古龍テオ・テスカトルの素材から作られる防具。
目次
概要
- 炎王龍こと古龍テオ・テスカトルの素材を用いて作られる防具。
炎の如き紅色を金で縁取った、カイザー(皇帝)の名にふさわしい見事な甲冑となっている。
モンスター素材とは思えない豪奢なデザインが特徴。
- 対となるナナ・テスカトリのエンプレスシリーズと同様、高い防御力に火耐性、
そして声帯麻痺(疲労)や毒、盗みを防ぐなど古龍オオナズチ戦で有利なスキルが付く例が多い。
反対に寒さ倍加が付くなど、クシャルダオラとの戦いでは不利になりやすい。
また防御・支援向けのスキルが付くエンプレスと比較すると、攻撃寄りのスキルが付く。
- 各作品でテンプレ装備のパーツとして運用されており、この防具が名前の由来となっているテンプレ装備は多い。
性能
MH2
カイザーシリーズ
- 通常の工房では作成不可。伝説の職人によってのみ生産が可能。
- 剣士スキルは見切り+1、寒さ【小】無効、声帯麻痺毒半減。
防御力は無強化の時点で215、最大強化で450と高く、スキルも相まって非常に優秀。
特にオフラインでは、これを装備した上で護符爪を持てば、
たとえ弱点である水属性や龍属性の攻撃を数発ほど受けた場合でも、
画面の中のハンターは体力を半分以上残しピンピンしているほど。
…といっても、一番弱い龍耐性で-10、水に至っては-5になっている程度な為、
そこまでダメージへの影響はないのだが。
見切りもだが、地味に通常フィールドの3/7において有効な寒さ無効もMH2環境では有難い。
- 双剣の「封龍剣【超絶一門】」と組み合わされ、「超絶カイザー」として古龍相手に猛威を振るっていた。
- 防具が最大強化されていればこそ強力な超絶カイザーだが、
強化に上位古龍素材を必要とするカイザーシリーズは、
オンラインで上位に上がり立ての状態では当然強化が不可能だったため、
未強化フルカイザーは一時はオンラインにおける地雷の代名詞であった。
MH2特有の事情として、小型モンスターが尋常でなくタフなため、
それらの出てこない古龍の方が他のモンスターより楽という逆転現象が起きていた事も遠因である。 - それでは真面目に強化しよう、と思い立っても、
Lv3で竜玉を、Lv4で塵粉を、Lv5で火竜の紅玉をなんと全部位に要求されるという凄まじい強化難度を誇る。
しかも火竜の紅玉を要求されるLv5は、それまでLv1毎に防御5前後の強化幅だったところいきなり強化幅が21も跳ね上がり
一部位防御力が69から90に到達する非常に重要な強化段階でもあった為、プレイヤー泣かせであったことは想像に難くない。
- 防具が最大強化されていればこそ強力な超絶カイザーだが、
MHP2
カイザーシリーズ
- 発動スキルは、剣士用・ガンナー用共に見切り+2、疲労無効、寒さ倍加【小】。
オオナズチの疲労ブレスによる追加効果を受け付けなくなるが、ダメージはしっかり食らう。
元々疲労ブレス自体食らうことが稀なので、実質は見切りのみである。
またスロットの空きが4個しかないため、
スキルを追加するにも見切りを+3にするにも武器のスロットが必要になる。
カイザーSシリーズ
- 上位素材で作成されたカイザーシリーズ。
下位と比較すると見切りが+3に上がっているが、疲労無効が疲労半減にランクダウンした。
耐寒のマイナスポイントが-15→-10に低下しているが、
今作では-10で【小】、-20で【大】のため寒さ倍加【小】から変更はない。
装飾品のスロットは合計6個に増えているため、スキル追加はやや容易になった。
MHP2G
カイザーシリーズ
- 基本的にMHP2から変更なし。
ただし今作ではマイナススキルの寒さ倍加が【小】から【大】になっている。
これは【大】の発動が-20から-15に変更されたからである。
カイザーSシリーズ
- こちらも基本的にMHP2から変更なし。
ただし今作では疲労半減がなくなり、10ポイントで疲労無効が発動するようになったため、
疲労半減→疲労無効に強化されている。
カイザーXシリーズ
- G級素材で作成されたカイザーシリーズ。
男女共に頭が王冠を模したものになり、特に女性用はティアラのようなデザインになっており、
かなり可愛らしい外見となる。
- 見切り+3はそのままに、いまいち使いどころのなかった疲労無効が、
複合スキルの炎鱗の護りにランクアップ。
これにより疲労だけでなく毒や盗みも無効化できるようになり、
オオナズチ戦だけでなくゲリョス戦(+オトモメラルー)などでも活用できるようになった。
またマイナススキルは寒さ倍加からアイテム使用弱化に変更された。
各種ドリンクや強走薬の効果が短くなってしまうという痛いスキルのため、放置はお勧めできない。
- 頭部と脚部には申し訳程度に別のスキルポイントが割り振られている。
剣士の場合、頭には斬れ味が3、脚部には剣術が2。
ガンナーの場合、頭には通常弾強化が3、脚部には自動装填が2。
パーツ単位で使用すること前提のため、うまく活用できるかはプレイヤー次第である。
- この装備を使用した有名なテンプレ装備として、カイザミ装備がある。
カイザーXの頭と胴、ギザミUの腕、ギザミZの腰と脚を組み合わせ、
さらに空きスロット5に研磨珠×5を組み込むことで、
斬れ味レベル+1、業物、砥石使用高速化、見切り+1が同時に発動するという剣士用の最高峰汎用装備である。- 強さを追求すると見た目や色合いが悲惨なことになるケースが多いが、
この一式はカイザーXとギザミZの赤色が良く合い、
頭装備も冠状のため素顔が見えるというオシャレ装備としての側面もある。
こちらは武器スロ1が必要になるものの、斬れ味+1、業物、見切り+3と、
より火力に特化したスキル構成となっている。 - 強さを追求すると見た目や色合いが悲惨なことになるケースが多いが、
- 腰部分のスカートに隠れて見えづらいが、女性用は腰回りがパンツのような形状になっている。
しかも、剣士用とガンナー用で色が異なり、剣士用は白、ガンナー用が黒である。
MH4
- テオ・テスカトルの復活と共にこの防具も登場。
カイザーシリーズ
- 剣術のSPが高めなので、キリン爆殺戦法用装備として人気が高い。
一方、耐寒のSPはマイナスで、剣士用はマイナススキルで寒さ倍加【小】が発動してしまう。
スロットは8個で、脚以外の部位に2つずつ存在しているため、ある程度のカスタマイズが可能だが、
3スロットの部位が存在しないのが少々ネック。
- 古龍の防具としては少々物足りない性能だが、それはあくまで一式で着用した場合。
頭、胴、腰に属性解放のSPが割り振られており(合計で+6になる)、
さらに、腕と脚に剣士用は匠、ガンナー用は装填数のSPが+1ずつ割り振られている。
過去作と同様、一式での運用よりも組み合わせ装備として真価を発揮する防具と言える。- ただ剣士装備については腕だけをアーティアSに変える事で覚醒を発動した上で寒さ倍加を消せる上、
その腕の2スロットを使う事により、
腕を変えた事で消えてしまった心眼とバイオドクターのスキルを復活させる事が出来、
かつスロットは6つも残るという、
覚醒と心眼を簡単に両立できるなかなか強力な装備となる(匠のSPが2減ってしまうが)。
また脚をアーティアSに変える事でも覚醒は発動出来、こちらは匠のSPは維持したまま、
やはり脚のスロット1つ使うだけで消えた心眼スキルを復活させ、
それでもまだ8スロット残るという、やはり覚醒と心眼を簡単に両立し、
かつ匠の発動も狙いやすい強力な装備となる(この場合は細菌学のSPが5も減るのが難点)。
- ただ剣士装備については腕だけをアーティアSに変える事で覚醒を発動した上で寒さ倍加を消せる上、
- いずれにしても弾かれ無効のない近接武器を担ぐ時には大変に便利な装備なので、
それらの武器をメインで使って居るならば是非一式を揃えておきたいところ。
- カイザークラウン/カイザーマスクの作成に、非常に手に入れ難い炎王龍の尖角が2つも要求されるのが難点。
一式揃える頃には炎龍の宝玉や炎龍の翼膜を含めて他の素材がもう一揃い分揃っていることも…
ただ、旅団クエスト「炎より出でし炎王龍」および集会所クエスト「牙を持つ太陽」のサブターゲットで
討伐よりは手早く手に入れることも可能。
EXカイザーシリーズ
- 今作で初登場した、カイザーシリーズのEX版。
デザインはMHP2Gに登場したカイザーXシリーズのものを踏襲している。
- 生産には高レベルギルドクエストで入手しなければならない「炎王龍チケット」を計8枚、
テオ・テスカトルの素材に加え、なんと大量の蛇王龍素材まで要求される。
悪名高き凶星と尾殻は要求されないのがせめてもの救い。
- 発動スキルは共通で見切り+3、覚醒、寒さ倍加。スキルポイント内訳は以下の通り。
- 剣士
- 頭…属性解放+2 達人+3 斬れ味+3 耐寒-1
- 胴…属性解放+1 達人+5 耐寒-2
- 腕…属性解放+1 達人+5 耐寒-3
- 腰…属性解放+3 達人+4 耐寒-2
- 脚…属性解放+3 剣術+2 達人+3 耐寒-2
- ガンナー
- 頭…属性解放+2 達人+3 通常弾強化+3 耐寒-1
- 胴…属性解放+1 達人+5 耐寒-2
- 腕…属性解放+1 達人+5 耐寒-3
- 腰…属性解放+3 達人+4 耐寒-2
- 脚…属性解放+3 装填速度+2 達人+3 耐寒-2
今作でも優秀な近接覚醒武器は多く、作成しておいても損は無いだろう。
EXダレン武器のような、高い攻撃力を誇る覚醒対応武器とは特に相性がいい。
ただしスロットは一律0であり、スキルポイントの調整はお守りと武器スロ頼みとなる。 - 剣士
MH4G
カイザーXシリーズ
- G級版のXシリーズが復活。
マントや装飾が追加され、まさしく皇帝といったデザインになっている。
一式の発動スキルは心眼/装填速度+2、細菌研究家、攻撃力UP【小】、寒さ倍化となっている。 - 一式でも使えない事は無いが、上位防具と同じく組み合わせによって真価を発揮する。
胴部分はスロット2に加え、スキルポイントの内容が、
剣士は居合+3 匠+3 攻撃+1 耐寒-3、
ガンナーは剛撃+3 装填数+3 装填速度+1 攻撃+1 耐寒-3である。
胴系統倍化装備などを組み合わせれば匠や装填数のポイントを多く稼げ、
他の防具と組み合わせれば居合術【力】や無慈悲の発動も狙える非常に優秀な性能。
あまりの優秀さに剣士・ガンナー問わずカイザーX胴を使用するため、マントの呪いという言葉すら生まれた。 - オマケに居合/剛撃のスキルポイントを持つ胴や腕部分には、
古龍の大宝玉や剛角などのレア素材は要求されない親切設計である。 - さらに腰部分も大変優秀な性能であり、
匠+2 攻撃+4 剣術+3でありながらスロット3である。
さらにこちらも胴部分と同様レア素材を使用しない。 - 上述したように、組み合わせることで真価を発揮することから、
カイザーXの胴部分と腰部分+ウカムルXを使用した『ウカウカウ』なるテンプレ装備も誕生した。
MHX
カイザーシリーズ
- 毒のSPを底上げして毒耐性を発動させるのが一般的な運用法だが、
毒のSPが中途半端で、耐毒珠【1】を空きスロットに入れても+8止まりで毒耐性にならない。
どうしても毒耐性にまで底上げしたい場合は、毒のSPが+2以上のお守りを用意するか、
スロットが2つ以上空いている武器やお守りを使う必要がある。
- スキル的に相変わらずオオナズチとは相性が良いが、オオナズチは砂漠や火山などには出現しないため、
炎熱適応が死にスキルになりやすい。
一方、炎熱適応を活かそうとすると、今度は盗み無効と毒耐性が死にスキルになりやすい
(メラルーの妨害を防げる、リオレウスの毒爪キックを無効化できるなど、
まったくの無用の長物ではないのだが…)。
いずれにせよ、使いどころが限られてくるため、
貴重な古龍素材を投入してまで積極的に作成する価値があるかと言われると微妙なところである。
カイザーSシリーズ
- 一式で挑戦者+2まで発動するのはこのカイザーSとブラキSシリーズのみ。
今作はスキルの自由度が厳しいため、挑戦者+2を採用しようとなると大抵このシリーズを使うことになる。
今作では挑戦者+2の効果が弱体化していることもあって防具共々採用率はやや低い。
しかし、弱体化したとはいえ、それでも強力なスキルであることに変わりはない。
腕が赤く光って強化状態になるという見た目が好きな人は作っておくのもいいだろう。
- 毒の攻撃を駆使し、頻繁に怒り状態になるイャンガルルガとは良相性。
それだけでなく、劇毒を使ってくる二つ名個体の隻眼イャンガルルガや紫毒姫リオレイアにも非常に効果が大きい。
劇毒は毒耐性で無効化することはできないが、猛毒にランクダウンさせることができ、
尻尾の部位破壊後は毒や猛毒に弱体化するため、無効化できるようになる。
毒を気にせず高火力の攻撃を叩き込めるという快適なプレイをしたい人にはオススメである。
- ただ、装備の性能を活かし切るには敵の猛攻を掻い潜りながら攻撃を加えていく技量が求められるため、
上級者向けの装備である。
また、スロットは無印と違って一切空いていないのでスキルを追加するには良質なお守りが必要となってしまう。
EXカイザーシリーズ
- マガジンとのコラボクエスト「マガジン・紅蓮爆炎の王」をクリアすると入手できる
EX炎王龍チケットを使うことで作製可能。
一式作製しようとするとチケット5枚の他、貴重な「炎王龍の尖角」を8本も要求される上、
例によって最終強化の際にレア素材の「炎龍の宝玉」も1部位につき1個必要になるので、
作製するならば、手元にある素材の数と要相談。- 尤も、本作のテオは前作と比べてかなり闘い易く調整されている上、
ソロ専用の上位クエストも用意されているので、チケットさえ必要枚数手に入ってしまえば、
ソロでもこつこつ強化素材を集めることはそこまで難しくはない。
- 尤も、本作のテオは前作と比べてかなり闘い易く調整されている上、
- 本作では属性解放が登場しないためか性能ががらりと変わり、
一式で見切り+3、耳栓、回避性能+1が発動する。
敵の咆哮による硬直のリスクを下げ、攻撃も回避しやすくなる一方、見切りによる火力底上げを狙えるなど、
カイザーSシリーズと比べると汎用性の高いスキル構成になっている。
- 高性能な装備だが、Sシリーズと同様、スロットは一切開いていないので、
聴覚保護および回避性能のSP上げや追加スキルの発動などは護石・武器のスロットと装飾品頼みになる。
MHXX
- G級追加により、カイザーXシリーズが再び作成可能に。
さらにEXカイザーシリーズの系譜となる、GXカイザーシリーズも追加されている。
カイザーXシリーズ
- 一式で発動するのは「炎鱗の護り」・「挑戦者+2」・「スタミナ急速回復」。
久々の登場となる対霞龍スキル、「炎鱗の護り」だが、オオナズチが疲労ブレスを撃たなくなったことに合わせ、
毒耐性+盗み無効+自動マーキングに変わっている。
カイザーSシリーズから単純にグレードアップしたものと見ていいだろう。
しかしオオナズチの擬態はペイントボールの反応まで無くしてしまう代物であるため、
本当にこれで霞龍対策になっているのか、甚だ疑問である……。ぶっちゃけ毒耐性と盗み無効だけでいいような
ついでに(かつてからそうだったが)水耐性*1と龍耐性が大きくマイナスであるため、
属性の相性も最悪である。もはや対策する気があるのかないのか……
一応フォローすると、ナズチを含む特定のモンスター相手にはとてもストレスフリーになるため、
精神的な余裕が絶大な安定感につながる。ピンとこないだけで、そういった意味では優秀である。
- 困ったことにスロットは僅か2個しかない。相変わらず拡張性は悩ましいところ。
他の二者のG級防具は5、6個あるのにこの体たらくである。- 更に上記の「対霞龍」スキルがこの防具にしかつかず、お守りによる補強もできない。
そのため、今作の代表的な防具であるネセトシリーズと同様に基本的には一式で利用せざるを得ない。
- 更に上記の「対霞龍」スキルがこの防具にしかつかず、お守りによる補強もできない。
GXカイザーシリーズ
- 一式で発動するのは「見切り+3」・「高級耳栓」・「回避性能+1」。単純にEX版を強化したもの。
なかなか優秀なスキルで収まっている。癖の大きいカイザーXシリーズよりも癖が少なく使いやすい。
スロットも4個かつ防御力まで上回っており、カイザーXの立場が弱い…。見た目だけでいいなら防具合成の出番だ! - 回避性能のSPは+13。剣士ならば頭をガンナー用にすれば+14に出来るため、
後1だけ補強すれば回避性能+2にすることも可能。
後は会心を活かせるスキルが欲しいところである。
MHWorld
カイザーα・βシリーズ
- MHWのカイザー装備は、
部位 α β スキル スロット スキル スロット 頭 力の解放+2 無し 力の解放+1 Lv2×1 胴 特殊射撃強化+2 無し 特殊射撃強化+2 Lv1×2 力の解放+1 腕 弱点特効+2 Lv1×1 弱点特効+1 Lv3×1 腰 爆破属性強化+2 無し 爆破属性強化+2 Lv2×1 弱点特効+1 脚 力の解放+2 無し 力の解放+2 Lv1×1 爆破属性強化+1 一式 力の解放Lv5 Lv1×1 力の解放Lv3 Lv1×3
Lv2×2
Lv3×1特殊射撃強化Lv2 特殊射撃強化Lv2 弱点特効Lv3 弱点特効Lv1 爆破属性強化Lv3 爆破属性強化Lv3 シリーズ
スキル3部位以上・達人芸 - 一式ではα:「力の解放Lv5、特殊射撃強化+2、弱点特効Lv3、爆破属性強化+3、スロット計1個」
β:「力の解放Lv3、特殊射撃強化+2、弱点特効Lv1、爆破属性強化+2、スロット計6個」となる。
また、シリーズスキルとして会心攻撃時に斬れ味が消費されなくなる新スキル達人芸を備える。発動条件は3部位以上。
α一式を見ると、弱点特効と力の解放が最大Lvで発動するので条件が揃えば会心率+100%が実現し、
達人芸と合わせると斬れ味の消費なしに叩き続けることも不可能ではない。- スキルは高Lvでまとまっているが、αの宿命でスロットがLv1の物1箇所のみしかなく拡張性には乏しい。
一式はもとより他の装備と混合する際も拡張性には期待できない事に留意するべきだろう。
バリエーションが少ないので重宝するだろう。- 難点としてはスロットを開けるためスキルを削ぎ落としているので、
装備を組み合わせても力の解放や弱点特効のLvはαには劣る。
特に汎用性の高い弱点特効はLv1に落ちており、
達人芸を見据えるならば装飾品で会心率を補わなければならないだろう。
- スキルは高Lvでまとまっているが、αの宿命でスロットがLv1の物1箇所のみしかなく拡張性には乏しい。
- 達人芸を前提として考えると、腕を含む3部位で組むのが良いだろう。
腰も脚も爆破属性強化が入っているが、爆破属性を使うなら弱点特効のポイントも振ってある腰のα、
爆破属性を担がないのであれば脚のβがお勧めだ。
頭は使用武器を爆破属性に限定されずβでLv2スロが手に入るが、
火力スキルを多数積む場合頭部位は欲しい装備が多数あるのが難点。
スロットという観点で見ると腰のβが貴重なLv2スロ持ち。
- 混合装備のパーツとして考えるならば胴と腕が優秀。
- 胴はカイザー一式としては浮いた性能だが、特殊射撃強化が2ポイント振ってあるので、
ボウガン用の装備に混ぜるとこれ1箇所で特殊射撃強化が最大Lvに達する。
他の特殊射撃強化は護石以外はみんな+1のみであるので、
カイザー胴を用いれば4箇所がフリーになり他のスキルを盛りやすくなるのは大きい。
その上、αなら力の解放+1、βならLv1スロットが2個ついてくる。 - 腕はαなら弱点特効Lv2が発動した上でLv1ながらスロットも開いていて拡張性も残してある。
弱点特効が1ポイントだけで足りるならβにすることで貴重なLv3スロットが開き、
耳栓などの強力な装飾品も使える。
- 胴はカイザー一式としては浮いた性能だが、特殊射撃強化が2ポイント振ってあるので、
- 過去作のように完全一式で捉えると剣士にもガンナーにも無駄なスキルが出来てしまうが、
シリーズスキルの発動できる3箇所装備や混合装備のパーツとしてみると優秀なパーツが揃っており、
剣士用、ガンナー用の垣根を取り払ったMHWの防具らしいスキル構成になっている。
尚、他の古龍の装備は「完全風圧無効」や「瘴気耐性」など素材元のモンスターと戦いやすくなるスキルが付いているが、
カイザー装備には爆破やられ耐性などテオ・テスカトルの攻撃に対して有利になるスキルは入ってない。
対策する時は他の爆破使いの装備を作ろう。
カイザーγシリーズ
- 8/10~8/24まで開催しているイベントクエスト「太陽が燃え盛る時」の歴戦王の個体を討伐することで手に入る、
「炎王龍チケット」とテオの素材を使って生産出来る防具。
見た目はカイザーαと同じだが青みを帯びた光沢があり、他のγシリーズよろしく明滅していて着彩箇所も変わっている。
スキル構成は、部位 γ スキル スロット 頭 見切り+2 Lv2×2 胴 力の解放+2 Lv2×1 弱点特効+1 腕 見切り+3 Lv3×1 腰 力の解放+3 Lv1×2 脚 見切り+2 Lv3×1、Lv1×1 一式 見切りLv7 Lv1×3
Lv2×3
Lv3×2力の解放Lv5 弱点特効Lv1 シリーズ
スキル3部位以上・達人芸
特に見切りはLvが7段階ある中々に重いスキルであるので、
見切り+3を持つ腕装備などは会心率を底上げするために非常に便利。
頭、腕、足の3部位を装備することで容易に見切り7と達人芸の発動が可能な点も優秀。- ところがここで歴戦王テオが現れる1週間前にFF14とのコラボモンスターである
ベヒーモスの素材から作れる「ドラケンαシリーズ」が立ちはだかる。
作成難易度は高いものの、シリーズスキルの達人芸と見切り6に加え
攻撃3、超会心3と言ったアタッカーとして優秀なスキルとを揃えているため競合しやすい。- しかし達人芸の発動にはこちらの3部位に対しドラケンαは4部位で
ある程度スキルが固定されるため、柔軟性に関してはこちらが勝っている。
属性耐性に関してもドラケンαは雷と龍、カイザーγは比較的多い火が高くなっており、
どちらが上位だ、などと考えず火力を求めるならあちらを、
生存スキルや二部位で発動するシリーズスキルと共存したい場合は
こちらを使用するといった柔軟に使い分ければいいだろう。
もちろん、カイザーγとドラケンαを混合して
他の装備との兼ね合いを満たしつつ見切りLv7を実現するといった使い方も可能である。*2
- しかし達人芸の発動にはこちらの3部位に対しドラケンαは4部位で
- シリーズスキルはα、βと同じ「炎王龍の武技」なので、
弱点特効+2の発動するカイザーアームαに置き換えた3部位でも達人芸は発動する。
弱点部位を叩き続けられる武器種、モンスターでは、
弱点特効と見切りのダブルパンチで達人芸の恩恵が大きくなるだろう。
- ところがここで歴戦王テオが現れる1週間前にFF14とのコラボモンスターである
MHW:I
EXカイザーα・βシリーズ
- 続くアイスボーンではEXカイザーシリーズが登場。見た目は4G以降のG級版に準拠する。
1部位当たり初期防御力は156、耐性値は3,-3,1,-3, 1。
他スペックは以下のようになる。部位 α β スキル スロット スキル スロット 頭 力の解放+2 Lv1×1 力の解放+1 Lv4×1 見切り+2 見切り+2 胴 力の解放+1 Lv2×1
Lv1×1力の解放+1 Lv4×1
Lv1×2特殊射撃強化+2 腕 弱点特効+2 Lv2×1 弱点特効+1 Lv4×1
Lv3×1熱ダメージ無効+1 熱ダメージ無効+1 腰 爆破属性強化+2 Lv3×1 爆破属性強化+2 Lv4×1
Lv2×1
Lv1×1弱点特効+1 脚 力の解放+2 Lv2×1 力の解放+2 Lv4×1 爆破属性強化+2 爆破属性強化+1 一式 力の解放Lv5 Lv1×2
Lv2×3
Lv3×1力の解放Lv4 Lv1×3
Lv2×1
Lv3×1
Lv4×5特殊射撃強化Lv2 弱点特効Lv1 弱点特効Lv3 爆破属性強化Lv3 爆破属性強化Lv4 見切りLv2 見切りLv2 熱ダメージ無効Lv1 熱ダメージ無効Lv1 シリーズ
スキル3部位以上・達人芸 - 全体的に見ると上位α/β版を純粋に強化した物だが、まずスロット総数が激増しており、
α版でも上位βと同数の6個、β版に至っては嫁のβ版と同じ10個にまで増えている。
さらに、γを除き上位版はスキルがいまいちシリーズスキルと噛み合わなかったが、
マスター版へ移行した事で相性の良い見切りと、何かと役立つ熱ダメージ無効のポイントを獲得。
同じくシリーズスキルで達人芸を発動するドラケンシリーズはマスターランクに登場しておらず、
マスターランク防具では唯一の達人芸発動可能装備になった。
MHW:Iでは多くの防具において、MHWorldの頃のように"β防具は「装飾品さえあればα防具を補える」"となっておらず、
スロットやスキルと相談、場合によってはα・β両方作る必要があるが、
こと当防具においてはMHWorld同様にβ防具に装飾品で補えたり、α防具についたスキルが大して重視されなかったりと、
近接全般で役に立つ達人芸運用において、β防具で事足りることが多く製作の負担が少ない。 - 防具自体のスキルがさほど重視されないと上記したが、達人芸に必要な会心率は他の防具や装飾品で補うこととなる。
特に見切りと3個のスロットを備えるEXガルルガグリーヴβとの相性は抜群で、
EXカイザーの頭、腕、腰のβとEXガルルガグリーヴβを併せたテンプレ装備が存在する。 - 会心特化装備と相性のいい会心撃【属性】と会心撃【特殊】は、マスターランクでは2部位発動のシリーズスキル*3
として存在する。
このため達人芸を発動するEXカイザー3部位と、残り2部位で会心撃を発動できる。
特に会心撃【特殊】は上位では3部位発動のものしかなかったため、マスターランクで大きく利便性を上げた。- 会心撃にはそれぞれ更に高位の真・会心撃【属性】、真・会心撃【特殊】が存在するが、
発動には4部位装備が必要なため達人芸との両立は不可能。
会心率上昇スキルの付けやすさも合わせて考えると、
快適さもある達人芸+会心撃と火力を追求する真・会心撃という棲み分けもできる。
- 会心撃にはそれぞれ更に高位の真・会心撃【属性】、真・会心撃【特殊】が存在するが、
- ちなみにだが、シリーズスキル名は上位版と同じ「炎王龍の武技」であるため、上位装備と合わせても発動可能。
そのため、防御力は犠牲となるがスロット数稼ぎを目的として頭のみ上位γ版にするという事例も存在する。
シミュレータにもよく引っかかってくるので、防御力を気にして使わない人は除外しておこう。
(しかしながら、ダメージ軽減率には大して影響しないので、よほどの事がなければγでも問題ない)
MHRise
- バージョン2.0で追加。装備スキルとスロットは以下の通り。
- 古龍スキルの名称が変化し、今作では「炎鱗の恩恵」になった。
猛毒はオオナズチ以外だとヌシ・リオレイアなどが行ってくるのでLv3まで発動させると戦いやすくなる。
装備自体も火耐性が各部位4なので一式装備してしまうか、
胴~足で欲しいスキルのある部位を別の部位に変えて運用するのも悪くない。- 抜くとしたらスキルが2つだけの腰か、ガンナーの場合は効果を発揮しない胴か足か。
特に属性特化ボウガンの場合だとLv2までで火炎弾特化出来るので無駄がないが、胴に関しては
会心撃【属性】Lv1と見切りLv2がついてLv1スロットも1つあるロワーガS/ファルメルSが強敵である。
- 抜くとしたらスキルが2つだけの腰か、ガンナーの場合は効果を発揮しない胴か足か。
- 装備単体で見ると頭装備の性能がぶっ飛んでいる。
実質的にLv2スロット4つ分のスキルが付いており、超会心系のビルドをする際はまずお呼びがかかる。
これまでの頭装備に付けられる汎用火力スキル、という面で考えると
ジンオウSまたはボロスSなどでLv2スロット2つ分が限界値だったのもこの装備の魅力に磨きをかけている。
同じく優秀な見切りLv4の炎の封眼より防御力が高いのも魅力的。
- 全体的に装飾品スロットが貧弱だが、これは今作のドス古龍防具の共通事項。
恩恵スキルが複合スキル的な側面を持つためその引き換えと考えればうなずける仕様である。
カイザーシリーズはLv3スロットがあるため、これでも一番マシ。
- 水耐性が1部位につき-4も下がる事に要注意。
ヌシ・タマミツネ相手に着ていく場合は装飾品でフォローしておこう。
MHR:S
- 今作はMR相当のカイザーXシリーズも登場するが、まず無印のカイザークラウンがMR攻略においても有用。
最大強化した時の防御力94はMR序盤の装備に匹敵しており、MR防具が進歩し出しても当面は防御力100前後で大差ない。
スキル的にも火力スキル装飾品Lv2*4相当の頭装備はMRでもすぐには登場せず、
早くてもギザミヘルムやルナガロヘルム辺りを待つ必要がある上
ギザミヘルムはLv2*5相当な代わりにフルチャージ軸に絞られるし、ルナガロヘルムも氷狼竜の氷玉を求められる等難点もある。
その点カイザークラウンはMR基準で考えれば素材も難しいものは一切なく、劣るのは防御力くらい。
それもこの一部位だけであれば他の防具や力量によるカバーが効く範疇に収まっている差である。- おあつらえ向きに雷神クリア後にすぐ上位テオに挑めるイベントクエストもある為、
クロオビSシリーズでMRまで然程寄り道せず駆け上がってきたプレイヤーでも
鉱石や小型モンスター素材による手軽なMR装備を携えつつテオに即挑戦、制作という流れを取れる。
こうした状況の場合超心珠を作る為の泥翁竜の逆鱗やヌシの豪炎袋は充分な数集まっていないケースが多く、
カイザーが持つ超会心SPは1ながらかなり有難いだろう。
- おあつらえ向きに雷神クリア後にすぐ上位テオに挑めるイベントクエストもある為、
カイザーXシリーズ
- マスターランク版が追加。装備スキルとスロットは以下の通り。
部位 スキル スロット 頭 見切り+3 Lv1×3 超会心+1 胴 弾導強化+2 Lv1×2 見切り+2 達人芸+2 腕 炎鱗の恩恵+1 Lv3×1 見切り+1 超会心+1 腰 炎鱗の恩恵+2 Lv3×1 見切り+1 脚 炎鱗の恩恵+1 Lv2×1 達人芸+1 超会心+1 一式 超会心Lv3 Lv1×5
Lv2×1
Lv3x2見切りLv7 弾導強化Lv2 炎鱗の恩恵Lv4 達人芸Lv3
- 炎鱗の恩恵のスキルポイントの配分が変わっており、胴装備から消えた代わりに腰装備でLv2が発動するようになった。
これにより一部位で火属性値を1.1倍に出来るため、火属性特化装備でお呼びがかかることも。
同時に付いてくるスキルが汎用性の高い見切りなのも嬉しいポイントか。
胴装備には代わりに弾導強化が新たに加わっている。
- 本作では猛毒使いとしてオオナズチやヌシ・リオレイアの他に新たにリオレイア希少種が登場したため、
不安ならこれを装備していくのも手。火の属性攻撃値と爆破の蓄積値アップが死ぬが。
火耐性が高い為、リオス希少種相手にも安心して着て行けるのもうれしい。
- 単体で見ると上位から引き続き頭が優秀。
先述の通り胴に弾導強化がついたため、こちらも剣士・ガンナー双方に有用になった結果、
見切り・超会心込みで遠距離装備を作ろうとすると頭と胴がセットで飛んでくることも。
また、胴の達人芸と弾導強化はどちらか一方が死にスキルになっていたが、
Ver.11で傀異錬成が登場した事で事情が大きく変わった。
その仕様上、使う武器種で死ぬ方のスキルを犠牲にする事で良い結果を比較的引きやすいのである。
また、頭はスロットが3つあって且つ全てLv1スロットなのが功を奏しており、
スロットが1個増えるだけでLv2スロットに変化してくれる。
複数作る余裕があれば、それぞれに見合った内容の構成を目指して回してみるのも良いだろう。
頭にはかの大宝玉を求められるが - 現在ではイベントクエスト「古龍を呼ぶ豪炎」によりその気になればMR1からでも入手が可能である。
リオレウスとヤツカダキ亜種も同時に倒さねばならないこともあり非常に厳しい戦いに見えるが、
MRはストーリーのうちは意外と敵攻撃力が伸び悩むこと、及び多頭クエストでHPが低いこと、
それに伴い操竜での攻撃による相打ちも非常に有効である点を踏まえれば、
防御力500前後の確保と火耐性を高めることで即死を防ぎ、十全なヒトダマドリを確保すれば、
MR最序盤の鉱石及び小型モンスター武具の寄せ集めでも意外と現実的な難易度に落とせる。
ついでにレウスXの腕や腰、更に溶岩洞やその他各地のイベクエでインゴットX脚等も揃えてしまえば、
MR1からでもストーリー終盤クラスの7733系装備を完成させてしまうこともけして不可能ではない。
終盤まで防具強化は出来ないが、最初からMR中~終盤レベルの一部位防御力120を持つため心配無用である。
リバルカイザーシリーズ
- Ver.13にて、傀異克服テオ・テスカトルの実装と同時に追加された防具。
生産には討伐で入手できる炎王龍の破傀玉が各部位に1つずつ要求される。
デザインはカイザーシリーズとは別物で、全体的に黒く、
頭防具の重力に逆立って揺らめく白いウィッグが特徴的である。
また、着彩変更範囲がほぼ全域に及ぶため、青色にすればエンプレスシリーズに近くなる。
- スキルとスロットは以下の通り。
部位 スキル スロット 頭 粉塵纏+1 Lv3×1
Lv2×1弱点特効+1 見切り+2 胴 粉塵纏+1 Lv2×2 弱点特効+1 見切り+3 腕 炎鱗の恩恵+2 Lv4×2 達人芸+1 弾導強化+1 見切り+1 腰 粉塵纏+1 Lv4×1
Lv3×1達人芸+2 弾導強化+2 脚 炎鱗の恩恵+2 Lv4×1
Lv1×2弱点特効+1 会心撃【属性】+2 火属性攻撃強化+2 一式 粉塵纏Lv3 Lv4×4
Lv3×2
Lv2×3
Lv1×2弱点特効Lv3 見切りLv6 炎鱗の恩恵Lv4 達人芸Lv3 弾導強化Lv3 会心撃【属性】Lv2 火属性攻撃強化Lv2
- 通常のカイザーXシリーズから方向性は受け継ぎ、さらに新スキル「粉塵纏」を搭載した防具。
一式装備するだけで会心率が実質80%程にもなり、達人芸もLv3で十分活用できる。
- パーツ単位で見ると、粉塵纏Lv1のために頭か胴が採用されるケースが多い。
特に胴はスロットこそやや物足りなさがあるものの、負担の重い見切りを多く積める。
リバルクシャナアンクと合わせ、風と粉塵を纏う構成はシンプルに優秀である。- しかし、無駄がほぼ無いスキル構成は傀異錬成を行う上では厄介な点となる。
Ver.13で追加されたスキル特化型の傀異錬成は必ずいずれかのスキルが1つ以上ダウンするため、
スキルに無駄がない防具には使いづらい。
しかし、ランクが高い防具にはこれを使わなければ良いスキルが付きづらい、というジレンマがある。
武器種にもよるが、粉塵纏を消すか見切りを下げるというハンターが多いようだ。 - 反面、腕と腰防具は剣士用とガンナー用のスキルが付いており、どちらかを犠牲に出来る。
脚も会心撃【属性】、火属性強化あたりを犠牲にすることで拡張性を確保することができる。
炎鱗の恩恵も火・爆破武器を使う時以外か、猛毒使いを相手にする時以外ならば犠牲にしても問題はない。
逆に言えば、主力となる攻撃に会心が乗る武器種におけるオロミドロ亜種武器と非常に相性がいい。
特にオオナズチを相手にする場合は最高の脚装備の一つとなるだろう。
- しかし、無駄がほぼ無いスキル構成は傀異錬成を行う上では厄介な点となる。
- なお、カイザーXについていた超会心が綺麗さっぱり消えている。
見落としやすいので注意。
MHF
- フォワード時代までは伝説の職人によってのみ生産が可能だったが、
MHF-G1からは、剛種防具のフレイムシリーズ共々工房の親方から生産可能となった。
カイザーシリーズ
- 剣士全部位装備時の発動スキルは見切り+3・ボマー・地形ダメージ減【大】・耳栓。
そのほか、斬れ味のスキルポイントが頭と腕に2、胴と腰と脚に1ずつ付加する。
- ガンナー全部位装備時の発動スキルは拡散弾全レベル追加・見切り+3・ボマー・耳栓。
そのほか、装填数のスキルポイントが頭と腕に2、胴と腰と脚に1ずつ付加する。
- かつて、LV4以降の強化には上位テオ・テスカトルの素材を使用するほか、
火竜の紅玉と黄金の毛も要求されていた。
カイザーFシリーズ
- 直接生産、またはカイザーシリーズLV7からメルクリメモ等を使用して派生強化。
- カイザーシリーズとカイザーFシリーズではスキル内容に違いはないが、
胴のみスロット1から2に増加される。
- なお、同様な生産・強化の仕様を持つ他防具にも言えることだが、
カイザーから派生強化した場合と直接生産した場合とで、強化素材が変わる。
現在では鎧玉強化になったため大差はないが、
かつては派生強化してきたほうがFでの要求素材は少なくすむ傾向にあった
(とはいえ、派生前LV7までの強化が必要なため、どちらが楽かは人それぞれ)。
カイザーGシリーズ
- MHF-G10でG級テオ・テスカトルが実装され、それに伴いG級防具として新たに登場。
若干デザインが変わり、より重厚感が増している。
- 剣士防具は刀匠、一閃、達人、劇物の心得を全部位に有する。
MHF-G7以来、匠関連スキルは剣神を前面に押し出す傾向が強かったのだが、
久々に刀匠を全部位に有する通常防具となった。
地味に通常防具では、初めて全部位に一閃・達人が備わる刀匠防具である。
ガンナー防具は扇射、一閃、穏射、射手と使いやすいスキルが揃う。
フレイムシリーズ
- 剛種テオ・テスカトルの剛種防具。
カイザーシリーズとは外見も異なり、こちらは衣服のような印象がやや強い。
とはいえ武器の方とは異なり(無機質な通常武器に対し、剛種武器は生物感のあるデザイン)、
防具はデザインの方向性自体は大きくは変わっていないと言える。
- 部位ごとにスキルポイントが大きく異なる。
スロットは全部位共通で最大2。- 剣士
- 頭…達人4、砲術師4、斬れ味4、火耐性5
- 胴…達人4、スタミナ5、気絶5、斬れ味4
- 腕…達人4、聴覚保護5、火属性攻撃5、食事5
- 腰…達人4、スタミナ5、気絶5、砲術師4
- 脚…達人4、聴覚保護5、火属性攻撃5、匠3
- ガンナー
- 頭…達人4、装填4、砲術師4、火耐性5
- 胴…達人4、聴覚保護5、気絶5、砲術師4
- 腕…達人4、反動5、火属性攻撃5、装填4
- 腰…達人4、聴覚保護5、気絶5、拡散弾追加5
- 脚…達人4、反動5、火属性攻撃5、スタミナ4
- 剣士
- 天嵐防具のフレイムFシリーズは達人が5に強化され、LV7強化でスロット3。
要求HC素材は元であるテオ・テスカトルの「炎王龍の烈角」。- G9.1でのリファイン前は様々なHC素材が必要だった。
リオスやヴォルガノス、バサルモス、グラビモス、エスピナスなどの火属性モンスターが中心。
それ以外はヒプノック繁殖期やフルフル、ババコンガ、錆びたクシャルダオラ、ノノ・オルガロン等。
グラビモスと錆びたクシャルダオラ以外は、フォワード.1までに実装された特異個体である。
- G9.1でのリファイン前は様々なHC素材が必要だった。
- G級覇種防具のフレイムGシリーズへ強化すると、
気絶や地形といった有用性の低いスキルが他のスキルへと置き換わる。
- 烈種防具にはヴァルサブロスの素材を投入し、胴と腰の攻撃が闘覇に置き換わる。
また、全体のスキルポイント値も上昇する。
- 始種防具にはヴォージャンの素材を要し、スキルポイントが以下のように変更される。
- 剣士
- 頭…達人7、炎寵5、剣神5、雌伏6、剛撃5
- 胴…達人7、剣神5、闘覇6、抜納術6、剛撃5
- 腕…達人7、三界の護り4、要塞5、雌伏6、剛撃5
- 腰…達人7、炎寵5、闘覇6、抜納術6、剛撃5
- 脚…達人7、三界の護り4、要塞5、剣神5、剛撃5
- ガンナー
- 頭…達人7、炎寵5、装着5、狙撃4、剛撃5
- 胴…達人7、三界の護り4、闘覇6、炎寵5、剛撃5
- 腕…達人7、反動7、扇射4、装着5、剛撃5
- 腰…達人7、三界の護り4、闘覇6、弾丸節約術5、剛撃5
- 脚…達人7、反動7、扇射4、抜納術6、剛撃5
砲術師→炎寵、斬れ味→剣神など、元スキルを内包するG級スキルへと置き換わっている。
ただし、反動は穏射へと置き換わってはいない。
これに関しては、始種防具のスキルアップグレード効果を活かして運用することが想定されているのだろう。
また、実装されたばかりの雌伏や狙撃が付加されているのも嬉しいところ。 - 剣士
MHNow
- イベント「灼熱の王座に顕現せし炎帝」でテオ・テスカトルが実装されたのに伴い実装。
クシャナシリーズと同様、初期グレードは6。古龍の装備として相応の仕上がり。
- 専用スキルとして「炎王龍の爆塵」を各部位にLv1ずつ備えている。最大Lvは3。
- 炎王龍の爆塵
- 爆破やられを解除しやすくなり、
モンスターへの爆破の蓄積がとても発生しやすくなる。(レベル3/3)
- 頭装備は炎王龍の爆塵Lv1に加え、力の解放Lv1・根性Lv1が発動。
- 力の解放、根性共に頭装備のスキルとしては初となる。
- 胴装備は炎王龍の爆塵Lv1に加え、見切りLv1・ジャスト回避強化Lv1が発動。
- 腕装備は炎王龍の爆塵Lv1に加え、砲術Lv1・ガード性能Lv1が発動。
- 砲術持ち装備が増えたことにより、遂に砲術Lv5が実現可能に。
ガード性能も発動しているので、ガンランスやチャージアックスでの大きな活躍が見込めるだろう。
- 砲術持ち装備が増えたことにより、遂に砲術Lv5が実現可能に。
- 腰装備は炎王龍の爆塵Lv1に加え、強化持続Lv1・連撃Lv1が発動。
- 強化持続を持つ腰装備は初。連撃持ちは毒耐性Lv1を持つレイアコイルがあるが、
今作では耐性スキルはあまり注目されていないので完全な上位互換として活用できる。
採用率の高いレイアアーム(腕)に連撃Lv2が発動しているというのもあって連撃スキルの注目度は高く、
漂移錬成で出現するとはいえど、新たに連撃持ちの装備は増えることは非常にありがたい。
- 強化持続を持つ腰装備は初。連撃持ちは毒耐性Lv1を持つレイアコイルがあるが、
- 脚装備は炎王龍の爆塵Lv1に加え、超会心Lv1・回避距離UP Lv1が発動。
オトモ装備
カイザーネコシリーズ
- MH4にて登場した、オトモアイルー用の武具。
レア度はクシャルダオラ武具と同等の4、MH4Gで登場したカイザーSネコシリーズは9。
通常版は「カイザーネコメイス」「カイザーネコペリュク」「カイザーネコローブ」の3点、
S版は「カイザーSネコメイス」「カイザーSネココロナ」「カイザーSネコラフル」の3点からなる。
どちらも、一式装備することで中世ヨーロッパの貴族や王様を連想させるような仕上がりになる。- 武器の「カイザー(S)ネコメイス」は、いわゆる王笏(おうしゃく)のようなつくりとなっており、
一振りであらゆるアイルーがひれ伏すらしい。
…とは言え、説明文と実際の狩猟に乖離があるのはいつものこと。
いくらオトモがこの武器を振ろうとも、メラルーや刺激を受けたアイルーが手を緩めるようなことはない。
性能は、打撃系火属性武器の中ではもっとも高次元にバランスが取れたもの、という立ち位置。
コラボ装備も含めると、無敵の(S)ハンマーがライバル。
あちらは火属性値が若干低いものの、防御ボーナスを有するのが特徴。 - 頭パーツの「カイザーネコペリュク」「カイザーSネココロナ」は、
足跡マークの王冠と貴族のような金髪カールの髪型が特徴的。
性能は火耐性と雷耐性に特化しており、ターゲットは小型一筋。 - 胴パーツの「カイザーネコローブ」「カイザーSネコラフル」は、深紅の式装のようである。
パッと見ではアグナネコシリーズがより赤くなったような印象だ。
性能は頭パーツと同じ傾向。
ちなみに「ラフル」とは恐らく「ラッフル(礼装用シャツなどの胸に付ける飾り)」のことだと思われる。
- 武器の「カイザー(S)ネコメイス」は、いわゆる王笏(おうしゃく)のようなつくりとなっており、
- MHX(X)のオトモ武器は爆破属性に変更された。
ブーメラン特化型の打撃武器で、斬れ味は悪めだが属性値は優秀。
特にG級の「カイザーXネコメイス」は最強の爆破ブーメランの一つである。
ライバルは性能が似通う「エーデルXネコロッド」。
- 冠や胸のブローチ、背中のマントにはハイメタシリーズにみられるような
ナイトランスの盾を模したデザインが施されている。
(こちらは肉球のようなデザインになっており、あちらとはデザインがやや異なる)
MHXXより可能となった防具の着彩設定では、
この部分の色が変更可能となっている。
カイザーガルシリーズ
- MHRiseより初登場。
炎王龍の端材から生産できるオトモガルクの装備である。
頭装備の「カイザーガルフヴァ」と胴装備の「カイザーガルメレフ」は
ハンター用のカイザー装備の意匠がふんだんに盛り込まれたデザインで、
お揃いで装備すると統一感が出て美しい。- 武器は喇叭型の打撃武器「カイザーガルペット」。テオ・テスカトルが描かれた旗で装飾されている。
遠隔特化型の性能で攻撃力は近接が165、遠隔が185。
爆破属性持ちで、こちらは近接、遠隔共に15である。
同時期に生産できるバゼル装備に属性値では劣るが、遠隔攻撃にはこちらに分があるのでそちらで差をつけたい。
- 武器は喇叭型の打撃武器「カイザーガルペット」。テオ・テスカトルが描かれた旗で装飾されている。
関連項目
モンスター/テオ・テスカトル
モンスター/傀異克服テオ・テスカトル
モンスター/テオ・テスカトル/派生作品
防具/エンプレスシリーズ - 対を成す蒼妃の防具