MH4において大人気のギルドクエスト、およびそのクエストを利用した戦法。
目次
概要
- 効率のいいクエストとして大人気のギルドクエスト。
何故なら、高レベルになっても非常に手軽にクリア可能であるが故に、
発掘装備収集において時間効率が非常に良いからである。
- クエスト自体は、スタート地点のすぐ隣のエリアにドスランポスがいて、ツタが茂っているだけの狩猟クエスト。
重要なのは、ドスランポスとすぐに戦える点、そのエリアにツタが生えている点である。
蔦ランの名はこれに由来する。
- ツタの上で戦っている際に特定の部位に一定以上のダメージを与えると、
「ツタやられ」というツタにハマって動けなくなってしまう状態になる。
短時間ではあるが、結構な頻度で一方的に殴れる時間が発生するため、かなり有利に狩猟できるのだ。
これをあまり激しく動き回らない(ハメやすい)ドスランポス相手に行うことで、狩猟時間の大幅短縮が可能。
- ドスランポスが出没するエリアは子分ランポスも出てくる穴が必ず存在するのだが、
ツタの上まで登ってくるのはドスランポスだけであるため、子分のちょっかいを
気にせずに戦えるというストレス面でのメリットもある。
- 以上の要素から、蔦ランは効率良いレベル上げが可能なクエストとして一躍有名になった。
クエストのクリア時間は発掘装備の査定効率にも直結するため、栄光の武具の査定まで高速化。
レベルの極まったギルドクエストからの発掘装備が最終装備候補になり得る今作において、
蔦ランは至高の発掘装備を求めるハンターに大人気のクエストとなっている。
- ただしドスランポスの危険度が低いので、歪んだお守りを入手できないという点、
レベル100になっても報酬に「歴戦の武具」が混ざる点に注意。
歪んだお守りが欲しい場合や栄光の武器を多く集めたい場合は
上位古龍にガチ勝負を挑んでギルドクエストを育てること。- しかし、2頭クエストでは報酬の質が危険度の高いモンスターのものに合わせられる性質を利用し
★6のラージャンとの2頭クエである通称蔦ラン右ラーで質のいい報酬を得る方法もとられている。
こやし玉が効かず合流されると色々と面倒な事になるラージャンとの2頭クエストだが、
蔦ランの現場である蔦二重床エリアは都合の良い事にラージャンの出没範囲外であるため、
ドスランポスが自らエリア移動しない限りはこのリスクも無視できるというメリットも手伝い、
こちらもかなりの人気を誇った。
- しかし、2頭クエストでは報酬の質が危険度の高いモンスターのものに合わせられる性質を利用し
- ちなみに、蔦ハメの関係で気付きにくいが、
レベル100の場合は体力の最大値自体はラージャンよりドスランポスの方が高い。
さらにドスランポスは狂竜化により物理肉質が大幅に硬化する*1という特徴があるため、
本来の総合的な耐久力はドスランポスがラージャンを上回る。
ツタやられの存在がいかにハンターにとって恩恵の大きいものであるかがよくわかる例だろう。
蔦ティガ
- また、この戦法の派生型に「蔦ティガ」が存在する。
その名の通り蔦ランのドスランポスがティガレックス(亜種)に変わったもの。
ドスランポスの発掘武器の見た目が好みでない人や、より多くの報酬を望む場合に用いる。
- ティガレックスも2重床エリアに出現し、蔦の上で頭部や後ろ脚にダメージを与えて怯ませるとツタやられになる。
ドスランポスとの大きな違いは復帰時一度上空に飛び出しホバリング後に着地すること。
一見追撃しづらいようにも感じるが、大剣やハンマーは溜めるチャンスとなる。
閃光玉で落としてやってもよい。しばらく釘付けに出来るため、特にガンナーは撃ち放題となる。
もちろんこの戦法も右ラーと組み合わせて使う場合が多い。
- 残念なことにMH4の続編であるMH4Gにおいては、通常種亜種共々ツタエリアに現れなくなってしまった。
ただしこれはギルドクエストにのみ当てはまる法則で、通常のクエストにおいてはその限りではない。- 特にG★3クエスト『高難度:轟竜、限界突破!』は、
ティガレックスの初期位置がツタ(クモの巣)の張り巡らされた地底洞窟エリア4なので、
それなりの技量があれば大剣やハンマーで頭を殴り続け、延々とツタやられでハメてしまえる。
このクエストに出現するティガレックスはあの極限状態ではあるのだが、
ティガの頭は極限状態でも硬化しないため、蔦ハメ出来るなら抗竜石の手間も不要である。
そのため、極竜玉集めとしての需要が高い。
- 特にG★3クエスト『高難度:轟竜、限界突破!』は、
蔦クック?
- ギルドクエストに登場するモンスターで蔦やられになるモンスターは、他にイャンクックが存在する。
しかし上記の蔦ラン、蔦ティガと比べるとメリットは薄い。
というのも、蔦やられの条件がやわらかい部位の怯みであるドスランポスやティガレックスと異なり
イャンクックは硬い脚の怯みが条件となっているため。
そのうえ蔦やられの時間が短く、頭が激しく動く(攻撃しづらい)ことから、
地上でダウンさせたほうが攻撃チャンスとなりやすい。
そのため上記二つと比べると話題には上がりにくい。- そうでなくとも、イャンクックには別の楽な狩猟方法も存在するため、
仮に弱点部位で蔦やられになっていたとしても厳選の難易度の上がる蔦利用はされなかったであろう。
こやし玉でエリア移動を開始させ即座に閃光玉で叩き落とすという「こやしハメ」である。
- そうでなくとも、イャンクックには別の楽な狩猟方法も存在するため、
- イャンガルルガも蔦やられにはなるにはなるが、MH4で1・2位を争う強モンスターである上、
発掘装備のグループがラージャンと同じ(=右ラーにする意味がない)で、
単体で見ても報酬の質・量ともに良くないため、報酬目当ての場合にはほとんどお呼びがかからない。
余談
- このギルドクエストを入手する方法は2種類ある。
一つは他プレイヤーとのギルドクエスト交換で、もう一つは自分で入手する方法である。
自力で入手する方は、正確には条件を絞っていって該当クエストが出現するのを待つだけだが、多少面倒。
ただし一度見つければ、蔦ラン同士の交換に使えるので、目当ての装備が存在する蔦ランに巡り会えるだろう。- ただし、現在良く見られる蔦ランor蔦ティガ右ラーでモンスターがエリア移動しないものは
改造であることが判明した。理由についてはこちらを参照。
- ただし、現在良く見られる蔦ランor蔦ティガ右ラーでモンスターがエリア移動しないものは
- 例外的に一部の武器種…というか具体的にはヘビィボウガンとの相性が絶望的。
その上ドスランポスのギルドクエストでは、ヘビィボウガンが出ない。
代わりと言ってはなんだが、色々七面倒なシャガルマガラやバサルモス亜種との相性は良い。