検証：料理の大成功

計算式との違い

基本前回判明した計算式通りだが、下記2つの違いあった(引用計算式の赤文字部分)

• 最初の表示エナジーの倍率
• 大成功エナジーと料理経験値及びカビゴン総エナジーの増加分が端数処理

⌊ ⌋(床関数)は切り捨てによる整数への丸め。rhu()(半数切り上げ、round half up) は、端数が丸め幅の半数 0.5 の場合に切り上げる小数第一位の四捨五入。

レシピ基本エナジー = rhu( (レシピ食材の総エナジー)×(1+食材の数ボーナス) )
レシピレベルボーナス分 = rhu( (レシピ基本エナジー)×(レシピレベルボーナス) )
レシピ画面の表示エナジー = (レシピ基本エナジー)+(レシピレベルボーナス分)

調理中画面の表示エナジー = (追加食材の総エナジー)+(レシピレベルボーナス分)

最終エナジー = (レシピ画面の表示エナジー + 追加食材の総エナジー)×(1+フィールドボーナス)
大成功の場合
最初の表示エナジー = ⌊(最終エナジー)×1.5⌋
大成功エナジー = (最初の表示エナジー)×2

数値の比較

最初の表示は最終エナジーの1.5倍という計算だったが、今回確認できたのは1倍
実質2倍の大成功

また、大成功エナジーが4836と表示された後、
レシピ経験値とカビゴン総エナジー増加分共に4837だった

端数処理の推定が間違っていたか、
下記のように違う計算の数値が使われているかの検証

最終エナジー = (レシピ画面の表示エナジー + 追加食材の総エナジー)×(1+フィールドボーナス)
大成功の場合
最初の表示エナジー = ⌊(最終エナジー)×(最初の表示倍率)⌋
大成功エナジー = (最初の表示エナジー)×2
増加分 = ⌊最終エナジー×(大成功の倍率)⌋

結果

推定通り、違う計算の数値を用いている模様。
要約すると、増加分が奇数の場合、大成功エナジーがその1低い数値

「統計から読み取れる情報」とは別に「うちわタップの有無を問わず大成功演出時に通信が発生していない」「食材決定直後にアプリを閉じても大成功相当のエナジーを獲得していた」といった報告から「食材決定時点の通信で大成功の結果が決まっており、うちわは関係ない」という導く説もある。

▼10/15～2/25データ参照
食材数と大成功率

▼10/15～2/25データ参照
鍋容量と大成功率

▼10/15～2/25データ参照
余分な食材数と大成功率

すべての料理を載せると長いので大成功率の高いものをピックアップして紹介
(現状の実測値である月～土の平均11％を基準としてこれを越えたら高いということにします)
大成功率の高い料理

明らかに調理数が少ないのも多いので、無理のない範囲でこれらのデータを提供して母数を増やしてくれると嬉しいです

概要

検証：料理の大成功にて、以下のようなデータが報告されている。

2/11時点の統計

▼10/15～2/11データ参照
曜日、ジャンルと大成功率

「日曜日は他の曜日と比べて大成功率が顕著に高そう」と考えられる結果となった。

次に日曜日以外のデータを見てみると、金曜日の大成功報告数の少なさが目立つ。「月~土」の行で「11%」という値が出ているのに対し、「金」はその半分未満の「5%」。著しく低いように思える。

ここで月~土の大成功率をもう少し詳しく考察してみたい。どの曜日でも150件を超える多数の報告が得られているので、これを活用して以下の2点から分析してみよう。

• 「月~土」の行を信じて、「日曜日以外の大成功率は11%！」と“仮定”する。
• 「月」「火」「水」……「土」の各行をそれぞれ見てみる。
  ここで「5%未満の事象なんか起こらないはずだ(信頼区間)」と決め付ける。その上で、各曜日の“本当の大成功率”はどれくらいの範囲に収まるだろうか。
  各曜日の““本当の大成功率”がありそうな範囲”を統計学的に推定し、その上限(MAX)と下限(MIN)を求めてみる。

表の右側2列より、95%の精度で

• 金曜日の報告だけに基づくと、料理の大成功率は 2.33 ~ 8.19 %に収まりそうだ。
• 水曜日の報告だけに基づくと、料理の大成功率は 10.12 ~ 19.62 %に収まりそうだ。
  と言うことができる。

言い換えれば、““本当の大成功率”がありそうな範囲”がブレブレだということである。少なくとも『何らかの要因で料理の大成功確率が変動している可能性を否定しきれない』ことを示している。

この要因は、曜日や追加食材やそれら以外の何かが関わっているのかもしれないが、このデータだけでは判断が付かない。

ウチワによって大成功確率が変動している可能性に対する考察

2/17現在、収集されたデータから日曜日の分を除いた場合の結果は以下のようになる。

つまり、料理の大成功確率が10.25%～11.27%の間にある場合、放置してもタップしても矛盾が生じない。

上述したデータ通信のメタ的観点を踏まえても大成功確率に影響を与えている可能性は低いと考えられる。

料理による差

検証結果として、『ビルドアップマメカレー』と『オーバーヒートサラダ』は大成功確率が高いと結論付けられていたが、詳しく検証すると以下のような結果となる。

• ビルドアップマメカレー

  曜日	大成功回数	報告回数	推定値最大	推定値最小
  日曜日	9	14	84.73%	39.05%
  日曜日以外	5	22	41.98%	9.42%

  日曜日において、推定値よりも大成功確率が高いと言えなくも無いが、サンプル数が少なすぎるため断言できるほどではないだろう。

• オーバーヒートサラダ

  曜日	大成功回数	報告回数	推定値最大	推定値最小
  日曜日	6	15	64.05%	19.09%
  日曜日以外	10	59	27.06%	9.5%

  こちらに関しては、曜日に関わらず元々の推定値と一切矛盾しないため、大成功確率が高いと結論付けることはできない。

プレイヤー名による考察

せっかくデータ収集においてユーザー名を記入する欄があったため名前を拝借して『大成功確率の個人差』について考察する。
対象となるのは、データ数が100件を超える4名。

大成功確率が9.04%以上、11.6%以下であれば矛盾は無い。

金曜日の報告に関するデータ

上述の4名の報告結果に関して、金曜日の報告だけを抽出した。

あまる氏の報告のみ、極端に大成功確率が低くなっている。（それ以外の検証者の報告では大成功確率11%という説に矛盾しない）

あまる氏の傾向について

曜日における考察

月曜日と火曜日の大成功確率がかなり高く、それ以上に木曜日と金曜日の大成功確率がかなり低い。
木曜日と金曜日に関してはそれぞれ50件以上報告しているのにも関わらず、大成功報告が1回しか行われていない。

ちなみに、日曜日の大成功確率もかなり高くなっており、実に50%の確率で大成功している。

料理カテゴリにおける考察

月～土におけるカテゴリ間での有意な差は無い。
日曜日はサンプルが少なすぎて信頼のおけるデータではないが、『日曜日のサラダ』は非常に高い確率で大成功している。