考察
睡眠スコア100の場合、げんき回復量下降のせいかく補正を完全に打ち消すことができる*1。げんき下降補正のデメリットを大幅に緩和できるため、意識しておいて損はない。アップデートでの就寝時のげんきの仕様の変化により、評価が高まったサブスキルといえよう。
さらに、睡眠スコアの平均が80前後のプレイヤーにとっては、おてつだいボーナスを上回るほどの恩恵がある。
ただし、回復量が割合で増える都合上、睡眠スコアが70以下の場合*2には、おてつだいボーナスよりも恩恵が小さくなる。
睡眠スコア100が毎回安定しているプレイヤーにとっては、上記の「げんき回復量下降のせいかく補正を打ち消すことができる」こと以外には恩恵が得られない。
また、げんき回復ボーナスの効果は重複するため、複数編成することで回復量をさらに増やすことも可能。
このような編成は、睡眠時のげんき回復では100を超えて回復しないため、睡眠スコア100が毎回安定しているプレイヤーには無意味だが、睡眠スコアが安定しないプレイヤーや、一日に複数回睡眠をとる生活スタイルのプレイヤーにとっては有用性が高くなりやすい。
なお、睡眠時のBOX内ポケモンのげんき回復には影響しない。
睡眠スコアごとの恩恵に関する考察
睡眠スコア | 100 | 88 | 80 | 70 | 60 |
睡眠スコア100の場合と比べた おてつだい効率の差 | 0% | -7.07% | -11.79% | -16.24% | -20.69% |
ボーナス後のげんき | 100 | 100 | 91.2 | 79.8 | 68.4 |
睡眠スコア100の場合と比べた ボーナス込みのおてつだい効率の差 | 0% | 0% | -5.19% | -11.88% | -16.95% |
げんき回復ボーナスによる恩恵 | 0% | 7.07% | 6.60% | 4.36% | 3.74% |
余談
他のサブスキルは全て「〇〇%」とパーセント表記になっているが、このサブスキルだけ何故か「〇〇倍」という表記になっている。
Ver.1.1.0のアップデートにて下記のバランス調整がされた。
同時に元気回復量下降せいかくの補正が80%→88%に調整された。
88%×1.14≒100%となるため、本スキル持ちが1体いればせいかくデメリットを帳消しにできるよう調整したと思われる。
※下記はせいかくによる補正「げんき▼▼」マイナスの効果が0.8倍、「げんき回復ボーナス」の効果値が1.12倍であった時の評価
げんき回復ボーナスは、げんき量を底上げできる……はずなのだが、割合で回復量の増加分が変わるため睡眠時間が不足している人は効果が弱くなり*3、逆にアプリの趣旨に従ってしっかり寝る人には恩恵がほぼ無い*4と、2つもの矛盾を抱えているため、これも評価が低い。
ただし、元気回復量減少のせいかくを補う分には優秀と言えるだろう。睡眠スコア100を取った際に、げんき回復量減少性格だと80%しか回復しないが、このサブスキルを持ったポケモンと一緒に寝ると、89%分回復できるようになる。ただし、元気回復減少性格とげんき回復ボーナスを必ず組み合わせるとなると編成に大きな制限ができるという欠点もある。