防具/冥淵纏鎧シリーズ

Last-modified: 2024-02-14 (水) 11:43:16

MHR:Sのラスボスにして《深淵の悪魔》たる冥淵龍ガイアデルムの防具。

目次

概要

  • 今作のラスボスであるガイアデルムの装備。見た目はまさに異界からの使者と言ったところ。
    全体的に黒に鈍い金色を混ぜたような甲殻と、その隙間などから水色の光が出ている。
    頭防具は一つ目のようで、胴防具には隆々の翼腕がマントのようにプラプラだが、腰防具には尾まで生えている。
    ガイアデルムの悪魔モチーフに恥じぬ不気味さとおどろおどろしさが現れた防具であると言えよう。
    • 女性の頭装備は貴重なフルフェイスタイプ。
      少々禍々しい見た目ではあるが、一味違ったオシャレを楽しみたいハンターに人気。
  • 防具名は大抵シリーズ名+ヘルム、メイルと言ったものが多いが、
    このシリーズではそれぞれに独自の名前が付けられているのも特徴的。

性能


部位防具名スキルスロット
冥淵纏鎧イレケラト弱点特効+1Lv4×1
Lv2×1
逆恨み+2
冥淵纏鎧イレバウロ弱点特効+1Lv3×1
Lv2×1
逆恨み+1
連撃+1
冥淵纏鎧イレエピヌ伏魔響命+2Lv4×1
逆恨み+1
冥淵纏鎧イレウーラ弱点特効+1Lv4×1
連撃+2
冥淵纏鎧イレスケロス伏魔響命+1Lv3×1
Lv2×2
逆恨み+1
一式弱点特効Lv3Lv4×3
Lv3×2
Lv2×4
逆恨みLv5
連撃Lv3
伏魔響命Lv3


  • 前作のラスボス防具は随分と癖のある性能だったが、
    こちらは新スキルの伏魔響命に、今作で仕様が変わった連撃、弱点特効や逆恨みなど火力スキルを多数搭載。
    その上スロットも豊富と、シンプルに優秀な防具になっている。
  • 伏魔響命は常時体力が減るのと引き換えに、疾替えの書の色に応じてバフをかけるスキル。
    Lv3かつ効果が最大の時、【蒼】では攻撃力が+35され、【朱】では属性値が+20される。
    仕様が複雑なので詳細は当スキルの記事を参照して欲しいが、火力が大幅に上昇するがデメリットも強烈。
    この点では人を選ぶと言えるだろう。シリーズの一部を使う時は付与されている腕、脚に注意したい。
    特に、脚は空きスロットが非常に優秀なため、装備シミュでも出てきてしまいやすい。
    • 逆恨みは伏魔響命と非常に相性がいい。逆恨みは赤ゲージがある間レベル×5攻撃力が増すが、
      伏魔響命で減った体力は赤ゲージになるので、通常では維持の難しい逆恨みをほぼ常時有効活用できる。
  • 連撃は今作で仕様が変わり、攻撃力と属性値を強化するようになった。
    詳しい説明は当スキルの記事を参照していただきたいが、
    双剣以外の剣士では、Lv1でも最大で攻撃力+10、属性値+8、
    Lv3ならば最大で攻撃力と属性値が+15と、破格のスキルになっている。
    • 胴と腰だけならば、伏魔響命のリスクを受けず、連撃だけを最高レベルまで積める。
      スロットや他のスキルも優秀なので、パーツ単位の採用ならこの2箇所が優秀。
  • 冥淵纏鎧一式を着るだけで、最大で
    (攻撃力+75・属性値+15)or(攻撃力+40・属性値+35)、会心率+50%のバフを得られるということになる。
    しかし、これらのスキルはいずれもリスクや条件と引き換えにメリットを得ているため、
    使いこなすのが非常に難しい防具と言える。
  • 地味にLv1スロットがないと言うのもなかなかに面倒。
    小粒なスキルが積みづらく、専ら武器や護石任せになってしまう点には気を付けたい。
    積めないのではなく心情的に積みづらいというのがタチ悪い
    Ver11以降のアップデートにより、Lv4スロットに合う装飾珠が増えたことである程度改善されたが、
    上位互換の珠がない緩衝珠各種恩恵珠などが入れづらいのはやはり悩みどころ。
    • また、この装備は一部位で龍耐性-5、一式着れば龍耐性-25と壊滅的。
      一部を使用するだけでも龍耐性がガクッと下がるので龍属性使いを相手にする時は気を付けよう。
  • レア10なのもあり傀異錬成の強化幅は小さく相性が悪め。
    例えば、攻撃Lv1等が付けばその時点で後スロット1~2分伸びる程度しか伸びしろがない。
    ある意味では選定が楽と言えるかもしれないが…。
    しかし、腕と脚にある伏魔響命は錬成では出ないユニークスキルとなっており、
    他の部位も素の性能が高いため頑張る価値はある。
    • 伏魔響命の発動する部位で錬成を考えると、腕はスロットが少なく伸びしろが小さい為妥協しやすい。
      ただ、脚は汎用Lv2スロットスキルの追加のみならずLv3-2-2がLv4-2-2くらいになる可能性はある。
      製作できるようになる段階ではLv3がLv4になるメリットはそこまで多くないが、
      将来も見越して極限まで厳選するならやはり茨の道になる。
  • アップデートに伴い様々な防具が追加されたが、傀異錬成による変動がない場合では
    当装備の防御力126が単独で全防具中最大の値となっている。
    2位は荒天シリーズプライマルシリーズミヅハ醒シリーズの3つで防御力125となっており、
    アップデート最終盤で追加された前者2つにも越されることはなかった。
    もっとも、MRで防御力1の違いなどあってないようなものだが

オトモ装備

冥淵ネコシリーズ

  • 冥淵龍の重端材から作成できる、オトモアイルー用の装備。
    頭は「冥淵ネコ鎧イレガータ」で、大きな青白い一つ目が特徴。
    2本の角が生えている他、首の部分はガイアデルムの口のように6枚の花弁のような構造をしている。
    胴は「冥淵ネコ鎧イレカーパ」で、ハンターの胴装備と同じく翼腕状のマントが付いている。
    また、オオナズチ前作のラスボス達の防具とは異なり、何かに乗ることなく浮遊している。
  • 武器は「冥淵ネコ杖ニャギア」。遠隔特化型の打撃武器で、龍属性。
    地底よりきたる破壊の使者の杖であるとのこと。
    遠隔攻撃力は290で、全オトモ武器中第3位。ただ、製作可能時期がそれほど離れていない
    しまき真ねこぐんばいが攻撃系統以外こちらの上位互換となっている。

冥淵ガルシリーズ

  • オトモガルク用の装備。こちらはアイルーのものとは違って浮いていないのだが、
    ガイアデルムの後ろ脚が退化しかけていることの再現か、後ろ脚の部分がなくなってしまっている。
    性能については防御力が230で、ハンター用の装備とは異なり百竜ノ淵源達のものと同値、
    赫耀や禍鎧・怨、アップデートで追加されたモンスターの装備には劣るものとなっている。
    耐性は水と氷に強く、雷と龍に弱い。
  • 武器は「冥淵ガル牙ディンニ」。遠隔特化型の打撃武器となっている。
    龍属性であるがその値はたった6と、しまき真がるつるぎや赫双翼のガル剣・真どころか下位武器レベル。

余談

  • 名前の「イレ」以下はどうやらギリシア語のようで、
    「ケラト(κέρατο: 角)」「ウーラ(ουρά: 尻尾)」「スケロス(σκέλος: 脚)」と
    その部位や形状を表しているようである。
    「バウロ(μπαούλο)」はチェストやトランクといった類の収納箱を指す言葉で部位とは関係がなさそうだが、
    チェストは英語で胸郭を意味するのでそこから連想して(あるいは単に勘違いして)付けたのかもしれない。
    なにかを封じている故のネーミング…という見方もできる。
  • アビス(深淵)という名がよく似合う素材元だが、この名は冥府の王に先に取られてしまっている。哀れ深淵の悪魔……

関連項目

モンスター/ガイアデルム
スキル/伏魔響命
武器/ガイアデルム武器