。
さらに【ギガボディ】化で【ジバリア系のコツ】が付く。
新生配合を行った際の、基本サイズでの不利な特性のつきやすさは-21。
 
特性コスト的にはかなり弱キャラ扱いだが、無難な構成でそこまで悪いものではない。
傾向としては物理寄りの攻撃役。ギラ系やジバリア系を含む斬撃や体技で攻めよう。
雷系や岩石系の特技を使えば敵の弱点を幅広く狙える。
まあシナリオ中ならそこそこ戦えても、さすがに対戦に起用するようなモンスターではないか。
 

  • ステータス成長率(100Lvアップの基準値)
    HP:533 MP:166 攻撃力:327 守備力:266 素早さ:337 賢さ:188
  • ステータス上限の基準値(新生配合済み・特性抜き)
    HP:1823 MP:499 攻撃力:994 守備力:884 素早さ:969 賢さ:655
  • ステータス上限の実数値(新生配合済み・メガボディ・AI1~2回行動)
    HP:2461 MP:673 攻撃力:939 守備力:835 素早さ:913 賢さ:619

ステータスはバランスの良い前衛。MPと賢さが低い。
上限値合計は前衛としては悪くないが、ウリが無い感じもある。魅力は薄いと言える。
耐性はドラゴン系の基本のほか、バギを無効化し、弱点が基本の毒も等倍に。
 
野生では出現しないが、位階配合で普通に作れる。タマゴから生まれることも。
 
召喚した呪術師が「いでよワイバーン」を噛んで「いでよライバーン」と言ってしまったことから生まれたという説明があるが、「生まれたとか」と噂程度の言い方なので、眉唾だろう。

DQM3

ドラゴン系Dランク。
野生では出現せず、ドラゴン系と魔獣系の系統配合、【プテラノドン】【ギガントヒルズ】の特殊配合で生み出される。
 
特性は【ビリビリボディ】【地のコツ】(Lv20)、【みかわし無効】(Lv40)。
Lサイズ化で【1~3回行動】【光のコツ】【地ブレイク大】(Lv60)。
所持スキルは【つむじ風】
 
【スライムナイト】との配合で【ドラゴンライダー】が生み出される。

DQMSL

2014年11月30日「地図ふくびきスーパー」に実装。
ドラゴン系Aランク こうげきタイプ
リーダー特性「ドラゴン系HP+10%」
とくぎは【しんくうは】【やけつくいき】
特性「ひんしでみかわし」
転生前は【テラノバット】 転生先は【ライバーンロード】

ライバルズエース

真3弾カードパック「星降りの決戦」にて実装。戦士専用ユニットでレアリティはレア。

2/2/3 ドラゴン系
選択:
・ユニット1体を1マス上に移動させる
・ユニット1体を1マス下に移動させる

上下移動は【戦士】のテンションスキルをはじめとした貫通と相性が良い。そして【アリアハン王】のような配置制限のあるユニットへの妨害も行える。
移動効果は味方ユニットにも使うことができるため、【牧場】【竜の巣窟】から出てきたユニットをずらして多面展開することもできる。
カードゲームあるあるだがリトルライバーンの4/3/5よりもスタッツが小さい。しかし、役割が全く違うので比較してライバーンの方が弱いとも言えない。
どちらも優秀なカードであることは間違いない。

ダイの大冒険

読み切り時代の「デルパ! イルイル!」では発売前のDQ4宣伝の一環で、金色の【魔法の筒】から呼び出されたモンスターの一員として、この系統モンスターが登場している。
その後は連載終盤の【ロロイの谷】での【ミナカトール】攻防戦において、【ザボエラ】が潜ませていた【魔界】のモンスター軍団の一員として再登場。この系統や【さそりアーマー】系統を見た【ダイ】は、かつて金色の魔法の筒から出てきたのが魔界のモンスターたちだったことに気付く。
この戦いで登場したものは、最終的に【超魔ゾンビ】のパーツにされてしまった。
 
アニメでは新旧いずれも、「デルパ! イルイル!」該当部分は展開が改変されたために出番が削られた。
新アニメでは、その後ロロイの谷の戦いでは原作通り登場し、ライバーンの色合いで描かれている。