武器/31式飛竜鎮圧用盾斧

Last-modified: 2023-11-03 (金) 23:29:48

MHXで登場したハプルボッカチャージアックス

目次

概要

  • ハプルボッカ武器の例に漏れず見た目が特徴的。
    剣は銃剣62式突撃銃槍をそのまま小さくしたような見た目だが勿論弾は出ない。
    もしかしたら水鉄砲かもしれないが
    盾は長方形に覗き穴が設けられたライオットシールドに似た形状で、
    斧モードに変形すると側面から両刃のカミソリのような斧刃が現れる。
  • 無駄に名称が長いが、その読み方は
    さんじゅういちしきひりゅうちんあつようじゅんふ」。
    平仮名にしてなんと23文字。数ある武器の中でも最長の読みである*1

性能

MHX

  • MHXで復活したハプルボッカと共に初登場。
    一発生産は出来ず、ベルダーアームズLV4からの派生となる。
  • 31式飛竜鎮圧用盾斧LV1の性能は以下の通り。
    • 攻撃力90
    • 水属性10
    • 防御力+10
    • 素で短い
    • 榴弾ビン
    • スロット、会心率は無し。
    一番早く作成できる水属性盾斧ではあるのだが、
    作成した時点で水属性が通るのはテツカブラくらいしかいない。
    ディノバルドやウラガンキンが出てくる頃には、
    下位での性能で殆ど負けているタマミツネの盾斧が作れてしまうため、下位は日の目を見ないことも。
  • それでもLV6まで強化すると、最終形「リアクティブボーダー」になる。
    • 攻撃力220
    • 水属性20
    • 防御力+18
    • 素で短い匠+2そこそこの白
    • 相変わらずスロットと会心率は無し。
    やはり属性より物理に重点を置いた性能で榴弾ビンとは好相性。
    そしてトップクラスの攻撃力でありながらマイナス会心も無く、
    匠で現れる白ゲージも実用ラインなので斬撃性能も高い。
    また、緑ゲージも長いため鈍器運用も視野に入るだろう。
    スロットがなく拡張性に乏しいのがやや気になるところ。
  • ハプル武器だから上位に上がったらすぐ強化できる…
    と思いきや、LV5への強化にアグナコトルの素材を使うのである。
    アグナコトルと戦えるようになる頃には上位タマミツネとも戦え、再び強化時期が被ってしまう。
    …しかし下位段階とは違って上位では此方が攻撃力で20も上回っているため
    榴弾ビンのダメージではボーダーが有利。
    砲術師鈍器使いなどを活用しての差別化が有効だろう。
  • HRを解放した頃には*2新たなライバル天嵐ノ華【光風霽月】が登場。
    どちらも高攻撃力、低属性、スロット0なのが共通しているが、
    天嵐は此方を上回る武器倍率と緑ゲージの長さから鈍器運用
    ボーダーは安定した斬れ味と会心率から匠運用に適性がある。
    榴弾ビンと斬撃のどちらを主体にするかで使い分けると良い。

MHXX

  • G級追加に伴いさらなる強化が可能となった。
    究極強化でコンポジットボーダーとなる。
    その性能は、
    • 高めの攻撃力330
    • 少し低めな水属性24
    • 防御ボーナス+25
    • 斬れ味は素で白20、匠+2で紫30が出る。
    • スロット、会心率は無し。
    とやはり物理寄りの性能となっている。
    要求素材はハプルボッカを狩るだけで集まる物が多いため比較的作りやすいのだが、
    天眼タマミツネの武器であるときぎぬの乱布想慕斧に食われてしまっている感は否めない。
    あちらは同じ榴弾ビンで攻撃力320に水属性28、スロットは0だが会心率20%を有する。
    斬れ味も白30に匠+2で紫40が出る。
    とはいえ攻撃力のぶん榴弾ビンの威力は僅かだがこちらが上回るので
    防御力ボーナスも併せて高出力を駆使して活用していきたいところ。
  • また、タマミツネのチャージアックス二振りに比べると製作時期、難易度共に低いことも魅力。
    通常種は究極強化にラスボスの素材が必要、二つ名は難易度の高いクエストの連戦が必要なのに対し、
    こちらはG4到達時点で究極強化に手が届く。つまりラスボス討伐に間に合ってくれるのである。
    そしてそのラスボスは墟城形態での弱点属性が
    防御力ボーナスも相まって、HR解放のための決戦兵器となってくれるだろう。
    鎮圧しているのは飛竜種ではなく甲虫種だが、気にしてはいけない。

余談

  • MHXでの最終強化名であるリアクティブボーダーは、直訳すると「反応する境界」という意味で、
    これだけだと何のことやらわからない。
    しかし、ハプル装備の共通項であるミリタリー分野を考えると似た名称として
    リアクティブアーマー」というものがある。日本語訳は「爆発反応装甲」。
    これは戦車などに採用されている増加装甲の一種で、薄い装甲板で火薬を挟んだタイル状になっている。
    砲弾が命中すると、内蔵された火薬が名前の通り反応して爆発し、
    吹っ飛んだ表側の装甲板を砲弾に叩き付けることで貫通力を削いだり逸らしたりする機能がある。
    プロハンが小タル爆弾で攻撃を回避するのとは似ているようで異なる。
    • このことから考えると、リアクティブボーダーは
      「モンスターの攻撃を爆発によって受け止める武器」ととらえることができる。
      属性強化時のガードで爆発が発生するチャージアックスにぴったりの命名である。
    • なお爆発反応装甲の問題として吹き飛んだ鋼板が味方に被害をもたらすというものがある。
  • MHXXでの究極強化の際に出てくるコンポジットとは、
    それぞれ違う性質を持つ素材を組み合わせることで、単独では得られない特性を得ようとする物を指す。
    そしてやはり「コンポジットアーマー*3という特殊装甲も存在するので、由来はおそらくそこであろう。
    転じて、「複数の素材投入の末に完成した極致」という意味ではぴったりのネーミングかもしれない。
    • 武器としての活用で言えば「コンポジットボウ」が有名か。
      木製、竹製の弓にそれ以外の材料、動物の骨や腱、角、鉄や銅の金属板を張り合わせた弓のことを指す。

関連項目

モンスター/ハプルボッカ
武器/ハプル武器


*1 ただし、自衛隊の読み方に倣うと「さんひとしきひりゅうちんあつようじゅんふ」となり20文字に減る
*2 本来天嵐ノ華の素材元と戦うにはHR70以上が必要だったが、2016年6月17日よりHR8から受注可能なイベントクエスト「霊峰禍つ舞」が配信された。
*3 複合装甲、または積層装甲。鋼鉄の装甲板に異なる材質を挟み込むことで防御効果を引き上げたもの