ハンマーの攻撃技の一つであり、縦振りコンボのラストを飾る豪快な一撃。
その豪快な振り上げモーションからホームランと呼ばれる事も多い。
概要
- 地面に振り下ろしたハンマーを今度は身体を捻った勢いで振り上げ、モンスターを下から叩き上げる。
技の出は早いが、繰り出すまでに縦振りを2度行わなければならず、振り抜いた後には大きなスキが生じる。
さらに仲間に当ててしまうと弧を描いて飛んでいくため、乱用は避けたい。
しかし単発の威力とスタンの溜まりはハンマーの全攻撃中トップクラス。- 回転攻撃の後半部分で追加入力を行うとこれに派生する。
縦振りをする必要は無いが、アッパーまでの隙は縦振り経由と同じくらい。
- 回転攻撃の後半部分で追加入力を行うとこれに派生する。
- この技は実は初代にはない。MHGから追加されたものである。
- MH3では威力の弱化と溜め攻撃の強化によって若干失墜したが、それでも相当な破壊力を持つ。
無理が無いように狙って行けば、非常に強力な攻撃である。
- MH3Gでは判定が妙にスカスカで、頭を正面に据えると思い切り空振ることがある。
なので縦振りが当たらなくとも、出来るだけ頭を向かって右側に据えたいが稀にそれでも空振る。
これはMH4以降で修正された。
- MHXの狩猟スタイルのうち、ストライカースタイルではこの動作が削除されている。
ハンマーのストライカーはギルドに比べデフォルトで集中、スタンプ威力増加、
狩技が3つ持てると総合的にみると上位互換の性能なのだが、
この動作がないという一点でギルドスタイルとは人気が二分されている。
ちなみにストライカースタイルは過去のMHシリーズに近い操作感、というコンセプトも有しており、
初代仕様の復活ということで話題になった。- また、MHXXで新登場したブレイヴスタイルでも削除されている。
- MHRiseではAの横振りとの入れ替え技、水面打ちが使用可能になった。
タイミングを合わせて出す事で相手の攻撃判定を相殺出来、相殺に成功した場合即座にアッパーに派生出来る。
更に、回転攻撃からアッパーに派生した場合そこから叩きつけIIIに派生可能になった。
余談
- モンスターの頭部目掛けて繰り出せば、下顎を叩き上げる形になる。
顎はボクシングなどの格闘技では急所の一つとされている。
下顎に受けた衝撃はほぼそのまま脳にまで伝わり、脳震盪を引き起こしかねない。
この攻撃の気絶値の溜まりやすさはそういう事なのだろう。
また、野生動物(特に哺乳類)は顎が砕けてしまうと咀嚼を行う事が出来ず、餌が食べられなくなってしまう。
これは言うまでもなく衰弱や死を意味する。
顎とはそういう大切な部位なのである。
それを叩き割らんばかりにハンマーを打ち付けるとは、恐ろしい攻撃である。