防具/なるかみシリーズ

Last-modified: 2024-01-17 (水) 01:50:21
  • MHRiseにて初登場。ラスボスのナルハタタヒメの素材を用いた装備品。

目次

概要

  • しまきシリーズが風神なら、こちらはやはり雷神のようなデザイン。
    女性装備は胴と脚でなぜかサンバ衣装のようになる。

性能

MHRise

Ver.1.0

  • スキル構成は以下の通り。
    部位スキルスロット
    雷紋の一致+1-
    高速変形+1
    攻めの守勢+1
    雷紋の一致+1-
    体術+1
    抜刀術【技】+1
    雷紋の一致+1-
    ガード性能+1
    破壊王+1
    雷紋の一致+1-
    ガード性能+1
    砲術+1
    雷紋の一致+1-
    回避性能+1
    ランナー+1
    一式雷紋の一致Lv5-
    高速変形Lv1
    攻めの守勢Lv1
    体術Lv1
    抜刀術【技】Lv1
    ガード性能Lv2
    破壊王Lv1
    砲術Lv1
    回避性能Lv1
    ランナーLv1
    内容を見ると一応、チャージアックス向けのスキルが多めになっている。
    これだけ多くのスキルが意味を成す武器がチャージアックス以外ないとも言える。
  • しまきシリーズと同じく、スキルが異様にバラけている。
    やはりこちらも一式で使うものでは無いということである。
    とは言え、スロットが0個なのは流石に使いにくすぎると言わざるを得ない。
  • 雷紋の一致は「古龍ナルハタタヒメの力を得る。」とあるが、
    これはLv4まではレベル数分雷耐性がアップし、Lv5まで上げると強運も発動するというもの。
    耐性を上げるなら雷耐性の方がお手軽かつ強力だし、強運も流石にスキルを色々と犠牲にする程かと言うと……。
    ナルハタタヒメの力が弱すぎるということだろうか
    と言うように、しまきシリーズと非常に存在が似通ってしまっている。
    • 強運の具体的な効果は不明なものの、幸運Lv3の方がまだ柔軟性が高く使いやすいのも痛い。
  • 強いて良い点を上げるならラスボス装備のため、Ver.1.x時点では素の防御力が最も高い、といったところか。
    セットで着込めば強運も発動するので寄生ハンターにはもってこい
    ただし、氷耐性と龍耐性が悲惨なことになっている点に注意。
    • Ver.2.0では何故か強化段階が追加されなかったため、
      最大レベルまで強化を行うと防御力でラージャン防具に並ばれ、バゼル防具ドス古龍防具には逆転されてしまう。
      Ver.1.xでもラージャン防具に防御珠をしこたま詰め込んだ方が硬かったのは内緒。
  • 腰装備はガード性能と砲術両方のポイントを持った唯一無二の防具であるため、
    ガンランスを扱う際にはお呼びがかかる事もある。
    が、Ver.2.0でもっと相性のいい防具が登場し、装飾品も大量に追加されたためその立場さえも危うくなった。
  • 属性耐性面では対になるしまきシリーズがほぼ0の項目が多かったのに対し、
    こちらは火10、水5、雷20、氷-15龍-20めちゃくちゃ極端
    ただ現状で龍属性である事が確認されているのはクシャルダオラのキックと相方の大技だけの為、
    どちらかというと問題は氷-15の方かもしれない。
  • 言うまでもないがマルチで着てくるにはとてもとてもキツい性能だろう。
    マルチ補正による体力増加がある為、
    碌な火力のないこの装備では他のメンバーに負担を強いていることに他ならない為である。

    まぁそんなことは歴代の物欲装備全てに言えることだが。
  • 一式でのメリットは強運しか無く、そのままでは正直なところ使いにくすぎる。
    だが、発売当初から所詮ナルハタタヒメが落下する際剥離したヒレから素材を剥ぎ取っているだけで
    これが本来の性能ではない可能性が高いのでは、との推測も多く、アップデートに期待されていた。
  • 風神龍の魂付きのイブシマキヒコ武器の性能を上げる効果がある。
    が、その効果は防御力ボーナスのアップ(最大30)と微妙。ガンナーなら多少はマシかもだが…

Ver.3.0

  • Ver.3.0にて登場した真のラスボス、風と雷の力を手にした百竜ノ淵源ナルハタタヒメを倒すことで強化段階が解放され、
    この防具は真の姿を現す。
    最後まで強化すると限界突破が可能になり、防具のスキルに"風雷合一"というスキルが追加される。
    真価を引き出すには4部位以上を装備する必要はあるが、4部位で防具のスキルを+1Lv、5部位で+2Lvとなる。
    これにより、なるかみシリーズ一式装備の価値は急上昇することとなった。
  • 新たなスキル構成は以下の通り。
    部位スキルスロット
    雷紋の一致+1-
    高速変形+1
    攻めの守勢+1
    風雷合一+1
    雷紋の一致+1-
    体術+1
    抜刀術【技】+1
    風雷合一+1
    雷紋の一致+1-
    ガード性能+1
    破壊王+1
    風雷合一+1
    雷紋の一致+1-
    ガード性能+1
    砲術+1
    風雷合一+1
    雷紋の一致+1-
    回避性能+1
    ランナー+1
    風雷合一+1
    一式雷紋の一致Lv5-
    風雷合一Lv5
    高速変形Lv3
    攻めの守勢Lv3
    体術Lv3
    抜刀術【技】Lv3
    ガード性能Lv4
    破壊王Lv3
    砲術Lv3
    回避性能Lv3
    ランナーLv3
    元々、スキルの弱さに目をつぶればチャージアックス向きと言えなくもない内容だったが、
    強化することで一式だとチャージアックスに必要なスキルが概ね揃ったと言える。
    というより、なるかみ頭を採用する時点で雷or龍属性のチャージアックスで確定なのだが
  • なお、この風雷合一はしまきシリーズと共通のため、
    欲しいスキルがあるようならしまきシリーズと併用する使い方も考えられる。
  • 運用方法としては、上から下までなるかみシリーズ一色にするか、
    使う武器によっていらないスキルが付いた部位をしまきシリーズと入れ換えた 混合装備とするか、
    はたまた、なるかみ/しまきを4部位に止め、1部位だけ違うシリーズの防具を入れるというものが考えられる。
    • 氷属性や龍属性に弱い点は相変わらず。
      クシャルダオラやバルファルクなど強力な氷や龍の使い手と戦う場合の運用には注意をしたい。

MHR:S

  • マスターランクの追加に伴い、「なるかみ・真シリーズ」が登場。
    防御力が上がった他、全部位にひとつずつLv2スロットが追加された。
    一方で、スキル面には風雷合一が最初からついている事を除いて一切変化が無い。
    風雷合一でスキルレベルを上げるのが前提だからだろうか?
    しかし、スロットが追加されたのは好都合で、しまき・なるかみに無いスキルを他の防具で補い、
    それでも不足スキルが出るなら装飾品を付けるという運用が現実的になった。
  • なお、レベルが上がるのは「防具に元からついていたスキル」限定であり、
    装飾品や護石、傀異錬成で追加されたスキルは強化されない。
    残念ながらカマキリオンラインならぬ斬りオンラインとはならなかった。
    カマキリの次はカミキリムシということで割としっくりくるだけに残念
    • また、しまき・なるかみシリーズは傀異錬成でスロットが増えやすい代わりに
      スキルが追加されない仕様となっている。
      上で傀異錬成のスキルに触れたのは、しまき・なるかみ4部位+他1部位運用において
      他1部位側に追加されたスキルに影響しないため。
    • 尚、上記の仕様によりVer.13より追加されたスキル特化型の傀異錬成は選択できないようになっている。
      Ver.16で追加されたスロット特化型の傀異錬成についても同様の状態になっており、
      他の防具のように不要なスキルをスロット増加分に回す事も出来ない為、装備を組む際には注意。
  • MRでは武器属性値の水準が大きく上がったことで、むしろ風雷合一の属性値強化の方に注目が集まることになった。
    同じく属性ダメージを大きく上げられる狂竜症【蝕】伏魔響命
    ダメージを受けるリスクを背負って火力を生み出しているのに対し、
    風雷合一は明らかに過剰だが生存スキルや立ち回り系のスキルを盛りまくった上で
    属性ダメージを強化できるのが強みと言えるか。
    ○属性強化のLv2装飾品がMRで追加されたスロットに入ることも追い風で、
    雷と龍の双剣やチャージアックスにおいてはなかなかありがたい。
  • 冥淵纏鎧の腕としまき・なるかみ4部位、属性強化の装飾品やVer.12で登場した連撃珠【2】を活用すれば
    伏魔響命と連撃のLv3、風雷合一の属性値1.15倍、雷か龍属性強化Lv5の両立も可能。
    さらに、Ver.13からは伏魔響命と相性のいい血氣、狂竜症【蝕】の両方が傀異錬成で出るようになり、
    血氣は3スロの装飾品も作成可能となった。
    傀異錬成で血氣のためのLv3スロット×3と
    冥淵纏鎧腕に狂竜症【蝕】を追加する結果を引き当てる必要はあるものの、
    完成すれば実用的な属性特化型として運用できる。
    スキルの自由度では既に存在するテンプレ構成もとい呪いの方が勝るので、
    欲しいスキルや剣士/ガンナーで使い分ける形になるだろう。
  • Ver.16においても風雷合一は装飾品にならなかったため、発動には依然として本防具(orしまき)の装備が必要となる。
    現環境のスキル自由度であれば龍気変換×伏魔響命や奮闘×業鎧【修羅】との併用も
    夢ではないため、雷属性を強化する際には一考の余地があるか。
    前者の場合、雷紋の一致の雷耐性+も少しだけであるが役に立つ。

オトモ装備

なるかみのねこシリーズ

  • オトモアイルーの装備で、雷神龍の上/重端材から作ることができる。
    しまきのねこと同じく雲に乗って浮いており、こちらは「雷神」の見た目をしている。
    防御力は130と、ラスボスのものらしくアップデートで新しい装備が追加されるまでは
    最大の値を誇っていた。しかし、氷耐性が-3、龍耐性が-4とかなり低めとなっている。
  • 武器は「なるかみのねこだいこ」。バランス型の打撃武器で、雷属性を持っている。
    他の雷武器はラージャンのものが近接攻撃力でこちらに勝るくらいで、それ以外については上回っている。

なるかみのがるシリーズ

  • こちらはオトモガルク用の装備で、雷神龍の端材が作成に必要。
    しまきのがる同様、非常に派手な鬣を有している。
  • 武器は「なるかみのがるがぼう」。バランス型・雷・打撃武器。
    上位では雷属性値20で第1位だったが、MRでは王牙ガル剣【霹靂】に1だけとはいえ超えられている。

余談

  • 女性版の胴や脚装備が紳士淑女なハンターの間で流行っており
    中には脚のスキルを活かして戦闘をするために専用装備を組んでいたハンターさえいたこともある。
    現在では重ね着装備が実装されたため、いつでもスキルを気にせず着られるようになった。
    • MRのデザインは普通に着込んだ装備となってしまい、紳士淑女にとっての需要は大きく落ちてしまった。
  • 名称の「なるかみ」は、おそらく漢字表記で「鳴神」であろう。
    古来より、雷というのは時に地上へ裁きを、時に作物へ実りをもたらすとして「神の振るう力」と畏敬されたことから
    「神が鳴る」が語源となっている。
    素材元が雷神モチーフあることから、そこに関連付けた命名だと思われる。
    他の武具の名前にも用いられている他、新大陸帰りのハンターには特に印象深い単語である。
    • ちなみに、雷の別称である「稲妻」は、その文字通り「稲の妻」が由来。
      雷が多く鳴る季節、すなわち梅雨が終わった頃に米が収穫を迎えることからこう名付けられたという。
    • また、季節以外にも「雷雨の後は植物がよく育つ」という科学的証拠も存在する。
      空気中には窒素が80%もあるのだが、雷=電気が流れると、この窒素が窒素酸化物に変化、
      これが雨に溶けて降り注ぐ事で土や植物に栄養を与える事となるのである。
      コレを表す様に「雷一光稲一寸(雷が一度光ると稲が三センチ伸びる)」という諺がある。
      雷によって雨に溶けた栄養が降り注ぐ事で、目一杯栄養を吸わせることが出来る。
      この時期の雷雨は大抵積乱雲により発生するが、こういった豪雨はすぐに晴れる為、
      増水によって稲が流されたり、根腐れが起きたりということも起きにくく、メリットが大きいのである。
      • 当然、限度はある。いくらすぐに雨が上がりやすい積乱雲と言えど、
        いわゆる「線状降水帯」を形成して次から次へと発生するようなことがあれば、水害は避けられない。

関連項目

モンスター/ナルハタタヒメ - 素材元
モンスター/百竜ノ淵源ナルハタタヒメ -強化素材元
防具/しまきシリーズ - 未強化では残念な対の防具
スキル/○○の一致
スキル/風雷合一
武器/極雷斬【鳴神】 - 銘が同じ「なるかみ」繋がり。素材元のモンスターの能力の共通点も見受けられる
武器/雷槍【ナルカミ】 - 同上
武器/なるかみの音鈴の乙鳴 - 同上
防具/リベリオン・ライオットシリーズ - 他防具との混成を前提としたスキル構成を持つラスボス防具の先輩*1


*1 こちらも後に一式装備で運用可能なリベリオンZ・ライオットZが追加された