MHFに登場するイベントクエスト「天嵐への導き」シリーズのうちの一種。
概要
- HC剛種パリアプリア一頭の狩猟がメインターゲットとなっている。
- HC剛種パリアプリアはHC剛種の中では非常に弱い存在で、ギルド優先依頼実装前から、
紙集めのために頻繁に狩猟され、ドスファンゴと並ぶほど有名なモンスターとなっている。
秘伝を作っていないユーザーでもその存在を知っている程。
このため、凄腕のHC素材は紙集めの副産物として、ほとんどの人のボックスに大量に残っているので、
HC上位素材の収集がターゲットとして大きく期待されていた。
しかしながら!
いざクエストに出発すると、救済クエストでは絶対に有り得ない実態が次々と発覚し、
MHF史上前例すら見ない、最悪・最低の救済クエストと判明した…。- 流石に苦情が多かったのか、2013年8月上旬に配信された天嵐クエでは通常個体へと変更された。
何故最初からこうじゃなかったのか…
- 流石に苦情が多かったのか、2013年8月上旬に配信された天嵐クエでは通常個体へと変更された。
当初の惨状
- 狩猟地は夜の高地。
なわばりに引き続き、今回もスタートの隣のエリアで、
パリアプリアはかわいらしい顔をして無邪気に肉を食べている。
そのエリアに四人の紅白装束を着たハンターが、
秘伝防具の圧倒的な火力でパリアプリアを徹底的に攻撃し、
いつも通りの光景を前にクエストが進行していく…はずだった。
- が、まず、そのパリアプリアはものすごく大きい。
どうやら最大金冠サイズより一回り大きいサイズであり、また、高地のエリア7が縦長=横が狭いため、
潮島の洞窟で戦う覇種パリアプリアより戦いづらい。
しかも、そこに、あのうっとおしいことで有名なブルック。
高地のエリア2に逃げ込まれたら、プレイヤーにとっては攻撃を回避することさえ困難に陥る。
嫌な予感がほんの少しするのであった…
- そして、いざ戦闘。
遠距離大秘伝で尻尾を蜂の巣にしても、
スピネル玉鋼で滅多切りにしても、
燦然大鈍器獣で頭をたこ殴りにしても、
これらに激楽打が攻撃旋律を奏でながら参戦しても、
最悪3000円払ってFコースを入れて攻撃力をさらに強化しても、
当のパリアプリアは平気な顔をして、猛攻にもほとんど怯まずに元気に動き回っている
という光景を目にすることとなる。
どんなにごり押しで攻撃しても、たいていは一エリア目で仕留めることができずエリア移動されてしまう。
足を引きずっていたとしても面白いように怯まないため、巣に逃げられることも多い。
そして、ごり押しで攻撃し被弾したハンターは、その被ダメージ量にも驚愕する。
あまつさえ、瞬殺されるはずの砲皇×ダンディの属性連撃砲相手に3ラスタ持つという報告まである。
優先依頼前にパリアの儚い命を散々見てきたハンターは、「おかしい。バグだ。」と誰もが自分の目を疑った。
- 実はこのパリアプリアは、あの恐ろしい覇種と同等のステータスを持っていることが判明。
つまり「HP30000、攻撃倍率6.80 全体防御率0.50 よろめき倍率3.0」というステータス
(さらにココに特異個体の補正もかかる為最終的に攻撃倍率7.82 よろめき倍率は4.5)。
見た目はいくら可愛くても、その中身はクエスト成功率最低のあの覇種だったのである。
ほとんど怯まない理由や耐久力と攻撃力の異常な高さはこのステータスが原因。
ごり押しを防ぐためだろうが救済クエストとは思えない酷い設定である。
- が、このクエストが史上最低の糞クエといわれるのはまだ理由があった。
もう一度狩猟地を確認し、今回の狩猟地である高地の名物を思い出してみよう。
このフィールドの名物は雨天時に降り敵味方関係なく落ちてくる雷と悪名高いブ ル ッ クだ。
上記で述べた通り、ここにもいるのである。しかも、無限湧きというおまけ付き。
ただでさえパリアのタフネスに苛立ちを覚えてるハンターに突っ込んできて、
その精神を更に追い詰める。
なんとかパリアプリアが巣に戻ってくると、今度は「ヒャッハー!」とばかりに
黒猫がこちらに特攻してくる。- こんな酷い要素てんこ盛りのクエストをクリアしたとしても、
HC素材の入手確率は従来と同じくかなり低いため、
タフネスなパリアプリアが出てくるこのクエストを何度も連戦しなくてはならない。
HP30000の化け物を連戦してまで上位HC素材に価値があるのかを考えてみてほしい。
凄腕のHC素材も優先依頼実装前に天魂を集めまくったユーザーには無用の長物で、
上位の素材を集めるにも上位パリアプリア特異個体を連戦したほうが、
まだ数多くクエストをこなせる。
- こんな酷い要素てんこ盛りのクエストをクリアしたとしても、
- 数々の糞要素をすべて詰め込んだこの天嵐の導きは、最終的に伝説級の存在となったようである。
そもそもこんな救済じゃない救済クエストだし当たり前といえば当たり前か。
これの右に並ぶことができるクエストを挙げるなら、恐らく修正前のなわばりグレンだろうか。