MHXにて初登場した、マッカォ&ドスマッカォの素材を使用して作られた太刀。
目次
概要
- ドス鳥竜武器らしく、MHXでは最序盤で手にすることができる太刀。
グラフィックのベースはシンプルな鉄刀系だが、鍔の部分にマッカォの鱗を重ねた護拳があしらわれており、
洋風のサーベルにも似た見た目になっている。
鞘の方も鱗や赤皮を使った色鮮やかなデザインで、根元が鱗の緑、中腹から先端にかけては皮の赤色に彩られている。
性能
MHX
- 鉄刀LV2から派生強化するか一発生産で入手可能。
その時点ではドスマッカォの素材は使わなくて済むが、前者の場合は氷結晶、後者の場合は円盤石が必要な関係で、
村クエストでは★2に上がらないとそれらの素材が手に入るフィールドに行けないため、ドスマッカォの狩猟は必須である。
- 気になる性能だが、そこは所詮ドス鳥竜の武器、あまり良い性能は持っていない。
初期の時点でスロットを1つ持ち、斬れ味緑が出ている点はいいが、その緑ゲージが僅か10。
強化することでどんどん緑ゲージの長さは伸びていくが、同時に他の武器も台頭してくるため、
活躍期間は短いと言わざるをえない。
ローグソードからは斬れ味回復効果を持ったシミターアルナジトや、
高い物理性能を持つ火属性太刀、炎斬【溶】に派生強化できるので、そのための中間となるのが宿命だろう。
- しかしそれでも最終強化まで鍛え上げると「アルマローグ」という銘に変わる。
その性能はというと- 無属性武器としては物足りない攻撃力210
- 会心率の底上げなし
- 素で青30、斬れ味レベル+2で白20
- 便利なスロット2
各要素で見てもこれより優秀な太刀はいくらでもあるため、コレクションの範疇か。
MHXX
- G級追加に伴い、新たな派生先「ボスオブローグス」が追加された。
獰猛化個体がいるわけでないマッカォ武器の中では唯一の派生強化版となり、
G級登場だけあってレア度は8。
また見た目がかなり変わり、冠羽飾りが大きくなったり鍔の辺りに尻尾を模した飾りがついたりする。
- 派生させずLV10まで強化するとアルマバンディットとなる。
性能は攻撃力330、素で白30、匠2で紫20、スロット2というもの。
悪くはないがLV9で火竜・LV10で砕竜の素材を使用するため強化時期が微妙に遅く、更にキークエからも外れる為
攻撃力と斬れ味も同時期に入手できる武器に遅れをとっているのが痛い。
大した素材は使用しないものの、作るのは趣味の範疇だろう。
- 追加されたボスオブローグスは最終強化一歩手前のLV6から派生で入手できる。
派生ができても所詮中型鳥竜種の武器…と侮る事なかれ、実はこれがかなり高性能であり- 攻撃力250、会心率は変わらず0%
- この時点で素白40、斬れ味+2でなんと紫20が出現
- スロットは派生前から減ってスロ1に
あちらの方が攻撃力は10高いが、白が短くスロットが0という具合であり、汎用性ならばこちらに軍配が上がるだろう。- 次なる強化ボスオブガングスタでは攻撃力280、匠で出る紫の長さが40と更に伸び、
強化可能となるG★2終盤時点では圧倒的とも言えるスペックを誇る。
- 究極強化をすることで「ボスオブボスズ」となるが、その性能は
- 無属性武器としては及第点の攻撃力330、会心率は最後まで0%
- 斬れ味は素で白60まで伸長、斬れ味+2は据置の紫40
- スロットも変更なくスロ1
というかそもそも強化時期はHR上限解放後になるが、そうなると無属性太刀界では
カマキリやカニカマ等を筆頭に強豪たちが血を血で洗う争いを繰り広げているので…。
以上のように最終的には凡庸な性能に落ち着くが、その上昇度合いはかなり早熟であり
G級攻略用としては非常に有用な武器だと言えるだろう。
- ちなみにG級攻略太刀に活用出来る役割は骨断刀【カゲタチ】が近い。
あちらも鳥竜系と骨が中心で素材が楽…しかもあちらはG☆4とHR上げ最中でも究極強化が間に合う。
性能も攻撃力330+白20+スロット2つと悪くない。
あちらは究極強化に幻鳥竜玉を3つ要求されるが、こちらは2つで済む。
作成時期の違いのためだろう。
余談
- 武器名の『ローグ』は英語で『悪党』を意味する“rogue”であると思われる。
究極強化銘の『バンディット』は英語で『山賊・強盗・無頼漢』等を意味する"bandit"と思われる。
- G級派生先のボスオブローグスは、強化の過程で
ボスオブローグス→ボスオブガングスタ→ボスオブボスズと名を変えてゆく。
これは、ローグス(ならず者達)→ガングスタ(ギャングスター)→ボスズ(リーダー達)と
リーダーへと昇格している様子を表している。