動物の繁殖方法の1つ。
目次
概要
- メスが未受精の卵細胞や、受精した卵細胞(胚)を体外へ産み出した球状の物体の総称。
卵で繁殖する性質を「卵生」という。
卵細胞(卵子)の事を「卵」という事もあり、この場合は卵生でない生物でも「卵」を持つ事になる。
- ヒトを含め大概の哺乳類は卵は産まないが、例えばカモノハシやハリモグラなんかは卵生の哺乳類である。
- 鳥の中には自分の卵を他の鳥に育てさせる「托卵」という様式もある。有名なものはカッコウか*3。
- 転じて見習いや新人など、
これから○○になるであろう人のことを「○○の卵」と比喩する。
忍者の卵に聞き覚えのある方も多いはず。
そしてちっとばかし成長したやつの事を「ヒヨッ子」つーわけだ!
ドハハハハ!バハハハハ!
モンハンにおける「卵」
- アイテムとして入手できる卵。
この項目では「卵」「たまご」「エッグ」等の名称の付いたアイテム全般を扱う。
アイテムアイコンはほぼ全て同じ卵型のものが用いられるが、アイテムごとに特性は大きく異なる。
また、必ずしも「生物が産み落とした卵」ではない。 - ここでは特性ごとに小分けして少しずつ紹介していく。
詳しい概要などについては各種個別の項目を参照されたし。
「金(属?)のたまご」系統
- 一部のクエストをクリアするなどして入手する事ができるアイテム。
「たまご」はひらがな表記で統一されており、説明文には「ハンター生活には無用の長物」などと書かれている。
分類としては換金アイテム及び素材アイテムとして扱うのが適当と思われるが、
素材としての活躍の機会は非常に少なく、天秤はほぼ換金アイテムに傾いている。
しかし絶対使わないというわけではないので、無用の長物と言うのはやめて欲しい。
プレイヤー間で「たまご」と呼ばれるものは一般的にこの系統のアイテムである場合が多い。
- 詳しくはこちらへ。
運搬系アイテム「竜の卵」系統
- 主に運搬系精算アイテムとして扱われる大きな卵。
最も有名なのは「飛竜の卵」だが、親元によって微妙に名称が変わったり、
それら全てを「竜の卵」の名称で統一し、システム上は同一のアイテムとして扱っている場合もある。
基本的にモンスターの巣などに安置されており、そこで採取を行う事で入手できる。
この系統のアイテムを納品する事が目的のクエストが各シリーズごとに存在するが、
ポーチに入らないほど大きくて重いため、抱え込んだままベースキャンプまで運び、直接納品しなければならない。
その間に小型モンスターに妨害されたり、大型モンスターに追い回されたりするのは
ほぼ全てのハンターが一度は通る道である。
- 詳しくはこちらへ。
回復アイテム
- クエスト中にそのまま食べる事でハンターの体力などを回復させる効果を持つ。
生の卵をそのまま食べるわけではなく、既に調理済みであるものが多いが、
その特性上フィールド上では基本的に入手できず、あらかじめポーチに入れて持ち込む必要がある。
回復薬などと比べると入手法が限定されており、なかなか気軽には使いにくいものもある。
- 該当するものはMHFの「銀のゆでたまご」「金のゆでたまご」、
そしてMHP3以降に登場している「ユクモ温泉たまご」など。
食材アイテム
- MH2、MHFにて食事のために必要となる食材。
単体ではほぼ無意味だが、料理にする事でハンターのステータスに影響を与える。
ある意味で最も理に適った卵の使い方だが、システム的に食材アイテムが登場する作品が少ない事もあって
意外にこれに属するアイテムは少ない。
- アイテム消費式の食事システムが廃止されて以降も、食事場で選択できるキッチン食材として卵が登場する事がある。
- MHWでは卵の納品で同名のキッチン食材が開放される。ついに飛竜の卵をハンターが味わえる日が来たのである。
ちなみに系統は肉。動物性タンパク質という事で、妥当な区分と言えるだろう。
- MHWでは卵の納品で同名のキッチン食材が開放される。ついに飛竜の卵をハンターが味わえる日が来たのである。
トレジャーアイテム
- トレジャーハンタークエストにて入手できる卵(たまご)。
ただし、名称が「たまご」と表記されているものについては「単なる卵型の物体」であるものが多い。
竜の卵と同じく運搬し、直接納品しなければトレジャーとしてのポイントが加算されない。
運搬中は他のトレジャーを採集する事ができないため、納品は迅速に。
手間が掛かる分ポイントは高く、中にはレアトレジャーに認定されているものも多い。
その他
- MHFでは「エピドシスの卵」「カンビオの卵」というアイテムが存在する。
それぞれデイリークエストとフロンティアクエスト限定の報酬となっている。
この卵は、工房に持っていくことによって武器の素材となる。
全て既存の武器の色違いになっており、エピドシスシリーズは無属性だが防御力が上がるのが特徴。
カンビオシリーズは近接は状態異常属性を持ち、遠距離は状態異常の弾やビンに対応している。
いずれも、クエストを受注可能なHR3台で作成できる武器の中では、比較的威力が高い。
その後も少ない素材で強化できるが上位止まりなので、あくまで低ランク用の武器である。
なお、「エピドシス」「カンビオ」については説明文や実装時の公式HP合わせて、
何を指した言葉なのか一切の説明がない。
名前の語感からモンスターの名前っぽくはあるのだが…。- 因みカンビオ(cambio)はスペイン語で変換、イタリア語で両替を意味する。
実は「(変色の)元になる物」という比喩的な意味であって物質的な卵では無いのだろうか…。
- 因みカンビオ(cambio)はスペイン語で変換、イタリア語で両替を意味する。
- 同じくMHFに登場するキャラクターであるグークも卵生であり、その「グークの卵」をアイテムとして入手できる。
少なくとも最初の2個はクエストで入手することになるのだが、何故かモンスターが持っている。
自分の生んだ卵と勘違いしたのか…あるいは、非常食のつもりだろうか?
余談だが、マイガーデンでグークの卵をセットした状態で、
卵の世話をしてくれる世話焼きネコに話しかけると、調理方法を考えている。
流石に食われたりはしないのでご安心を。
- MH3(G)では、モガの森で「奇妙な卵」というアイテムが手に入ることがある。
武具の素材には使えないものの、珍しい品だからなのか、
モガの村で320ptとそれなりに高い資源ポイントと交換してもらえる。
一方、市場に殆ど出回っていないためなのか価値はつけられておらず、売値は0zである。- 一時期、「公式設定によると、正体はイビルジョーの卵である」との噂が流れたことがあったが、
ハンター大全には特にそのような記述は見られないため、出典不明の単なるガセネタであると思われる。
- 一時期、「公式設定によると、正体はイビルジョーの卵である」との噂が流れたことがあったが、
- MHSTでは、オトモンとなるモンスターをタマゴから孵す事で入手する。
そのため、オトモン入手のために何度も入手することになる。
基本的にはフィールド上に存在するモンスターの巣に潜入してタマゴを運び出すことでの入手となるが、
特別なオトモンの場合はそれ以外の方法で入手することもある。
ちなみに、システム上の都合から厳密に言えばオトモンのタマゴは「アイテム」ではない。でもアイテムポーチにも入っている
- やはりと言うべきかモンハンにおいては武器として転用?された物もある。
- ギギネブラは戦闘中に卵の塊を生み出してくることがある。
当然、時間経過でギィギが湧いてくるため非常にウザい。
早急に壊したいが、同じモーションで毒爆弾を設置してくることもあり、油断すると騙される。
何気に「戦闘中に卵を武器として転用する」特性を持つ数少ないモンスターである
というか普通の生物にとって最重要な存在である卵を武器にすることがおかしいんだけど
- クルルヤックはモンスターの巣にこっそりと忍び込み、卵を盗んで抱えたまま猛ダッシュで逃げていく。
卵をその場で食べ始める事もあり、割れた卵はフィールドに残留し、痕跡として残る。
余談
- 当記事の冒頭部分や記事内、そして下記の関連項目でも少し触れているが、
MHシリーズには「卵」と表記されるアイテムと「たまご」と表記されるアイテムが存在する。
前者は「飛竜の卵」や「巨漢うずらの卵」など、(まだ生きている)生物の卵であるものがほとんどだが、
後者の場合は「琥珀のたまご」や「虹色水晶のたまご」のように卵のような形をした物体、
または「ユクモ温泉たまご」や「溶岩温泉たまご」のような、
言ってしまえば「(何らかの理由があって)もう絶対に孵らない」卵に使われている例が多い。- ちなみにMHSTで入手できるのはオトモンの「タマゴ」である。
関連項目
アイテム関連
「卵」アイテム
アイテム/エピドシスの卵
アイテム/ガーグァの(金の)卵
アイテム/カンビオの卵
アイテム/奇妙な卵
アイテム/巨漢うずらの卵
アイテム/グークの卵
アイテム/草食竜の卵
アイテム/肉食竜の卵
アイテム/飛竜の卵
アイテム/まんまる卵
アイテム/モンスターエッグ
アイテム/竜の卵
「たまご」アイテム
アイテム/鋼のたまご
アイテム/銀のたまご
アイテム/金のたまご
アイテム/プラチナのたまご
アイテム/小さな金のたまご
アイテム/銀のゆでたまご
アイテム/金のゆでたまご
アイテム/琥珀のたまご
アイテム/鍾乳石のたまご
アイテム/虹色水晶のたまご
アイテム/ユクモ温泉たまご
アイテム/溶岩温泉たまご
クエスト関連
クエスト/潜入!飛竜の巣! - 初代から続く卵運搬クエスト群
クエスト/秘密の卵運搬 - た・ま・GO!!