モンスター/オドガロン亜種

Last-modified: 2020-02-18 (火) 03:55:04
種族
牙竜種
別名
兇爪竜(きょうそうりゅう)
英語表記
Ebony Odogaron
登場作品
MHW:I
狩猟地
古代樹の森大蟻塚の荒地陸珊瑚の台地瘴気の谷龍結晶の地渡りの凍て地,導きの地

目次

生態・特徴 Edit

ごく最近になって新大陸の各地に出没するようになった惨爪竜オドガロンの亜種
漆黒の体躯に蒼黒く染まった金属のような質感の尻尾、
そして口元から迸る龍属性エネルギーを保有する赤い稲妻のような光が特徴。
外敵を発見すると口を大きく開き、咆哮と共に口内で龍属性エネルギーを明滅させる威嚇行動を取る。
オドガロン種の象徴たる凶悪な発達を遂げた四肢の爪も健在であり、《兇爪竜》とも呼ばれる。
獲物を求めて広い範囲を徘徊する生態は通常種と共通するが、
オドガロン亜種は出現こそ稀ではあるものの、行動範囲そのものは非常に広いらしく、
現在では「渡りの凍て地」を含む新大陸のほぼ全土にて目撃報告が挙げられている。
ただでさえ獰猛な性質で恐れられる通常種に輪を掛けて兇暴な性格で、
各地の主やそれに匹敵する強大なモンスターと縄張り争いを繰り広げる姿が度々報告されている。
あるハンターの報告によれば、鉢合わせたオドガロン通常種と激闘を繰り広げ、
最終的にはその首元に喰らい付いて窒息させ、完全に仕留めてしまったという。
通常種を上回るほどの卓越した身体能力を誇り、
爪や尻尾を身体ごと振り乱して広範囲を巻き込むように攻撃を仕掛ける。
また、口から放出される龍属性エネルギーも強力な武器となっており、
時には着弾した地面が焼け付くほどの強烈な龍属性エネルギーを放つブレス攻撃も繰り出す。
自身と同程度の体格の相手であれば、顎の力だけで力任せに捻じ伏せる事も可能で、
喰らい付くと同時に口内に漲る龍属性エネルギーを直に浴びせ、獲物に更なるダメージを加算する。
総合的に見て通常種よりも更に一歩踏み込んだ危険性を持つ強大なモンスターと言えるが、
オドガロン亜種にはその脅威をまた更に加速させる特徴が存在する。
オドガロン種には獲物を喰らい、多量のエネルギーを一気に摂りこむ事で、
一時的に「強暴化状態」と呼ばれる特殊な形態に移行する性質がある。
この性質は亜種にも同様に確認されているが、
亜種はあらかじめ仕留めた獲物の肉を咥えたまま徘徊している姿が多々目撃されている。
また、口を使うために肉を一度捨て置いても、用事が済めば回収して咥えなおす。
そして交戦中でも空腹を感じると、その咥えていた肉をその場で喰らいエネルギーの補給を図るため、
通常種と比較して強暴化状態に移行する頻度が高い
強暴化状態となったオドガロン亜種は吐息にまで濃密な龍属性エネルギーが混じり、
頭部が黒煙のようなエネルギーに包まれ、両眼も煌々と輝く赤色に染まる。
さらに上半身には赤い紋様のような筋が表れ、一層不気味で恐ろしい形相と化す。
当然戦闘力も素の状態から大きく強化され、並大抵のハンターでは太刀打ちできない領域に達する。
実力者も多く在籍する新大陸古龍調査団のハンターでも苦戦を強いられる場合が多く、
現状では特に高い成果と実力を評価されているごく一部のハンターにのみ正式な狩猟が認可されている。

概要 Edit

  • PVなどで姿が披露された際、多くのプレイヤーから驚かれたオドガロン亜種。
    頭部に黒煙のような龍属性エネルギーを纏い、その中で赤い瞳が不気味に光るという容姿は、
    あの怒り喰らうイビルジョーとそっくりであり、初見のインパクトは抜群。
    また、「牙竜種の強敵」かつ「亜種が龍属性攻撃を獲得している」という点においては、
    初登場時から良くも悪くも印象深いジンオウガ亜種という先例が存在している。
    総じて難敵を連想させる外観であり、倒せる気がしないといった巷評がまま見られた。
    • 後述する通り、頭に龍属性を纏うのは強化形態での外観となっている。
      平素の外観は青白い胴体と黒い頭部が目立ち、ある意味生物感満点の通常種と印象は異なる。
      また、特に尻尾に見られる特徴だが「メタリック」で艶やかな体表が目立つようになっている。
    • 余談だが、別名に用いられている「」はMHXRにて別のモンスターの異名に利用されている。
      その名も「兇暴竜」といい、お察しの通り怒り喰らうイビルジョーを指す言葉である。
    古龍種を除くと希少な部類に入る龍属性の使い手となったオドガロン亜種。
    ただ、あまりにも異様な容姿から「特殊な理由で龍属性を獲得した通常種なのではないか?」
    といった考察も巷では多く見かけられる存在でもある。
    通常種の根城「瘴気の谷」が古龍の墓場であることなどが主な論拠であろう。
    実際のところは不明点が多いが、世界観上で語られる日は来るのだろうか?
  • オドガロン亜種の大きな特色として強暴化を多用するという性質が挙げられる。
    オドガロン種は食事を行うと形態変化を行う特性があり、これが強暴化と呼ばれる状態である。
    通常種の時点でこのギミックを発動するために「肉を咥えて持ち歩く」という生態が存在していたが、
    仮にスタミナが切れてもオドガロンはそこまで積極的に肉を食べなかったため、
    能動的に肉を与えたりしなければ実際に見る機会は少なく、存在すら知らないという人も多く見られた。
    オドガロン亜種は普段から肉を持ち歩いているだけでなく、捕食を優先する傾向があり、
    結果として強暴化を多用するようになっている。MRの通常種も多用するようになったのは秘密である
    • なお、開発陣はこの持ち運ぶ小さな肉を「お弁当」と呼んでいるらしい。
      普段から率先して食料をキープしている様子は、どことなくババコンガに通じるところもある。
      お弁当の実態はグロテスクな肉塊なので、ババコンガのような微笑ましさは全くないが。
      まあこの顔でキノコをうまそうに食していてもそれはそれで何か違う気もする
    • 生態行動時(ハンターとの交戦前)に外敵と遭遇すると肉を地面に置いて攻撃を仕掛けるが、
      上位までの通常種はそのまま肉を置き去りにするのに対し、亜種は再度回収してから移動する
      このため「肉を咥えている」場面は亜種の方が見やすくなっている。
      また、肉が健在の状況でエリア移動する場合はほぼ必ず肉を回収するために寄り道する
      戦闘中のエリアから離脱する際には最初向かった方向とは別のエリアへ移動することが多く、
      通常種以上にエリア移動が慌ただしいモンスターになっている。
  • やはりというか通常種同様、縄張り争いへと発展する相手が非常に多い。
    現時点ではレックス型骨格のナルガクルガティガレックスベリオロス
    ワイバーン骨格のリオレウス亜種および(凍て刺す)レイギエナ
    獣竜種のウラガンキンディノバルド(亜種)およびブラキディオス
    そして死を纏うヴァルハザクとの縄張り争いが確認されており、
    その総数は全モンスターでもトップクラスとなる11種を数える。
    • ナルガクルガ、ティガレックス、ベリオロスとの縄張り争いは通常種とティガレックスのそれと同じ内容で、
      お互いにマウントポジションの取り合いを繰り返すものの引き分けとなる。
    • リオレウス亜種とレイギエナに対しては先制攻撃を許すも脱出し、
      驚異的な脚力で空中にいる相手の背中へ飛び乗って墜落させる
      このまま勝利かと思いきや、完全に抑え込むことはできず再び滞空を許し、
      振り解かれた勢いで地面に叩きつけられ痛み分けに終わる。
      • なお、今までオドガロン通常種は陸珊瑚の大地に姿を見せていながら、
        レイギエナとの縄張り争いは実装されていなかった。
        オドガロン亜種の追加に合わせてか、MHW:Iへのアップデートにて
        通常種対レイギエナの争いも同モーションで追加されている。
    • ウラガンキンとの縄張り争いは通常種vsラドバルキンのそれと同じ内容。
      素早いステップで翻弄しつつ頭部に組み付き、そのまま顎を部位破壊してダウンを奪う。
      纏った骨ならともかく、鉄塊の如き顎をも噛み砕く咬力の高さが伺える。
    • 灼熱の刃ことディノバルドとその亜種、並びにブラキディオスとの縄張り争いも存在。
      流れは通常種亜種といった要素は関係無く全く同じで、先に相手方に噛み付かれてマウントを取られるも脱出、
      追撃として放たれた尻尾攻撃を軽々躱し、逆に喉元へ飛びかかりダメージを与えるが、
      最終的に勢いよく振り解かれて引き分けに終わる。
    このように主級クラスのモンスターにも拮抗する力を持っている兇爪竜だが、
    いくら龍属性を持っていようと古龍(級)相手になると旗色が悪いようで、
    死を纏うヴァルハザク相手には通常種同様に瘴気を浴びせられ呆気なく敗走する。
    怒り喰らうイビルジョーに咥えられてオモチャにされてしまうのも通常種と同じ。
  • ストーリー上ではMHW:Iにて「陸珊瑚の台地」で初めて相対する主級モンスターとなる。
    初邂逅時に挿入されるムービーでは、陸珊瑚の台地を徘徊していた通常種(とハンター)の前に登場。
    通常種と激しく争った末に喉元に食らいついて窒息死させ、そのまま谷底に放り捨ててしまう。
    棚ぼたで通常種の素材をいただけるかと思いきや、そうは問屋が卸さなかった。
    • 主級の実力を持つ通常種を更に凌駕する戦闘力を誇るかのようにも見える内容だが、
      実際のところ縄張り争いの結果は通常種と全く同じで、他の主級モンスターとも引き分けに終わる。
      単に個体同士の戦闘経験の差か、あるいはあの場面では偶然亜種に勝利の女神が微笑んだのか、
      はたまたオドガロン種同士の争いでは何らかの理由で亜種が優勢ということなのか……。

戦闘能力 Edit

  • 龍属性攻撃を用いた猛攻、および強暴化を特徴とした戦闘スタイルを取る。
    特に強暴化は戦闘サイクルの一つとして明確に打ち出されており、
    オドガロン亜種は戦闘開始時時点で強暴化状態になることが言及されており、
    強暴化→スタミナ切れによる通常状態移行→肉を捕食して再び強暴化……といった調子になる。
    強暴化によって高頻度で龍属性攻撃を繰り出し、龍属性やられに陥らせてくるため、
    何かしらの対策を講じて狩猟に臨んだ方が良い相手と言えるとのこと。
    • オドガロン亜種の肉質は基本的に龍属性を除いた属性攻撃の通りが良いが、
      龍属性やられによって属性を封じることでハンターの攻勢を鈍らせてくる。
      ただ属性攻撃なら、水流弾やヒカリゴケなどスリンガーの弾でも問題ないため、
      強化撃ちの使える武器なら下記の強暴化解除も含めて有効な選択肢になる。
      また、過去に登場した龍属性使い達が溢れ出る龍属性エネルギーで属性を遮断していた為勘違いされがちだが、
      オドガロン亜種の頭のそれにはそういった機能はなく、
      (龍属性やられにさえならなければ)問題なく属性ダメージを与えられる。
    • 強暴化状態のオドガロン亜種の頭部に属性攻撃を続けることで大きなダウン状態と共に、
      強暴化を解除することが可能。
      罠や吹っ飛ばしなどを利用すれば開幕から強暴化を解除することが出来るので、
      初めから強暴化かつ解除手段のないマスター級原種に比べて狩猟が楽だと感じるプレイヤーも多い。
      この強暴化解除の際に頭部の一段階破壊が発生するようになっている。…というより、
      何故かこの方法でしか頭部が破壊出来ない仕様となっている。
      しかも無属性ダメージでは解除できない。
      通常種同様、頭部破壊でレア素材が出るようになっているので、破壊を狙う場合は
      最低でも2回は強暴化状態に移行させなければならない。天鱗集めの際は留意する必要がある。
  • オドガロンは特定地点だけをピンポイントで狙う肉弾攻撃が特色のモンスターであったが、
    亜種では狩猟のテンポを変えるような広範囲攻撃が追加されている。
    特に龍属性を纏いながらぐるりと回るように突進する攻撃は範囲が広い上に高威力。
    しかもオドガロン種らしく、他の技から派生して使ってくる。
    時には尻尾での回転攻撃から旋回突進という広範囲二段攻撃を仕掛けてくることも。
  • また、強暴化中には回り込むようにジャンプしつつ龍属性ブレスをこちらに吐きつけてくる。
    ダメージは微弱で当たっても転ぶだけだが、連続攻撃の初手や中継で使われるのが地味に厄介。
    モーションの性質上ジャンプで回り込むように動きながら吐きつけてくるため、
    ブレスを回避しつつ、すぐにオドガロン亜種をカメラに捉えなければ次の攻撃への対処が困難になる。
    当然だが被弾すると龍属性やられを付けられるため、属性武器の場合はより厄介さが増す。
    その性質上、攻撃手段としてではなく、移動のついでに牽制、または足止めする目的でブレスを吐いていると言える。
    加えて、他のモンスターのように立ち止まってブレスを吐くことはない。
    このようなブレスの扱い方をするモンスターは何気に本種が初である。
    • オドガロンが行う特徴的な「大暴れ」にもこのジャンプ龍ブレスを交えてくる。

武具 Edit

  • 武器は通常種武器を青黒くしたような外見。厨二臭いネーミングは相変わらず
    性能は通常種譲りの端まで伸び切った長い白ゲージに高い会心率、そして龍属性(龍封力:大)を備える、
    XXのバルファルク武器を思わせる逸品となっている。流石に運動会じみた斬れ味ではないが
    武器種が限られることが悔やまれるが、時期的にもマスターランク終盤の古龍戦にて大いに役立つだろう。
    • 名前には死に関連する言葉がちりばめられており、防具の雰囲気と合わせ、
      幽鬼のようなおどろおどろしさが漂う。

余談 Edit

  • MHWにおいて古代樹の森の主大蟻塚の荒地の主とほぼ同格扱いを受けていたオドガロン。
    MHW:Iにて晴れて目立つ形で亜種追加という形になったが、一方で疑問を感じる人も散見される。
    MHWでは上述の2種とオドガロン、そして陸珊瑚の台地の主レイギエナ近い扱いで登場していたが、
    レイギエナには特殊個体「凍て刺すレイギエナ」がMHW:Iにて登場する情報が先に公開されており、
    MHWにて色々目立っていたオドガロンにも特殊個体を期待する声が存在していたためである。
    • レイギエナに関してはMHW:Iのストーリーにて脚光が当たっているという点もあるが、
      「通常個体が寒冷地に適応した特殊個体」という側面が強い。
      一方のオドガロンは生態からして通常種とは大きく隔たりがあり、亜種という分類は妥当と言える。
      従来作品では特殊個体を特別視する流れがある種存在していたことがギャップの一因と言えるが、
      MHW:I産の亜種は凝った種が多く、冷遇とは言い難いと周知されてからはあまり聞かれなくなった。
  • モンスターデザインについて異色の変遷を辿った大型モンスターでもある。
    通常種で触れる機会が少なかった強暴化を主軸とする点や、龍属性を用いる点は早々に決まっていた。
    しかし、「龍のエネルギーをデザインに取り入れる」ことがある種の障害となっており、
    先に武具をデザインし、それをモンスターのデザインに落とし込む」という工程が行われた。
    つまり完成講の武具デザインを基にしてオドガロン亜種のカラーリングが行われたのである。
    • 防具をデザインする上で様々な試行が行われており、没デザインも様々。
      中には防具に金色を取り入れた結果、全身金色のオドガロンが出来上がったというケースも……。
      辻本P個人としては好評であったものの、この金中心のデザインはあえなく没となっている。
    • 最終的にはメタリックさを前面に押し出した現在の外観が採用されている。
  • 陸珊瑚の大地でオドガロン亜種を狩猟するクエスト、「黒き咎人」の依頼文がちょっと独特である。
    まず依頼主が(手帳が残されている…)という文章となっている。
    依頼文の内容はオドガロン亜種を追っていた調査員が書いた記録となっているが、
    文末が見つからないよう気をつけ(ここから先は破れていて読めない…)で締められている。
    恐らくはこれを書いている途中にオドガロン亜種に襲われたのだろう。
    この手帳の主の生死は定かではないが、オドガロン亜種の凶暴性が伺える依頼文となっている。
  • 英語名に「Ebony」というワードが使われており、海外で注目されていた。
    カプコンでエボニーというとDMCシリーズのエボニー&アイボリーが著名であり、
    MHWではコラボが実現していたというのも一因だろう。
    Ivory担当は過去作品に登場しており、これで二つ揃ったということか。
    • ちなみに「Ebony」とは植物の"黒檀"、または"真っ黒な"、"漆黒の~"、という形容詞の意味。
      黒檀は硬く、光沢のある黒色の木材で希少な木材として家具や楽器に用いられている。

素材 Edit

兇爪竜の厚鱗
オドガロン亜種の分厚い鱗。汎用性が高く武具など幅広い用途に活用される。
兇爪竜の剛爪
オドガロン亜種の兇悪な爪。両前脚の部位破壊で入手しやすい。武器によく加工利用される。
兇爪竜の重牙
オドガロン亜種の尖鋭な牙。頭部の部位破壊でよく入手できる。その鋭さゆえ武器によく活用される。
兇爪竜の靭尾
オドガロン亜種のしなやかな尻尾。切断した尻尾から剥ぎ取りやすく、その強靭な材質は防具によく利用される。
兇爪竜の強硬筋
オドガロン亜種の堅牢な部位。その堅牢さは防具の加工によく活かされる。
兇爪竜の天鱗
オドガロンは原種も天鱗を持っており、亜種の物とは別に扱われる。
他に原種と亜種で天鱗が独立しているのはアンジャナフのみである。

関連項目 Edit

モンスター/オドガロン
モンスター/ジンオウガ亜種 - 龍属性を操る牙竜種の先輩。アップデート第二弾にて共演を果たした。
武器/ガロン武器
防具/ガロンシリーズ