ハンターがクエストを受注する際に支払うお金。
メインシリーズではMHXX以前の作品において必要となる。
目次
概要
- 正規のクエストを受注した証拠のような物。証明書発行料や保険金制度に近い。
- クエストに成功すると、報酬金とは別に支払った契約金の倍額が返金される。
これは報酬金とは別扱いなので、力尽きても減額されない。
クエストをリタイアした場合は同額が返金されるが、失敗した場合は全額没収となる。- 実力に見合わない高難易度クエストを無策で受注して失敗、損するといった
ハンターのそういう行為を戒めるという意味合いもあるかもしれない。
- 実力に見合わない高難易度クエストを無策で受注して失敗、損するといった
- 複数人でクエストに挑む場合は受注者のみ契約金を全額支払わなければならない。
当然失敗した場合は帰ってこないため、その場合は他人より損をする事になる。
- 支払う金額はクエストによって異なる。支払えなければクエストを受注する事は出来ない。
困難なクエストほど高額な契約金が必要になるが、一部のクエストには必要が無く、
万が一無一文になってしまった場合でもそのクエストで得た報酬金や素材でどうにかできる。
- 狩猟対象のモンスターが世界観的に強大である程高額に設定される傾向があるため、
モンスターの強さ議論では指標の一つとして扱われることが多い。
しかし報酬金や契約金の額がモンスターの強さ・危険性によって決まるとする公式声明は一切なく、
モンスターの設定上の力関係と金額の優劣が食い違っている例も多々あるため、
危険度と同じであくまで参考の一つ程度に捉えておくのが無難と思われる。
また、モンスター間の契約金の優劣は作品を跨ぐたびにブレる。
実際、「△△より格上の額だった○○が、次の作品では△△と同等or格下の額に成り下がっている」
といったことが当たり前のごとく発生している。
一つの作品内だけでも下位・上位・G級などの「クエストの階級」
若しくは村と集会所で優劣が食い違っている例も多い。
- MHWorld以降のシリーズでは契約金システムが撤廃され、
すべてのクエストを無料で受注できるようになっている。
クエスト報酬で生計を立てるハンター側からすれば、
何故受注に金が必要なのかと疑問視されていたのだろうか…?
余談
- MHP2(G)・MHP3では報酬金と契約金の間に相関性がある。
契約金が0zでないクエストについて、村クエで「報酬金=契約金×6」、
集会所の討伐クエと狩猟クエで「報酬金=契約金×12」、
一部の採取クエで「報酬金=契約金×9」が成り立っている。
力尽きた時に減る報酬金の額が妙にキリがいいのは、報酬金が契約金の3倍の整数倍になっているからである。
- MHFでは契約金が非常に安かった。
凄腕級クエストでも100zや500zや1000zのような金額ばかりである。
剛種でも大半のクエストは1000zを上回ることが無い。
その代わりと言っては何であるが、武具の生産や強化にかかる費用は断トツである。
しかし、失敗率の高い剛種などの契約金までが安いのは地味ながら嬉しい。- 一方で、G級クエストにおいては契約金の払い戻しが無い。
また、得られる報酬金の額を考えると契約金は軽視できない要素となる。 - ちなみに大抵のクエストでは「報酬金>契約金」となっているが、
MHF-G1モンスターの部位破壊マストオーダークエストのみ「契約金>報酬金」となっており、
モンスター取引価格を加算しても収支ゼロ、もしくはマイナスとなる場合がある。
このクエストは報酬素材が優遇されているための仕様と発言していたものの、
その後のフロンティアクエストではいずれも他クエストと同じ形式の報酬金に設定されていたため、
「契約Gzが高い代わりに、素材等が優遇されている」というプランについては破綻したようである。
- 一方で、G級クエストにおいては契約金の払い戻しが無い。
契約金の用途
- MH3・MH4で契約金についての話が聞ける。
どうやらあれはネコタクの雇用費などに充てられているらしく、
クエストに失敗したハンターが無事に帰って来られる為に必要なお金のようだ。
クエストの危険度に応じてアイルーの雇用費も高まるようである。
- また、作中で契約金の用途が明示されている例として
MH(G)とMHPにおける『伝説の黒龍』がある。
当時の『伝説の黒龍』は「伝説の黒龍1~4」という4つのクエストが存在し、後のクエストになるほど契約金が増える。
このように契約金が増えるのはシュレイド城の兵器の整備費用に使われるからであり、
後のクエストほどハンターは強力な兵器が使えるようになっていくのだ。