アイテム/飛竜の卵

飛竜の巣で採集できる卵。結構大きいため抱えないと持ち運べない。

概要

• 非常に栄養価が高く、味も美味しいとの事で上流貴族に特に好まれる食材。
  ココット村の近辺では薬としても使われているらしい。
  しかし、貴族のお偉い様は食事のために危険を冒す事はしない。挙句の果てに、
  「ギルドにクエストを出して報酬の代わりに持って来い」とのたまう。
  そしてそのクエストに出向くのが我らがハンターという訳である。
  • 因みにノベル版では、ギルドが調査した上で生態的に問題のない依頼のみを通しているので、
    正式なクエスト以外で勝手に巣から卵を持ち帰ると、処罰の対象になってしまうと書かれている。
    作品によっては特定クエスト以外での採取自体が不可能なのもそういう理由だろう。
    また、赤い納品ボックスの中には特殊な緩衝材が敷いてあるため、卵を入れても割れないとのこと。

• 巨大で重い為ポーチに入れられず、抱き抱えないと運べない。
  アカムやウカムの尻尾が99個入るポーチになぜ入らないとか言ってはいけない
  さらに、ポーチに入れられない癖に何故かアイテム枠を1つ消費する。
  手に持てば良いものをポーチの都合で『アイテムをこれ以上持てません』とのたまう

• 一応扱いとしては精算アイテムだが、持ったままクエストクリアしても
  ガッツポーズで落としてしまい、精算されない。
  初見では殴りたくなること請け合い。

• 落とすとグシャッという情けない音とともに『飛竜の卵がっ！』というメッセージが出る。
  しかし、卵を落としてしまうシチュエーションというのは
  上記のような飛竜種の襲撃により苦渋の選択を迫られ、結果手放す場合が殆どなので、
  このオーバーリアクションにイラッとくるハンターも多い。
  • ボタンを押して手放すと、腰をかがめて「よっこらせ」と言うようなモーションで
    その場に放棄するので、少々手間取る。
    なお、この時のメッセージは『飛竜の卵をあきらめた』である。
    手早く手放したい場合は回避するかしゃがんでしてしまおう。
  • MH3(G)では、卵を持ったまま水に飛び込んだ場合、
    卵は割れずにどこまでも沈んで行ってしまう*1。当然上記のテロップも出る。
  • MH4(G)で卵を持ったままエリア移動を伴う崖から飛び降り、
    飛び降りてからエリアが切り替わるまでの間にクエスト終了の瞬間を迎えた場合、
    ハンターが空中で静止して卵だけが落下していくと言う珍妙な現象が起こる。
    当然だがその場合も卵は失った事になり精算されない。

• MH3以降では卵を持つとリオス種が反応してそのエリアにすっ飛んでくるのだが、
  これを悪用すれば、任意のエリアにリオス種を呼び寄せることができる。
  クエスト開始したら巣へ直行して卵を拾い、親が来たら目の前で卵を割って狩猟開始という
  大変罰当たりなプレイも可能になった。
  フィールド中を駆けずり回っての大捜索をせずに済むため非常に楽であり、
  また孤島のエリア8に呼べば乱入してきたイビルジョーと鉢合わせなくて済むという利点もある。
  • 4シリーズ以降でも有効だが、遺跡平原や天空山では注意が必要。
    というのも、これらのフィールドにおけるリオス種の巣はどちらも、
    ブレスで足場が傾くわ地形が複雑だわブレス吐きながらワールドツアーするわと、
    ハンターたちにとってなかなか戦いにくい条件が揃っているからだ。
    リオス夫婦への慈悲が生まれたからかもしれない、というかそうであれ。
    とはいえ、卵を持ったまま別のエリアまで移動してしまえば済む話ではある。

• ちなみにフィールド上に見えている卵はせいぜい2、3個程度(中には既に割れているものもある)だが、
  いくら卵を割ってしまってもまたその巣に行って採取を行えばほぼ無限に卵が入手できてしまう。
  取れる数が限られていると下手すればクリア不可になってしまうため、当然の措置とも言えるが、
  「いったいこいつらは何個卵を産んでいるんだ？」と疑問に感じなくもない。
  • MH2・MHFでは通常の採取ポイント同様に採取回数が設定されている。
    割りすぎると達成不可能になるし、運が悪いと卵以外の素材しか採取できないまま枯渇することもある。

• Wildsでも緋の森樹冠にある飛竜の巣で入手可能。白い殻に小さな黒い斑模様が入った卵である。
  幸いにも禁足地が舞台であるため好事家や美食家の様な道楽での依頼は舞い込んで来ず、研究対象として持ち帰るという形になっている。
  ベースキャンプもしくは簡易キャンプまで持っていくことで納品できるが、
  今作では支給品ボックス(兼、納品ボックス)は存在しないため、地面に置くことでアイルーが回収していく。
  ベースキャンプの場合は入り口近くの小さなアイルー用テントへと運び込まれていくが、簡易キャンプの場合は
  回収したアイルーごと虚空へ消えていく。
  • 今作では移動のほとんどをセクレトに任せることになるので、重い飛竜の卵もセクレトのおかげで楽々運搬！
    …なんてことは当然なく、旧作よろしく両手で抱えて運ぶことになる。セクレトのありがたみがよく分かるかもしれない
  • タイトルアップデート第一弾の段階で必須クエストなとは発生しておらず、労力の割に入手ポイントも50ポイントと渋い。
    それでいて親飛竜の勘付く早さと追跡は苛烈なままなので、ほぼ完全にロールプレイ兼腕試しとなっている。
    余りにも渋かったからかアップデート第二弾で3倍の150ポイントに変更されたがそれでもまだまだ渋く、
    プレイヤーからは指摘されていた「卵を運ぶメリットがない」という風評は覆せなかった。
  • 落としたり戦闘に巻き込まれて割ってしまうと、同行するアルマが「卵が…!」と悲痛な声を上げるので、
    彼女のためにもできれば失敗したくない。
    親が不在の隙や眠っている夜中に実行するなど、少しでも成功率を上げたいところ。
  • なんと今作ではそっと卵を置くことで割らずに安置できるようになった。しかも拾い直すことも出来る。
    むしろ何故今まで出来なかったのだろうと思った貴方は間違っていない
    置いた状態でダメージが入ると結局は割れてしまうのだが、諦める以外の選択肢は新たな作戦やドラマを生む…かもしれない。
  • なお、今作ではフィールド上に大型モンスターが最大9体も同時出現するようになっており、
    環境によっては火竜夫婦が複数頭徘徊していることもザラにある。
    この状況で卵を抱えたが最後、緋の森にいる火竜達が一斉に集合し、卵泥棒の追跡・制裁を開始する。
    少なくともレウスとレイアの内1頭ずつ以外は卵の親では無いはずなのだが…
    今作の火竜達はよく複数頭で集まっているし、もしやこの地域では群れで協力して育児をしているのだろうか。

名称・派生アイテム

• MHP3～MH3GとMHX以降では「竜の卵」に名称が変更された。
  理由は謎だが、海竜種の巣からもこれが取れることから、
  おそらく飛竜と海竜の卵の価値はどちらも同程度ということだろう。
  なお、これらの作品の間に挟まれる形になったMH4(G)では「飛竜の卵」の名称に戻っている。
  • MHX(X)では非常に珍しい、古代林の卵運びに獣竜種が現れるイベントが配信されている。
    尤も斬竜に卵を持つハンターを追い掛け回すルーチンは無く、そもそも巣の主なのかも不明。
    結局、運ばされるのが何の卵なのかについては謎は解明されないまま現在に至る。
  • 因みに解説文は「モンスターの巣から盗んだ卵。」……以上である。
    これなら草食竜や肉食竜の卵も当てはまってしまう。その為なのか味についての言及も無い。
    アイテムとして混同される事は無いが、もう少し解説文があってもいいのでは…。
• MHWorldでは飛竜の卵として食材・納入アイテムとして実装。
  古代樹の森などの探索での納入の他、下位★4フリークエスト『俺は森の運搬屋』での納入目標に設定されており、
  無事届けると料理場の食材が増える。
  • …なのだが、今作からマップがシームレス化されたことに伴い、リオス種はロードを挟まずすっ飛んできて
    ハンターを卵ごと殺しにかかるので、納入ルートを増やせるBCを解放していないと苦戦は必至。
    特にフリークエストでは2個も納品する必要があるので、古代樹の最上層からBCまでを往復する必要がある。

• MHRiseでは、なんと「竜の上質な卵」という上位アイテムが登場。
  当然上位クエストでないとお目にかかれない貴重品となっている。
  そしてストーリー中にてヨモギからこれを2個も納品する依頼サイドクエストが提示される。
  「上位にもなって卵運びかよ……」なんて思ってしまうかもしれないが、面倒くさいなんて言っていられない。
  このサイドクエストをクリアすると、その苦労に見合った素晴らしい報酬が茶屋で待っている。
  なお、その報酬にありつけるかはランダム(日替わり)。
  • 肝心の飛竜の巣の場所だが、遠い。大社跡の東北端に位置するエリア11に配置されている。
    行きはファストトラベルやガルクでスムーズに行く事ができるが、
    運搬中はそれらを利用する事ができず、更に納品はメインキャンプでしか受け付けていないので、
    必然的に大社跡を端から端まで自分の足で縦断しなければならない。
    運搬の際は安全かつ短時間で通れるルートを把握しておく事はもちろん、
    徹底的に快適スキルを盛り込んだ専用装備を組んでもいいかもしれない。
  • 中国語バージョンではサイドクエストの依頼文にミスがあり、
    「竜の上質な卵、2個の納品」と表記されるべき所が「草食竜の上質な卵、2個の納品」となってしまっていた。
    必死に納品したのにクリアにならない、納品するアイテムも間違っていないはずなのに…
    となった中国語バージョン使用者は泣いていい。
  • 卵を抱えたまま回避でコロコロ転がって移動できたり、疾翔けで高速移動出来たりと、
    従来の徒歩に比べたらストレスは少ない。
    高所から飛び降りても、地面近くで疾翔けを使えば落下速度がリセットされるため、
    タイミングと方向を掴めば卵を落とさずに済む。
    エリア11から疾翔けで南方向に大ジャンプ、着地前に蟲1つのクールタイムが終了し、卵を割らず安全に着地……
    なんて芸当もできる。要練習。

• MHR:Sではマスターランク版の「竜の最上級卵」が登場。
  それだけでなく、密林の方のマスターランク版竜の卵として「竜の極上な卵」も登場。
  一気に二種類もバリエーションが増える形となった。
  • 竜の極上な卵の方はサイドクエストとしてある人物から要求される。
    納品自体はBCから直通の細道があり、モンスターが襲ってこないため簡単だが、
    間違えて竜の最上級卵のほうを納品してしまうと当然無駄足になるため注意。

関連項目

アイテム/卵
アイテム/草食竜の卵
アイテム/肉食竜の卵
アイテム/特産品
システム/運搬クエスト
クエスト/潜入!飛竜の巣!
クエスト/秘密の卵運搬