目次
効果
効果量
スキル | Lv. | 効果量 |
---|---|---|
S | 1 | 5 |
2 | 6 | |
3 | 7 | |
4 | 8 | |
5 | 9 | |
6 | 10 |
仕様
この効果でメインスキルは発動しない。発動者も対象になる。
Ver.1.5.1時点では、スキルとくい限定のメインスキルである。
おてつだいサポートを所持しているポケモンには、ウインディ系統とサンダース、エルレイドが存在する。
アイテムのおてつだいホイッスルと効果が似ているが、3時間分のおてつだいを完了させるホイッスルと違い、おてつだい時間に依らず回数分のおてつだいを行う。そのためヤチェのみ、ベリブのみといったエナジーの大きいきのみを集めるポケモンほど効果が期待できる*1。
きのみエナジーはレベルによって大きく増加していくので、チーム全体が育っていればいるほど強力なメインスキルになる。チーム全体が育っていないほど強力なメインスキルであるエナジーチャージとは対照的であり、今後さらに評価が上がっていく可能性もある。
さらに、今後「極端におてつだいスピードが遅いが拾ってくるきのみや食材が強力」といった性質のポケモンが実装された場合にも評価が向上する可能性がある。
現時点でこの条件に合致するポケモンは存在せず、今後の環境しだいにもなるが、たとえばレベル60が解禁された場合のメタモンのおいしいシッポがこれに該当するだろうか。
所持ポケモン
S
画像 | No. | 名前 | 睡眠 | 得意 | 木実 | 食A | 食B | 食C | メインスキル | FP | 手伝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0058 | ガーディ | すやすや | スキル | おてつだいサポートS | 5 | 4300 | |||||
0059 | ウインディ | すやすや | スキル | おてつだいサポートS | 20 | 2500 | |||||
0135 | サンダース | すやすや | スキル | おてつだいサポートS | 20 | 2200 | |||||
0475 | エルレイド | ぐっすり | スキル | おてつだいサポートS | 22 | 2400 |
考察
おてつだいサポートSの強み
強いか弱いかで言えば間違いなく強いが、対象がランダムなので運用が難しい。
きのみとくいや食材とくいが選ばれれば高い効果が得られるが*2、きのみや食材をあまり持ってこないスキルとくいのポケモンとは相性が悪い*3。
したがって、おてつだいサポートを最大限生かすならメンバー編成の段階で十分な配慮が必要となる上、所持者がスキルとくいのポケモンのみなので完全にリスクを取り払うのは不可能であり、総じて運用難易度が高い。
なお、使用者にきのみの数Sのサブスキルを持たせると使用者が対象になった時の欠点を大きく緩和できる。ただしその場合、厳選難易度が非常に高くなるので注意。
きのみ1個ごとに稼げるエナジーはポケモンのレベルに応じて上昇するので、インフレが進めば進むほど強力になるスキルである。
ポケモンのレベル上限が解放されたり、強力なきのみ得意のポケモンが実装されれば一気に評価を上げるかもしれない。
エナジーチャージMとおてつだいサポートSはどちらのほうが強いのか
同じスキルレベルを仮定した場合、『おてつだい1回で獲得できるエナジー量』が一定の値を超えればおてつだいサポートSの方が効果がより大きいと言える。
その具体的な値は以下の通りとなる。
Lv. | おてつだいサポートSの効果 | エナジーチャージMの効果 | おてサポ勝利条件*4 | きのみの数S+きのみとくい*5 | 好物きのみ+きのみとくい*6 | きのみの数S+好物きのみ+きのみとくい*7 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 880 | 176.0 | 58.7 | 44.0 | 29.3 |
2 | 6 | 1251 | 208.5 | 69.5 | 52.1 | 34.8 |
3 | 7 | 1726 | 246.6 | 82.2 | 61.6 | 41.1 |
4 | 8 | 2383 | 297.9 | 99.3 | 74.5 | 49.6 |
5 | 9 | 3290 | 365.6 | 121.9 | 91.4 | 60.9 |
6 | 10 | 4546 | 454.6 | 151.5 | 113.7 | 75.8 |
おてつだい1回あたりの獲得エナジー量が454.6を超えるなら、エナジーチャージMよりもおてつだいサポートSの方が上回る
この基準は、Lv.40以上+好物きのみ+きのみの数S+きのみとくいのポケモンに作用したら大抵の場合超えることができる。
また、食材とくいの2枠目食材であれば454.6エナジー以上稼ぐことができる場合が多いが、おてつだいサポートの効果ですべて食材が出るということはほとんど起こりえないので、現実的ではない。
サンダースはライチュウと比べて弱いのか?
結論から言えば、かなり厳しいと分かる*8。
それぞれのポケモンのメインスキル発生確率等のパラメータを以下のように定める*9。
ポケモン | メインスキル | スキル発動確率 | 基準おてつだい時間 | きのみ基礎エナジー |
ライチュウ | エナジーチャージS | 3.19% | 2200秒 | 25 |
ウインディ | おてつだいサポートS | 4.90% | 2500秒 | 27 |
サンダース | おてつだいサポートS | 3.90% | 2200秒 | 25 |
バクフーン | エナジーチャージS | 3.92% | 2400秒 | 27 |
この確率通りにメインスキルが発動すると考えると、ウインディは20.4回のお手伝いに1回のペースで発動し、サンダースは25.6回のお手伝いに1回のペースで発動する。
お手伝い時間が同じで比較の簡単なサンダースとライチュウの比較を行う。
上記の確率から考えると、サンダースは平均するとお手伝い25.6回に1回スキルが発動する事になる。
サンダースは『お手伝い1回ごとにきのみ1個分ライチュウよりも少ない』とみなせるので、『きのみ25.6個分以上のスキル効果があれば良い』とわかる。
スキル | Lv. | 効果量 | お手伝い1回ごとに回収する必要のあるきのみの数 |
---|---|---|---|
おてつだいサポートS | 1 | 5 | 5.13 |
2 | 6 | 4.27 | |
3 | 7 | 3.66 | |
4 | 8 | 3.21 | |
5 | 9 | 2.85 | |
6 | 10 | 2.56 |
きのみとくい+きのみの数Sが揃ってようやく3個/回のきのみを入手できるようになるので、『スキルレベル4以下では基本的に勝てない』ということがわかる。スキルレベル5や6でもサンダースがライチュウに勝てるようになるのはかなり厳しいと考えられる。
チームにおける、お手伝い1回ごとに回収できるきのみの数は以下の式に従う。
おてつだいサポートSの効果によるお手伝い1回分で獲得できるきのみの数の平均={(ポケモンの数)+(きのみとくいの数)+(きのみの数Sの数)}/(ポケモンの数)
よって、無補正のサンダースが無補正のライチュウを上回るチーム編成の条件は以下の通りになる。
スキル | Lv. | お手伝い1回ごとに回収する必要のあるきのみの数 | チームに必要なきのみとくいの数ときのみの数Sの数の合計 |
---|---|---|---|
おてつだいサポートS | 5 | 2.85 | 9.25 |
6 | 2.56 | 7.8 |
サンダース以外全員がきのみとくいで、サンダース含めて全員がきのみの数Sを持っていたとしても合計で9までしか揃えられないため、確率的にサンダースがライチュウを超えられるのはスキルレベル6の場合に限られることがわかる。
スキルレベル6であれば、『きのみとくいの数ときのみの数Sの数の合計が8個以上あるチーム』に編成すればサンダースの方がライチュウを上回る可能性がある。
この水準は、サンダースがきのみの数Sを持っていなかったとしても、『きのみの数S持ちきのみとくいのポケモン4匹』と一緒に採用すれば、無補正のライチュウよりは無補正のサンダースを採用した方が良いかもしれないということになる。
スキルの重ねがけ
前提
概要
これを利用して、きのみ・食材を回収しないまま何度もおてつだいサポートを重ねがけすることで、大量にエナジーをストックする手法。以下手順。
- おてつだいサポート役を除く全てのポケモンがいつのまに育成状態になったことを確認。
- おてつだいサポート発動後、対象となったポケモンをタップしない。
- おてつだいサポート役が対象になった場合のみ回収する。
(②③繰り返し)
利点
週後半~日曜日にかけて行うことで月曜日に一気にエナジーを獲得する運用を想定している。
競合スキルとして存在感が強いエナジーチャージMとの明確な差別化要素となり得る。
同じくスタートダッシュを目的にする料理パワーアップSとは類似性がある(○○のいしを必要とするポケモンが多いのも同じ)
注意点
おてつだいサポート重ねがけ中はいつのまに育成が主体となるため、現在のフィールドでのエナジーを意識する場合はきのみ得意のポケモンを中心に編成するとよい。
おてつだいサポートの対象となったポケモンは交代できなくなるため、睡眠EXPを割振りし辛い。
途中できのみ・食材を回収できないため、食材の供給がおてつだいサポート役からのみになる(げきからハーブ・マメミート・モーモーミルク・リラックスカカオのみ)。
おてつだいサポート役は2匹(60%×2)までなら効率が上がる。3匹(40%×3)なら2匹と効率が同じため、食材獲得量はいくらか改善される。
食材の供給量は追いつかないものの、料理自体は可能なため料理の回数ミッションを消化しながら行える。
料理パワーアップとの比較
適性のある個体
おてつだいサポート役は現状、ウインディとサンダース、エルレイドが該当する。
通常のスキル得意ポケモンと比べて食材確率アップの価値がやや高いが、基本的にはメインスキル関係のサブスキルの方が優先される。
次週に向けてエナジーをストックすることが重視されるため、きのみの数Sの優先度は低い。
※Ver.1.0.14 までの効果量での考察
2023/12/3 時点でのおてつだいサポートの有用性を2点検討したので、参考になれば。
結論からいうと、スキル発動で得られるエナジー量だけを考えると現時点ではやや厳しい。食材を拾ってこれる点をうまく活用したいところ。
検討①きのみとくい4おてつだいサポート1のパーティはきのみとくい5のパーティを上回るのか?
結論:できないことはないが現実的にはやや厳しい。
おてつだいサポートのスキルレベルが6と仮定すると、
- パーティ全員がきのみの数Sなしの場合、一日5回以上スキル発動できれば上回る。
- きのみとくいがきのみの数Sあり、おてつだいサポート役がきのみの数Sなしの場合、一日7回以上スキル発動できれば上回る。
- パーティ全員がきのみの数Sありの場合、一日3~4回以上スキル発動できれば上回る。
- なお当然だがおてつだいサポート役のみがきのみの数Sありの場合は計算するまでもなく上回る。
以下、計算過程と結果
前提
- 計算を簡単にするため、きのみだけを取得する状態とする。
- フィールドボーナスは0%、カビゴンの好みのきのみ補正はなしとする。
- きのみとくいはライチュウ、おてつだいサポート役はサンダースを想定する。
- スキル発動はおてつだいサポートのみ考慮する。
求め方
①きのみとくい5ときのみとくい4おてつだいサポート1の一日のエナジー量の差を求める
②おてつだいサポート1回辺りのエナジー期待値を求める
③一日のエナジー量の差を上回るために必要なおてつだいサポートの発動回数を求める
①きのみとくい5ときのみとくい4おてつだいサポート1の一日のエナジー量の差を求める
まず、各ポケモンの1日のエナジー量を10レベル毎に計算する。
このタイミングで、きのみの数Sの有無も合わせて計算しておく。
ポケモンのレベル | |||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
ライチュウ | 4835 | 6387 | 8006 | 9846 | 13006 |
きのみの数Sライチュウ | 7253 | 9581 | 12009 | 14769 | 19509 |
サンダース | 2417 | 3193 | 4003 | 4923 | 6503 |
きのみの数Sサンダース | 4835 | 6387 | 8006 | 9846 | 13006 |
ウブのみ(参考) | 34 | 44 | 54 | 65 | 84 |
すると、パーティ単位でのエナジー量および差は下表になる。
(当然だが、パーティ全員がきのみの数Sを持つ場合のエナジー差は下表と同じであるため、ここでは省略する)
ライチュウ5 | 24175 | 31935 | 40030 | 49230 | 65030 |
ライチュウ4サンダース1 | 21757 | 28741 | 36027 | 44307 | 58527 |
差 | 2418 | 3194 | 4003 | 4923 | 6503 |
きのみとくいはきのみの数Sあり、おてつだいサポート役はきのみの数Sなしの場合は以下。
きのみSライチュウ5 | 36265 | 47905 | 60045 | 73845 | 97545 |
きのみSライチュウ4サンダース1 | 31429 | 41517 | 52039 | 63999 | 84539 |
差 | 4836 | 6388 | 8006 | 9846 | 13006 |
②おてつだいサポート1回辺りのエナジー期待値を求める
まず、スキル発動1回辺りのエナジー期待値の計算式を次と定義する。
(きのみエナジー*きのみ数)*おてつだいサポートの効果量*パーティのきのみとくい数/パーティ総数+(きのみエナジー*きのみ数)*おてつだいサポートの効果量*パーティのおてつだいサポート数/パーティ総数
ここで、きのみエナジーは①の表で示したウブのみの値、きのみ数はきのみとくいは2(きのみの数Sありの場合は3)・おてつだいサポート役は1、パーティのきのみとくい数は4、パーティのおてつだいサポート数は1、パーティ総数は5であるから、先の式は、
(きのみエナジー*2or3)*おてつだいサポートの効果量*4/5+(きのみエナジー*1)*おてつだいサポートの効果量*1/5
となる。
上式を用いて算出したおてつだいサポートのエナジー期待値が下表となる。
まず、パーティ全員がきのみの数Sなしの場合は以下。
スキルレベル | ポケモンのレベル | ||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
1 | 244.8 | 316.8 | 388.8 | 468 | 604.8 |
2 | 306 | 396 | 486 | 585 | 756 |
3 | 367.2 | 475.2 | 583.2 | 702 | 907.2 |
4 | 428.4 | 554.4 | 680.4 | 819 | 1058.4 |
5 | 489.6 | 633.6 | 777.6 | 936 | 1209.6 |
6 | 550.8 | 712.8 | 874.8 | 1053 | 1360.8 |
次に、きのみとくいはきのみの数Sあり、おてつだいサポート役はきのみの数Sなしの場合は以下。
スキルレベル | ポケモンのレベル | ||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
1 | 353.6 | 457.6 | 561.6 | 676 | 873.6 |
2 | 442 | 572 | 702 | 845 | 1092 |
3 | 530.4 | 686.4 | 842.4 | 1014 | 1310.4 |
4 | 618.8 | 800.8 | 982.8 | 1183 | 1528.8 |
5 | 707.2 | 915.2 | 1123.2 | 1352 | 1747.2 |
6 | 795.6 | 1029.6 | 1263.6 | 1521 | 1965.6 |
最後に、パーティ全員がきのみの数Sありの場合は以下。
スキルレベル | ポケモンのレベル | ||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
1 | 380.8 | 492.8 | 604.8 | 728 | 940.8 |
2 | 476 | 616 | 756 | 910 | 1176 |
3 | 571.2 | 739.2 | 907.2 | 1092 | 1411.2 |
4 | 666.4 | 862.4 | 1058.4 | 1274 | 1646.4 |
5 | 761.6 | 985.6 | 1209.6 | 1456 | 1881.6 |
6 | 856.8 | 1108.8 | 1360.8 | 1638 | 2116.8 |
③一日のエナジー量の差を上回るために必要なおてつだいサポートの発動回数を求める
①で求めたエナジー量差を②で求めた期待値で除すことで、必要な発動回数を求めることができる。
ただし、スキル発動回数は整数であるので、ここでは次の式で求めた結果を表にまとめる。
RoundUP(パーティのエナジー量差/おてつだいサポートの期待値)
まず、パーティ全員がきのみの数Sなしの場合は以下。
スキルレベル | ポケモンのレベル | ||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
1 | 10 | 11 | 11 | 11 | 11 |
2 | 8 | 9 | 9 | 9 | 9 |
3 | 7 | 7 | 7 | 8 | 8 |
4 | 6 | 6 | 6 | 7 | 7 |
5 | 5 | 6 | 6 | 6 | 6 |
6 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 |
次に、きのみとくいはきのみの数Sあり、おてつだいサポート役はきのみの数Sなしの場合は以下。
スキルレベル | ポケモンのレベル | ||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
1 | 14 | 14 | 15 | 15 | 15 |
2 | 11 | 12 | 12 | 12 | 12 |
3 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 |
4 | 8 | 8 | 9 | 9 | 9 |
5 | 7 | 7 | 8 | 8 | 8 |
6 | 7 | 7 | 7 | 7 | 7 |
最後に、パーティ全員がきのみの数Sありの場合は以下。
スキルレベル | ポケモンのレベル | ||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
1 | 7 | 7 | 7 | 7 | 7 |
2 | 6 | 6 | 6 | 6 | 6 |
3 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 |
4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 |
5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 |
6 | 3 | 3 | 3 | 4 | 4 |
検討①-2きのみとくい4おてつだいサポート1のパーティはきのみとくい5のパーティを上回るのか?-トドゼルガの場合
検討①ではきのみとくいにライチュウを仮定したが、ライチュウはおてつだいスピードが速く1回当たりのエナジー量は少ないポケモンである。
おてつだいサポートは定数回のおてつだいを実行するため、どちらかと言えばライチュウとは相性が良くないと言える。
そこで今回は、おてつだいスピードが遅めで1回当たりのエナジー量の多いポケモンとしてトドゼルガの例で計算を行ってみる。
結論:ライチュウの場合と比較すると上回る可能性は高い。おてつだいサポート役にきのみの数Sを持たせると容易に上回ると言ってよい。
おてつだいサポートのスキルレベルが6と仮定すると、
- パーティ全員がきのみの数Sなしの場合、一日4回以上スキル発動できれば上回る。
- きのみとくいがきのみの数Sあり、おてつだいサポート役がきのみの数Sなしの場合、一日5回以上スキル発動できれば上回る。
- パーティ全員がきのみの数Sありの場合、一日2~3回以上スキル発動できれば上回る。
- なお当然だがおてつだいサポート役のみがきのみの数Sありの場合は計算するまでもなく上回る。
以下、計算過程と結果
前提
- 基本的な計算条件、求め方は検討①に準ずる。
- きのみとくいにトドゼルガを仮定する。
①きのみとくい5ときのみとくい4おてつだいサポート1の一日のエナジー量の差を求める
まず、各ポケモンの1日のエナジー量を10レベル毎に計算する。
このタイミングで、きのみの数Sの有無も合わせて計算しておく。
ポケモンのレベル | |||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
トドゼルガ | 4275 | 5428 | 7065 | 9329 | 12147 |
きのみの数Sトドゼルガ | 6412.5 | 8142 | 10597.5 | 13993.5 | 18220.5 |
サンダース | 2417 | 3193 | 4003 | 4923 | 6503 |
きのみの数Sサンダース | 4835 | 6387 | 8006 | 9846 | 13006 |
ウブのみ(参考) | 34 | 44 | 54 | 65 | 84 |
チーゴのみ(参考) | 41 | 51 | 65 | 84 | 107 |
すると、パーティ単位でのエナジー量および差は下表になる。
(なお、おてつだいサポート役にのみきのみの数Sがついた場合、トドゼルガ<サンダースのため計算するまでもない)
トドゼルガ5 | 21375 | 27140 | 35325 | 46645 | 60735 |
トドゼルガ4おてつだいサポート1 | 19517 | 24905 | 32263 | 42239 | 55091 |
差 | 1858 | 2235 | 3062 | 4406 | 5644 |
きのみとくいはきのみの数Sあり、おてつだいサポート役はきのみの数Sなしの場合は以下。
きのみSトドゼルガ5 | 32062.5 | 40710 | 52987.5 | 69967.5 | 91102.5 |
きのみSトドゼルガ4おてつだいサポート1 | 28067 | 35761 | 46393 | 60897 | 79385 |
差 | 3995.5 | 4949 | 6594.5 | 9070.5 | 11717.5 |
全員きのみの数Sありの場合は以下。
きのみS5 | 32062.5 | 40710 | 52987.5 | 69967.5 | 91102.5 |
きのみS4おてつだいサポートきのみS1 | 30484 | 38954 | 50396 | 65820 | 85888 |
差 | 1578.5 | 1756 | 2591.5 | 4147.5 | 5214.5 |
②おてつだいサポート1回辺りのエナジー期待値を求める
スキル発動1回辺りのエナジー期待値の計算式(以下式)より算出する。
(きのみエナジー*2or3)*おてつだいサポートの効果量*4/5+(きのみエナジー*1)*おてつだいサポートの効果量*1/5
まず、パーティ全員がきのみの数Sなしの場合は以下。
スキルレベル | ポケモンのレベル | ||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
1 | 289.6 | 361.6 | 459.2 | 589.6 | 752 |
2 | 362 | 452 | 574 | 737 | 940 |
3 | 434.4 | 542.4 | 688.8 | 884.4 | 1128 |
4 | 506.8 | 632.8 | 803.6 | 1031.8 | 1316 |
5 | 579.2 | 723.2 | 918.4 | 1179.2 | 1504 |
6 | 651.6 | 813.6 | 1033.2 | 1326.6 | 1692 |
次に、きのみとくいはきのみの数Sあり、おてつだいサポート役はきのみの数Sなしの場合は以下。
スキルレベル | ポケモンのレベル | ||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
1 | 420.8 | 524.8 | 667.2 | 858.4 | 1094.4 |
2 | 526 | 656 | 834 | 1073 | 1368 |
3 | 631.2 | 787.2 | 1000.8 | 1287.6 | 1641.6 |
4 | 736.4 | 918.4 | 1167.6 | 1502.2 | 1915.2 |
5 | 841.6 | 1049.6 | 1334.4 | 1716.8 | 2188.8 |
6 | 946.8 | 1180.8 | 1501.2 | 1931.4 | 2462.4 |
最後に、パーティ全員がきのみの数Sありの場合は以下。
スキルレベル | ポケモンのレベル | ||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
1 | 448 | 560 | 710.4 | 910.4 | 1161.6 |
2 | 560 | 700 | 888 | 1138 | 1452 |
3 | 672 | 840 | 1065.6 | 1365.6 | 1742.4 |
4 | 784 | 980 | 1243.2 | 1593.2 | 2032.8 |
5 | 896 | 1120 | 1420.8 | 1820.8 | 2323.2 |
6 | 1008 | 1260 | 1598.4 | 2048.4 | 2613.6 |
③一日のエナジー量の差を上回るために必要なおてつだいサポートの発動回数を求める
①で求めたエナジー量差を②で求めた期待値で除すことで、必要な発動回数を求めることができる。
ただし、スキル発動回数は整数であるので、ここでは次の式で求めた結果を表にまとめる。
RoundUP(パーティのエナジー量差/おてつだいサポートの期待値)
まず、パーティ全員がきのみの数Sなしの場合は以下。
スキルレベル | ポケモンのレベル | ||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
1 | 7 | 7 | 7 | 8 | 8 |
2 | 6 | 5 | 6 | 6 | 7 |
3 | 5 | 5 | 5 | 5 | 6 |
4 | 4 | 4 | 4 | 5 | 5 |
5 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 |
6 | 3 | 3 | 3 | 4 | 4 |
次に、きのみとくいはきのみの数Sあり、おてつだいサポート役はきのみの数Sなしの場合は以下。
スキルレベル | ポケモンのレベル | ||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
1 | 10 | 10 | 10 | 11 | 11 |
2 | 8 | 8 | 8 | 9 | 9 |
3 | 7 | 7 | 7 | 8 | 8 |
4 | 6 | 6 | 6 | 7 | 7 |
5 | 5 | 5 | 5 | 6 | 6 |
6 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 |
最後に、パーティ全員がきのみの数Sありの場合は以下。
スキルレベル | ポケモンのレベル | ||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
1 | 4 | 4 | 4 | 5 | 5 |
2 | 3 | 3 | 3 | 4 | 4 |
3 | 3 | 3 | 3 | 4 | 3 |
4 | 3 | 2 | 3 | 3 | 3 |
5 | 2 | 2 | 2 | 3 | 3 |
6 | 2 | 2 | 2 | 3 | 2 |
検討②おてつだいサポートがエナジーチャージMを上回る条件は?
結論:育ち切ったきのみパーティでおてつだいサポートを発動した場合、エナジーチャージMを上回る可能性がある。
- きのみの数Sや好みのきのみ補正がない場合、計算するまでもなく無理である。
- 好みのきのみ補正がある場合、かつ、スキルレベル6でない場合、20レベル以上で上回る可能性がある。
- 好みのきのみ補正がある場合、かつ、スキルレベル6の場合、オレンのみ以上で期待値が上回る。
モモンのみ以上ならおてつだいサポート役を引かなければ上回る。ウブのみ以下では無理である。
(ウブのみではレベル50時点で僅かに届かないという意味で、レベル上限開放などで状況が変わる可能性はある)
きのみエナジーについてはきのみの一覧も参考のこと。
※なお、おてつだいサポートはエナジーチャージMよりもスキル発動率が高いと言われている。
スキル発動数で上回る場合、より緩い条件でもエナジーチャージMを超えると考えられる。検証:スキル発動データ収集も参考のこと。
以下、計算条件と結果
前提
- 計算を簡単にするため、きのみだけを取得する状態とする。
- パーティ編成はきのみとくい4おてつだいサポート1とする。また、きのみとくいにはきのみの数Sありとする。
- フィールドボーナスは0%とする。また、きのみとくいが集めるきのみはカビゴンの好みのきのみとする。
- おてつだいサポート役はサンダースを想定し、おてつだいサポート役のきのみには好みのきのみ補正が乗らないものとする。
- スキル発動はおてつだいサポートのみ考慮する。
求め方
①きのみ1個あたりのエナジー量を10レベル刻みで算出する
②おてつだいサポート1回辺りのエナジー期待値を求める
③エナジーチャージMと比較する
②おてつだいサポート1回辺りのエナジー期待値を求める
今回はおてつだいサポート役のきのみの数Sの有無で算出する。
計算式は以下である。具体的な求め方は検討①の②を参照されたい。
(きのみエナジー*3)*おてつだいサポートの効果量*4/5+(きのみエナジー*1or2)*おてつだいサポートの効果量*1/5
すべて計算すると膨大な量になるため、ここではウブのみの例で計算する。
(おてつだいサポート役のきのみには好みのきのみ補正を乗せていない点に注意)
まず、きのみとくいはきのみの数Sあり、おてつだいサポート役はきのみの数Sなしの場合。
スキルレベル | ポケモンのレベル | ||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
1 | 680 | 880 | 1080 | 1300 | 1680 |
2 | 850 | 1100 | 1350 | 1625 | 2100 |
3 | 1020 | 1320 | 1620 | 1950 | 2520 |
4 | 1190 | 1540 | 1890 | 2275 | 2940 |
5 | 1360 | 1760 | 2160 | 2600 | 3360 |
6 | 1530 | 1980 | 2430 | 2925 | 3780 |
スキルレベル | ポケモンのレベル | ||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
1 | 707.2 | 915.2 | 1123.2 | 1352 | 1747.2 |
2 | 884 | 1144 | 1404 | 1690 | 2184 |
3 | 1060.8 | 1372.8 | 1684.8 | 2028 | 2620.8 |
4 | 1237.6 | 1601.6 | 1965.6 | 2366 | 3057.6 |
5 | 1414.4 | 1830.4 | 2246.4 | 2704 | 3494.4 |
6 | 1591.2 | 2059.2 | 2527.2 | 3042 | 3931.2 |
なお、参考としておてつだいサポートレベル6できのみとくいを引いた場合の各エナジー量を載せておく。
③エナジーチャージMと比較する
まずは先ほどのウブのみの結果で検討していく。
きのみとくいはきのみの数Sあり、おてつだいサポート役はきのみの数Sなしの場合。
スキルレベル | ポケモンのレベル | ||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
1 | 680 | 880 | 1080 | 1300 | 1680 |
2 | 850 | 1100 | 1350 | 1625 | 2100 |
3 | 1020 | 1320 | 1620 | 1950 | 2520 |
4 | 1190 | 1540 | 1890 | 2275 | 2940 |
5 | 1360 | 1760 | 2160 | 2600 | 3360 |
6 | 1530 | 1980 | 2430 | 2925 | 3780 |
スキルレベル | ポケモンのレベル | ||||
10 | 20 | 30 | 40 | 50 | |
1 | 707.2 | 915.2 | 1123.2 | 1352 | 1747.2 |
2 | 884 | 1144 | 1404 | 1690 | 2184 |
3 | 1060.8 | 1372.8 | 1684.8 | 2028 | 2620.8 |
4 | 1237.6 | 1601.6 | 1965.6 | 2366 | 3057.6 |
5 | 1414.4 | 1830.4 | 2246.4 | 2704 | 3494.4 |
6 | 1591.2 | 2059.2 | 2527.2 | 3042 | 3931.2 |
太字は同レベルのエナジーチャージMを上回るポイントである。
参考:エナジーチャージM
スキル | Lv. | 効果量 | 前 Lv. からの上昇値 |
---|---|---|---|
M/固定 | 1 | 880 | - |
2 | 1251 | +371 | |
3 | 1726 | +475 | |
4 | 2383 | +657 | |
5 | 3290 | +907 | |
6 | 4546 | +1256 |
不思議なことに、スキルレベルの低い場合におてつだいサポートがエナジーチャージMを上回る傾向がある。
エナジーチャージはスキルレベル上昇による効果量の増加幅が大きいため、このような結果になったと思われる。
また、ウブのみの期待値ではスキルレベル6のエナジーチャージMを上回ることがない。②で示した最大値で考えても無理である。
今度は、冒頭で挙げた4つのきのみ(ウブ、モモン、オボン、オレン)についてまとめた。
長くなるため、ポケモンのレベルは 50、おてつだいサポート役はきのみの数Sなしの場合のみ示し、残りは省略する。
ウブ | モモン | オボン | オレン | |
1 | 1680 | 1737.6 | 2006.4 | 2064 |
2 | 2100 | 2172 | 2508 | 2580 |
3 | 2520 | 2606.4 | 3009.6 | 3096 |
4 | 2940 | 3040.8 | 3511.2 | 3612 |
5 | 3360 | 3475.2 | 4012.8 | 4128 |
6 | 3780 | 3909.6 | 4514.4 | 4644 |
よって、オレンのみ以上のエナジー量のきのみ、すなわちオレンのみ・ウイのみ・チーゴのみ・カゴのみ・ベリブのみ・ヤチェのみはエナジーチャージMを期待値で上回る可能性がある。
(ちなみに、おてつだいサポート役にきのみの数Sありの場合、オボンのみも期待値で上回ることができる。フィラのみでは無理)
エナジーチャージMとおてつだいサポートSの比較はもう少し簡単に実行できる。
結論から言えば、同じスキルレベルを仮定した場合、『おてつだい1回で獲得できるエナジー量』が一定の値を超えればおてつだいサポートSの方が効果がより大きいと言える。
その具体的な値は以下の通りとなる。
Lv. | おてつだいサポートSの効果 | エナジーチャージMの効果 | おてサポ勝利条件*10 | きのみの数S+きのみとくい*11 | 好物きのみ+きのみとくい*12 | きのみの数S+好物きのみ+きのみとくい*13 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 880 | 176.0 | 58.7 | 44.0 | 29.3 |
2 | 6 | 1251 | 208.5 | 69.5 | 52.1 | 34.8 |
3 | 7 | 1726 | 246.6 | 82.2 | 61.6 | 41.1 |
4 | 8 | 2383 | 297.9 | 99.3 | 74.5 | 49.6 |
5 | 9 | 3290 | 365.6 | 121.9 | 91.4 | 60.9 |
6 | 10 | 4546 | 454.6 | 151.5 | 113.7 | 75.8 |
おてつだい1回あたりの獲得エナジー量が454.6を超えるなら、エナジーチャージMよりもおてつだいサポートSの方が上回る
この基準は、Lv.40 以上+好物きのみ+きのみの数S+きのみとくいのポケモンに作用したら大抵の場合超えることができる。
また、食材得意の2枠目食材であれば454.6エナジー以上稼ぐことができる場合が多いが、おてつだいサポートの効果ですべて食材が出るということはほとんど起こりえないので、現実的ではない。
Lv. | おてつだいサポートSの効果 | エナジーチャージMの効果 | おてサポ勝利条件*14 | きのみの数S+きのみとくい*15 | 好物きのみ+きのみとくい*16 | きのみの数S+好物きのみ+きのみとくい*17 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 880 | 220.0 | 73.3 | 55.0 | 36.7 |
2 | 5 | 1251 | 250.2 | 83.4 | 62.6 | 41.7 |
3 | 6 | 1726 | 287.7 | 95.9 | 71.9 | 47.9 |
4 | 7 | 2383 | 340.4 | 113.5 | 85.1 | 56.7 |
5 | 8 | 3290 | 411.3 | 137.1 | 102.8 | 68.5 |
6 | 9 | 4546 | 505.1 | 168.4 | 126.3 | 84.2 |
おてつだい1回あたり505.1エナジー以上獲得できるなら、スキルレベル6でもおてつだいサポートSの方が上回る。
その具体的な条件が上述の条件となる。
また、食材得意の2枠目食材であれば505.1エナジー以上稼ぐことができる場合が多いが、おてつだいサポートの効果ですべて食材が出るということはほとんど起こりえないので、現実的ではない。
結論から言えば、かなり厳しいと分かる*18。
それぞれのポケモンのメインスキル発生確率等のパラメータを以下のように定める*19。
ポケモン | メインスキル | スキル発動確率 | 基準おてつだい時間 | きのみ基礎エナジー |
ライチュウ | エナジーチャージS | 3.19% | 2200秒 | 25 |
ウインディ | おてつだいサポートS | 4.90% | 2500秒 | 27 |
サンダース | おてつだいサポートS | 3.90% | 2200秒 | 25 |
バクフーン | エナジーチャージS | 3.92% | 2400秒 | 27 |
この確率通りにメインスキルが発動すると考えると、ウインディは20.4回のお手伝いに1回のペースで発動し、サンダースは25.6回のお手伝いに1回のペースで発動する。
お手伝い時間が同じで比較の簡単なサンダースとライチュウの比較を行う。
上記の確率から考えると、サンダースは平均するとお手伝い25.6回に1回スキルが発動する事になる。
サンダースは『お手伝い1回ごとにきのみ1個分ライチュウよりも少ない』とみなせるので、『きのみ25.6個分以上のスキル効果があれば良い』とわかる。
スキル | Lv. | 効果量 | お手伝い1回ごとに回収する必要のあるきのみの数 |
---|---|---|---|
おてつだいサポートS | 1 | 5 | 5.13 |
2 | 6 | 4.27 | |
3 | 7 | 3.66 | |
4 | 8 | 3.21 | |
5 | 9 | 2.85 | |
6 | 10 | 2.56 |
きのみとくい+きのみの数Sが揃ってようやく3個/回のきのみを入手できるようになるので、『スキルレベル4以下では基本的に勝てない』ということがわかる。スキルレベル5や6でもサンダースがライチュウに勝てるようになるのはかなり厳しいと考えられる。
チームにおける、お手伝い1回ごとに回収できるきのみの数は以下の式に従う。
おてつだいサポートSの効果によるお手伝い1回分で獲得できるきのみの数の平均={(ポケモンの数)+(きのみとくいの数)+(きのみの数Sの数)}/(ポケモンの数)
よって、無補正のサンダースが無補正のライチュウを上回るチーム編成の条件は以下の通りになる。
スキル | Lv. | お手伝い1回ごとに回収する必要のあるきのみの数 | チームに必要なきのみとくいの数ときのみの数Sの数の合計 |
---|---|---|---|
おてつだいサポートS | 5 | 2.85 | 9.25 |
6 | 2.56 | 7.8 |
サンダース以外全員がきのみとくいで、サンダース含めて全員がきのみの数Sを持っていたとしても合計で9までしか揃えられないため、確率的にサンダースがライチュウを超えられるのはスキルレベル6の場合に限られることがわかる。
スキルレベル6であれば、『きのみとくいの数ときのみの数Sの数の合計が8個以上あるチーム』に編成すればサンダースの方がライチュウを上回る可能性がある。
この水準は、サンダースがきのみの数Sを持っていなかったとしても、『きのみの数S持ちきのみとくいのポケモン4匹』と一緒に採用すれば、無補正のライチュウよりは無補正のサンダースを採用した方が良いかもしれないということになる。
[前提]
おてつだいサポートによってきのみ・食材を獲得するとき、すでに所持数がいっぱいでも上限に干渉することなく保持することができる。
※おてつだいサポートによる所持枠と通常の所持枠が根本的に別枠の可能性もあるが未検証。もし別であれば所持数をいっぱいにしなくてもよいと思われる。
[概要]
これを利用して、きのみ・食材を回収しないまま何度もおてつだいサポートを重ねがけすることで、大量にエナジーをストックする手法。以下手順。
①おてつだいサポート役を除く全てのポケモンがいつのまに育成状態になったことを確認。
②おてつだいサポート発動後、対象となったポケモンをタップしない。
③おてつだいサポート役が対象になった場合のみ回収する。
(②③繰り返し)
[利点]
週後半~日曜日にかけて行うことで月曜日に一気にエナジーを獲得する運用を想定している。
競合スキルとして存在感が強いエナジーチャージMとの明確な差別化要素となり得る。
同じくスタートダッシュを目的にする料理パワーアップSとは類似性がある。
[注意点]
おてつだいサポート重ねがけ中はいつのまに育成が主体となるため、現在のフィールドでのエナジーを意識する場合はきのみ得意のポケモンを中心に編成するとよい。
おてつだいサポートの対象となったポケモンは交代できなくなるため、睡眠EXPを割振りし辛い。
途中できのみ・食材を回収できないため、食材の供給がおてつだいサポート役からのみになる(げきからハーブ・マメミート・モーモーミルク・リラックスカカオのみ)。
おてつだいサポート役は2匹(60%×2)までなら効率が上がる。3匹(40%×3)なら2匹と効率が同じため、食材獲得量はいくらか改善される。
食材の供給量は追いつかないものの、料理自体は可能なため料理の回数ミッションを消化しながら行える。
[料理パワーアップとの比較]
[適性のある個体]
おてつだいサポート役は現状、ウインディとサンダースが該当する。
通常のスキル得意ポケモンと比べて食材確率アップの価値がやや高いが、基本的にはメインスキル関係のサブスキルの方が優先される。
次週に向けてエナジーをストックすることが重視されるため、きのみの数Sの優先度は低い。
[検証結果など]
おてつだいサポート(Lv.2、おてつだい+5回)が8回かかったチルタリス(きのみの数S、所持数19)からきのみ110個(?)、食材25個(とくせんエッグ4個、ワカクサ大豆21個)を確認。
最大所持数以上の食材を回収しているため、いつのまに育成状態でもおてつだいサポートの抽選に食材が含まれるとわかる。
また、おてつだいサポートでのきのみ・食材獲得による所持数上限は存在しないか、極めて大きいと思われる。