《 メインスキル 》
チームのポケモン全員のおてつだいが
N回分すぐに完了する
特定の条件を満たすとさらに効果アップ
目次
効果
効果量
Lv. | 効果量 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
基礎値 | 種類ボーナス | 合計 | |||||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 2 | 4 | 2 | 2 | 3 | 4 | 6 |
2 | 3 | 0 | 0 | 1 | 2 | 4 | 3 | 3 | 4 | 5 | 7 |
3 | 3 | 0 | 0 | 2 | 3 | 5 | 3 | 3 | 5 | 6 | 8 |
4 | 4 | 0 | 0 | 2 | 3 | 5 | 4 | 4 | 6 | 7 | 9 |
5 | 4 | 0 | 1 | 3 | 4 | 6 | 4 | 5 | 7 | 8 | 10 |
6 | 5 | 0 | 1 | 3 | 4 | 6 | 5 | 6 | 8 | 9 | 11 |
仕様
- ポケモン画面の詳細説明
- ポケモンのタイプ(でんきやほのお)ごとにメインスキルが存在するのではなく、発動者のタイプによってメインスキルのタイプが変わる
- おてつだいブースト(〇〇)の効果量はチームに異なる種類の〇〇タイプで種類ボーナスが決まる
- ポケモンスリープにおけるタイプは原作における複合タイプのうち片方だけ採用しているため、例えばおてつだいブースト(ほのお)でデルビル(原作:ほのお/あく ポケスリ:あく)はカウントされない。
おてつだいブースト(でんき)の例
チームに異なる種類(種族)のでんきタイプのおてつだいポケモンが多いほど、さらに効果量がUP。
チーム編成 | 種類数 | 説明 |
ライコウ、ライチュウ、デデンネ、サンダース、デンリュウ | 5 | 被りなし |
ライコウ、ライチュウ、ライチュウ、サンダース、デンリュウ | 4 | ライチュウが被っている |
ライコウ、ライチュウ、ピカチュウ、サンダース、デンリュウ | 5 | ライチュウとピカチュウは同じ系統だが別の種族 |
ライコウ、ライチュウ、ピカチュウ、ピカチュウ(ハロウィン)、ピカチュウ(ホリデー) | 5 | ピカチュウとその特殊な姿で被っているが、それぞれ別の扱い |
例
チームに異なる種類のでんきタイプのポケモンが5匹いる状態で、ライコウがメインスキル「おてつだいブースト(でんき)」(Lv.6)を発動した場合
→ライコウ含め、チームのおてつだいポケモン全員のおてつだいが11回分すぐに完了する。
(メインスキルLv.6の基礎値5回 + 異なる種類のでんきタイプのポケモンの数によるボーナス値6回)
- 種類ボーナスは発動可能になった時点のチーム編成で決定される
- おてつだいブーストのタイプが関与するのはあくまでも種類数のカウントで、異なるタイプのポケモンにも種類ボーナスのかかった効果が働く
- ※「PokémonGOPlus+」と連携すると現れる特別なピカチュウ(ナイトキャップをかぶったピカチュウ)には、このスキルの効果はかからない。
所持ポケモン
でんき
ほのお
みず
スキル発動回数期待値の一覧
同じメインスキルを持つポケモンでも、おてつだい時間やスキル発生確率が異なっているため、1日に発動する回数が異なると推測されている。
下記の表は、解析などの情報をもとに一定期間内の期待値を推定したものとなる。条件などの詳細はスキル発動回数期待値一覧へ。
考察
Ver.2.3.0時点では、いずれも「特別なポケモン」であるライコウとエンテイとスイクンのみが持つメインスキルである。
おてつだいブーストの効果によるおてつだいでメインスキルは発動しない。
ボーナス値はスキル使用者と同じタイプのポケモンの数に応じて変化するため、ピクシーやトゲキッスのゆびをふるといったランダムに発動するメインスキルによって発動した場合は、発動したポケモンのタイプの数に応じてボーナスがかかる。
即座におてつだいを完了させるという意味ではおてつだいサポートと効果が似ており、チーム全体のおてつだい回数を増やすという意味ではげんきオールと似た役割を持っていると言える。
また、メインスキルレベルを上げた場合の効果量の変化は以下を交互に繰り返すようになっている。
- 基礎値が増える
- ボーナス値が増える
基礎値が増える方がチーム編成によらず効果量が増えるため、ボーナス値が増えるよりも恩恵が大きいと言える。そのため、メインスキルのたねに余裕がない場合はメインスキルレベル2、4、6のどれかでとどめておくと良いだろう。
ちなみに、ボーナスが一切なかったとしても5匹チームであればおてつだいサポートよりも2倍以上も効果量の合計が多い。
おてつだいサポートはあえてチームに編成するポケモンの数を減らして効果の対象を絞ることで、効果を重ね掛けして週を跨いで持ち越すといった運用ができるため、単純に優劣を付けることはできないが、基本的にはこちらの方が強力なメインスキルと言えるだろう。
おてつだいサポートと同じく、おてつだい時間に依らず指定回数分のおてつだいを行うためヤチェのみ、ベリブのみといったエナジーの大きいきのみを集めるポケモンほど効果が期待できる。
おてつだいブーストの強み
同じタイプのポケモンを複数体編成することで効果量が増加するメインスキル。
同タイプの異なる種類のポケモンを5体編成した状態でこのスキルが発動した場合、メインスキルレベルが6であれば合計で55回分のおてつだいがすぐに完了する。
また、ヌオーやゴローニャといったおてつだいスピードが遅いポケモンと組み合わせるのも良いだろう。
間違いなく強力なメインスキルだが、
- きのみや食材をあまり持ってこないスキルとくいのポケモンと相性が悪い(おてつだいブーストの効果によるおてつだいでメインスキルは発動しない)
- 現時点で実装されている同じタイプのポケモンだけでバランスのいい編成を組むことが難しい
- おてつだいブースト持ちのポケモンの厳選難易度が非常に高い
以上の条件から、運用難易度が高く、実際にどの程度エナジーを稼ぐことをできるのか不明な部分が多い。これから実装されるポケモンによって評価が上がる可能性もあるため、今後の環境次第では十分な活躍が期待できるメインスキルである。
期待値によるメインスキル効果の評価
おてつだいブーストのメインスキル効果を評価するのは難しい。例えばエナジーチャージのように、単純に「スキル発動一回あたり○○エナジーを獲得する」といった評価をすることができない。
しかし、チーム編成を仮定した上で期待値で考えることによって「メインスキル一回あたり平均的にはどれくらいのエナジーが増加するか」を算出することはできる。
詳しい算出方法と、具体的なケースごとのエナジー増加量についてはおてつだいブースト/エナジー換算考察に載せる。
おおざっぱに言えば、以下の要素がおてつだいブーストを強化する上では重要となる。
- 同じタイプのポケモンをなるべく多く編成する
- チームメンバーのポケモンのレベルを上げる
- なるべくサブスキル「きのみの数S」を持ったポケモンを編成する
- なるべくレシピサイズが大きい料理を作る
- 料理のレシピレベルを上げる
エナジーチャージMとの比較
エナジーチャージMのスキルレベル7は1回に6409エナジーを稼ぐことができる強力なメインスキルである。
特にライコウはデンリュウと同じタイプであり、げきからハーブを持ってこられる点も共通する競合関係にある。
このスキル効果と比較して、おてつだいブーストがどれくらいのエナジーを稼げるかを考察する。
1回あたりの効果量による比較
ここでは発動1回分の効果量を比較している。発動頻度は異なるので、1日あたりの獲得エナジーを考える場合は計算結果が変化することに注意*2。
SLv. | チーム内の対象タイプのポケモンの数 | ||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
1 | 2 | 2 | 3 | 4 | 6 |
2 | 3 | 3 | 4 | 5 | 7 |
3 | 3 | 3 | 5 | 6 | 8 |
4 | 4 | 4 | 6 | 7 | 9 |
5 | 4 | 5 | 7 | 8 | 10 |
6 | 5 | 6 | 8 | 9 | 11 |
【おてつだいブーストのメインスキル効果(Ver.1.8.0)】
おてつだいブーストのメインスキル効果は上記の表のとおりとなるので、エナジーチャージMと同じ分だけ稼ぐために必要な「おてつだい1回で稼げるエナジー量のチーム平均」が次の表の数値を超えればエナジーチャージMよりエナジーを稼げることになる。
SLv. | チーム内の対象タイプのポケモンの数 | ||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
1 | 640.9 | 640.9 | 427.3 | 320.5 | 213.6 |
2 | 427.3 | 427.3 | 320.5 | 256.4 | 183.1 |
3 | 427.3 | 427.3 | 256.4 | 213.6 | 160.2 |
4 | 320.5 | 320.5 | 213.6 | 183.1 | 142.4 |
5 | 320.5 | 256.4 | 183.1 | 160.2 | 128.2 |
6 | 256.4 | 213.6 | 160.2 | 142.4 | 116.5 |
【エナジーチャージMをおてつだいブーストが超えるために必要なおてつだい1回あたりの平均エナジー量(Ver.1.8.0)】
無補正レベル30のライコウがおてつだい1回できのみ1個持って来る場合、54エナジーを稼げることになる。
チーム全員がおてつだいブーストの対象タイプで、スキルとくいの場合、仮に好物フィールドであったとしても116.5エナジー/回を超えるのはそこそこ難易度が高い。
たとえばでんきタイプの場合、きのみだけを拾ってきたとすると全員がLv.34程度なら好物補正込みで達成できる。実際には食材も拾ってくるので、第2食材が解放されるLv.30以上にできていればより安定して活躍させやすいか。
ライチュウやバクフーンなどの強力なポケモンを加えたり、好物きのみを拾うきのみとくいや基礎エナジーの高い食材を大量に拾う食材とくいを交えたりすれば、編成難易度は緩和される。また適性フィールドに挑む際には高い基準ではないので、状況に合わせて活用するとよいだろう。
チームメンバーやフィールドを考慮した比較
おてつだいブースト/エナジー換算考察の他メインスキルとの比較「ケース1:エナジーチャージMとの比較」を参照。
結論としては、同じレベル・確率補正の場合、チームーメンバーのレベルやレシピレベルが高く、好みのきのみのフィールドであればおてつだいブーストが有利であり、そうでない場合は不利になる傾向にある。
補足: 機会費用的に考える
鍋容量が増え、要求食材数も増え、Lv.60の食材も解放され、食材獲得補助としてのおてつだいブーストが脚光を浴びている。
といった条件を加味すると、おてつだいブーストがより有利になるだろう。
げんきオールとの比較
げんきオールSは1日に3回以上発動するならば、どんなチーム、どんなフィールドであっても採用する価値のある非常に強力なメインスキルである。
チーム全体のおてつだい回数を増やすという意味合いではげんきオールとおてつだいブーストは共通している。げんきオールのように汎用的な運用が可能かどうかを検討する。
おてつだいブーストはおてつだい回数を直接増やす効果なので、単純に考察することができる。
他の4匹のポケモンが行うおてつだい回数を25%以上増やすことができれば、おてつだいブースト持ちのポケモンが一切エナジーを稼がなかったとしても、4匹の平均と同じようなポケモンを編成するより総エナジー獲得量は増える。
基準おてつだい時間が標準的な2800秒のポケモンが、ヒーラー無し、レベル30で1日に行うお手伝い回数は約47回*3。その25%は約11.8回である。
つまり、メインスキルの効果で12回以上おてつだい回数を増やせれば他のどんなポケモンを押し退けてでも採用する価値があるということである。
同タイプボーナス無しの場合、メインスキルレベル6でも5回分しか増やせないので、3回/日以上発動する必要がある。無補正のエンテイやライコウはせいぜい1~2回/日程度しかスキルが発動しないので、3回/日はかなり厳しい。
逆に、もう1匹でも同タイプのポケモンを編成できるなら、2回/日の発動でも十分となり、厳選した個体なら基準を超えることが可能となる。
また、もしげんきオールなどでげんきを回復できるのであれば、1体目の性能が固定されたライコウやエンテイでも、げんき補正込みで2回/日の基準を達成できる。
実際にはライコウやエンテイ、スイクンらメインスキル所持者本人もかなり大きなエナジー供給源となるうえ、採用するポケモンのおてつだい時間等にも左右され、げんきオールと違ってスキル発動頻度を上げることはできないので単純な話ではないが、少なくとも相応に強力なメインスキルであることは間違いないといえるだろう。
メインスキルの重ねがけ
これを利用して、きのみ・食材を回収しないまま何度もおてつだいブーストを重ねがけすることで、大量にエナジーをストックする手法。
基本的な運用法はおてつだいサポートと共通なため、おてつだいサポート重ね掛けのページを参照。
なお、どのようにポケモンを編成したら良いかという観点におけるケース別比較についてはおてつだいブースト/エナジー換算考察のおてつだいブースト重ね掛け運用での比較を参照。
適性のある個体
おてつだいブースト役は現状、ライコウ、エンテイ、スイクンが該当する。