武器/血吸いの鎖鎌

Last-modified: 2024-02-26 (月) 09:15:52

血に飢えた獄卒の牙は、
芳しい贄の香りにほくそ笑む。
(血吸いの鎖鎌~罪悪【クライム】)

目次

概要

  • MHWorldで登場した、惨爪竜オドガロンの素材から作られた双剣。
    当初はボーンハチェットにオドガロン素材を付けただけの質素な見た目だが、
    上位個体の素材で強化することで赤い鎖鎌へと変貌する。
    • もちろん持っていない側の刃も当たってダメージが倍になる…ということはないが、
      鬼人化・鬼人強化状態のオーラはしっかりとどの刃にも纏われる。

性能

血吸いの鎖鎌

MHW

  • パルサーハチェットIIから派生することでガロンハチェットIが作成できる。
    この時点では攻撃力182に会心率20%と、まずまずの性能。
    同じく惨爪竜素材を強化に用いるビークダガーIIIやタロスバンガーIIの上位互換となっている。
    そこに上質な堅骨や逆鱗などを使ってガロンハチェットIIになり、
    属性解放火属性180が出るようになる。
  • 概要にある通り、上位素材を用いることで血吸いの鎖鎌に強化され、
    宝玉や炎龍の尖爪を投入して最終強化、罪【シン】となる。
    その性能は
    • かなり低めの攻撃力224
    • 操虫棍と同じ会心率20%
    • 伸びなかった火属性180(要属性解放)
    • 斬れ味は素で白40、匠で延長はできない
    • スロット、防御力ボーナスはなし
    • レア度8
  • 双剣は封龍剣があるため最下位は免れているが、攻撃力224は次点で低い数値となっている。
    そのため、斬れ味と会心率を考慮してなおブロスクラブIIなどに物理期待値が劣っている。
  • また、火属性を出す場合にはジャナフサイクロンIIIとラヴァサイクロンIIが立ちはだかる。
    • 前者は攻撃力294に会心率-20%、青40の斬れ味に火属性210を持つ。
      攻撃力、属性値がいずれもトップクラスであるため、他の要素をフォローすれば
      凄まじい火力を発揮する。
    • 後者は攻撃力252、青40に火属性150、さらにLv2スロットを二つ有している。
      属性値は3振りで最も低いが、その分拡張性に富んでいる。
  • いずれにせよ火力では他の武器に敵わないため、この武器は
    会心率と斬れ味を活かした快適性を求めるのが推奨される。
    特に有効なのが新スキルの達人芸であり、素で高めの会心率を持つガロン武器との相性が良い。
    シリーズスキルであり、発動させるにはカイザー3部位もしくはドラケン4部位を
    装備する必要があるが、発動してしまえば双剣であっても斬れ味の維持がかなり楽になるだろう。

MHW:I

  • マスターランクのオドガロン素材を使い、まずは罪【シン】改となる。
    これで攻撃力が308、属性値が210、白ゲージが90まで伸びる。
    さらに、天鱗や硫斬竜素材を用いて罪悪【クライム】となる。
    性能は
    • 最終強化ワースト1位になってしまった攻撃力322
    • 会心率30%
    • 属性解放で出る火属性は300
    • 斬れ味は白90のまま
    • スロットもなしのまま
    • レア度10
    と、相変わらず攻撃力の低さが足を引っ張っている。
  • 会心率については、最終強化でさらに上がったことで単独トップの座に着くことになった。
    一方で上位段階での長所であった斬れ味については、MRでは十分な白ゲージかつ
    匠で延長可能な武器が増え、紫ゲージを出せるものもいくつもある。
    つまり快適であることには変わりないのだが、唯一ではなくなったというのが結論である。
  • 属性解放が上位よりも発動させやすくなっているため、属性運用も悪くないかもしれない。
    また、新スキル「属性加速」も隠された属性を発揮させる効果を持つため、
    そちらで属性を出すのも良いだろう。
    • 火属性は上位の2振りに加えて、新たに斬竜双刃エタンゼルが登場。
      それらとの差別化を図る方法として、会心率を活かした会心撃【属性】運用がある。
      属性加速も会心撃【属性】もシリーズスキルのため併用すると
      前者が効果を最大限に発揮できない*1が、属性加速は属性解放の効果と重複する。
      上述の通り属性解放自体は発動させやすくなっているため、他の防具や装飾品でカバーしよう。

冥府の鎖鎌

二つの硬質な刃飢えた牙突き立
てられた獲物は、絶望の内に沈む

  • オドガロン亜種の素材で作られた双剣。
    大部分が赤、先端部が白であった通常種武器と異なり
    大部分が蒼黒、先端部が赤という配色になっている。
    こちらについても鬼人化・鬼人強化状態のオーラは武器全体に発生する。

MHW:I

  • 罪【シン】改から亜種素材を用いて冥府の鎖鎌へと派生強化できる。
    斬れ味と会心率はそのままだが攻撃力は罪悪【クライム】と同じ322になり、
    さらに龍属性240(龍封力大)が素で付与される。
    そこに天鱗や溟龍の剛爪を用いて、死罪【デスロウ】となる。
    その性能は
    • ワーストではなくなったが、低めの攻撃力336
    • 会心率20%
    • 龍属性300、龍封力大
    • こちらも斬れ味は白90
    • スロット、防御力ボーナスなし
    • レア度11
  • ということで、龍属性武器としての進化を遂げた鎖鎌であるが、
    本作には他に11本*2もの龍属性双剣がある。
    まず勝ち目がない禁忌の武器や強化していくことで手が付けられなくなる
    皇金の双剣・龍赤龍ノ舞ウ爪は別として、作成可能時期から見たライバルは5本ある。
    • まず、封龍剣【極絶一門】
      攻撃力は同値だが龍属性が510と属性特化、Lv1スロットも二つ持っている。
      一方で斬れ味が青、匠Lv2から白が出ると悪目で、青で割り切るか
      白を出してフォローをするかといったところだろう。
      素材は龍骨派生ということで
      様々な骨に(大)竜玉となぜか溶岩竜の特上ヒレが必要で、こちらより少し完成が早い。
    • 続いて極絶一門の1段階前、真絶一門から派生できるラスボス武器、邪気霧散―慧眼―。
      攻撃力392に匠Lv3から紫が出る白30、Lv1スロット×2に防御力ボーナス+30と
      至れり尽くせりだが、龍属性330を出すには属性解放が必要となる。
      こちらはクリア後(MR23)から作成できるが、素材がかなり入手し辛いものとなっている。
    • 次に、アップデートで強化先が追加されたゼノ=ラクス改。
      攻撃力392に会心率15%、龍240に紫が出ない白50、Lv4スロットが二つというもの。
      時期自体は遅くはならない*3が要求される素材が多く、
      何度もクエストを受けてその都度部位破壊していく…という形で集めていくことになる。
    • さらに、怒り喰らうイビルジョーの業双刃ベガモラルタ
      これまた攻撃力392に会心率-15%、龍210で匠Lv1から紫が出る白40。
      フリークエストは研究レベル4にすると登場なのでそこだけ見ると厳しいが、
      乱入やイベントクエストでも登場するため実際にはそれほど遅くならない。
    • 最後に、こちらもアップデートで強化できるようになったジルエアエル+
      攻撃力344、龍300(属性解放Lv3)、紫30、Lv4スロット一つ。
      ネロミェールが登場するイベントクエストの報酬が要求されるため完成時期はこちらと同じだが、
      そもそもジルエアエルを生産するにはMR装備でも非常に苦しい戦いを強いられる
      エンシェント・レーシェンの討伐が必須となるためそちらの方が厄介。
    これらの中でデスロウは、通常種武器と同じく快適性が売りになっている。
    攻撃力以外は特に欠点がなく、それほどフォローをすることなく運用できるだろう。
    また、龍属性はこの武器と極絶一門以外RARE12であるため、
    カスタム強化の枠がそれらより少し多くなっている。

関連項目

モンスター/オドガロン
モンスター/オドガロン亜種
武器/ガロン武器


*1 テンタクルシリーズ2部位で属性解放Lv2相当の属性加速、4部位で属性解放Lv3相当の真・属性加速が発動、会心撃【属性】はラヴィーナシリーズ2部位で発動するため。
*2 4本が初期から存在、アップデートで3本が上位からの強化が追加、4本が新たに入手できるようになっている。
*3 ストーリークリア後に導きの地を発見→特別任務を3つ達成→ムフェト・ジーヴァの偵察任務達成→緊急任務「赤き龍」出現