作品/【ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー】

Last-modified: 2024-04-05 (金) 22:53:10

→この作品に関するまとめwiki:DISSIDIA 012[duodecim] FINAL FANTASY(DdFF) 2chまとめwiki


概要

ディシディア ファイナルファンタジーの続編として2011年3月3日に発売。


「デュオデシム」とはラテン語で「12」という意味であり、
タイトルロゴの中央には「012」という数字が書かれている。

  • 英字で書くと『DISSIDIA 012 [duodecim] FINAL FANTASY』といった感じ。
    • デュオデシムは、本来のラテン語ではドゥオデキムと読みが正しい。
      ちなみに、12倍はduodecuple (ドゥデキャプル)という。

2010年8月9日~9月5日にかけて、スクウェア・エニックスのメンバーズサイト内で
「ディシディアに出場して欲しかったキャラクター・FFで好きな楽曲」などを問うアンケートが行われており、
大なり小なりアンケート結果がキャラクター・音楽選定に反映されるものと思われる。
既に新規2キャラが公開され来年内の発売が予定されている以上、
今から新規キャラを加える開発期間がどれだけあるのかは不明だが…

  • (前作から期待されていた、ギルガメッシュの登場はキャスト的に残念な事になりそうだ。といってもヴァンのCVが変わってるんだからその点では問題ないと思うが。)
  • 新キャラは各ナンバリングから1人ずつとまでは行かないが、3~4人でもないらしい。また前作のキャラは全員登場し、オニオンナイトセシルの会話など、前作で接点のなかったキャラクターの絡みなども確認されているとか。

略称は「DDFF」、webCMの影響からか、「オイニー」と呼ばれることもある。
発売前に「012」に特別な意味があると語っていたが、
アルティマニアに「0がFF世界の出発点のようなイメージのディシディアの世界観を、1がディシディアシリーズ1作目に当たる前作の、2が2作目に当たる本作を表わしていると感じる事が出来るとてもいいサブタイトルである」とあるのでこのことだろう。

  • 今作では12回目の戦いが終わった後に、前作の13回目の戦いがリメイクという形で遊べるようになる。
  • 13回目の戦いの方も、2Dの会話イベントなどが増えているとのこと。
    DFFのスタッフの愛と努力と根性で1枚のUMD(1.8GB)容量ですべて収まってるんだからすごいよなぁ。
    • 一度作ったデータは簡単に圧縮できる。
      • 大雑把に言えば前作の内容に猛将伝程度の追加要素を付け足しただけの『続編』である。
      • 別に前作がそのまま入っているわけではない。おおまかに言うとグラフィック部分を削っている(リップシンクなどが筆頭)
        テクスチャやエフェクトもよくみれば簡略化されているが見た目には前作と遜色の無いクオリティを保っている。
      • 逆に言えば対応機種が「ニンテンドー3DS」や「PSVita」なら簡単に収めるんじゃないかな?3DSカードやVitaカードの容量は現時点で2~4GBだからな。
      • というかPS3で出してほしかった。

2010年9月13日に公式ティザーサイトが公開された。
http://www.square-enix.co.jp/dissidia_012/

  • ↑サイトの画面をクリックすると小さな青い光がマウスポインタの周囲を浮遊する。
    クリックしまくると青い光が増えまくって彗星のごとき美しさに。
    • そういえば発表されたスクリーンショットの中にリアルCGでライトニングが手のひらにその青い光が集まっているヤツがあった。何か関係があるかも。
  • タイトルロゴは前作を踏襲している模様。
    • キャッチコピーは公式サイトの「最終決戦に向かう敗北の物語―」かね?

キャラ同士のエンカウントボイスは前作と変わっている。

  • エンカウントボイスにも字幕がつく。
  • プロログスの段階では相変わらず対戦相手のみ発せられる。

野村によると「前作に登場したキャラクターは全て登場し、切り捨てたキャラクターは一人もいないがストーリーの中核を担うのは本作で新たに参戦するキャラクターである。」らしい。

  • 更に登場キャラが物語に絡まない、と言う事は一切なく、メインは新規キャラになるが、前作に登場しなかったキャラに何があったかを描くとも言われている。

前作の戦闘はEXモードになってナンボ、という感じだったが、今回はそれ以外にも戦闘のスタイルを楽しめるように工夫されている。

  • 公式でやたら踏み込んだ内容のアドバイスが公開されている。
    EXゲージを溜めるには追撃実行やアシストロックが有効になり、
    EXモードになった場合双方に大きなリスクとリターン(EXブレイク・アシストブレイク)が発生する。
    特にCPUは人間らしい思考で戦うように調整されているようだ。
    • そのためかCPUは尋常でないほど強くなっている(特にエクスデス、シャントットあたり)。
      技の仕様も前作から大きく変わっているものが多いこともあり、
      前作と同じ感覚でプレイするとまず間違いなく返り討ちにあうだろう。

2011年3月2日にサントラが発売。


ディシディアでもそうだが今作でアレンジされた曲には、イントロの有無が割とはっきりしている。原曲でイントロがある曲の大半は無くなっており、イントロの無い曲はイントロが作られる、といったアレンジが目立つ。


前作と同じくPSP-3000本体にDDFFをセットにした限定版(22,890円(税込))が販売された。


通信機能について

  • 「ネットですれ違い」がある。
    • ネットすれ違いは、前作では周りにプレイヤーがいなくてすれ違えないという人がいた為、ネットで疑似すれ違いが出来るようにした。一日4人までという規定はあるが、無線環境があれば誰でもすれ違いが楽しめるようになっている。コード検索は、特定のフレンドコードを打ち込むとその人の作ったクエストを検索できる。ネットでコードを公開すれば誰かが検索してくれるかもしれない。
  • ショートムービーとバトルを組み合わせて配信できるオリジナルクエスト
    • オリジナルクエストは、細かく設定ができ、専用の勝敗条件を設定する事も出来る。3分以内に勝利せよとか、激突したら負けなど。オリジナルクエスト以外でも適用できるが、オリジナルルールという物も作れる。マップブレイブやEXゲージの溜まりやすさ、クリティカルの発生率などを自由に設定できる、らしい。他にも報酬なども決められるそうだ。
  • 最大5キャラまで選べる勝ち抜き戦、ラウンド戦あり
    バトルセットアップ画面でフィールドもそれぞれ決められる。
    それぞれのキャラにジョブらしきものを設定できる。
    他の人が対戦している間はそのバトルを観戦できる(ロビーが同じ場合?)

前作データから引き継げるのはレベル・技のAP・アイコン・一部のPPカタログ。また引き継ぎ特典あり。
しかし、アイテム・アクセサリ・ギル・PPは引き継げない。

  • アクセサリは前作に比べて減っているそうだから、その関係でしょうな。

ストーリー中のパーティ編成は、固定の時と自由に組める時とがあるとのこと。FF6に近い形だそうだ。


ティナ、クラウド、ティーダはカオス陣営、ジェクトはコスモス陣営に移動。6勢は二人ともカオス側になった。

  • サードフォームでストーリーに出る人は陣営が変わってるとのこと。

四月になると、エアリス含む全てのキャラクターがゲーム起動時にタイトルコールをしてくれる。


オープニングムービーは前作のものが流用されたものが多い(II、III、V、IXあたりがそうだろう。他のシリーズも一部のキャラにおいて流用があったりする)。
新しく作られたもの(VII、VIIIのラグナ、アルティミシア、Xなど)は同じシリーズ同士で戦っているものが多い(宿敵がいないXIIIは別にしても)。
前作は大半は宿敵じゃないキャラと戦っているのに(ジェクトとフリオニールが衝突、スコールとセフィロスが斬りあう、ジタンがケフカに吹っ飛ばされる、クジャがティーダに魔法弾を撃つ、アルティミシアがティナに魔法弾を連射、など)。

  • 逆にストーリー内で新規参戦キャラの因果関係となる相手は全て違うシリーズになっている。
    • また、前作からの流用からかティーダとジタンが協力するカットがある。敵なのに・・・w

13回目の戦いの各章のムービーは、BGM、キャラクターの表情、カメラアングルなど前作のDFFとちょこちょこ変わっている。気になる人は自分で確かめてみよう。


13回目の戦いのストーリーやムービーはDFFとほぼ同じだが、ゲームの進め方は大きく異なる。
バトルシステムも大きく変わっているので、DFFと同じ感覚でやると泣きを見る。
DFFとは別のゲームと割り切ってプレイしよう。


前作同様、音楽は良いアレンジだったり原曲を殺してしまうものになったりと賛否両論。
やたらドラムが出てくる。

  • アレンジなんて、しなさすぎると味気ないし、弄っても弄らなくても
    どのみち初めて聞いた原曲のイメージが強いから賛否両論になるのは仕方ない。
    評価なんぞ結局のところ個人の好み。

プロログス

本編に繋がる「ディシディア デュオデシム プロログス ファイナルファンタジー」というPlayStation@Store限定のソフトが1月18日から配信されている。
このソフトを購入するとDLCエアリスも一緒にダウンロード可能になる。
エアリスはデュオデシム本編でアシスト専用キャラとして使うことができる。
またプロログスのデータ(アクセサリ等)を本編に引き継ぐことができる。
前作(DFF)のデータをプロログスで読み込むことはできない。

  • 使用可能キャラクターは、WoL・ライトニング・カイン・ガーランド・ケフカ・セフィロス・ジェクト・クラウド。
    ただしアーケードモードの敵はこれ以外のキャラクターも登場する。
    • 今のところ、ラグナ・ユウナ・ヴァンなどはアシストとして出てくるのみで敵としては出てこない。
    • プロログスでサードフォームが初公開されたキャラも多数。
  • 有料体験版と言われることが多いが、プロログスにしか無い要素もあるので、
    タイトルにあるとおりにプロローグ+体験版といったところか。
    • 公式の扱いは「先行配信版」

DLC

『ザ・サード バースデイ』と『キングダムハーツ バース バイ スリープ ファイナルミックス』の連動企画で、初回生産限定封入特典として、DDFFのキャラクターダウンロードカードが封入。
このカードに記載されたプロダクトコードでそれぞれ『ザ・サード バースデイ』のアヤ・ブレアのコスチュームを身につけたライトニングとキングダムハーツ(1)の姿のクラウドが使える。
(ただし、利用にはPlayStation Networkへの接続が必要となる)

  • そういえば『The 3rd Birthday』でもアヤ・ブレアがライトニングのコスプレしてたな。…衣装交換?
    • 中の人が同じ坂本真綾さんだからね。

DDFFの初回特典としてティファの赤いコスチュームが使用できるプロダクトコードが封入されている。

登場キャラクター一覧

<プレイヤーキャラクター(陣営は基本的にコンセプト上、新キャラには★あり)>
ウォーリア・オブ・ライトFF1) 声:関俊彦 陣営:コスモス
ガーランド(FF1) 声:内海賢二 陣営:カオス
フリオニールFF2) 声:緑川光 陣営:コスモス
皇帝(FF2) 声:堀内賢雄 陣営:カオス
オニオンナイトFF3) 声:福山潤 陣営:コスモス
暗闇の雲(FF3) 声:池田昌子 陣営:カオス
セシルFF4) 声:程嶋しづマ 陣営:コスモス
カイン(FF4) 声:山寺宏一 陣営:コスモス ★
ゴルベーザ(FF4) 声:鹿賀丈史 陣営:カオス
バッツFF5) 声:保志総一朗 陣営:コスモス
エクスデス(FF5) 声:石田太郎 陣営:カオス
ギルガメッシュ(FF5) 声:中井和哉 陣営:カオス(隠れキャラクター) ★
ティナFF6) 声:福井裕佳梨 陣営:コスモス(12回目のストーリー上ではカオス)
ケフカ(FF6) 声:千葉繁 陣営:カオス
クラウドFF7) 声:櫻井孝宏 陣営:コスモス(12回目のストーリー上ではカオス)
ティファ(FF7) 声:伊藤歩 陣営:コスモス ★
セフィロス(FF7) 声:森川智之 陣営:カオス
スコールFF8) 声:石川英郎 陣営:コスモス
ラグナ(FF8) 声:平田広明 陣営:コスモス ★
アルティミシア(FF8) 声:田中敦子 陣営:カオス
ジタンFF9) 声:朴璐美 陣営:コスモス
クジャ(FF9) 声:石田彰 陣営:カオス
ティーダFF10) 声:森田成一 陣営:コスモス(12回目のストーリー上ではカオス)
ユウナ(FF10) 声:青木まゆこ 陣営:コスモス ★
ジェクト(FF10) 声:天田益男 陣営:カオス(12回目のストーリー上ではコスモス)
シャントットFF11) 声:林原めぐみ 陣営:コスモス(隠れキャラクター)
プリッシュ(FF11) 声:平野綾 陣営:コスモス(隠れキャラクター) ★
ヴァンFF12) 声:小野賢章 陣営:コスモス ★
ガブラス(FF12) 声:大塚明夫 陣営:カオス(隠れキャラクター) 
ライトニングFF13) 声:坂本真綾 陣営:コスモス ★
デスペラードカオス(DDFF) 声:若本規夫(SFが掛かっている) 陣営:カオス(隠れキャラクター) ★
 
<その他のキャラクター>
エアリス(FF7) 声:坂本真綾 ※アシスト専用
コスモス 声:島本須美 ※イベントのみ
カオス 声:若本規夫 ※CPU専用
・ナレーション(FF1? ルフェインのシド) 声:菅原文太 ※イベントのみ

追加ステージ

<真マップあり>
天象の鎖(FF11)
空中要塞バハムート(FF12)
オーファンズ・クレイドル(FF13)
 
<真マップなし>
パンデモニウム最上部(FF2)
クリスタルタワー(FF3)
魔列車(FF6)
劇場艇プリマビスタ(FF9)

タイトルコール

四月以降で、かつ「12回目の戦い」をクリアした後だと、各キャラがタイトル及び社名をコールする。
各日にちとの対応は以下の通り。
ちなみに、ガーランド、皇帝、コスモスの3人は社名しかコールしない。

日にちコールするキャラ
1日ウォーリア・オブ・ライト
「13回目の戦い」クリア後で、かつ午前1時・午後1時・毎時1分台の場合はルフェインのシド
2日フリオニール
3日オニオンナイト
4日セシル
5日バッツ
6日ティナ
7日クラウド
アシストにエアリスが使える状態で、かつ午前7時・午後7時・毎時7分台の場合はエアリス
8日スコール
9日ジタン
10日ティーダ
11日シャントット
プリッシュが使用可能で、かつ午前11時・午後11時・毎時11分台の場合はプリッシュ
12日ヴァン
午前0時・正午・毎時12分台の場合はガブラス
13日ライトニング
14日カイン
15日エクスデス
ギルガメッシュが使用可能な場合はギルガメッシュ
16日ケフカ
17日ティファ
アシストにエアリスが使える状態で、かつ午前7時・午後7時・毎時7分台の場合はエアリス
18日ラグナ
19日クジャ
20日ユウナ
21日ガーランド
22日皇帝
23日暗闇の雲
24日ゴルベーザ
25日エクスデス
26日ケフカ
27日セフィロス
アシストにエアリスが使える状態で、かつ午前7時・午後7時・毎時7分台の場合はエアリス
28日アルティミシア
29日クジャ
30日ジェクト
31日ガーランド

この他、設定したスペシャルデーの日はコスモスがコールする他、デスペラードカオスが使用可能になっていると、まれにカオスがタイトルコールを乗っ取る事がある。
またルフェインのシドは、「13回目の戦い」をクリアした後初めての起動後のタイトルコールを必ず行う。

  • たまに入ってくるカオスのタイトルコールだが、「カオスというより若本規夫」といった印象。
    CVの若本氏が少々張り切り過ぎているのか、もはや別なキャラになっているように聞こえなくもない。
  • 注意して聞いてみると、デュオデシムの「デュ」が上手く言えていないキャラがいる。

視聴覚室

その他

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