目次
効果
効果量
スキル | Lv. | 効果量 |
---|---|---|
S | 1 | 5.0 |
2 | 7.0 | |
3 | 9.0 | |
4 | 11.4 | |
5 | 15.0 | |
6 | 18.1 |
仕様
効果量は効果対象のポケモンのげんき回復量のせいかくの影響を受ける。
画面上では小数点以下を四捨五入された数字が表示される。
所持ポケモン
考察
発動すればげんきの回復によってチーム全体のエナジー収集を大きく補助することが可能であり、非常に高く評価されている。
なお、このスキルによる回復は睡眠計測と違い100%を超えて回復できる。
朝1番に発動すると長い時間げんき100%以上で活動できるため、睡眠をする前にパーティに入れておきたい。
以下に具体的な考察を載せるが、げんきオールSが発動した回数に応じて、おてつだい回数がどれくらい増えるかを表にすると以下のようになる。
げんきオール発動回数 | おてつだい回数の増加量 |
---|---|
回復なし | - |
1回だけ | +10.61% |
2回だけ | +21.22% |
3回だけ | +31.83% |
そのため、きのみ得意ではない場合のチームに編成するべきかどうかの結論としては、以下のような関係になる。
また、ププリンの厳選の目安である『一日に3回以上発動できる基準(スキル確率補正とおてつだいスピード補正が合わせて2つ以上)』を満たしている場合、どんなポケモンを採用するよりも優先して採用する価値があると言えることも分かる。
さらに、げんきオール持ちが一切エナジーを稼がなかったとしても、一日3回発動する場合には採用する価値があるという事になる。
げんきによるおてつだいスピードの補正をげんきのページに基づく補正値であると仮定する。
げんき | おてつだい時間の短縮倍率 | げんき補正 | |
150~81 | 0.45倍 | 2.222倍 | |
80~61 | 0.52倍 | 1.923倍 | |
60~41 | 0.62倍 | 1.613倍 | |
40~21 | 0.71倍 | 1.408倍 | |
20~0 | 1.00倍 | 1.000倍 |
- 全く同じ性能を持つAとBのポケモンをそれぞれ、以下のようにして定義する。
これらA,B,Cについて、Aがげんき0%の際に10分間で稼ぐエナジー量を1エナジーとして、それぞれの場合にどれだけのエナジーを稼ぐかを考える。
睡眠時間を8時間半(510分)で、日中の活動を15時間半(930分)として以下のように考えることができる。
Aは
- 最初の200分間は『げんき81%以上』でお手伝いをする。
- 次の200分間は『げんき61%以上』でお手伝いをする
- 次の200分間は『げんき41%以上』でお手伝いをする
- 次の200分間は『げんき21%以上』でお手伝いをする
- 最後の640分間は『げんき20%以下』でお手伝いをする
以上より、Aが1日で稼ぐエナジー量について以下の式が成り立つ。
1/0.45*20 + 1/0.52*20+1/0.62*20+1/0.71*20+1*64=207.33
よって、
Aは207.33エナジー稼ぐことがわかる。
Bは
- 最初の380分間は『げんき81%以上』でお手伝いをする。
- 次の200分間は『げんき61%以上』でお手伝いをする
- 次の200分間は『げんき41%以上』でお手伝いをする
- 次の200分間は『げんき21%以上』でお手伝いをする
- 次の460分間は『げんき20%以下』でお手伝いをする
以上より、Bが1日で稼ぐエナジー量について以下の式が成り立つ
1/0.45*38 + 1/0.52*20+1/0.62*20+1/0.71*20+1*46=229.33
よって、
Bは229.33エナジー稼ぐことがわかる。
Cは
- 最初の560分間は『げんき81%以上』でお手伝いをする。
- 次の200分間は『げんき61%以上』でお手伝いをする
- 次の200分間は『げんき41%以上』でお手伝いをする
- 次の200分間は『げんき21%以上』でお手伝いをする
- 次の280分間は『げんき20%以下』でお手伝いをする
以上より、Cが1日で稼ぐエナジー量について以下の式が成り立つ
1/0.45*56 + 1/0.52*20+1/0.62*20+1/0.71*20+1*28=251.33
よって、
Cは251.33エナジー稼ぐことがわかる。
よって、以下の表が成り立つ
仮定 | 条件 | エナジー | Aとの比較 |
A | 回復なし | 207.33 | - |
B | 1回だけ | 229.33 | +10.61% |
C | 2回だけ | 251.33 | +21.22% |
げんきオールが平均して1日に2回以上は発動すると仮定すると、『げんきオール持ちのポケモンが、他の4匹のポケモンが稼ぐエナジー量の約15%分以上のエナジーを稼げるなら、他4匹の平均と同じポケモンを採用するよりもエナジーが稼げる』ということになる。
ヒーラーポケモンは単純に考えて、好物きのみ+きのみとくい+きのみSのポケモンに比べて1/6程度(16%程度)のエナジーを稼げることになるので、それ以外であれば採用する価値があるという事になる。
ププリンの厳選基準として推奨されている「スキル発動1日3回が狙える基準」を満たしたDを考える。
当然スキル発動タイミングによって評価は異なるが、150%のげんき上限を超えないように3回まとめて朝イチに発動したと仮定する。
この時Dは
- 最初の740分間は『げんき81%以上』でお手伝いをする。
- 次の200分間は『げんき61%以上』でお手伝いをする
- 次の200分間は『げんき41%以上』でお手伝いをする
- 次の200分間は『げんき21%以上』でお手伝いをする
- 次の100分間は『げんき20%以下』でお手伝いをする
以上より、Dが1日で稼ぐエナジー量について以下の式が成り立つ
1/0.45*74 + 1/0.52*20+1/0.62*20+1/0.71*20+1*10=273.33
よって、
Cは273.33エナジー稼ぐことがわかる。
よって、以下の表が成り立つ
仮定 | 条件 | エナジー | Aとの比較 |
A | 回復なし | 207.33 | - |
B | 1回だけ | 229.33 | +10.61% |
C | 2回だけ | 251.33 | +21.22% |
D | 3回だけ | 273.33 | +31.83% |
げんきオール持ちが一切エナジーを稼がなかったとしても、一日3回発動する場合には採用する価値があるという事になる。
以下に具体的な考察を載せるが、げんきオールS持ちのポケモンが好物きのみではない場合のチームに編成するべきかどうかの結論としては、以下のような関係になる。
- 非好物きのみSきのみとくいのポケモンよりはギリギリ優先される
- 好物きのみとくいのポケモンよりは優先されない
げんきによるおてつだいスピードの補正をげんきのページに基づく補正値であると仮定する。
げんき おてつだい時間の短縮倍率 げんき補正 150~81 0.45倍 2.222倍 80~61 0.52倍 1.923倍 60~41 0.62倍 1.613倍 40~21 0.71倍 1.408倍 20~0 1.00倍 1.000倍 - 全く同じ性能を持つAとBのポケモンをそれぞれ、以下のようにして定義する。
これらA,B,Cについて、Aがげんき0%の際に10分間で稼ぐエナジー量を1エナジーとして、それぞれの場合にどれだけのエナジーを稼ぐかを考える。
「元気が固定の睡眠中」のげんきは全ての場合で100%であるとして考える。Aは
- 22時30分から7時までの510分に加え、200分間は『げんき81%以上』でお手伝いをする。
- 次の200分間は『げんき61%以上』でお手伝いをする
- 次の200分間は『げんき41%以上』でお手伝いをする
- 次の200分間は『げんき21%以上』でお手伝いをする
- 最後の130分間は『げんき20%以下』でお手伝いをする
以上より、Aが1日で稼ぐエナジー量について以下の式が成り立つ。
1/0.45*71 + 1/0.52*20+1/0.62*20+1/0.71*20+1*13=269.67
よって、
Aは269.67エナジー稼ぐことがわかる。Bは
- 22時30分から7時までの510分に加え、380分間は『げんき81%以上』でお手伝いをする。
- 次の200分間は『げんき61%以上』でお手伝いをする
- 次の200分間は『げんき41%以上』でお手伝いをする
- 最後の150分間は『げんき21%以上』でお手伝いをする
以上より、Bが1日で稼ぐエナジー量について以下の式が成り立つ
1/0.45*89 + 1/0.52*20+1/0.62*20+1/0.71*15=289.62
よって、
Bは289.62エナジー稼ぐことがわかる。Cは
- 22時30分から7時までの510分に加え、560分間は『げんき81%以上』でお手伝いをする。
- 次の200分間は『げんき61%以上』でお手伝いをする
- 最後の170分間は『げんき41%以上』でお手伝いをする
以上より、Cが1日で稼ぐエナジー量について以下の式が成り立つ
1/0.45*107 + 1/0.52*20+1/0.62*17=303.66
よって、
Cは303.66エナジー稼ぐことがわかる。よって、以下の表が成り立つ
仮定 条件 エナジー Aとの比較 A 回復なし 269.67 - B 1回だけ 289.62 +7.34% C 2回だけ 303.66 +12.60% げんきオールが平均して1日に2回以上は発動すると仮定すると、『げんきオール持ちのポケモンが、他の4匹のポケモンが稼ぐエナジー量の約45%分以上のエナジーを稼げるなら、他4匹の平均と同じポケモンを採用するよりもエナジーが稼げる』ということになる。
ププリンの厳選基準として推奨されている「スキル発動1日3回が狙える基準」を満たしたDを考える。
当然スキル発動タイミングによって評価は異なるが、150%のげんき上限を超えないように3回まとめて朝イチに発動したと仮定する。この時Dは
- 22時30分から7時までの510分に加え、740分間は『げんき81%以上』でお手伝いをする。
- 最後の190分間は『げんき61%以上』でお手伝いをする
以上より、Dが1日で稼ぐエナジー量について以下の式が成り立つ
1/0.45*125 + 1/0.52*19=314.32
よって、
Cは314.32エナジー稼ぐことがわかる。よって、以下の表が成り立つ
仮定 条件 エナジー Aとの比較 A 回復なし 269.67 - B 1回だけ 289.62 +7.34% C 2回だけ 303.66 +12.60% D 3回だけ 314.32 +16.56% げんきオール持ちの稼ぐエナジーが他4匹の平均の33.77%以上あれば、平均と同じくらいのポケモンを採用するよりもエナジーが稼げる。
げんきオール持ちのポケモンが好物きのみではない場合、以下のような関係になる。
- 非好物きのみSきのみとくいよりはギリギリ優先される
- 好物きのみとくいのポケモンよりは優先されない
げんきオールの強み
スキルレベル4以下だと効果があまり高くない*1が、Lv.5, 6までスキルレベルを上げると回復量が一気に増えて*2、非常に強力なスキルとなる。
スキル発生確率を上昇させて一日に複数回発動させることができれば、チーム全体のげんきが一日の大半で80%以上をキープできることもある。
げんきによるおてつだい時間の短縮は非常に効果が大きい*3ことが分かっており、仮にげんきオール持ちのポケモンが一切エナジーを稼がないと仮定してもチーム全体としての獲得エナジーが多くなる場合がある(詳しくは元気オール)。
運用する際はスキルレベルは高いほど良いが、メインスキルのたねはプレミアム交換所以外での入手がかなり難しいため、無課金プレイヤーの場合はスキルレベルアップMとSを持っている個体を未進化から2段階進化させることでスキルレベル最大にできることを覚えておくとよい。
(2段階進化の例:ププリン→プリン→プクリン)
メインスキルのたねはアチーブメントで1つは簡単に手に入るため、これを利用してスキルレベル最大にすることもできるので、無課金プレイヤーであっても育成が可能である。
- ニンフィア
単純なおてつだい時間がプクリンよりも短く、スキル発動回数の期待値で勝る。しかし、スキルレベル6に上げるためにはメインスキルのたねが必須であるため、育成の難易度が高い。特に無課金プレイヤーには育成を推奨しづらい。
- プクリン
プクリンはスキル発動回数の期待値ではニンフィアに劣るが、進化のしやすさとスキルレベルの上げやすさ、食材の内容で差別化できる。
- サーナイト
おてつだい時間が短くラルトスから2段階進化することでメインのレベルアップも可能。総じて優秀だが、特別なイベントでの出現を除くとラピスラズリ湖畔にしか出現せず、まともな厳選を始められるのがかなり後の方になるうえ、育成においてもアメが集めづらい。
また特殊な運用例として、スキルでげんきを回復を賄えば睡眠による元気の回復が不要となる事を活かし、育成したいポケモンやきのみとくいのポケモン、食材とくいのポケモンを効率よく交代させて運用する事も可能となる。