武器/司銀斬鎚シロガネ

Last-modified: 2023-08-05 (土) 02:09:55

MHF-Zに登場するマグネットスパイクの1つ。

目次

概要

特に濃度の高い司銀龍の流体金属を用いた強度の高い磁斬鎚。
<<辿異武器>>

  • 辿異種ハルドメルグの素材を用いて作成できるマグネットスパイク。
    辿異種ハルドメルグと同じく2019年1月23日に公式プレビューサイトにて、
    最終強化である「司銀斬鎚エマンダロ」がその性能と共に公開され、
    辿異種ハルドメルグが狩猟解禁された2019年2月27日より作成可能となった。
  • 辿異種ハルドメルグの武器らしく、
    一部が操核と同じ色であるオレンジや紫に変色した銀色の金属で全体的に覆われており、
    金属で覆われていない露出している部分は赤色となっている。
    また、斬モードで現れる刃は、
    同じく辿異種ハルドメルグを彷彿とさせる色彩の金属に赤いラインが走る意匠となっている。

性能

  • 他のハルド武器と同様に無属性であり、
    生産時点のシロガネでは攻撃力は同ランク帯の武器としてはやや低めである2754、会心率は0%となっている。
    斬れ味が特徴的であり、極めて長い白ゲージ紫ゲージ空色ゲージがそれぞれ素で50ずつと、
    マグネットスパイクの中では唯一生産段階で十分な長さの空色ゲージを素で有している。
    肝心の辿異スキルは2019年1月アップデートにて追加された《幕無強化》であり、
    これらの特徴は他の辿異種ハルドメルグの武器と概ね共通している。
  • 強化により「司銀斬鎚デルーナ」、「司銀斬鎚セリノス」を経て「司銀斬鎚エマンダロ」へと至る。
    最終強化であるエマンダロの性能は、
    会心率0%や素で空色が50ある特徴的な斬れ味、辿異スキル《幕無強化》はそのままに、
    その攻撃力は3078と、辿異武器のマグネットスパイクの中ではトップタイとなる。
    なお、同率1位である他の2つのマグネットスパイクはイベント限定武器であり、
    純粋なモンスターの素材のマグネットスパイクとしては単独1位となっている。
  • 無属性であることやマグネットスパイクでは過剰ともいえる斬れ味の他、辿異スキル《幕無強化》の性質から、
    この武器は不退スキル込み最前線装備のプレイヤーより、
    どちらかと言えば非不退や初心者のプレイヤーの下で輝く性能となっている。
    というのも、非不退装備では不退装備の場合に比べて無属性はそこまで大きなディスアドバンテージにはならず*1
    斬れ味レベル+1発動時の空色ゲージは100と巧流などの斬れ味ケアのためのスキルも切ることも出来る。
    また、《幕無強化》により幕無スキルの段階の強化や維持を行いやすくなるため、
    近年では少々難しくなった非不退装備での会心率100%以上も安定させやすくなる。
  • 非不退向けの無属性武器として見た場合、最大のライバルとしては、
    辿異種ヒュジキキのマグネットスパイクの最終強化である「ヒュヒュージ・ピラー」が挙げられる。
    あちらの攻撃力は2889と最終強化の辿異マグネットスパイクの中ではダントツの最下位であり、
    エマンダロの3078に対して武器倍率にして35という結構なの差があり、
    斬れ味も斬れ味レベル+1込みで空色40とマグネットスパイクとしては十分であるものの、
    立ち回りやスキル構成次第では少々心許ない。
    ただし、ヒュヒュージ・ピラーは素で会心率50%を有しており、容易に常時会心率100%を達成できる。
    また、ヒュヒュージ・ピラーの辿異スキルは《耐震強化+1》であり、
    有効なモンスターは選ぶものの使用モンスターがそこそこ多く、
    即死に繋がることもままある厄介な妨害要素である超震動を防ぐことが出来るため便利である。
    差別化を図るのならば、「《幕無強化》の有無で幕無の段階維持や強化にどれだけの影響が発生するか」、
    「斬れ味ケアのためのスキルを抜く、或いは少々厳しいが消費特効スキルを使用するか」
    「相手が超震動を用いない場合や防具側の辿異スキルと被ることにより、武器側の辿異スキルが死んでいないか」など、
    プレイヤースキル、スキル構成、仮想敵や使用する防具などで多面的に判断していきたい。
    特に防具側の辿異スキルを考えた場合、
    非不退装備では便利で強力なコリニィシリーズの脚や煉戟シリーズの腰が《耐震強化+1》を有しており、
    一方で《幕無強化》を備える防具は一閃のポイントがない(=非不退装備で用いづらい)もののみであり、
    スキルカフの作成も容易ではなく、辿異スキルが被って無意味となってしまう事態は発生しづらい。
  • 同じく《幕無強化》を有するマグネットスパイクとしては、
    2019年の子供の日限定イベントで入手可能な武器である「ヴォルノボりんIV」が挙げられる。
    あちらは属性武器として十分な水属性1500を有しており、
    攻撃力は3045とエマンダロには劣るものの、その差は武器倍率にして6ともはや誤差レベルでしかない。
    また、斬れ味も斬れ味レベル+1込みで空色40とエマンダロに劣るのの、
    前述の通りマグネットスパイクとしては十分である。
    そのため、水属性がある程度通るモンスターが相手の場合、
    或いは不退発動者にとってはヴォルノボりんの方が優秀と言える。
    とは言え、そもそもヴォルノボりんの生産素材を入手出来る機会はサービス終了により前述のイベント1回限りであり、
    その機会を逃したプレイヤーにとってはどうしようもない話ではあったが。

関連項目

モンスター/ハルドメルグ
武器/辿異武器


*1 不退ノ構発動時にはマグネットスパイクは全属性肉質+15でダメージが計算されるため、属性武器に差を付けられやすい。