厳選

Last-modified: 2024-05-08 (水) 17:52:13

攻略情報: チーム編成 初心者向け 中・上級者向けつよいポケモン 厳選小ネタ・裏技

厳選とは

厳しく選別すること。
殊にゲームにおいては、自分の目当ての物が出るまで繰り返し入手を続けることを言う。
同じポケモンならば必ず同じ性能である部分もあるのだが、一方で同じポケモンでも個体ごとに性能が異なる部分もある。
当然、それによって個体ごとにつよい・よわいの差が出てくるので、つよい個体が出るまで厳しい基準で選別を行い続ける…それが「厳選」である。

目次

はじめに

ポケモンスリープでは、まだ充分に解明されていない部分や未解禁の要素も多く、またプレイヤーそれぞれの生活リズムや好みのプレイスタイル等によって価値が変わるものもある。
ポケモンスリープの目的からみても過度な対戦・競争要素が追加される可能性は低いため、厳選もポケモンスリープ本来の目的である「規則的な睡眠を取れるようにする」から逸脱しない範囲で楽しむことが推奨される。
性能はなんであれ、好きなポケモンと一緒に寝ることこそがこのゲームの醍醐味であることを忘れてはならない。

厳選の方針を決める

ポケモンスリープには非常に多くの要素があり、『仲間にしたポケモンは強いのかどうか』を判断することはかなり難しい。

この記事では、仲間にしたポケモンの「個体差のある要素」に対して『どのように評価すればよいのか』の考え方の指針を示している。
その中には「強い」「良い」といった評価が多く登場し、それらを全て満たした「理想個体」という概念も登場する。しかし、ポケモンを仲間にできる機会が非常に限られているこのゲームでは『とにかく強い個体を仲間にする』ことを目指す必要は全く無い。
というのも、ポケモンにはそれぞれ個性があり、仮に「理想個体」と呼べるポケモンを仲間にできたとしても、そのポケモンを活かしたチーム編成を組んで適切な役割を与えなければ本領を発揮することはできない。そして、担う役割によってはそこまで過度な厳選は必要ない場合も非常に多いのである。

厳選においては、『自分のチーム編成に合ったポケモンを見つける』事が何よりも重要となる。

また、ポケモンのとくいごとに求められる役割が大きく異なっており、基本的にはとくいごとに違った方針が必要となる。
そのため、以降の詳細な説明はとくいごとに分けて行う。
中にはとくいの枠組みから外れた独特な強みを持つ場合もあるので、これも後に説明を行う。

前提: 厳選要素の共通項

「個体差」の定義
同種のポケモンでも性能に差がある部分で、かつ仲間にした後にプレイヤーの意志で変更することができないもの。

まずはポケモンスリープにおける個体差のある要素に注目する。個体差のある要素は以下の3つである。

性能と関係ないものも含めると色違いや性別*1もあるが、これらはあくまで見た目だけの要素であるため、このページでは割愛する。
また、他に個体差のあるものとしてSPがあるが、これは種族・レベル・上記の要素などから算出されているものの、現状は単なる数字であり性能に直接影響するものではないため割愛する。

本項では、食材サブスキルせいかくについて、全体的に共通する事項の説明を行う。
また、基本事項や効果倍率等を把握していない場合は、それぞれのページを参照しておくこと。

また、解説の中には各ポケモン毎の食材確率・スキル発生確率を前提に解説している項目もあるが、これらの確率については今なお検証が続けられている未解明の要素を多く含んでいる点に注意が必要である。

厳選要素①:食材の2枠目と3枠目

2枠目・3枠目の食材はポケモンの種類ごとに候補が決まっており、その候補から選ばれた各食材枠の組み合わせを厳選することになる。
基本的には『食材の基礎エナジーの合計値』の観点ではどの候補が選ばれたとしても大きな差がない。

詳細な仕様
  • 1枠目、2枠目、3枠目が同じ食材の場合
    • きのみとくい・スキルとくいの場合
      拾ってくる数は1個、2個、4個である。
    • 食材とくいの場合
      拾ってくる数は2個、5個、7個である。
  • 2枠目、3枠目が1枠目とは違う場合。
    • 上記「1枠目と同じ食材の場合」と同程度のエナジーになるように、数が調整される
      具体的には以下のようになっている。
      • 2枠目:『「1枠目で持ってくる食材エナジーの合計を2.25倍した数値」を「2枠目で持ってくる食材エナジー」で割った数』を四捨五入した個数
      • 3枠目:『「1枠目で持ってくる食材エナジーの合計を3.60倍した数値」を「3枠目で持ってくる食材エナジー」で割った数』を四捨五入した個数

例として1枠目でリラックスカカオを拾ってくるアブソルの食材のエナジーを表にした。

食材1枠目2枠目3枠目食材名
候補Aリラックスカカオ.png2個
151*2=302
リラックスカカオ.png5個
151*5=755
リラックスカカオ.png7個
151*7=1057
リラックスカカオ
候補Bなしとくせんリンゴ.png8個
90*8=720
とくせんリンゴ.png12個
90*12=1080
とくせんリンゴ
候補Cなしなしあじわいキノコ.png7個
167*7=1169
あじわいキノコ

そのため、基本的には作りたい料理のレシピに合っているかどうかが基準となる。ただし、どんな料理を作るのかはチーム編成やプレイスタイルによって大きく異なるため、一概に「どの候補が優れている」といった評価を下すことはできない。

特に、きのみ/スキルとくいの場合、食材を持ってくる数自体が少なく基本的に重要視されない。
ただし、中には食材とくいでは賄えない食材を持ってくるポケモンもいる。詳細は「特殊な場合」に記載する。

一方で、どんな食材を持って来れるかによって役割が大きく変わる食材とくいのポケモンにとっては、最も重要な厳選要素になる。
また、現在あまり評価されていない食材であっても今後追加されるレシピによって評価が大きく変わる可能性がある。

このページでは、食材についての呼称を以下のようにアルファベットの羅列で表記する。

  • 1枠目の食材は『A』
  • 2枠目候補のうち1枠目と異なる食材が『B』
  • 3枠目候補のうち1・2枠目と異なる食材が『C』

例えば、3枠全ての食材が同じ場合は「AAA」、2枠目と3枠目の食材が同じ場合は「ABB」、3枠全ての食材が異なる場合は「ABC」、などである。(ほかに「AAB」「AAC」「ABA」があり、食材3種の場合その並びは全部で6パターンである。)
これは2枠目までで論じる場合も同じで、1枠目と2枠目が同じ場合は「AA」、1枠目と2枠目が異なる場合は「AB」とする。

フシギダネ系統の場合

001.png002.png003.png

抽選対象

候補Lv.1/1枠目Lv.30/2枠目Lv.60/3枠目
Aあまいミツ.pngあまいミツあまいミツ.pngあまいミツあまいミツ.pngあまいミツ
Bあんみんトマト.pngあんみんトマトあんみんトマト.pngあんみんトマト
Cほっこりポテト.pngほっこりポテト
固定ランダムランダム

組み合わせ一覧

2枠目が解放されても食材を持ってくる確率が上がるわけではなく、食材確率はそのままで1枠目食材と2枠目食材をほぼ半々で持ってくるようになる。
そのため、食材がABの場合は、2枠目解放時のLv.30からLv.59まで、食材Aの1日あたり入手数はLv.29時点の約半分に減ることに注意が必要である。
なお、ABとなる確率は約2/3あるのに対し、AAとなる確率は約1/3であると検証されている。つまり、AAを狙うなら厳選難易度が上がることも頭に入れておこう。

3枠目についてはLv.60で解放されるが、現時点では解放不可である。
特に食材とくいの場合は、3枠目の食材の量が非常に多いため、解禁された場合、その後の料理計画に与える影響も非常に大きい。そのため、3枠目食材の厳選を考えるプレイヤーもいる。詳細は食材とくいの項目に記述する。
ちなみに3枠目は2枠目と異なり,食材ABCの中からおよそ均等(約1/3)の確率で選ばれると検証されている。

厳選要素②:サブスキル

解放レベルとその評価

サブスキルはレベルを上げなければ発動しないが、このゲームは厳選だけでなくレベル上げのコストも重く、育成にも極めて多くの時間がかかる。
そのため、Lv.10に配置されるサブスキルは評価への影響が極めて大きいが、逆にLv.50以降に配置されているものはそもそも発動可能になるまでに膨大な時間がかかるので評価の優先度が低くなる。
現在ではポケモンのレベルは55までしか上げることができないため、Lv.75とLv.100のサブスキルは解放できない。解放可能になったとしても、その頃にはアップデートで様々な仕様が変更されている可能性もある。
むしろ Lv.75やLv.100にLやMのサブスキルが付いた場合、サブスキルのたねを使う際のランクアップの邪魔とさえ言える*2

従って、厳選における各レベルで解放されるサブスキルの評価の優先度は、当面の間は以下のように考えると良いだろう。

  • Lv.10とLv.25で解放されるサブスキルは最優先で考慮
  • Lv.50で解放されるサブスキルは優先度が下がる
  • Lv.75と Lv.100で解放されるサブスキルは基本的には考慮しない

目当てのサブスキルが揃う確率

きのみの数Sおてつだいボーナスは非常に強力なサブスキルであるが、それらを持っているポケモンを仲間にできる確率はかなり低い。
検証中のデータを含んでいるが、以下に仲間にできる確率の一覧を載せておく。

例えば、非常に強力なサブスキルであるきのみの数Sおてつだいボーナスなどのサブスキルを持ったポケモンを仲間にできる確率を計算してみる。

サブスキルの抽選による出現確率は同じレア度であればすべて同じであると仮定し、以下のような出現確率であると考える*3

レア度抽選割合推定値
金スキル2%
青スキル6%
白スキル12.5%
  • きのみの数Sを持っている確率
    Lv.\F.L.10未満10~3940~99100~
    25以下4.0%16.0%28.6%28.6%
    50以下6.0%17.7%30.0%42.9%
  • フレンドレベル10未満でスキル確率アップM/SとおてつだいスピードM/Sを組み合わせて持っている確率
    サブスキル\レベルレベル25以下レベル50以下
    無し39.7%25.0%
    おてスピS25.0%37.5%
    おてスピM12.0%18.0%
    スキ確S25.0%37.5%
    スキ確M12.0%18.0%
    おてスピS+おてスピM1.5%4.5%
    おてスピS+スキ確S3.1%9.4%
    おてスピS+スキ確M1.5%4.5%
    おてスピM+スキ確S1.5%4.5%
    おてスピM+スキ確M0.72%2.2%
    スキ確S+スキ確M1.5%4.5%
計算式及び考え方

想定していたよりも計算が複雑だったため、間違っている可能性も高いです。
抽選確率ではなく出現割合として考えるべきですので修正しました。
計算式が間違っていると思ったら修正していただけると幸いです。

  • きのみの数Sを持っている確率
    レベル\フレンドレベル10未満10~3940~99100~
    25以下2%+2%1/7+6/7*2%1-(6C2)/(7C2)1-(6C2)/(7C2)
    50以下2%*31/7+6/7*(2%+2%)(1-(6C2)/(7C2))+(6C2)/(7C2)*2%1-(6C3)/(7C3)
  • きのみの数Sとおてボが揃っている確率
    レベル\フレンドレベル10未満10~3940~99100~
    25以下2%*2%*22/7*2%1/(7C2)1/(7C2)
    50以下(3C2)*0.08%2/7*2%*2+5/7*2%*2%*21/(7C2)+{(2C1)*(5C1)/(7C2)}*2%5/(7C3)
  • 食材確率アップM/Sを持っている確率
    レベル\フレンドレベル10未満10~3940~99100~
    Mのみ25以下6%*26%00
    S込み1-(1-18.5%)^212.5%+6%00

ボーナス系

基本的にサブスキルはポケモンの能力を強化するものであるのに対し、以下のボーナス系はパーティ全体のサポートや育成面のサポートとなるものである。
従って、他のサブスキルに比べて「つよい」というわけではないが、食材とくいやスキルとくいなど潰しの効くポケモンが取得していると取り回しやすくなるし、きのみとくいは相性の良いサブスキルが少ないためこれらで妥協できると厳選が楽になる*4
「高Lv.のげんき回復メインスキルを持ち、睡眠による元気回復の必要が少ない」「1つの食材に特化していて常用しないが必要な時にピンポイントで編成する(ボックス内回復で十分)」といった睡眠時に編成する機会の少ないポケモンにおいては生かす機会が少ないため注意。
食材等リソース集めやレベル上げなどに徹する週、グッドスリープデーの時だけ運用する手もある。

厳選要素③:せいかく

せいかくの一覧表

下降▼▼おてつだい
スピード
げんき回復量食材おてつだい
確率
メインスキル
発生確率
EXP獲得量
▲▲上昇
おてつだい
スピード
がんばりやさみしがりいじっぱりやんちゃゆうかん
げんき
回復量
ずぶといすなおわんぱくのうてんきのんき
食材おてつだい
確率
ひかえめおっとりてれやうっかりやれいせい
メインスキル
発生確率
おだやかおとなしいしんちょうきまぐれなまいき
EXP
獲得量
おくびょうせっかちようきむじゃきまじめ

※上昇と下降が同じ箇所になっているものは相殺されて無補正(せいかくによる特徴なし)になる

ソート一覧表
せいかく上昇下降
さみしがり  おてつだいスピード  げんき回復量
いじっぱり  おてつだいスピード  食材おてつだい確率
やんちゃ  おてつだいスピード  メインスキル発生確率
ゆうかん  おてつだいスピード  EXP獲得量
ずぶとい  げんき回復量  おてつだいスピード
わんぱく  げんき回復量  食材おてつだい確率
のうてんき  げんき回復量  メインスキル発生確率
のんき  げんき回復量  EXP獲得量
ひかえめ  食材おてつだい確率  おてつだいスピード
おっとり  食材おてつだい確率  げんき回復量
うっかりや  食材おてつだい確率  メインスキル発生確率
れいせい  食材おてつだい確率  EXP獲得量
おだやか  メインスキル発生確率  おてつだいスピード
おとなしい  メインスキル発生確率  げんき回復量
しんちょう  メインスキル発生確率  食材おてつだい確率
なまいき  メインスキル発生確率  EXP獲得量
おくびょう  EXP獲得量  おてつだいスピード
せっかち  EXP獲得量  げんき回復量
ようき  EXP獲得量  食材おてつだい確率
むじゃき  EXP獲得量  メインスキル発生確率
がんばりや無補正
すなお無補正
てれや無補正
きまぐれ無補正
まじめ無補正

げんき回復量

Ver.1.1.0でのアップデートにおいて、睡眠計測中でもげんきが減少するようになったため、大きく評価が変わった。

げんきの補正表
げんきおてつだい時間の短縮倍率げんき補正
80+.png150~810.45倍2.222倍
79-.png80~610.52倍1.923倍
59-.png60~410.62倍1.613倍
39-.png40~210.71倍1.408倍
19-.png20~01.00倍1.000倍
  • せいかくによる上昇補正
    • 長所
      げんきの評価が1段階ズレているだけでもおてつだいスピード補正で換算すれば10%以上の差が生じる*12
      そのため、特に平均睡眠スコアが80程度の人の場合、睡眠スコア80でも96まで回復できるようになるこの補正の恩恵は非常に大きい。
      この場合には『げんき回復補正とおてつだいスピード補正はほぼ同じくらいの価値がある』ことになる。
      また、元気回復量の補正はメインスキルによる元気回復やげんきマクラにも乗るので、睡眠中以外での元気の維持にも役立つ。
      ちなみに、ゲーム内のステータスとしてはこの上昇補正は高く評価されているようで、元気回復量が増える性格のポケモンはSPが高くなりやすい。
    • 短所
      毎回睡眠スコア100を安定して出せるプレイヤーの場合、この補正が無くともげんきは100回復(全回復)するため、睡眠時においてはこの補正は無意味となる。
  • せいかくによる下降補正
    • 長所
      デメリットを相殺する手段が色々と存在する。
    • 短所
      上記の手段は、本人がげんきチャージの場合を除いてどれもこれも負担が大きい。数日に1回しかお手伝いに参加させられなかったり、他のポケモンでげんき回復ボーナス厳選が強要されたり、既にげんき回復ボーナスのポケモンがいたとしても睡眠時の編成が制限されたりするし、あるいはアイテムを多く使う重課金が要求されたりする。
      上記の手段を使わない場合、睡眠スコア100でもげんきは88の状態から1日をスタートすることとなる。
      この影響は結構大きく、おてつだいスピードSだけではギリギリ相殺できない程度のマイナス補正である(詳細はげんきを参照)。アップデートによる上方修正で、 おてつだいスピードが下がるせいかくよりマシにはなったが、それでも痛いマイナスである。
       
      そのため、上記の手段を実行できるか、あるいはせいかくの上昇補正(さみしがり→無補正、おっとりひかえめおとなしいおだやかに近い感覚で運用できるので、とくいと噛み合えば採用価値はある)やサブスキル(おてつだいスピード上昇関連)などのステータス自体でカバーできない限りは、極力採用を避けるべきである。
       
      その他、ゲーム内のステータスとしてはこの下降補正は大きなマイナス点と評価されているようで、元気回復量が減る性格の個体はSPが低くなりやすい。
  • 補足(ヒーラーとの相性)
    せいかく補正はメインスキルの効果にも影響するため、ヒーラーとの相性も考える必要がある。
    まず、げんき回復量上昇補正の場合、単純に元気回復量が上がりデメリットもないので相性が良い。
    一方で、げんき回復量下降補正のせいかくとヒーラーとの相性は良い面悪い面両方存在する。
    1日の睡眠時間を8時間半と考えた場合、げんき回復量下降補正のポケモンであっても、げんきを51以上残せば残した分だけ88を超えたげんきで一日を始めることができる。そのため、げんきを63以上残して睡眠を開始する事ができれば、げんき100で一日をスタートできる。
    げんき100で1日を始められるメリットは大きいが、げんきオールSのスキル効果のみでこれを達成しようとすると、Lv.6げんきオールSを1日4回発動する必要がある。
    これは理想個体のヒーラーであっても1日のスキル発動回数の期待値を上回るので*14、常に狙うのは難しい。また、回復量が増えれば増えるほど回復量減少の影響も大きくなので、その影響も差し引く必要がある。
    逆にげんきが51を上回らなければ、単純にげんき回復量減少の分だけ(元気↓以外の個体と比べ)損をすることとなる。ただし、元気回復量が少ければ少ないほど、回復量減少の影響も小さくなる。

EXP獲得量

レベル上げに時間のかかる本作においては、EXPが増える性格も減る性格も基本的に無視できないだけの影響がある*15
以下のようなポケモンの場合は特に恩恵が大きい。

  • 進化条件に高いレベルが要求されるポケモン
  • 経験値タイプ900タイプのポケモン
  • Lv.30で食材の二枠目を速やかに解放したいポケモン
  • 出現率の低いポケモン(リサーチによるアメ(EXP)の獲得が難しいため)

ただし、このゲームにはレベル上限が存在するため、育て切ってさえしまえば影響は小さくなる。

無補正

このゲームにおいては基本的に、どのせいかく補正項目が下がってもプレイにマイナスの影響を及ぼす場合が多いため、どの項目も下がってほしくはない。
そのため無補正は平均以上の性能と言って良い。

せいかくによる性能低下をサブスキルで補う

例えばおてつだいスピードが下がる性格は一般的に避けるべきとされているが、サブスキルにおてつだいスピードSがあればある程度補填、Mがあれば帳消しにした上でお釣りが来る。MとSの両方があれば実質的に上昇補正を超える。

性格項目性格下降補正下降補正+
サブスキルS
下降補正+
サブスキルM
下降補正+
サブスキルM+S
性格上昇補正
おてつだいスピード-9.09%-2.25%+5.71%+15.07%+11.11%
げんき回復によるおてスピ*16-7.07%-0.08%+8.05%+17.63%±0.00%
メインスキル発生確率-20.00%-5.60%+8.80%+23.20%+20.00%
食材おてつだい確率

このように、性格による性能低下は、サブスキルによって一部補填、場合によっては帳消しにすることもできる。
以前はげんき回復下降補正によるおてスピ低下はサブスキルのおてスピMですら補えないほどのマイナスであったが、アップデート後はおてスピSでもほとんどカバーできる程度になった。おてスピMならば他の下降補正同様お釣りが来る。

なお、サブスキルでの補填や帳消しを狙っていたとしても、そのサブスキルを開放するレベルまでは苦しい育成になるので、その点は注意が必要である。

本論: とくい別

きのみとくい / 食材とくい / スキルとくい

きのみとくい

きのみを集めてエナジーを稼ぐのがきのみとくいの役割である。
基本的にきのみの数Sを持っている個体やおてつだいスピードが上昇している個体を狙うと良いだろう。
また、食材確率が上がることでエナジー効率が下がってしまう場合がある。致命的なデメリットとはならないが、厳選の際には覚えておきたい。

どの程度獲得エナジー効率が下がるのかの試算

無補正ライチュウLv.25の場合、ウブのみ1個で49エナジーだが、とくせんリンゴ1個は90エナジーなので、食材を全て追加食材として使うと仮定すると食材を1個持ってくるごとに8エナジー分マイナスになる。

きのみの数Sがあったり、カビゴンの好物きのみであった場合、そのマイナスはより大きくなる。
きのみS+好物きのみだとLv.25ではきのみお手伝い1回で294エナジー獲得できるので、食材を持ってくるごとに204エナジーマイナスになる。

ライチュウの場合、1日に10回から20回ほど食材お手伝いをするので、食材確率Mがあると5回程度食材お手伝いが増えるため、無補正の場合で40エナジー/日、きのみS+好物の場合で1020エナジー/日のマイナスである。
Lv.25 無補正ライチュウは1万エナジー/日、きのみS+好物きのみの場合は3万エナジー/日稼ぐので、多くても3~5%程度のマイナスである。

そしてこのマイナスは、第2食材解放のLv.30や第3食材解放のLv.60で小さくなる(プラスに転じることもある)が、それら以外のタイミングでのレベルアップではレベルアップ毎にマイナスが大きくなっていく。

ただし上記試算は食材を追加食材として使う場合である。食材をしっかりレシピ通りに使い、レシピレベルもポケモンのレベルと同等になればこのマイナスを覆せるため、普段からしっかりと料理に取り組んでレシピレベルを上げておきたい。

食材確率を下げる裏技的な手法
  • いつ育運用

    いつのまに育成の特別な仕様を利用した方法。
    ポケモンの所持数が満杯になっている場合、いつのまに育成という状態に移行するが、その際には以下のような特別な仕様がある。

    • この状態のポケモンはきのみしか拾ってこなくなる。
    • メインスキルの発動判定が行われなくなる*17

    きのみ確率を100%にできるが、『メインスキルの発動抽選が行われない』というかなり大きなデメリットが存在する。

サブスキル

最大所持数アップについては、所持数限界に達してもいつのまに育成できのみは拾えるため、食材とくい・スキルとくいに比べて恩恵は薄めである。もちろん、所持数アップがあることで拾ってくる食材やスキル発動回数が増えて助かることもあるだろうから、その場合は有力なサブスキルになる。

せいかく

おてつだいスピードが上がる性格が理想。
逆に、おてつだいスピードが下がる性格は大きなデメリットなので特に避けたい。

  • いじっぱり
    食材にこだわらない場合、食材確率が下がる性格ならきのみを拾う確率が上がり効率的。
  • やんちゃ
    メインスキルが特別強力でもないもしくは元々の発動確率が低い場合は、発動確率が下がってもデメリットは小さい。

同じくおてつだいスピードの上がる「さみしがり」はげんきの回復手段があるなら、「ゆうかん」はアメが手に入りやすいならおすすめ。
また、レベルが上がることできのみエナジーは指数的に上昇するため、「ようき」「むじゃき」などのEXP獲得量アップのせいかくもそれなりに評価できる。

厳選基準

基本的にはカビゴンの好きなきのみの時に、自分が持っている他のきのみエースを超えることができるかどうかという相対的な評価が基準となる。
人によって持っているポケモンが異なるので、この基準も人によるところである。例えば既にきのみの数S持ちのライチュウやバクフーンを持っている人は、相当厳しい基準を設けても良いだろう。
一方で、そのような個体がいない場合には、緩い基準を設けても良いだろう。

  • まだ手持ちが揃っていない最序盤であれば、無補正程度の個体でも育てておく価値はある。
  • フレンドレベルが10に達すればLv.10サブスキルが金確定となるため、厳選難易度が一気に下がる。きのみの数Sおてつだいボーナスを重視するなら、積極的にたくさん仲間にすると良い。

  • また、補足資料として、理想ライチュウ基準表を置いておく。
    これは、『そのポケモンが自分のきのみがカビゴンの好みだった時に、好みきのみではない理想個体ライチュウの獲得エナジー効率を超えるための条件』を表したものである。
    • この基準を満たしているポケモンは、少なくともきのみがカビゴンの好物に指定された時には出番があることになる。
    • 一方で、この基準を下回る個体は、理想ライチュウを使った方がエナジーを稼げるので、理想ライチュウが居るなら出番が回ってくることが無いということになる*22
    • 理想ライチュウは『いじっぱり+おてつだいスピードM+きのみの数とし、条件をそろえるため、Lv.1時点での効率で比較する。
      食材やメインスキルは考慮しないため、きのみS倍率は1.5倍となっており、実際の獲得エナジーとは乖離がある点に注意。

理想ライチュウ基準表

ポケモンエナジー
効率
理想ライチュウ
との比較*23
理想ライチュウを
超えるための条件
理想ライチュウ2.2011.000-
ライチュウ2.2720.969無補正
バクフーン2.250.978
オーダイル2.2140.994
ハガネール2.2001.000おてつだいスピードS
メガニウム2.1421.028
トドゼルガ2.1341.032
ドードリオ2.0001.101おてつだいスピード上昇性格
ジュペッタ2.0001.101
イワーク1.9351.137おてつだいスピードM
オコリザル1.9281.142
ピカチュウ(ハロウィン)1.9241.144
チルタリス1.8921.164おてスピS+性格補正
ヘルガー1.8781.172
ピクシー1.8581.185
バタフリー1.8461.193
ラッタ1.751.258おてスピM+性格補正
ヤルキモノ1.751.258
アーボック1.731.273
ガラガラ1.6561.329おてスピS+おてスピM+性格補正
ケッキング1.4741.494きのみの数S

食材とくい

食材とくいのポケモンは、料理を作りエナジーを稼ぐために多くの食材を入手するという役割を持つ。
多数の食材を使うレシピ(大型の料理)の方が圧倒的にエナジー効率が良いので、最終的にはなるべく大型の料理を作れるようにしたい。
1日に作る回数と目標の食材数を設定して、シミュレータ等を使って必要なスペックを確認するとよいだろう。

基本的には食材確率を上げた方が、おてつだいスピードを上げるよりもエナジー効率および食材獲得数は増える。
そのため、一般的な優先順位は「食材確率上昇>おてつだいスピード上昇」となるだろう。

第2食材、第3食材

どんなにサブスキルや性格が良くても、目的の食材を持ってくることができなければ本末転倒である。
食材が変わるだけでそのポケモンの役割がもはや別物となるので、最も重要な厳選要素と言えるだろう。

2枠目までしか解放できない現時点においては、AAの場合は食材Aが、ABの場合は食材Bがそのポケモンのメイン食材となる。
特にLv.30以降において、AとBどちらの食材がチームにとってより多く必要になるか、よく考えてから厳選を始めたい

第3食材については、現時点では厳選するかどうかの判断が難しい。
解禁されると第3食材の影響は非常に大きいが、今後新ポケモンの解禁で各食材の入手性が変化したり、新レシピの追加で食材自体の評価が大きく変わる可能性もある。
現時点で3枠目まで厳選するかしないかは、各自でよく考えて判断したい。
参考までに、ver1.5.1現在当Wikiの掲示板では「AAAは無補正でも優秀な個体である」という考え方が主流。

3枠目の考え方の一例

いずれ3枠目まで解放することを見据えるならば、最終的には3枠目の個数が最も多いため、解放後は3枠目食材がそのポケモンのメインの担当食材となる。
また、3枠目解放時に1枠目・2枠目の食材入手量に与える影響も大きい。
ABAやABBの場合、3枠目解放時にその食材の入手量が爆発的に増えることになる。
逆にABBやABCの場合、3枠目解放時点で食材Aはほとんど持ってこなくなる。
そのため、1枠目が数を必要とする食材であればAAやABAを狙う方が良いし、1枠目が必要性の低い食材であれば、ABBやABCを狙う方が良い。
これらの将来的なことを視野に入れるなら、3枠目の厳選も考えた方が良いだろう。

また、3枠目も考えれば、AAAはもちろん食材A特化だが、それだけでなくABBの場合もほぼ食材B特化といえる点に注意が必要*24
このように1つの食材に特化した個体は、その食材を大量に供給できる反面、漫然とパーティーに入れたままだとその食材が余りがちになるおそれがある。食材が余ると追加食材として突っ込むしかなくなるため、エナジー効率が大幅に落ちてしまう。酷い場合は作りたい料理に全く対応できず、追加食材としてしか使えない場合もあり得るので、編成をよく考える必要がある。
他方、AAB、AAC、ABA、ABCは、2種類の食材をバランスよく持ってくる*25
その組み合わせによってより多くのレシピに対応できると言えるが、食材の入手にランダム性が絡むため供給量が不足し作りたい料理が作れない場合が出てくる可能性もある。特に短時間の内に特定の食材がどうしても欲しいという場面では思い通りに行かないことも。

1つの食材を大量に消費する料理もあれば、色んな食材を広く消費する料理もある。前者を作るならAAAやABBを選ぶ方が良いし、後者を作るならそれ以外を選ぶ方が良い。
中には1つの食材を大量に消費しつつ、残り2~3種類の食材を少しずつ使用する料理もある。それを作るなら、AAAまたはABBの個体と、そうでない個体を組み合わせると効率が良いかも知れない。
自分のチーム編成を考慮に入れつつ、将来も見据えて柔軟に考えたい。

サブスキル

所持数限界に達すると数少ないきのみしか拾えなくなるため、大幅な性能低下を招くことになる。プレイスタイルや睡眠時間などによっては最大所持数アップもかなり重要なサブスキルとなり得る。
ただし、こまめに回収できる場合や2段階進化して元々十分な所持数上限を持つ場合は、最大所持数アップLを持つよりもおてつだいスピードMを持っている方が獲得エナジーも獲得できる食材数も多くなる。

所持数限界にならない目安

性格/サブスキルともに考慮しない場合、ヒトカゲだと大体4時間強、リザードンになって第二食材も解放されると5時間強で満杯となる。アブソルの第二食材がとくせんリンゴの場合は3時間程度でも満杯となる*26
もちろん、食材確率やおてつだいスピードが上昇しているともっと早く所持数限界に達する。
最大所持数アップSは6個、Mは12個、Lは18個の所持数を上げることができる。仮に2000秒程度で1回のお手伝いをし、平均3個の食材を確率20%で持ってくるとすると、最大所持数アップSなら約2時間20分、Mなら4時間40分、Lなら7時間分、所持数が溢れるまでの時間を延長できることになる*27
また、最大所持数を妥協して「いくらか溢れる程度なら構わない」という考え方もある。さすがに長時間溢れ続けると、上記の通り少ないきのみしか拾って来ずエナジー効率が大幅に低下してしまうが、短時間溢れるだけならばさほど気にならない。その場合はそこまで最大所持数アップを重視しなくても良いだろう。

相性の良いサブスキルが多く、サブスキル面では比較的厳選しやすいと言えるが、一方で有用な物が青スキルに集中している。フレンドレベルが10に達するとレベル10のサブスキルの枠が金スキルで確定してしまうので注意が必要である。
また、きのみの数Sは食材の数を稼ぐに当たって悪影響がある点には注意。一方で、エナジー効率だけを見るならば大きく向上するため、基本的に前向きに評価して良い。これを持っている場合は両刀型も参照のこと。

せいかく

  • うっかりや」「れいせい
  • おっとり」「やんちゃ」「ゆうかん」「さみしがり」「ひかえめ
  • 上がると良い補正
    食材収集だけに絞る場合、食材確率が1.20倍*28になる性格が最も効率がいい。
    おてつだいスピードが1.11倍になる性格も優秀。
  • 下げたくない補正・下げていい補正
    食材確率やおてつだいスピードが下がる性格は避けたい。
    メインスキルが重要ではない場合は、発動確率は下がっても悪影響は少ないため、「うっかりや」「やんちゃ」も良い。
  • 判断に迷いやすい性格
    ひかえめは、時間単位での食材入手数が無補正よりも1.08倍に増えるので、悪くはないだろう。
    逆に、いじっぱりは、無補正よりも食材入手効率が落ちるため、あまり望ましくない。

厳選基準

食材とくいポケモンの場合は個体性能よりも他のポケモンとの組み合わせが重要と言える。
そのため、食材の内容について妥協することはできないが、サブスキルや性格については比較的妥協しやすい。

基本的には無補正の個体でも十分な数の食材を持ってこれるので、無補正以上の望んだ第2食材持ちであれば育てても良いだろう。

スキルとくい

スキルとくいのポケモンは、持ってくるきのみの数も食材の数も少ないが、珍しい強力なスキルを持っていたり、スキル発生確率が高く設定されていたりする。
そのため、基本的にはメインスキルのレベルや確率を高め、スキルの発動でチームに貢献することを目指すと良いだろう。

サブスキル

  • 最優先に考えるべきなのが、スキルレベルを上げること
    そのために、まずは「スキルレベルアップM/S」について考える必要がある。これは課金状況によって事情が変わる。

    無課金ユーザーにとってはスキルレベルアップは必須級である。多くのメインスキルはレベル5以上になると極端に効果が大きくなる仕様になっており、スキルによるチームへの貢献の効率を考えればスキルレベルを上げることが最も優先されるにもかかわらず、スキルレベルを上げる手段が「そのポケモンを進化させることで1上がる」以外ほとんど狙えないためである。
    他方、プレミアムパスに加入している場合には、メインスキルのレベルアップはメインスキルのたねを使うことでも行えるため、優先度は下がる*29
    また、今のところは考えにくいが将来メインスキルのたねが潤沢に入手できるようになることを想定するのであれば、最終的にはスキルレベルアップはアイテムで補完可能なハズレサブスキルと捉えることもできてしまう。
    いずれにしても、スキルレベルアップについては、今後プレミアムパスに課金・継続していくかによって、プレイヤーごとに評価を決めることになると考えられる。

  • ほかにも「スキル確率アップM/S」「おてつだいボーナス」「おてつだいスピードM/S」があると強い。
    スキル確率アップは文字通りスキル発動回数の増加に貢献する。スキル発動の抽選はおてつだい毎に行われるため、おてつだいスピードを上げることで抽選回数の増加=スキル発動回数の増加に貢献する。
  • 最大所持数アップL/M/S」も良い。
    所持数の上限に達している間はスキル発動の抽選が行われないと考えられているため、最大所持数を増やすことで機会損失を防ぎやすくなる。きのみや食材を持ってくる量が少ないため所持数の上限に達しにくいものの、睡眠中など長時間スマホを操作できない際に有効である。
    睡眠中に所持数限界にならない目安

    メインスキルが発動するのは起床直後が多い(=睡眠中に多数の発動抽選が行われている)ため、スキル特化型にとって重要なのは「睡眠中に所持数限界を迎えないこと」である。
    睡眠中の所持数の目安として、おてつだい時間2900秒のポケモンで8時間半の睡眠を取り、その間に23回のお手伝いが行われ、内18回がきのみ、5回が食材で、拾う食材の平均個数を2個と仮定すると、睡眠中に拾う数の合計は28個である。
    そのため、2進化ポケモンなら最大所持数アップS1進化ポケモンなら最大所持数アップM無進化ポケモンなら最大所持数アップLがあれば、睡眠中も所持数限界に達しにくくメインスキル発動抽選が滞りなく行われやすいので、目安にしよう。

  • きのみの数Sは、メインスキルの発動頻度に対して悪影響がある点に注意が必要である。
    エナジー効率自体は大きく上昇するため基本的にプラスに評価して良いのだが、メインスキルが強力でスキル発動を最優先したいポケモン(プクリン等)の場合はよく考えた方が良いだろう。

せいかく

  • しんちょう」「なまいき」「いじっぱり
  • ゆうかん」「おだやか」「おとなしい」「さみしがり
  • 上がると良い補正
    メインスキル発生確率だけに絞る場合、メインスキル発生確率(1.20倍*30)が一番期待値が高い。
    次点でおてつだいスピード1.11倍になる性格も優秀。
  • 下げたくない補正・下げていい補正
    メインスキル確率やおてつだいスピードが下がる性格は避けたい。
    食材確率は下がっても悪影響は少ないため、「しんちょう」「いじっぱり」は優秀。
    げんきの回復手段があれば「おとなしい」「さみしがり」も有力候補。
  • 判断に迷いやすい性格
    おだやかは、時間単位でのメインスキル発動回数期待値が無補正よりも1.08倍に上がるので、悪くはないだろう。
    逆にやんちゃは、無補正よりメインスキル発動回数期待値が0.89倍に下がるので避けたい。

    また、メインスキルレベルはポケモンのレベルと無関係なので、ポケモンのレベルが低くてもメインスキルレベルさえ高ければ活躍できる。
    よって、レベルで進化するポケモンでなければEXP獲得量が減るせいかくの悪影響も少ないため、「なまいき」「ゆうかん」も有用な性格と言えるだろう。

厳選基準

厳選を始める前に、まずメインスキルレベルの上げ方を決めておきたい。

メインスキルのたねを使って育てる場合は、スキル発生確率が上がっていたり、お手伝いスピードが上がっている個体を狙いたい。

メインスキルのたねを節約したい、あるいは使用しない場合は、スキルレベルアップが必須に近い。

いくつかの仮定*31の下、スキル発動回数の期待値補正がどのようになるかを一覧できるように表にした。なお、具体的な計算例は「検証:スキル発動データ収集」を参照のこと。

サブスキル\性格無補正おだやかおてスピ↑スキ確↑
無し11.091.111.20
おてつだいスピードS1.081.171.191.29
おてつだいスピードM1.161.271.291.40
スキル確率アップS1.181.291.311.42
スキル確率アップM1.361.481.511.63
おてスピS+おてスピM1.2661.3811.4061.519
おてスピS+スキ確S1.2691.3841.4101.523
おてスピS+スキ確M1.461.601.621.75
おてスピM+スキ確S1.371.501.521.65
おてスピM+スキ確M1.581.731.761.90
スキ確S+スキ確M1.541.681.711.85

また、フレンドレベル10未満の場合にこれら補正を持っているポケモンを仲間にできる確率を表にした。

  • レベル25以下で考える場合
    サブスキル\性格無補正おだやかおてスピ↑スキ確↑
    無し15.88%1.59%6.35%4.76%
    おてスピS10.00%1.00%4.00%3.00%
    おてスピM4.80%0.48%1.92%1.44%
    スキ確S10.00%1.00%4.00%3.00%
    スキ確M4.80%0.48%1.92%1.44%
    おてスピS+おてスピM0.60%0.06%0.24%0.18%
    おてスピS+スキ確S1.25%0.13%0.50%0.38%
    おてスピS+スキ確M0.60%0.06%0.24%0.18%
    おてスピM+スキ確S0.60%0.06%0.24%0.18%
    おてスピM+スキ確M0.29%0.03%0.12%0.09%
    スキ確S+スキ確M0.60%0.06%0.24%0.18%
    この表から分かるように、Lv.25以下の補正でスキル発動回数の期待値補正が1.7倍を超えているポケモンを捕まえる確率は0.83%しかない。
  • レベル50以下で考える場合
    サブスキル\性格無補正おだやかおてスピ↑スキ確↑
    無し10.00%1.00%4.00%3.00%
    おてスピS15.00%1.50%6.00%4.50%
    おてスピM7.20%0.72%2.88%2.16%
    スキ確S15.00%1.50%6.00%4.50%
    スキ確M7.20%0.72%2.88%2.16%
    おてスピS+おてスピM1.80%0.18%0.72%0.54%
    おてスピS+スキ確S3.75%0.38%1.50%1.13%
    おてスピS+スキ確M1.80%0.18%0.72%0.54%
    おてスピM+スキ確S1.80%0.18%0.72%0.54%
    おてスピM+スキ確M0.86%0.09%0.35%0.26%
    スキ確S+スキ確M1.80%0.18%0.72%0.54%
    この表から分かるように、Lv.50以下の補正でスキル発動回数の期待値補正が1.7倍を超えているポケモンを捕まえる確率は2.49%しかない。

メインスキルのたねスキルレベルアップもなく、メインスキルレベル4以下で運用する場合は、きのみとくいや食材とくいのポケモンを代わりに採用した方が基本的にエナジーを多く稼げてしまう。そのため、そもそも何を目的に育てたいのか?を予め考えておきたい。目的が定まると自ずと必要なスペックが定まるので、それに従って基準を定めると良いだろう。
育成に貴重なリソースを割くことになるため、あまり安易な妥協をして貴重なアイテムを浪費する事のないようにしたい。

補論: 特殊な場合

とくいの枠組みから外れた独特な強みを持つ場合について説明する。
これらは上述した一般論とは異なる厳選基準を設けることができる。

食材ゲットSを活かす

食材ゲットS」はポケモンごとに決められた食材枠以外の食材を数多く持ってくることができ、チーム編成の幅を広げることができる。そのため、本来のとくいの枠組みを外れてメインスキルに補正をかけた個体でも活躍させることができる。
多くのポケモンがこのスキルを持つが、代表的なポケモンは以下の2種族である。

厳選の際の考え方については基本的にスキルとくいの項に準じる。
ただし食材得意の場合は本来の仕事である食材集めに支障が出るしんちょういじっぱりは避けたい。

きのみ/スキルとくいで食材を活かす

一部の食材は食材とくいのポケモンがいなかったり、レアポケモンしかいなかったりするため、きのみとくいやスキルとくいであっても食材に注目する場合がある。

食材
基本的には2枠目を厳選する事になる。
3枠目も厳選するかどうかは自由だが、将来的にお手軽な食材得意ポケモンが実装される可能性もあるので、よく考えたい。
以下、該当の食材一覧と、第1食材または第2食材でその食材を持って来ることができるポケモンである。

nolinkとくせんエッグ
お手軽な食材得意ポケモンとしてユキカブリが実装されたが、イベント以外ではウノハナ雪原にしか出現しないと考えられるので、それまでの繋ぎ要員として考えよう。
従って、3枠目を厳選する必要は無い。さすがにLv.60に達するよりは、ウノハナ雪原でユキカブリに会う方が早いはずである。

nolinkとくせんリンゴ
序盤は汎用性の高い便利な食材として、中盤以降は主にデザートに大量に使う。1枠目で持って来れるポケモンは数多く存在するが、食材とくいで持って来れるのはレアポケモンのアブソルカイロスデリバードが2枠目で持っている場合しかない。そのため、まとまった数を安定して供給できるポケモンの需要は高い。

nolinkおいしいシッポ
最もエナジーの高い食材だが、メタモンがLv.60の3枠目に持ってくる以外に食材とくいが持ってくることはない。

サブスキル・せいかく
上述したポケモンであれば、食材とくいでなくとも、食材に注目して食材確率が上昇した個体を育てるのもナシではない。
ただしきのみの数Sは食材の数を稼ぐに当たって悪影響があるので注意。特にきのみ得意がきのみの数Sを持っている場合*32は獲得できる食材の数にあまり期待できない。

食材とくいできのみの数Sを活かす(両刀型)

食材とくいのポケモンが「きのみの数S」を持っている場合、きのみと食材の両方をたくさん持ってこれるようになる
きのみSを持っていると最大所持数に達しやすくなる分、食材の入手数は少なくなる可能性があるが、きのみが倍に増える恩恵が大きいためエナジー効率は大きく上がる。

第2食材、第3食材
食材についての考え方は食材とくいと変わらないので、そちらを参照。

サブスキル・せいかく
きのみの数S」を持っていることが前提となる
おてつだいスピード上昇、食材確率上昇、どちらもエナジー効率に対してプラスに働く。
(ただし、カビゴンの好物きのみだった場合はきのみエナジーの影響が大きくなるため、食材確率が上昇するとエナジーが減る場合もごく一部ある。しかし、入手した食材をしっかり料理に使えば容易にプラスにできる)

おてつだいスピード関連の補正の方が食材確率補正よりもエナジー効率への影響が大きい。
また、増えたきのみが短時間で所持数を圧迫するため、最大所持数アップの有効性はかなり高い。

きのみの数Sを持っている食材とくいのポケモンが所持数限界に達するまでの時間の例として、未進化ポケモンのヒトカゲの場合3時間弱、2段階進化したリザードンでも第二食材が解放されると4時間弱で満杯となる。

そのため、睡眠時間やアプリを開く頻度に左右されず、ほとんどの場合において所持数アップは役に立つ。
なお、最大所持数アップLをもっていてもなお最大所持数から溢れる場合もあるので、所持数アップを複数持っていても役に立ちやすい。
ただし、溢れてもきのみで十分なエナジーを稼げるので、最大所持数アップがなかったとしても致命的な問題というわけではない。

逆に、おてつだいスピードや食材確率が下がる個体は、きのみの数Sを持たずおてつだいスピードや食材確率が上昇している個体よりもエナジー効率で劣る場合がある。
とくに第2食材が解放された直後で食材の影響が大きくなりやすい Lv.30~Lv.40 の期間は、きのみSなし個体よりも劣りやすい。逆にレベルが大きく上がるときのみエナジーが大きく上昇するため、劣りにくくなる。

いじっぱりは無補正と比べて食材入手数が減るがエナジー効率は上がるのに対し、ひかえめは無補正と比べて食材入手数は増えるがエナジー効率は下がる。

実践: 主要なポケモンの厳選基準

育成相談板よく相談されるポケモンや、一般に強いとされているポケモン厳選基準を載せる。(掲載内容は各ポケモンのページから引用している)
評価は絶対的なものでは無く、各個人のプレイスタイルによっても異なるので、あくまで参考程度の情報として考えていただきたい。

また、第三食材枠は将来的には(特に食材とくいのポケモンにおいて)重要な評価要素となるものの、現状ではレベルキャップの存在を無視しても多くのプレイヤーにとって当面先の話である。
多くのプレイヤーが到達する頃にはレシピや新しいポケモンの追加などで現在の評価と大きく変わっている可能性も十分考えられるので、このページの厳選基準では第三食材枠は原則評価の対象外とし、特に重要となりそうなポケモンについてのみ触れる程度とする。

どのポケモンを「厳選」しますか?
ピカチュウ タマザラシフシギダネゼニガメヒトカゲゴースマダツボミイシツブテディグダヨーギラスガルーラカイロスププリンイーブイヤドン

172.pngピチュー/025.pngピカチュウ

きのみとくいのポケモンの標準的な厳選基準については厳選:きのみとくいを参照。

ライチュウはポケモンスリープに登場するポケモンの中でもとくにきのみエナジー効率が高く優秀なポケモン。

せいかく

下降▼▼おてつだい
スピード
げんき回復量食材おてつだい
確率
メインスキル
発生確率
EXP獲得量
▲▲上昇
おてつだい
スピード
がんばりや
さみしがり
いじっぱり
やんちゃ
ゆうかん
げんき回復量ずぶとい
すなお
わんぱく
のうてんき
のんき
食材おてつだい
確率
ひかえめ
×
おっとり
てれや
うっかりや
れいせい
メインスキル
発生確率
おだやか
×
おとなしい
しんちょう
きまぐれ
なまいき
EXP獲得量おくびょう
×
せっかち
ようき
むじゃき
まじめ

評価:◎ すばらしい / ◯ かなりいい / ー まあまあ / △ いまひとつ / × ダメかも
※基本的に睡眠スコア100を前提にしています。普段の睡眠スコアが低いプレイヤーは、げんき回復下降性格は1ランクまたは2ランク下に、げんき回復上昇は1ランクまたは2ランク上で考えてください

【解説】
エナジーチャージSはメインスキルの中では比較的控えめな性能であるため、スキル発生下降せいかくの評価が下がらない。
アメは集まりやすいポケモンだが、複数体育てることも考慮してEXP上昇せいかくも評価が高い。

サブスキル

【解説】
上述の通りメインスキルを重要視しないためメインスキル関連のサブスキルの優先度は低い。

厳選基準

基本的にせいかくの評価が「まあまあ」以上であれば、1匹は育てておいて問題はない。素のきのみエナジー効率が高いため、そこまで厳選しなくても十分に活躍できる。
もともとの性能が高い中で、さらに性能を高めるきのみの数Sを持った個体は全ポケモンの中でも最高レベルで優秀である。
おてつだいスピードMおてつだいボーナスを持っている場合も、ほかにより良い個体を持っていなければ育ててよいだろう。

一方、基本的には食材は重要でないため、食材関連のサブスキルやせいかくの優先順位は高くない。

なお、Lv.30で開放される食材に関して、あったかジンジャーヒトカゲ系統ヨーギラス系統などの比較的見かけやすいポケモンも拾ってこられるのに対し、とくせんリンゴは大量に入手するのが難しい食材である(詳細は「とくせんリンゴ」のページを参照)。
どちらも有用ではあるが、リンゴは貴重かつ幅広い料理に要求されるため、余裕があれば2枠目に同食材を拾ってくる個体も厳選したい。
リンゴが不足しがちな場合には、食材目的での特殊な運用も視野に入る。

食材目的の場合

食材目的の場合、食材関連のサブスキルやせいかくの優先度が高まる。おてつだいスピード系も有用。
2枠目の食材はとくせんリンゴが望ましい。
ただし、食材を拾ってくる回数が増えるほどきのみを拾ってくる回数は減るので、食材関連の補正がない個体よりもきのみによるエナジー量は減少する。基本的には汎用性の高いきのみ収集に特化した個体から育成したいところ。

363.pngタマザラシ

きのみとくいのポケモンの標準的な厳選基準については厳選:きのみとくいを参照。

タマザラシ系統ウノハナ雪原で大活躍できる、きのみとくいのポケモンである。詳細はチーム編成/ウノハナ雪原を参照。

せいかく

下降▼▼おてつだい
スピード
げんき回復量食材おてつだい
確率
メインスキル
発生確率
EXP獲得量
▲▲上昇
おてつだい
スピード
がんばりや
さみしがり
いじっぱり
やんちゃ
ゆうかん
げんき回復量ずぶとい
すなお
わんぱく
のうてんき
のんき
食材おてつだい
確率
ひかえめ
×
おっとり
てれや
うっかりや
れいせい
メインスキル
発生確率
おだやか
×
おとなしい
しんちょう
きまぐれ
なまいき
EXP獲得量おくびょう
×
せっかち
ようき
むじゃき
まじめ

評価:◎ すばらしい / ◯ かなりいい / ー まあまあ / △ いまひとつ / × ダメかも
※基本的に睡眠スコア100を前提にしています。普段の睡眠スコアが低いプレイヤーは、げんき回復下降性格は1ランクまたは2ランク下に、げんき回復上昇は1ランクまたは2ランク上で考えてください

【解説】

  • おてつだいスピード上昇のせいかくを最重要視。
  • メインスキルの食材ゲットSも優秀なため、メインスキル発生率が下がらないせいかくの評価がやや高い。
  • アメは集まりやすいポケモンだが、進化レベルの高さや複数育てることも考慮してEXP上昇のせいかくも評価が高い。

サブスキル

【解説】
メインスキル(食材ゲットS)も優秀なため、メインスキル関連のサブスキルを有効に活用しやすい。サブスキルのハズレが少ないポケモンと言えるだろう。

  1. きのみエナジー効率に特化する
    きのみの数SおてつだいスピードM/S(おてつだいボーナス)
  2. メインスキルも活用する
    スキルレベルアップM/S or おてつだいスピードM/S(おてつだいボーナス)+スキル確率M/S

基本的にはベーシックなきのみとくいとして①を厳選したい。食材不足になりやすいチームの場合は②も選択肢のひとつ。
きのみとくいのポケモンなので最大所持数アップ系のサブスキルは基本的には高く評価しないが、週を跨ぐ際に大量のきのみを持ち越せるので最大所持数アップLが有用な場面もある。

厳選基準

最低限おてつだいスピード補正を1つでも持っている個体であれば、「ウノハナ雪原攻略時のきのみエナジー効率で理想ライチュウを超える」ため育成する価値がある。
もちろん、きのみの数Sを持った個体であれば基本的に育てる価値が高いと言えるだろう。

最低限進化するのに必要なレベル33時点でのきのみエナジーよりも、レベル50時点でのきのみエナジーの方が1.5倍以上も高い。
そのため、2匹目以降を安易に育て始めるよりも1匹目をしっかり育成しながら、慎重に厳選していくのが良い。

001.pngフシギダネ

食材とくいのポケモンの標準的な厳選基準については厳選:食材とくいを参照。

フシギダネはドリンク/デザート週で要求される頻度の高いあまいミツを大量に持ってこれるポケモン。汎用性の高いスキルを持つのでデザート週以外でも運用できるのがカイロスに対する強み。

せいかく

下降▼▼おてつだい
スピード
げんき回復量食材おてつだい
確率
メインスキル
発生確率
EXP獲得量
▲▲上昇
おてつだい
スピード
がんばりや
さみしがり
いじっぱり
やんちゃ
ゆうかん
げんき回復量ずぶとい
すなお
わんぱく
×
のうてんき
のんき
食材おてつだい
確率
ひかえめ
おっとり
てれや
うっかりや
れいせい
メインスキル
発生確率
おだやか
×
おとなしい
しんちょう
×
きまぐれ
なまいき
EXP獲得量おくびょう
×
せっかち
ようき
×
むじゃき
まじめ

評価:◎ すばらしい / ◯ かなりいい / ー まあまあ / △ いまひとつ / × ダメかも
※基本的に睡眠スコア100を前提にしています。普段の睡眠スコアが低いプレイヤーは、げんき回復下降性格は1ランクまたは2ランク下に、げんき回復上昇は1ランクまたは2ランク上で考えてください

【解説】

  • フシギダネ系統ワカクサ本島ラピスラズリ湖畔にしか出現しないため序盤にアメを集めにくい。ただ、拾ってくる食材の性質上、急いでレベル30に到達する必要がなく、フシギソウの時点でも最低限活躍できるのでEXP下降性格は評価があまり下がらない。
  • メインスキルは強力であるものの、素の発動確率がかなり低いためスキル確率を上げる恩恵はかなり小さい。検証中ではあるが、「おてつだい80回分連続でスキルが発動しなかった場合の次のおてつだいで必ずスキルが発動する」という仕様*33があるため、スキル確率が下がっていてもあまり問題にはならない。
  • 下げてもよい能力が少ないため、無補正も高く評価できる。

サブスキル

【解説】

  • 食材とくいのポケモンであるため、食材確率アップMSは高く評価するべきであろう。
  • きのみ、食材、スキルの全ての効率が上昇するおてつだいスピード関連のサブスキルも優先度は高い。
  • スキル発動確率はかなり低いため、スキル確率アップMSの恩恵はあまり受けられない。一方で、80回天井によってスキル発動する機会は保証されているので、スキルレベルアップMSはそれなりに高く評価しても良いだろう。
  • 2回分の進化ボーナスを含めれば4~5時間程度は所持数溢れが起きないため、最大所持数アップLMSの必要性はあまり高くない。起床時の食材獲得数やスキル発動確率にはそれなりに恩恵があるので可もなく不可もないという評価になるだろう。
  • ただし、第三食材枠解禁後も考えた場合、最大所持数アップLの評価は大きく上がる可能性はある。

厳選基準

食材A:あまいミツ、B:あんみんトマト、C:ほっこりポテト
Bのあんみんトマトは他に持ってこれる食材とくいのポケモンがかなり多い*34ため、希少性の観点で評価が低くなる。あんみんトマトあまいミツを併せて使用する料理が無いという点も評価が下がる要因の一つになる。
ただ、あんみんトマトは『ぜったいねむりバターカレー』を含めてカレー/シチューサラダの週に多く必要となる食材であり、あまいミツドリンク/デザート週で大量に必要となるため、AB個体であれば全ての料理において重要な食材を持ってこれる。日曜鍋パ中などの食材を貯蓄する際にはAB個体のフシギバナを高く評価できるだろう。
一方で、より役割が明確なのはAA個体である。あまいミツはデザート週で食材数20以上の料理6種類に要求され、特に『プリンのプリンアラモード』を作る際には20個/回もの数を要求される。ねむりの約束で貰える食材であることを加味してもデザート週でピンポイントに採用して活躍できるAA個体フシギバナの評価は高い。
AA個体として考えるとカイロスも同じ役割を担えるが、メインスキルの性能や育成/厳選難易度、食材確率や最大所持数などの観点でフシギバナの方に軍配が挙がる。

AA個体の場合は特に補正が無くともプリンアラモード3回分に十分な60個/日を達成できるため、『AA個体はせいかく無補正以上』であれば育成する価値がある。
AB個体を厳選する場合には食材確率アップ補正とおてつだいスピード補正合わせて2つ以上』を基準にすると良いだろう。この条件を満たせば『あんみんトマト45個/日(ぜったいねむりバターカレー3食分)』と『あまいミツ21個/日(あくまのキッスフルーツオレ3食分)』を達成できるため食材貯蓄要員として十分な仕事ができる。

ラピスラズリ湖畔においてドリのみが好物きのみとなっている上、きのみ得意で活躍できるポケモンが少ない為、きのみの数Sについては一考の余地がある。

強力なメインスキルを持っているため、メインスキルに関する補正を持った個体も評価できる。特に、サブスキルや性格の厳選基準にゆとりのあるAA個体を厳選する場合には意識しても良いかもしれない。

第三食材枠まで含めた評価

Cのほっこりポテトまで見越せば『ぜったいねむりバターカレー』に必要な食材を2種類持ってこれるようになるため、ABC個体を評価しても良い。ただ、ウツボットとの差別化が難しく、今後のアプデ次第では評価されない可能性も十分にあるので注意。
現時点であまいミツを持ってこれる食材とくいのポケモンは他にカイロスしか居らず、今後追加される料理次第ではAAA個体の評価が高くなる可能性はある。
AAC個体も『おやこあいカレー』に必要な食材を2種類持ってこれ、デリバードと併せれば2匹で食材が完結するので評価できるかもしれない。あまいミツほっこりポテトを両方持ってこれるポケモンは他にいないので、希少性の観点でも高く評価できる。
AABは上述のAB個体のように食材貯蓄要員として評価できるだろう。
3枠目まで含めて最も評価が低くなるのは、最も競合が多くて強みが小さくなるABB個体だと思われるが、疑似的なトマト特化個体として活躍できる可能性はある。

007.pngゼニガメ

食材とくいのポケモンの標準的な厳選基準については厳選:食材とくいを参照。

ゼニガメは食材とくいでモーモーミルクリラックスカカオを両方持ってこられる希少なポケモン。メインスキルの食材ゲットSと合わせて汎用性に優れる。

せいかく

下降▼▼おてつだい
スピード
げんき回復量食材おてつだい
確率
メインスキル
発生確率
EXP獲得量
▲▲上昇
おてつだい
スピード
がんばりや
さみしがり
いじっぱり
やんちゃ
ゆうかん
げんき回復量ずぶとい
すなお
わんぱく
×
のうてんき
のんき
食材おてつだい
確率
ひかえめ
おっとり
てれや
うっかりや
れいせい
メインスキル
発生確率
おだやか
×
おとなしい
しんちょう
×
きまぐれ
なまいき
EXP獲得量おくびょう
せっかち
ようき
×
むじゃき
まじめ

評価:◎ すばらしい / ◯ かなりいい / ー まあまあ / △ いまひとつ / × ダメかも
※基本的に睡眠スコア100を前提にしています。普段の睡眠スコアが低いプレイヤーは、げんき回復下降性格は1ランクまたは2ランク下に、げんき回復上昇は1ランクまたは2ランク上で考えてください

【解説】
上昇補正

  • 食材確率
    • 最優先の上昇補正。
      獲得エナジー効率の観点で見ると、「オレンのみがカビゴンの好物ではない」なら最も優れている。
  • おてつだいスピードアップ
    • きのみ効率と食材収集効率、メインスキル発動確率の全てに補正がかかるため優秀。
      オレンのみがカビゴンの好物」なら最もエナジー効率の高い補正となる。
  • メインスキル確率アップ
    • 強力なメインスキルだが、あくまで得意なのは食材。上昇するスキル確率よりも、下降するステータスの悪影響が大きい傾向にある。

下降補正

  • EXPダウン
    • メインスキルが強力で他に下げたい部分がないポケモンであることと、アメが集めやすいポケモンであることからEXPダウンは評価があまり下がらない。
      食材確率がアップしつつ他の能力が下がらない「れいせい」が最優秀と評するプレイヤーもいる。
  • メインスキル確率ダウン
    • メインスキルが強力であるが、下げたい部分が少ないので上昇補正が噛み合えば評価は高い。
      牛乳・カカオの安定供給を重視する場合は食材確率が上がる「うっかりや」、おてつだいスピードアップの「やんちゃ」はかなり優秀。
  • おてつだいスピードダウン
    • 全ての能力が低下するため、基本的に評価は落ちる。
      ただしひかえめだけは食材収集能力が無補正よりは上がる*35ため、無補正よりやや上くらいの考えでいいだろう。

サブスキル

【解説】

厳選基準

食材A:モーモーミルク、B:リラックスカカオ、C:マメミート
『2枠目食材がリラックスカカオ』『せいかくが悪くない』の2つの条件を満たしていれば問答無用で育成開始して良いだろう。ゼニガメは飴を集めるのが比較的簡単で、あらゆる面でゼニガメの代用が可能なポケモンは存在しない貴重な存在であるため、性能にはあまりこだわらずとりあえず1匹は育てておくと良いだろう。

また、サブスキルやせいかくが揃っていても、2枠目の食材がミルクだった場合は慎重に活用方法を検討した方が良いだろう。短時間でまとまった数を供給できるので、モーモーミルクに特化したゼニガメにも局所的な需要はある。2体目用としてキープしておくのがよいだろう。

ゼニガメはシアンの砂浜においては適性を活かせるため、きのみの数Sも十分に強力ではあるが、食材の獲得数に悪影響が出ることもあるので評価は分かれるところ。
メインスキルの食材ゲットSは強力で、メインスキルを特化させた個体も評価されている。ただし、ゼニガメは下げてもよい能力が少ないため、せいかくがメインスキル下降だとしても上昇する能力次第では問題ないだろう。

第三食材枠まで含めた評価

第三食材候補のマメミートはムラっけチョコミートサラダと高相性だが、リラックスカカオが多く必要なのにマメミートを多く持ってくるようになるのでちょっと噛み合わない。それ以外は特段シナジーもなく、現状だとミルクとカカオより優先度は下がる。
第二食材枠はリラックスカカオが鉄板だが、その場合第三食材枠がどの食材であっても、開放された時点で第三食材枠に選ばれなかった物が供給不足に陥りやすい。
しかし、カカオはデザートにおいて1回の料理で要求される数が8個以下と少ないため、食材確率アップM*37があれば、ABAであっても1日約25個のカカオを確保でき、デザートなら3食分足りる。第三食材枠をミルクにしておけば、ミルクが足りなくなることもない。
食材確率アップMがなく、第三食材解放後を最優先に考えるならAABが一番バランスが良いが、第三食材解放までカカオを供給できないのはデメリットが大きい。
それを考えると、現状ではABA+食材確率アップMが理想と言える。
あるいは、ゼニガメ系統はアメが集まりやすいため、食材が異なる2体目を育てる手もある。ABA+食材確率アップM個体を狙うのと2体育成、どちらにするかはプレイヤー次第か。

004.pngヒトカゲ

食材とくいのポケモンの標準的な厳選基準については厳選:食材とくいを参照。

ヒトカゲ系統トープ洞窟で活躍できるポケモン。メインスキルの食材ゲットSと合わせて汎用性に優れる。

せいかく

下降▼▼おてつだい
スピード
げんき回復量食材おてつだい
確率
メインスキル
発生確率
EXP獲得量
▲▲上昇
おてつだい
スピード
がんばりや
さみしがり
いじっぱり
やんちゃ
ゆうかん
げんき回復量ずぶとい
すなお
わんぱく
×
のうてんき
のんき
食材おてつだい
確率
ひかえめ
おっとり
てれや
うっかりや
れいせい
メインスキル
発生確率
おだやか
×
おとなしい
しんちょう
×
きまぐれ
なまいき
EXP獲得量おくびょう
×
せっかち
ようき
×
むじゃき
まじめ

評価:◎ すばらしい / ◯ かなりいい / ー まあまあ / △ いまひとつ / × ダメかも
※基本的に睡眠スコア100を前提にしています。普段の睡眠スコアが低いプレイヤーは、げんき回復下降性格は1ランクまたは2ランク下に、げんき回復上昇は1ランクまたは2ランク上で考えてください

【解説】

  • ヒトカゲ系統が数多く出現するトープ洞窟は様々な面で攻略が難しいため、ヒトカゲのアメは集めやすいとは言えない。ただ、持って来れる食材の性質上、急いでレベル30に到達する必要がなく、リザードの時点でも最低限活躍できるのでEXP下降性格は評価があまり下がらない。
  • メインスキルは強力であるものの、素の発動確率が非常に低いためスキル確率を上げる恩恵はかなり小さい。検証中ではあるが、「おてつだい77回分連続でスキルが発動しなかった場合の次のおてつだいで必ずスキルが発動する」という仕様*38があるため、スキル確率が下がっていてもあまり問題にはならない。
  • 下げてもよい能力が少ないため、無補正も良評価となる。

サブスキル

【解説】

  • 食材とくいのポケモンであるため、食材確率アップMSは高く評価するべきであろう。
  • きのみ、食材、スキルの全ての効率が上昇するおてつだいスピード関連のサブスキルも優先度は高い。
  • スキル発動確率は非常に低いため、スキル確率アップMS、スキルレベルアップMSの恩恵はあまり受けられない。
  • 2回分の進化ボーナスを含めれば4~5時間程度は所持数溢れが起きないため、最大所持数アップLMSの必要性はあまり高くない。起床時の食材獲得数やスキル発動確率にはそれなりに恩恵があるので可もなく不可もないという評価になるだろう。ただし、第三食材枠解禁後も考えた場合、最大所持数アップLの評価が大きく上がる可能性はある。

厳選基準

食材A:マメミート、B:あったかジンジャー、C:げきからハーブ
2枠目の食材はBのあったかジンジャーだとデザートへの対応力が上がる他、カレー、サラダでも高効率な中~大型料理を作る際に活躍する。
ジンジャーはレシピごとの要求数が多めなので、きのみとくいやスキルとくいでは十分な数を集めることが難しい。食材とくいのポケモンではガルーラキュワワーバンギラスが拾ってこれるが、いずれも厳選や育成の難易度が高いポケモンである。

マメミートを1枠目から持ってこれる食材とくいは現状ヒトカゲ系統だけなので、2枠目もAのマメミートであると独自性に優れる。超大型料理のれんごくコーンキーマカレーではマメミートを一度に24個使うため、安定して入手したい場合には役に立つだろう。
とはいえ、れんごくコーンキーマカレーは現状だと日曜日、あるいはいいキャンプチケット料理パワーアップを使わないと作ることができない上、それらを使わずに作成できるほどなべ上限が解放されたとしても、多くのプレイヤーにとって到達は当面先の話となる*39
また、第2食材でマメミートを6個ずつ持って来れて第1食材で貴重かつ重要な食材であるワカクサコーンを持って来れるキテルグマが強力なライバルとなる。

食材を77個も使うれんごくコーンキーマカレーを安定して作る事は容易ではない。そのため、ほとんどのリサーチャーにとって最初のヒトカゲ系統は2枠目があったかジンジャーであるAB個体の方がAA個体よりも使いやすいだろう。

こだわって厳選する場合には食材確率アップM+おてつだいスピード補正 or 食材確率補正1つ以上』を基準にしても良いだろう。この条件を満たせば2枠目あったかジンジャーであっても、27個/日以上のマメミートを持ってくることができるようになる。これは、ひでりカツレツカレーとれんごくコーンキーマカレー以外の現状すべてのマメミートを使う料理を1日3食作るために十分な量である。

食材を持ってくる確率がやや低い点、トープ洞窟で活躍できるきのみとくいが少ない点を踏まえて、きのみの数Sとの相性が良い。
トープ洞窟の好物きのみのポケモンで数少ない食材ゲットSを持つポケモンであるため、メインスキルを特化させた個体も評価されている。
これらは好みが分かれるところでもあるため、プレイヤー次第なところもある。
また、素の食材ゲットSのスキル確率は低く、他に下げてもよい能力が少ないため、性格がメインスキル下降だとしても上昇する能力次第では問題ない。

第3食材枠まで含めた評価

3枠目の候補にげきからハーブが入っており、れんごくコーンキーマカレーとの相性が良い。
ただしハーブはゲンガー系統カイリュー系統といった強力なポケモンも持ってこれるため、ハーブはそちらに任せても良いだろう。

ジンジャー多め(ABB)の方が汎用性は高いが、れんごくコーンキーマカレーを作る上では肉が多め(たとえばABA)の方がバランスとしてはちょうどいい。
既にジンジャー要員がいるのであれば肉に特化(AAA)するのも良い。


以下は、各食材の組み合わせの総評である(2024/5/5時点)。
ABAマメミート.pngあったかジンジャー.pngマメミート.png
れんごくコーンキーマカレーを作る上でとても噛み合った食材の組み合わせと量であり、理想的な形のひとつである。ただし、レベル60になるまではマメミートがかなり不足してしまうため、2024/5/5時点ではマメミートの主な供給をAAリザードンやABキテルグマに頼らざるを得ない状況である点には注意。
また、れんごくコーンキーマカレーを3食作るためのマメミートをリザードン単独で確保するためには、食材確率アップの性格+食材確率アップMという厳しい厳選基準を満たす必要がある点にも留意しておこう。

ABBマメミート.pngあったかジンジャー.pngあったかジンジャー.png
ほぼあったかジンジャー専門家になる。マメミート役はほとんど果たせなくなってしまうが、あったかジンジャー自体はれんごくコーンキーマカレーやおちゃかいコーンスコーン等の強力なレシピで需要があるため、悪くはない。
あったかジンジャーを第1食材とするガルーラヨーギラス系統と役割が被ってしまうが、もしあったかジンジャーに特化したガルーラやヨーギラス系統を持っていないのであれば活躍が見込める。

ABCマメミート.pngあったかジンジャー.pngげきからハーブ.png
食材はれんごくコーンキーマカレーと噛み合っているが、マメミートが圧倒的に少ないので、マメミート役はAAリザードンやABキテルグマ等を別途用意する必要がある。また、あったかジンジャーげきからハーブも十分ではなく、量が中途半端である。
れんごくコーンキーマカレーを作る上で無駄な食材は無いため弱くはなさそうだが、他の食材タイプとうまく組み合わせ、入れ替えを行い、食材量に合わせて柔軟にチームを変更する立ち回りが求められるだろう。

AAAマメミート.pngマメミート.pngマメミート.png
れんごくコーンキーマカレーで必要となる大量のマメミートを1人で供給できる。マメミート専門家として生涯現役での活躍が期待できるとても強い組み合わせと言える。

AABマメミート.pngマメミート.pngあったかジンジャー.png
食材がれんごくコーンキーマカレーと噛み合っている。マメミートが足りないが、ABキテルグマ、AABかABAのカイリュー等とチームを組めば全ての食材を3食分供給できるだろう。

AACマメミート.pngマメミート.pngげきからハーブ.png
食材はれんごくコーンキーマカレーと噛み合っているが、どの食材も量が中途半端である。ABCリザードンと同様に、他の食材タイプとうまく組み合わせ、入れ替えを行い、食材量に合わせて柔軟にチームを変更する立ち回りが求められるだろう。


以上より、れんごくコーンキーマカレーを作る上では、ABA、AAA、AABが特に使いやすいと言える。
ABCとAACは、れんごくコーンキーマカレーを作る上での食材量がどれも中途半端になりがちなため、他のポケモンとの組み合わせで食材供給量をうまく整える必要がある。幸い無駄な食材は無いため、うまく調整できるのであれば立派に活躍できるだろう。
ABBはあったかジンジャー専門家が欲しい人や、れんごくコーンキーマカレーを作る上で大量に必要となるマメミートを他のポケモン(現時点ではABBキテルグマが最有力候補)で確保できる人向けとなる。

092.pngゴース

食材とくいのポケモンの標準的な厳選基準については厳選:食材とくいを参照。

ゲンガーは全ポケモン中最速のおてつだい時間を持ち、持って来る食材の基礎エナジーも高いハイスペックなポケモン。
基本的にげきからハーブ要員としてもあじわいキノコ要員としても競合相手が少ないため、性能にこだわらずに育てても良いだろう。
ゴーストからゲンガーの進化は、他のポケモンよりも簡単である点でも優秀である。

せいかく

下降▼▼おてつだい
スピード
げんき回復量食材おてつだい
確率
メインスキル
発生確率
EXP獲得量
▲▲上昇
おてつだい
スピード
がんばりや
さみしがり
いじっぱり
やんちゃ
ゆうかん
げんき回復量ずぶとい
すなお
わんぱく
×
のうてんき
のんき
食材おてつだい
確率
ひかえめ
おっとり
てれや
うっかりや
れいせい
メインスキル
発生確率
おだやか
×
おとなしい
しんちょう
×
きまぐれ
なまいき
EXP獲得量おくびょう
×
せっかち
ようき
×
むじゃき
まじめ

評価:◎ すばらしい / ◯ かなりいい / ー まあまあ / △ いまひとつ / × ダメかも
※基本的に睡眠スコア100を前提にしています。普段の睡眠スコアが低いプレイヤーは、げんき回復下降性格は1ランクまたは2ランク下に、げんき回復上昇は1ランクまたは2ランク上で考えてください

【解説】

  • メインスキルのエナジーチャージSは強くないため、メインスキル下降補正は評価が下がらない
  • アメの集まりは可もなく不可もなくといったところなので、EXPの評価は普通で良い
    ただし第2食材があじわいキノコの場合、レベル30で食材を解放させる役割の重要性を考慮してEXP上昇性格はやや評価が高く、下降性格はやや評価を低くしてもよい

サブスキル

【解説】
メインスキルが強くはないため、メインスキル関連のサブスキルは優先度が低い。2回進化できるため最大所持数の優先度はあまり高くない。ただし、第3食材枠解放後も考えた場合、最大所持数アップLの評価が大きく上がる可能性はある。

厳選基準

食材A:げきからハーブ、B:あじわいキノコ、C:ピュアなオイル
第2食材枠はあじわいキノコの方が料理のレパートリーが広がりやすく優先度が高い。
ただし、ハーブは一部料理で大量に要求される上、キノコが解放されると取得量が大きく減ってしまう。そのため、ハーブを大量に要求する料理を集中的に作っていく予定であれば、第2食材枠をげきからハーブにしてもよいだろう。

いずれの食材にせよ競合相手の少ないポケモンで唯一性が高いため、食材以外ではそこまで高い基準を設ける必要はないだろう。
食材確率が下がるせいかくでなければ、とりあえず1体育てておいて問題ない。特に第2食材枠もげきからハーブであれば無補正程度でも十分な量を獲得してくれる。
他方、第2食材枠があじわいキノコの場合、ハーブを大量要求される料理ばかり作ると無補正では供給が間に合わない場合もあるので注意が必要。キノコも料理に使い出すと消費が激しい食材なので*40、食材確率補正があるに越したことはない。
食材確率S、食材確率M、性格補正のどれか1つを持っていれば、二枠目キノコのLv.30個体でも、1日2食『からくちネギもりカレー』を作るために必要な16個/日のハーブを持って来れるため、参考にしたい。

食材確率が低いので、きのみの数Sをもつゴースも評価が高いが、人によって好みは分かれる。

069.pngマダツボミ

食材とくいのポケモンの標準的な厳選基準については厳選:食材とくいを参照。

ウツボットは優秀な食材の組み合わせを持って来れるため、特にカレー/シチューを作る際に強力なポケモン。
メインスキルのげんきチャージSもスキルレベル5以上にできるとかなり強力。2段階進化できるウツボットの大きな強みでもある。

せいかく

下降▼▼おてつだい
スピード
げんき回復量食材おてつだい
確率
メインスキル
発生確率
EXP獲得量
▲▲上昇
おてつだい
スピード
がんばりや
さみしがり
いじっぱり
やんちゃ
ゆうかん
げんき回復量ずぶとい
すなお
わんぱく
×
のうてんき
のんき
食材おてつだい
確率
ひかえめ
おっとり
てれや
うっかりや
れいせい
メインスキル
発生確率
おだやか
×
おとなしい
しんちょう
×
きまぐれ
なまいき
EXP獲得量おくびょう
×
せっかち
ようき
×
むじゃき
まじめ

評価:◎ すばらしい / ◯ かなりいい / ー まあまあ / △ いまひとつ / × ダメかも

【解説】

  • 食材確率はもちろん、食材・スキル双方に影響を与えるおてづたいスピードの影響も大きい。
  • げんき回復補正はメインスキルのげんきチャージSにも影響があるので、普段の睡眠スコアに関わらずげんき回復補正の評価は高め。
    逆に睡眠時の回復量や他のヒーラーのスキルでの回復量にも影響するげんき回復下降補正よりも、メインスキル発動確率下降補正の方が評価は高くなる。
  • レベル30でほっこりポテトを解放させる役割の重要性を考慮してEXP上昇性格はやや評価が高く、下降性格はやや評価を低くしてもよい。

サブスキル

【解説】

  • メインスキルが強いためメインスキル関連のサブスキルもある程度評価するが、食材確率アップおてつだいスピード関連のサブスキルのほうが優先度は高い。
  • 2回進化できるため最大所持数の優先度は少し落ちるが、運用の幅が広がるのであれば嬉しい。

厳選基準

食材A:あんみんトマト、B:ほっこりポテト、C:ふといながねぎ
2枠目がポテトの個体は『ぜったいねむりバターカレー』と相性がいいが、日曜日あるいはいいキャンプチケット料理パワーアップを使わずに作れるようになるのはかなり先になる*41
他にほっこりポテトを持ってこれるポケモンとしてゴローニャガルーラなどがいるが、トマトとポテトを持ってこれる方がカレーやサラダ週においては汎用性が高いため、基本的にはAB個体のほうが高く評価されやすい。

一方で、トマトを持ってこれる食材とくいのポケモンは多いものの、フシギバナダグトリオユキノオーと比較して「メインスキルを活かしてピンポイント採用しやすい」というのがウツボットの強みであり、不足しがちなトマトを緊急で大量に供給できるAA個体を別途育てておく価値は十分にある。

AA、ABどちらの食材の組み合わせでも活躍の機会を見出しやすいため「両方の組み合わせを育てている(育てる予定)」というリサーチャーが他のポケモンと比較して多い。ただし自身の持つ育成コスト(アメやリーフのいしの在庫)とは要相談である。

食材以外の要素については、性格はどれでも一長一短であまり大差はないが、食材確率が下がるのは避けたい。優先度B以上のサブスキルもあれば十分強いといえるだろう。
あえて一応の目安をつけるとすれば、第2食材枠をほっこりポテトにした場合、『ぜったいねむりバターカレー』を1日に2回作るために必要なあんみんトマト30個/日を取得するには、メインスキルの影響を加味した場合『食材確率補正とおてつだいスピード補正を合わせて2つ以上』が揃うとおおよそ目標の個数入手できるので、一応の目安とはなるだろう。

074.pngイシツブテ

食材とくいのポケモンの標準的な厳選基準については厳選:食材とくいを参照。

ゴローニャが持ってこれる食材はそれぞれどれも需要が高いため、様々な役割が考えられる。特にカレー/シチューサラダの週で活躍できる。
攻略が難しいトープ洞窟への適性もあるため、育成する価値の高いポケモンの一匹。

下降▼▼おてつだい
スピード
げんき回復量食材おてつだい
確率
メインスキル
発生確率
EXP獲得量
▲▲上昇
おてつだい
スピード
がんばりや
さみしがり
いじっぱり
やんちゃ
ゆうかん
げんき回復量ずぶとい
すなお
わんぱく
×
のうてんき
のんき
食材おてつだい
確率
ひかえめ
おっとり
てれや
うっかりや
れいせい
メインスキル
発生確率
おだやか
×
おとなしい
しんちょう
×
きまぐれ
なまいき
EXP獲得量おくびょう
×
せっかち
ようき
×
むじゃき
まじめ

評価:◎ すばらしい / ◯ かなりいい / ー まあまあ / △ いまひとつ / × ダメかも
※第2食材がほっこりポテトの場合、レベル30で食材を解放させる役割の重要性を考慮してEXP上昇性格はやや評価が高く、下降性格はやや評価を低くしてもよい。

【解説】

  • 食材とくいのポケモンであるため、食材確率が上がるせいかくの評価は高い
  • きのみ、食材、スキル発動のすべてに恩恵のあるおてつだいスピードが上がる性格の評価も高い
  • メインスキルは強力ではないため、下がっても問題ない
  • いじっぱりは無補正と比べて食材獲得効率が低くなり、ひかえめは少し高くなるので評価もそれらに準じて決めると良い
  • イシツブテのアメはつながりのヒモを使用することで手に入れることができるため、EXP獲得量が下がっていても問題にはなりにくく少し高めに評価できる。

サブスキル

【解説】

  • 食材とくいのポケモンであるため、食材確率アップMSの評価は高い
  • きのみ、食材、スキル発動のすべてに恩恵のあるおてつだいスピード系のサブスキルも評価が高い
  • メインスキルは強力ではないため優先度はかなり低い
  • 2回進化できておてつだい時間が遅めなので、最大所持数アップの恩恵は小さい。進化ボーナスなしでも6時間程度は所持溢れが起きない。最大所持数アップMでも8時間半溢れないほどになるため、現時点ではMとLでほとんど評価に差は生まれない。第三食材が解禁されたり、きのみの数Sを持っている場合には当然Lのほうが評価が高くなる。
  • 第三食材解禁後も考えた場合、最大所持数アップLの評価が大きく上昇する可能性はある。

厳選基準

食材A:ワカクサ大豆、B:ほっこりポテト、C:あじわいキノコ
持ってこれる食材のすべてに高い需要があり、特にワカクサ大豆は他に食材とくいで持ってこれるポケモンがかなり少ないためイシツブテ系統の大きな強みとなっている。
2枠目にほっこりポテト(AB)の個体を選ぶとドリンク/デザート週でも活躍が期待できるようになる。そうでなくてもポテトを取得できるようになると料理のレパートリーが増えるので、まだポテトの解放が済んでいなければAB個体を優先的に育ててもいいだろう。
他方、AB個体だとニンジャサラダやビルドアップマメカレーなど一度に大量のワカクサ大豆を要求する料理での供給が間に合わなくなることも多い。
ポテトを持ってこれる食材とくいのポケモンは他にウツボットバリヤードガルーラなどがおり、これらのポケモンで既に良個体を仲間にしているのであれば、より独自性の強い2枠目がワカクサ大豆(AA)の個体を優先して育てた方が良い。

AA個体であればサブスキルやせいかくにそこまでこだわらなくても「ニンジャサラダを1日3食作るのに十分な量である45個/日以上」を持ってこれるため、無補正以上を基準に育てておく価値はあるだろう。
AB個体の場合はワカクサ大豆の供給に不安がある。一応、食材確率補正3つ以上を揃えればAB個体でも30個/日以上のワカクサ大豆を持ってこれるため十分と言えるが、あまりにも基準として高すぎるため、1日2回ビルドアップマメカレーを作るのに十分な24個/日のワカクサ大豆と1日3回のくいしんぼうポテトサラダを作れる42個/日のほっこりポテトを持ってこれる補正を基準にしても良いだろう。
Lv.30時点でこの基準を達成可能な補正の例を挙げておく

050.pngディグダ

食材とくいのポケモンの標準的な厳選基準については厳選:食材とくいを参照。

ダグトリオふといながねぎを持ってこれることが最大の強みである。
しかし食材確率が20%以下とかなり低め。さらに、そこからふといながねぎを持ってくる確率は1/2の上、1回のお手伝いで3個ずつしか持ってこれない*42。使用するレシピではネギを大量に要求されることも多いため、中途半端な個体を育てても活躍しきれない場合が多い。

せいかく

下降▼▼おてつだい
スピード
げんき回復量食材おてつだい
確率
メインスキル
発生確率
EXP獲得量
▲▲上昇
おてつだい
スピード
がんばりや
さみしがり
いじっぱり
やんちゃ
ゆうかん
げんき回復量ずぶとい
すなお
わんぱく
×
のうてんき
のんき
食材おてつだい
確率
ひかえめ
おっとり
てれや
うっかりや
れいせい
メインスキル
発生確率
おだやか
×
おとなしい
しんちょう
×
きまぐれ
なまいき
EXP獲得量おくびょう
×
せっかち
ようき
×
むじゃき
まじめ

評価:◎ すばらしい / ◯ かなりいい / ー まあまあ / △ いまひとつ / × ダメかも

【解説】最優先は食材確率。その他、食材にも影響を与えるおてつだいスピードの優先度も高い。

サブスキル

【解説】
食材確率、おてつだいスピードはもちろん、最大所持数の評価も高め。1進化の上に初期最大所持数もあまり多くないため、1回当たりのふといながねぎの取得数が控えめなのを考慮しても有用性は高い。
おてつだいスピードも他のポケモンの例に漏れず有用だが、メインスキルが強くない点、少な目の所持数を圧迫しやすい点から、他のポケモンよりはやや優先度が下がる。
メインスキル関連の評価は大きく下がる。メインスキルが強くない上、食材に関連する補正が少ないとふといながねぎのを獲得数が厳しいので、不要なサブスキルに枠を割く余裕もないため。

厳選基準

食材A:あんみんトマト、B:ふといながねぎ、C:ワカクサ大豆
第二食材はほぼふといながねぎ一択。
ふといながねぎを使用する料理は最低でも9個/回使用し、ニンジャサラダを1日3回作成するには45個/日もの供給が必要となる。
無補正レベル30では20個/日の供給でさえ厳しく、『うっかりや+食材確率アップM食材確率アップS』を揃えてもせいぜい35個/日しか届かない*43
食材確率アップM+(最大所持数アップS以上 or おてつだいスピード補正 or 食材確率補正)1つ以上』を持っている個体であれば、一日3食のニンジャカレーを作るのに十分な27個/日以上のふといながねぎを持って来れるので、狙うとしたらこれを基準にすると良いだろう。

できる限り食材確率が上がっている個体が望ましいのは間違いないが、厳選難易度が高くなる上、そこまで頑張ってもダグトリオの性能では限界がある。そのため「ふといながねぎの解禁だけしておく」程度に割り切って妥協するのも十分有力な選択になるだろう。

第二食材があんみんトマトの場合、トープ洞窟で優秀だが単にトマトが欲しいだけであれば競合が多い。
そのため、まずはふといながねぎの個体を育て、運よくトマト個体で優秀なディグダが手に入った場合、余裕があるときにトープ要員として育てるといいだろう。

246.pngヨーギラス

食材とくいのポケモンの標準的な厳選基準については厳選:食材とくいを参照。

ヨーギラスは経験値900タイプ(レベル上げに必要な経験値量が他のポケモンに比べて約1.5倍も多い)の特別なポケモンであり、サナギラスからバンギラスへの進化では全ポケモン中最大の飴100個を必要とするなど、育成難度が非常に高く設定されているポケモンである。
ヨーギラス系統を育てなければできないことは基本的に存在しないため、育成コストを無駄にしないようじっくり時間をかけて厳選した個体を育てたい。
最終進化形のバンギラスの大きな強みとしては以下の2つ

  • げんきチャージを持つ2段階進化するポケモンであり、非常に高いげんきを維持できるだけでなく、睡眠によるげんき回復が不要となる場合もある。
  • 第一食材枠のあったかジンジャーと第二食材枠のワカクサ大豆の組み合わせは、エナジー効率の高い『ニンジャサラダ』に両方とも使用される。

このことを踏まえて厳選基準を考えたい。

せいかく

下降▼▼おてつだい
スピード
げんき回復量食材おてつだい
確率
メインスキル
発生確率
EXP獲得量
▲▲上昇
おてつだい
スピード
がんばりや
さみしがり
いじっぱり
×
やんちゃ
ゆうかん
げんき回復量ずぶとい
すなお
わんぱく
×
のうてんき
のんき
食材おてつだい
確率
ひかえめ
おっとり
てれや
うっかりや
れいせい
メインスキル
発生確率
おだやか
×
おとなしい
しんちょう
×
きまぐれ
なまいき
EXP獲得量おくびょう
×
せっかち
ようき
×
むじゃき
まじめ

評価:◎ すばらしい / ◯ かなりいい / ー まあまあ / △ いまひとつ / × ダメかも / ? 人による

【解説】

  • ヨーギラス系統はげんき回復補正がメインスキルにも影響を与えるので、普段の睡眠スコアに関わらずげんき回復補正性格の評価は少し高めとなる。
  • メインスキルにだけ影響するスキル確率下降補正よりも、睡眠時やげんきオールによる回復にも影響するげんき回復量下降補正の方が評価は下がる。
    • ただし、自力で元気の維持が可能で、下げたいステータスのないヨーギラスにとって、上昇しているステータスによっては十分に許容できる補正といえる。
      • おとなしいに関しては評価が難しい。それぞれの補正が相殺するためほとんど無補正と同じと考えても良いが、スキルレベルが低い場合や睡眠時回復、げんきオールによる回復が行われる場合などでわずかに悪影響が出る事がある。
  • EXP補正に関する評価は主に以下2つの意見に分かれる。どちらが正しいというわけではないが、自分であればどの程度なら育てられるか、予め検討しておいた方がいいだろう。育成に必要な期間などの詳細は経験値タイプのページを参照。
    • 上述したように育成難度がとても高いため、それを軽減できるEXP上昇補正の評価が高く、また、少なくとも育成難度がさらに上がるEXP下降補正は避けるべきという意見
    • 急いで育てる必要性が少ないことに加え、後からより良い個体が手に入った場合に育て直すことが非常に困難なため、せいかくによるプラスの恩恵がある分EXP下降補正は優秀であるという意見

サブスキル

【解説】

  • 食材とくいのポケモンであり、食材確率アップM/Sの恩恵が大きいので高く評価したい。
  • きのみ、食材、スキルの全ての効率が上昇するおてつだいスピード関連のサブスキルも優先度は高い。
  • メインスキルも強力でスキル発動確率も低くないので、スキル確率アップM/SやスキルレベルアップM/Sはそれなりに高く評価できる。ただ、これらの補正が無くともメインスキルの性能は十分に高いので、優先度がきわめて高いわけではない。
  • 2回分の進化ボーナスを含めればある程度までは所持数に余裕があり、就寝時に交代する運用をとる場合も少なくないことから、最大所持数アップL/M/Sの必要性はそこまで高くない。ただし、常時編成する場合や長時間放置しがちな場合、きのみの数S持ちを採用する場合には、起床時の食材獲得数やげんきチャージ等で恩恵を受けられるので、あって困らない。各プレイヤーごとに評価が分かれる部分といえるだろう。
  • きのみの数Sは、あればやはり強力だが、必須というわけではない。上述のとおり、進化できのみの種類が変化する点には注意が必要。こちらもプレイヤーごとに評価が分かれる。
  • 日中も効果を発揮するおてつだいボーナスの有用性は高いものの、睡眠で効果があらわれるボーナス系のスキルは、就寝時に交代する運用をとる場合だと扱いづらい。とはいえ、げんきの仕様が変化したことにより、就寝時にも編成するケースも増えたため、以前より効果を発揮できる機会が増えた。こちらもプレイヤーごとに評価が分かれるサブスキルだろう。

厳選基準

食材A:あったかジンジャー、B:ワカクサ大豆、C:マメミート

食材が2枠目までの現時点では、基本的にはワカクサ大豆のAB個体の方が高く評価されやすい。
上記のとおり、あったかジンジャーとの相性がいいうえに、ワカクサ大豆を収集できる他の食材とくいにはイシツブテ系統しかおらず、そちらはほっこりポテト要員になる場合も多い。イシツブテにほっこりポテト収集を任せる場合は、こちらをワカクサ大豆要員にするとよい。
ただしAB個体の場合、第2食材解放の段階で、あったかジンジャーの入手量が減少してしまう。
理論上では、『食材確率上昇せいかく+食材確率アップM+食材確率アップSの3つ』を揃えれば、1日3回分の『ニンジャサラダ』を作るのに必要な食材数を期待できる。これを食材収集における理想個体と考えてよいだろう。
とはいえ、この基準はさすがに現実的とはいいがたい。実際には、食材確率アップMまたは『食材確率が上昇するせいかく+サブスキルにおてつだいスピードS以上』『おてつだいスピードが上昇するせいかく+サブスキルに食材確率アップS以上』で充分な食材数が見込めるため、この辺りを目安とするとよい。
ただし、上記の計算では所持数およびスキルによるげんき回復を考慮していない。日中長時間放置しがちであったり常時編成をおこなったりする場合には、注意を払いたい。また、げんきチャージの発動に期待できる場合は、自身のプレイ方針に沿って、多少であれば妥協するのも悪くはないだろう。げんきの仕様が変化した現在、独力で高水準のげんき維持が可能な点もヨーギラス系統の魅力である。

2枠目があったかジンジャーのAA個体の場合は、食材関連のせいかくやサブスキルがなくとも、あり余るほどの食材の獲得を期待できる。『ニンジャサラダ』などのあったかジンジャー担当のほか、作成にニンジャサラダ以上のあったかジンジャーを要求する『れんごくコーンキーマカレー』『おちゃかいコーンスコーン』が新たに実装されたため、そちらにおいても活躍が可能。この構成の場合には、スポット要員としての適正も高くなるため、きのみの数Sとの相性も非常に良好になる。
しかしながら、あったかジンジャーを収集できる他の食材とくいのポケモンには、より育成が容易なリザードンガルーラなどが存在する。彼・彼女らではなくヨーギラスで、あったかジンジャーに特化した個体を育てるべきかは、充分に吟味する必要がある。

総じて、とにかく育成コストが高いため、いざ育て始めると育て直しが困難な点に充分注意することが必要となる。また、拾ってくる食材単位でみれば、ほかのポケモンでも代用が可能ではある。
ヨーギラスの食材構成が評価されやすい『ニンジャサラダ』の作成においても、ほかに2つの上位食材が必要なことに加え、当分の間はレシピ作成のために、別途鍋の容量を拡張する手段が要求される*44

上記の理由から、育成を焦らずに、気長に優良な個体が手に入るのを待つのもよいだろう。

第3食材まで含めた評価

3枠目候補の食材はマメミート
ABBやABC個体の場合、将来的に3枠目解放時点であったかジンジャーをほとんど拾ってこなくなり、単体の供給量では『ニンジャサラダ』を1日1食分作成できるかの瀬戸際になりやすい。
単体で『ニンジャサラダ』を作成したいのであれば、ABA、もしくはAABの個体を厳選しておくことで、3枠目解放後も1日2食作成できるだけの収集数を維持できる。
上記のようにABの2種だけで食材構成を揃えた場合は、両方の食材をそれなりに確保できるので、『ニンジャサラダ』以外の用途でも扱いやすいといえる。
ただしABB個体に関しては、ワカクサ大豆要員としての役割を突き詰めるかたちになる。

マメミートを含む構成については、現状では上述のようなABの2種構成と比較すると、評価は芳しいとはいいがたい。
ただし、新規のレシピでマメミートを大量に消費する『れんごくコーンキーマカレー』が追加されたため、運用方針やサブスキル次第では一考の余地はある。
また、今後の環境しだいで、3枠目がマメミートになるAAC、ABC個体の評価が一転する可能性もあるだろう。
それでも、マメミートは拾ってくるポケモンが非常に多い食材であるため、あえて育成の大変なヨーギラスに収集を任せるべきなのかは慎重に検討したい。

115.pngガルーラ

食材とくいのポケモンの標準的な厳選基準については厳選:食材とくいを参照。

ガルーラが拾ってくる食材はカレーとサラダの高効率な料理を作る際に高い需要がある。
ウノハナ雪原に適性を持つ食材とくいポケモンの1匹でもあり、育成する価値は高い。

せいかく

下降▼▼おてつだい
スピード
げんき回復量食材おてつだい
確率
メインスキル
発生確率
EXP獲得量
▲▲上昇
おてつだい
スピード
がんばりや
さみしがり
いじっぱり
やんちゃ
ゆうかん
げんき回復量ずぶとい
すなお
わんぱく
×
のうてんき
のんき
食材おてつだい
確率
ひかえめ
おっとり
てれや
うっかりや
れいせい
メインスキル
発生確率
おだやか
×
おとなしい
しんちょう
×
きまぐれ
なまいき
EXP獲得量おくびょう
せっかち
ようき
×
むじゃき
まじめ

評価:◎ すばらしい / ◯ かなりいい / ー まあまあ / △ いまひとつ / × ダメかも
※基本的に睡眠スコア100を前提にしています。普段の睡眠スコアが低いプレイヤーは、げんき回復下降性格は1ランクまたは2ランク下に、げんき回復上昇は1ランクまたは2ランク上で考えてください

【解説】

  • 食材とくいのポケモンであるため、食材確率が上がると評価が高く、下がると評価は低くなる。
  • きのみ、食材、スキル発動のすべてに恩恵のあるおてつだいスピードが上がる性格の評価も高い
  • いじっぱりは無補正と比べて食材獲得効率が低くなり、ひかえめは少し高くなるので評価もそれらに準じて決めるとよい。
  • 強力なメインスキルを持つが、スキル確率が低めで上がっても下がってもあまり大きな差が生まれない。
  • 出現フィールドが少なく、出現確率も低いうえ、仲間にするのも難しいため、とてもアメを集めにくい。そのため、EXP獲得量が下がる補正を高く評価することはできない。

サブスキル

【解説】

  • 食材とくいのポケモンのため、食材確率アップMSはもちろん非常に評価できる。
  • きのみ、食材、スキルの全ての効率が上昇するおてつだいスピード関連のサブスキルも優先度は高い。ただし長時間放置する場合は、所持数を考慮することが必要になる。
  • 素のスキル発動率が低いため、あって損はないが、スキル確率アップMSの恩恵はそこまで大きくはない。
    また、食材ゲットはスキルレベル上昇による恩恵が大きいので、スキルレベルアップMSは高めに評価できる。
  • 最大所持数はかなり高く評価できる。
    ガルーラは進化ボーナスを受けられないので、そのままだと無補正の個体でも3~4時間程度で所持数が溢れてしまう。たとえば最大所持数アップLがある場合、無補正で7時間ほどは溢れずにすむ。睡眠時などに獲得できる食材数が増えるために、食材確率系とほぼ同等の食材量の増加が見込める。

厳選基準

食材A:あったかジンジャー、B:ほっこりポテト、C:ワカクサ大豆
Aのあったかジンジャーを持ってこれる食材とくいのポケモンとしては他にリザードンバンギラスキュワワーが存在する。ただしジンジャーに特化できるのはバンギラスとガルーラのみである。
この中でも特にバンギラスは同じくウノハナ雪原での適性を持つ競合相手でもあり、バンギラスのほうが性能自体は高いものの育成難易度がレアポケモンであるガルーラをも超えて圧倒的に高いため、AA個体のガルーラも需要がある。
Bのほっこりポテトはカレーとサラダで重要な食材であり、他にゴローニャウツボットなどの食材とくいのポケモンが持ってこれる食材でもある。ガルーラの場合は特にばかぢからワイルドサラダでA食材のあったかジンジャーと併せて要求されるため、ウツボットとはまた違ったベクトルで食材の相性が良い。
食材貯蓄の観点で見ても、あったかジンジャーほっこりポテトは高効率の料理に多く使用される需要の高い食材であるためAB個体の評価がとても高い。

レアポケモンであるため高い厳選基準を設けるのは酷だが『食材確率補正2つ以上』を持っているAB個体は20個/日以上のあったかジンジャーを持ってこれるため非常に優秀であり育成する価値が高いと言えるだろう。
逆に育成する価値が低い基準としては『食材確率が下がるせいかく+おてスピ補正も食材補正も無いAB個体』が挙げられる。この個体の場合あったかジンジャーの供給量が12個/日を下回るため、ばかぢからワイルドサラダを2回/日やふくつのジンジャークッキーを1回/日作る分のあったかジンジャーさえ供給がギリギリになる。
おてつだいスピードが下がっているAB個体程度であれば12個/日以上のあったかジンジャーを持ってこれるため、手持ちやチーム編成に応じて育てる価値が高くなる場合もあるだろう。

第3食材枠まで含めた評価

Cのワカクサ大豆まで見越せばニンジャサラダに必要な食材を2種類持ってこれる。この場合はAAC個体が最も適していると考えられ、育成難易度の高いバンギラスと同じ役割を担えるようになる。
ガルーラの場合はどの食材もそれなりに高い需要があるため、新レシピや新食材の追加が無く第三食材が解禁された場合にはどの食材の組み合わせでも優秀と言える。

127.pngカイロス

食材とくいのポケモンの標準的な厳選基準については厳選:食材とくいを参照。

非常に優秀な食材の組み合わせを持つ食材とくいのポケモンであり、おてつだいスピードも非常に速い。
レアポケモンであり仲間にするのが大変ではあるが、その分様々な場面で活躍の機会があるため、育成する価値はとても高い。

せいかく

下降▼▼おてつだい
スピード
げんき回復量食材おてつだい
確率
メインスキル
発生確率
EXP獲得量
▲▲上昇
おてつだい
スピード
がんばりや
さみしがり
いじっぱり
やんちゃ
ゆうかん
げんき回復量ずぶとい
すなお
わんぱく
×
のうてんき
のんき
食材おてつだい
確率
ひかえめ
おっとり
てれや
うっかりや
れいせい
メインスキル
発生確率
おだやか
×
おとなしい
しんちょう
×
きまぐれ
なまいき
EXP獲得量おくびょう
×
せっかち
ようき
×
むじゃき
まじめ

評価:◎ すばらしい / ◯ かなりいい / ー まあまあ / △ いまひとつ / × ダメかも
※基本的に睡眠スコア100を前提にしています。普段の睡眠スコアが低いプレイヤーは、げんき回復下降性格は1ランクまたは2ランク下に、げんき回復上昇は1ランクまたは2ランク上で考えてください

【解説】

  • 食材とくいのポケモンであるため、食材確率が上がると評価が高く、下がると評価は低くなる。
  • きのみ、食材、スキル発動のすべてに恩恵のあるおてつだいスピードが上がる性格の評価も高い。ただしメインスキルが強くないこと、少なめの最大所持数を圧迫しやすいことから,他のポケモンに比べるとやや評価は下がる。
  • いじっぱりは無補正と比べて食材獲得効率が低くなり、ひかえめは少し高くなるので評価もそれらに準じて決めるとよい。
  • メインスキルはそこまで強力なものでも無いため、確率が下がっても問題ない。
  • 出現フィールドが少なく、出現確率も低いうえ、仲間にするのも難しいため、とてもアメを集めにくい。そのため、EXP獲得量が下がる補正の影響が大きい点には注意が必要となる。

サブスキル

【解説】

  • 食材とくいのポケモンのため、食材確率アップMSはもちろん非常に評価できる。
  • きのみ、食材、スキルの全ての効率が上昇するおてつだいスピード関連のサブスキルも優先度は高い。ただしスキル自体は強くない上、所持数を圧迫しやすい点は考慮する必要になる。
  • メインスキルは強みにはならないので、メインスキル関連のサブスキルの評価は低い。
  • 最大所持数アップは高く評価できる。
    • 元々のおてつだいスピードが速いこと、第二食材が何であれ5個ずつ持って来ること、進化ボーナスを受けられないことなど、所持数溢れが生じやすい要素が非常に多い。
    • 一方で、無進化の中では初期最大所持数は比較的高く、睡眠中もげんきが減るため、ヒーラーと併用しない限りは8時間半睡眠を経ても所持数溢れが少なめで済む場合もある。そのため、最大所持数アップはあると好ましいが必須というほどではない。

厳選基準

食材A:あまいミツ、B:とくせんリンゴ、C:マメミート

第2食材は基本的にBのとくせんリンゴを推奨。どの料理カテゴリでも需要があり、特にデザート週では高効率料理を作る上で欠かせない食材となっている。とくせんリンゴは他にアブソルデリバードも食材とくいで持って来れるものの、A食材のあまいミツとの組合せは現状カイロスのみ。この組み合わせは使用する高効率料理も多く、カイロス最大の強みといってよい。カイロス含めて全員がレアポケモンのため入手難易度にはさほどの差はない。

第2食材もAのあまいミツとする場合、食材とくいのポケモンとしては他にフシギバナが存在する。おてつだいスピードではカイロスに分があるものの、食材確率に大きな差があり、メインスキルや適性フィールドの有無、厳選難易度などの観点でフシギバナに軍配が上がる。ただ、あまいミツは特にデザート週で一度に大量に要求される食材なので、みつ特化自体の需要はある。そのため運よくサブスキルやせいかくが優秀なAAカイロスが手に入れば育成する価値はあるといえる。

料理名食材合計数
honey.pngfancyapple.pngsoftpotato.pngfancyegg.pnggreengrasscorn.pngmoomoomilk.pngsoothingcacao.png
おやこあいカレー12114835
めいそうスイートサラダ16211249
プリンのプリンアラモード2010151055
あくまのキッスフルーツオレ7119835

【表1:あまいミツとくせんリンゴを両方使う料理の一覧】

ポケモン手伝*45手伝数*46食材確率食材回数*47あまいミツ獲得量とくせんリンゴ獲得量
無補正カイロス2400秒51.8回20.6%10.7回10.7個26.7個
食材Mカイロス2400秒51.8回28.0%14.5回14.5個36.3個
食材M+れいせい2400秒51.8回33.6%17.4回17.4個43.5個
食材確率↓2400秒51.8回16.5%8.5回8.5個21.3個

【表2:各種補正持ちの際の性能一覧*48

無補正であってもヒーラーと併用することを踏まえれば、めいそうスイートサラダ以外のすべての料理を作る上で十分な量のとくせんリンゴを持って来れるため、AB個体であれば育てる価値が高いと言えるだろう。
レアポケモンであるため高い厳選基準を設けるのは酷だが『食材確率補正2つ以上』を持っているAB個体はヒーラーやねむりの約束で貰える食材を考慮して、1日に複数回めいそうスイートサラダを作ることも狙えるようになるため、こだわるならその基準を目指したい。
逆に育成する価値が低い基準としては『食材確率が下がるせいかく+おてスピ補正も食材補正も無いAB個体』が挙げられる。この個体であっても貴重なとくせんリンゴを供給する役割はある程度担えるものの、あまいミツが不足してあくまのキッスフルーツオレを一日1回作れるかどうかであり、貴重なカイロスのアメを使用してまで育てるかどうかは慎重に検討した方が良いだろう。

第三食材枠まで含めた評価

Cのマメミートは競合相手が非常に多いありふれた食材。食材確率が高いわけでも、強力なメインスキルを持っているわけでもないカイロスがマメミート供給役を担うべき状況を現時点で想定するのはかなり難しい。
ABA,ABB個体はどちらも上述した個性を十分に発揮できる。

174.pngププリン

スキルとくいのポケモンの標準的な厳選基準については厳選:スキルとくいを参照。

げんきオールSという非常に強力なスキルを持つポケモン。
げんきオールSが発動しない場合、スキルとくいであるプクリンはほとんどエナジー稼ぎに貢献しない。
スキルだけでなくきのみも同じニンフィアと比べられることが多いが、決定的な差があるわけではないため、並行して厳選を進めて先に良い個体が出た方を育てるのが無難だろう。細かい差異については各ポケモンのページを参照。
ただし無課金の場合は進化だけでスキルレベル3まで上げられるププリンほぼ一択である。

ププリンは育成に貴重なメインスキルのたねを使う上、レベル不問で最終進化まで可能なので、厳選を終了させたら即戦力として活躍させることができる。
また、ワカクサ本島シアンの砂浜トープ洞窟ラピスラズリ湖畔の4つのフィールドで低いカビゴン評価であってもププリンは高頻度で出現する。
さらに周りのポケモンを強化するというげんきオールの性質上、育成の優先度としては他のきのみ得意のポケモンや食材得意のポケモンの方が高くなる。
これらの理由から、かなり厳しめの厳選基準を設定するべきだと考えられる。最終的には、この厳選基準を満たしていなくてもサブレの数や他のポケモンの厳選/育成の状況を鑑みて育成する個体を決めるのが良いだろう。

理想個体例(プレミアムパス加入者の場合)

スキルレベルはメインスキルのたねを3つ使ってスキルレベル最大にする。

理想個体例(無課金の場合)

性格しんちょう,なまいき
サブスキルスキルレベルアップM+スキル確率アップM

アチーブメントまたはプレミアムパス体験加入で手に入れることができる、メインスキルのたねを1つ使ってスキルレベルを最大にする。

厳選基準

実際の使用感にかなり近い推定値として、ポケモンの食材確率・スキル発動確率の推定値一覧からスキル確率約4%という推定値が求められている*49

メインスキルが一度も発動しなかった場合、プクリンが日中に行うおてつだい回数はおよそ32回程度である。メインスキルの効果で増える分も考慮すれば40回から50回程度はおてつだいを行う。仮に40回おてつだいを行う場合に、スキルが発動する回数について計算すると以下のようになる*50
睡眠中のおてつだい回数はげんき回復を一度も行わなかった場合、11回程度しか行われないが、実際には所持数限界の23回分おてつだいをすることもあるため、その仮定で計算する。

  • 『スキル確率補正とおてつだいスピード補正が合わせて2つ以上』あれば、平均して2回から3回程度スキルが発動すると推定される。一つの基準として有用だろう。
    40回おてつだいを行う間にメインスキルが発動する回数の平均値
    サブスキル\性格無補正おだやかお手スピ↑スキル↑
    無し1.601.751.781.92
    おてスピS1.721.881.912.06
    おてスピM1.862.032.072.23
    スキ確S1.892.062.102.27
    スキ確M2.182.372.422.61
    おてスピS+おてスピM2.032.212.252.43
    おてスピS+スキ確S2.032.212.262.44
    おてスピS+スキ確M2.342.552.602.81
    おてスピM+スキ確S2.202.392.442.63
    おてスピM+スキ確M2.532.762.813.04
    スキ確S+スキ確M2.462.692.742.96
    日中に1度も発動しない確率一覧
    サブスキル\性格無補正おだやかお手スピ↑スキル↑
    無し19.54%16.79%16.23%13.98%
    おてスピS17.23%14.63%14.10%12.01%
    おてスピM14.88%12.46%11.97%10.05%
    スキ確S14.46%12.07%11.59%9.71%
    スキ確M10.67%8.65%8.26%6.72%
    おてスピS+おてスピM12.51%10.30%9.87%8.15%
    おてスピS+スキ確S12.45%10.25%9.81%8.10%
    おてスピS+スキ確M8.97%7.15%6.80%5.44%
    おてスピM+スキ確S10.46%8.46%8.07%6.55%
    おてスピM+スキ確M7.33%5.73%5.42%4.25%
    スキ確S+スキ確M7.86%6.19%5.87%4.63%
    朝イチにスキルが発動する確率

    23回お手伝いをする間にスキルが発動する確率の一覧

    サブスキル\性格無補正おだやかスキル↑
    無し60.89%64.16%67.74%
    スキ確S67.11%70.35%73.84%
    スキ確M72.38%75.52%78.83%
    スキ確S+スキ確M76.83%79.81%82.90%
  • 一日を通じて80%以上の元気をキープ可能な基準である平均で4回/日の発動を期待したい場合は、かなり厳しいがスキル確率アップM+おてつだいスピードMスキル確率アップ性格』を揃えれば狙える。
    フレンドレベル10未満の場合に Lv.50以下でこれらの補正が揃う確率は0.18%程度であり、狙って仲間にするのは現実的ではない。
    『Lv.50時点でスキル発動回数の期待値平均3回/日以上』となるような個体であれば、42.57%程度の確率で仲間にすることができるので現実的にはこの基準を目指すことになるだろう。
  • 一般に強力なサブスキルとされている『きのみの数S』だが、スキルとくいのプクリンにとっては単純に相性が良いとは言えない。
    フレンドレベル10を超えるとスキル確率補正持ちのププリンを仲間にできる確率が著しく減少する代わりに、きのみの数S持ちのププリンと出会う確率は大きく上昇するため、メリットとデメリットをしっかりと把握して厳選基準の策定に役立てたい。
    きのみの数Sとプクリンの関係

    『最大所持数に達成した後、新たにスキル発生の抽選が行われない』という仕様があるためである。
    げんき80%以上をキープしたまま8時間半の睡眠を取ると、その睡眠中に行うおてつだいの回数がおよそ23回前後となる。
    ププリンから二段階進化させたプクリンの最大所持数23と丁度等しくなっており、きのみも食材も1つずつしか持ってこないプクリンであれば、おてつだい一回ごとにスキルの抽選が行われる場合は朝の起床時に23回の抽選全てを活かせるということになる。
    しかし、きのみの数Sがあるとこの抽選回数が一気に半分の11回程度に減少することになる。仮におてつだい1回ごとに4%の確率でスキルが発動すると仮定すると、23回の抽選後に発生する確率は約61%なのに対し、11回の抽選では約36%まで減少する。
    好物きのみのきのみ得意ポケモンや食材得意のポケモンが獲得するエナジー量に対して、ヒーラーであるプクリンが獲得できるきのみエナジー量は微々たるものである。そのため、きのみの数Sによるエナジー量の増加よりもスキル確率アップおてつだいスピードアップなどのスキル発生確率を上昇させるサブスキルの方が有用であると言えるのである。
    ただし、自身が稼げるエナジー量が2倍になる恩恵の大きさは侮れない。げんきオールSの考察ページにもあるように、ヒーラーを採用する価値があるかどうかは「ヒーラーを入れることによって減る獲得エナジー量をスキルで補えるか?」が基準となる。きのみの数Sを持っているヒーラーの場合、スキル発動の回数が減ることは間違いないものの、チームに編成する価値が上がることも多い。

    11回の抽選でスキルが発動する確率の一覧

    無補正おだやかスキル↑お手スピ↑
    無し36.18%38.79%39.35%41.79%
    おてスピS38.34%41.06%41.65%44.17%
    おてスピM40.78%43.61%44.22%46.83%
    スキ確S41.25%44.09%44.71%47.34%
    スキ確M45.95%48.98%49.63%52.41%
    おてスピS+おてスピM43.54%46.47%47.11%49.82%
    おてスピS+スキ確S43.61%46.56%47.19%49.90%
    おてスピS+スキ確M48.47%51.58%52.25%55.09%
    おてスピM+スキ確S46.26%49.29%49.95%52.74%
    おてスピM+スキ確M51.27%54.46%55.14%58.04%
    スキ確S+スキ確M50.31%53.48%54.15%57.03%

    おおよそ25%程度朝イチのスキル発動確率が下がると考えることができるだろう。

  • 以前(2023/11まで)はプクリンのスキル発生確率が6%程度だと推定されていたが、この推定値は実態に即していないと考えられるため、現在(2023/12以降)では4%程度と考えられている。
    プクリンのスキル発動確率を6%と仮定した推定値と厳選基準

    プクリンが60回/日でお手伝いをすると仮定すると、「1日に1回もスキルを発動しない確率」が1%を下回るためにはスキル確率が7.4%以上必要となる。
    元々のスキル確率が6%*51と仮定すると、1.26倍以上のスキル確率補正があれば良い

    再掲:サブスキルとせいかく補正によるスキル発生確率の倍率一覧

    具体的な計算例はこちらを参照。

    サブスキル\性格無補正おだやかおてスピ↑スキ確↑
    無し11.091.111.20
    おてスピS1.081.171.191.29
    おてスピM1.161.271.291.40
    スキ確S1.181.291.311.42
    スキ確M1.361.481.511.63
    おてスピS+おてスピM1.2661.3811.4061.519
    おてスピS+スキ確S1.2691.3841.4101.523
    おてスピS+スキ確M1.461.601.621.75
    おてスピM+スキ確S1.371.501.521.65
    おてスピM+スキ確M1.581.731.761.90
    スキ確S+スキ確M1.541.681.711.85

    スキル発生回数にプラスの作用がある補正が2つ以上あれば大抵の場合95%以上の確率で2回/日発動するようになる。

    60回/日でお手伝いをするときに2回/日以上スキルが発動する確率一覧

    元々のスキル発生確率が6%で60回/日のお手伝いをするときに2回/日以上スキルが発動する確率の表

    サブスキル\性格無補正おだやかおてスピ↑スキ確↑
    無し88.21%91.04%91.58%93.61%
    おてスピS90.60%93.05%93.51%95.20%
    おてスピM92.82%94.86%95.23%96.59%
    スキ確S93.20%95.16%95.51%96.81%
    スキ確M96.17%97.45%97.67%98.45%
    おてスピS+おてスピM94.81%96.42%96.71%97.73%
    おてスピS+スキ確S94.86%96.46%96.74%97.76%
    おてスピS+スキ確M97.26%98.24%98.41%98.98%
    おてスピM+スキ確S96.32%97.56%97.77%98.52%
    おてスピM+スキ確M98.16%98.87%98.99%99.38%
    スキ確S+スキ確M97.88%98.68%98.82%99.27%

    ただし、プクリンはおおよそ60回/日程度のお手伝いをするので、上述されているスキル確率6%というのは実態に即していない可能性が高い*52

133.pngイーブイ

スキルとくいのポケモンの標準的な厳選基準については厳選:スキルとくいを参照。

前提として、メインスキルのたねの入手手段が限られる無課金プレイヤーには育成の難しいポケモンとなる。ただし、最大限のスペックを引き出しにくいだけであり、育てる価値がないわけではない。

以下、無課金プレイヤーに向けた考察とプレミアムパス加入者に向けた考察をそれぞれ述べる。

各進化先の特徴

イーブイ系統の各進化先はそれぞれ大きく性能や役割が異なる。まずはそれぞれの特徴を把握しておきたい。

進化先メインスキル特徴主な役割
シャワーズ
シャワーズ
食材ゲットSシアンの砂浜に適性を持っている。
カメックスとはきのみ・メインスキル・食材の全てが被っているがスキル発動頻度で差別化可能。
シアンの砂浜攻略
食材貯蓄
サンダース
サンダース
おてつだいサポートS唯一、スキルレベルによる効果の上昇幅が一定なスキルを持つので、
スキルレベルが3や4でもある程度活躍ができる。
きのみの数Sとメインスキルの相性が良い。
おてサポ重ねがけ
ブースター
ブースター
料理パワーアップSトープ洞窟に適性を持っている。
スキルレベルは高ければ高いほど良いが、最低限スキルレベル2でも活躍させることはできる。
日曜日の鍋拡張チームにも使えるので将来的にも腐りにくい。
トープ洞窟攻略
日曜鍋パ
エーフィ
エーフィ
エナジーチャージMラピスラズリ湖畔に適性を持っている。
スキルはレベル5と6で一気に効果が強くなる。
適性外フィールドでも、チームの平均レベルが高くないうちは
相対的にとても多くのエナジーを稼ぐことができる。
汎用エース
ラピスラズリ湖畔攻略
ブラッキー
ブラッキー
げんきチャージSウノハナ雪原に適性を持っている。
自分を強化するスキルだが、スキルとくいであるが故にきのみ効率も食材効率も低い。
きのみの数Sを持っていればヘルガーラッタと張り合える。
ウノハナ雪原攻略
育成
リーフィア
リーフィア
げんきエールSラピスラズリ湖畔に適性を持っている。
スキルを活かして交代戦術を使えるのが強み。
回復役
ラピスラズリ湖畔攻略
育成
グレイシア
グレイシア
料理パワーアップSウノハナ雪原に適性を持っている。
スキルレベルが高ければ高いほど良いが、最低限スキルレベル2でも活躍させることはできる。
日曜日の鍋拡張チームにも使えるので将来的にも腐りにくい。
ウノハナ雪原攻略
日曜鍋パ
ニンフィア
ニンフィア
げんきオールSシアンの砂浜に適性を持っている。
強力なメインスキルを持っている。
スキルレベル5と6で一気に効果が強力になるので、最大限活かすとなるとスキルレベル6まで上げたい。
プクリンサーナイトが競合相手として存在する。
シアンの砂浜攻略
回復役

イーブイが持っていたら嬉しいサブスキル

無課金の場合の厳選基準

進化先厳選基準の例考察
シャワーズ
シャワーズ
スキルレベルアップM+性格無補正以上スキル発動確率がカメックスの3倍*53と仮定すると、獲得できる食材の数で並ぶにはスキルレベル4以上が必要となる。
サンダース
サンダース
きのみの数SまたはスキルレベルアップMメインスキルの評価は現時点(レベル上限が解放されるまで)では評価が難しい。
ブースター
ブースター
なんでもスキルレベルアップスキル確率アップなどの補正はあればもちろん嬉しいが、最低限何の補正も持っていなかったとしても活躍させることはできる。
エーフィ
エーフィ
スキルレベルアップM+スキル確率補正&おてつだいスピード補正2つ以上』
or『スキルレベルアップM+スキルレベルアップS
スキルレベル4でもスキル補正があれば、Lv.40以下での無補正バクフーン程度のエナジー効率は出せる。スキルレベル5あればLv.50未解禁の現状であれば無補正バクフーン以上のエナジー効率を出せる。
ブラッキー
ブラッキー
きのみの数Sきのみの数Sを持っていれば、きのみの数Sを持っているヘルガーとほぼ同じエナジー効率を出せる*54
リーフィア
リーフィア
スキルレベルアップM+各種ボーナス系サブスキルスキルレベル4であれば、スキル効果で回復したポケモンが5時間弱ほどお手伝いしてもげんき100%超えを維持できるので交代戦術が可能となる。
グレイシア
グレイシア
なんでも最低限何の補正が無かったとしても活躍させることはできる。
ニンフィア
ニンフィア
スキルレベルアップM+スキルレベルアップS+性格補正スキルレベルを4から5にあげた際の恩恵がとても大きい。
プクリンとのお手伝い時間の差が約11%分あるので、スキルレベルを5まで上げる事ができれば、スキルレベル6のプクリンと同じくらいの性能を発揮できる。

エーフィおよびニンフィアに進化させる場合には、デンリュウおよびプクリンサーナイトというライバルが存在することは念頭に置いておきたい。

また、ブースターおよびグレイシアに進化させる場合も、単純な性能だけで言えばジバコイルも競合している。
しかしこちらは飴の集めやすさや適性フィールドで差別化ができ、料理パワーアップのメインスキルを持ったポケモンを複数育てておくことにも価値がある。スキルレベル2と3でほとんど効果が上昇しない上に寝顔図鑑190種以上集めれば鍋容量を45まで拡張できるため、料理パワーアップのLv.2の鍋容量を10増やす効果であっても食材数55個以下の料理が作れるようになるため、活躍の機会はある。
寝顔290種まで集めることができれば、なべ容量を57まで拡張できる。最も多くの食材を使用するレシピは77個の食材を必要とするので、最低でもスキルレベル5以上無ければスキル1回ではそれら最高効率料理を作ることができない。
無課金プレイヤーは、進化先に困ったらこれらに進化させるのがオススメ。

プレミアムパス加入者の厳選基準

基本的には、どの進化先を選ぶとしてもスキル確率補正とおてつだいスピード補正を合わせて2つ以上を基準にするとよいだろう。
Lv.50のサブスキルまで考慮すると、条件を満たす個体の出現確率は約15%程度である。

ちなみに、60回/日でお手伝いをすると仮定すると、「1日に1回もスキルを発動しない確率」が1%を下回るためにはスキル確率が7.4%以上必要となる。

また、ニンフィアに進化させる場合は同じメインスキルを持つププリン厳選基準の項目も参照。
げんきオールは他のポケモンのおてつだいスピードを速める目的で使用する為、おてつだいボーナスを持っていれば更に活躍が見込める事だろう。

イーブイから逆引きのオススメ進化先

イーブイのせいかくやサブスキルに応じて、どんな進化先が適しているかを一覧にする。
考える基準は以下の4つ
①スキル確率やおてつだいスピード補正が複数ある
きのみの数Sがある
スキルレベルアップMがある
④プレミアムパスに加入している

もちろん、これら基準に従う必要は無く、あくまで参考程度に捉えていただきたい。


補正複数

きのみS

スキLvM
有力候補


シャワーズサンダースブースターエーフィブラッキーリーフィアグレイシアニンフィア
×シャワーズサンダースブースターエーフィリーフィアグレイシアニンフィア
×シャワーズサンダースブースターエーフィブラッキーリーフィアグレイシアニンフィア*55
××サンダースブースターグレイシア
×シャワーズサンダースブースターエーフィブラッキーリーフィアグレイシアニンフィア*56
××シャワーズサンダースブースターグレイシア
××シャワーズサンダースブースターエーフィブラッキーリーフィアグレイシアニンフィア*57
×××ブースターグレイシア



シャワーズサンダースブースターエーフィブラッキーリーフィアグレイシアニンフィア
×シャワーズサンダースブースターエーフィリーフィアグレイシアニンフィア
×シャワーズサンダースブースターエーフィブラッキーリーフィアグレイシアニンフィア
××シャワーズサンダースブースターエーフィリーフィアグレイシアニンフィア
×シャワーズサンダースブースターエーフィブラッキーリーフィアグレイシア
××シャワーズサンダースブースターグレイシア
××シャワーズサンダースブースターエーフィブラッキーリーフィアグレイシアニンフィア*58
×××ブースターグレイシア

079.pngヤドン

スキルとくいのポケモンの標準的な厳選基準については厳選:スキルとくいを参照。
以下、すべてアプデ前の記述なので注意。

最低でも2枠目でおいしいシッポを持ってくる個体を厳選したい。
このポケモンの運用方針は大きくわけて次の2つがあり、運用方針によって厳選基準が異なる。

出現頻度が比較的高く、本領を発揮するのはおいしいシッポを持ってくるレベル30以上であるため、あせらず厳選するといいだろう。

おいしいシッポを解禁して、その後は運用しない場合の理想個体

食材2枠目がおいしいシッポ
サブスキル睡眠EXPボーナス

とにかく性能度外視でLv.30に到達さえすれば良い。当然、進化も不要。
狙うかはポケサブレの在庫と相談だが、ヤドランかヤドキングの状態で仲間にした方が初期レベルの観点からアメとゆめのかけらが節約でき、編成で育てる際の旨みも幾分増える。

ヤドキングとしてチーム編成する場合の理想個体

性格無補正
食材2枠目と3枠目がおいしいシッポ
サブスキル睡眠EXPボーナス, 食材確率M

ヤドキングの大きな強みは以下の3つである。

ヤドキングの直接のライバルは同じスキルのリーフィアだが、ヒーラーというくくりで考えた場合において高い壁となるのはげんきオール持ちのニンフィアプクリンサーナイトである。
げんきオールげんきエールよりも安定性と総回復量で優れる上、プクリンとニンフィアはシアンの砂浜特効というのも共通していてかなり厳しい競合相手である。
もちろん、食材の希少性と価値で差別化自体は容易だが、獲得エナジー量だけで見れば、今度は他の食材とくいのポケモンに性能で劣ることになる。

補足

カメックスは第二食材でリラックスカカオを3つ落として合計453エナジー獲得できるが、ヤドキングはおいしいシッポを1つしか落とさないため324エナジーしか獲得できない。また、おいしいシッポは使用する料理がたった二つしかなく、ドリンク/デザートの週には使い道がないため、使いやすさの面でも劣る。

しかし、リーフィアと同じく、スキルレベルを上げて『スキル効果で回復したポケモンを育成したいポケモンと交代して、げんき100%をキープしながら睡眠経験値を振り分ける』という運用が可能でヒーラーとしても差別化することができる。

ちなみに、実装されている料理の中でもかなりの高エナジーが獲得できる『あぶりテールカレー』または『ヤドンテールのペッパーサラダ』を毎日(3食ではなく1食)作れる量を供給するには、Lv.60で三枠目解放+最低限1つ以上の食材確率補正が必須条件となる。

厳選基準

  • おいしいシッポを解禁して、その後は運用しない場合は厳選よりも育成を優先するべきである。最低限第二食材おいしいシッポを持っている個体であれば問答無用でLv.30まで育ててしまった方が、結果的にも早く解禁できるだろう。
    ちなみにLv.30に到達する速度だけを考えるのであれば、ヤドンよりも初期レベルの高いヤドランヤドキングを直接入手して育てる方が速い。そのためこの運用の場合、理屈としてはあえてヤドンの方を厳選する必要はないといえる(ただし現実的には入手難易度の差があるので一概には言えない)。
  • ヤドキングとしてチームに編成する場合は『第二食材おいしいシッポ睡眠EXPボーナス持ち』を基準にすると良いだろう。スキルレベルが高ければ高いほど、育成個体がおてつだいをする必要のある時間が減って多くのエナジーを稼げることに繋がるので、スキルレベルが上がっているとより良い。
    また、ヤドキング単体として見ると、比較的需要の高いリラックスカカオを1枠目と2枠目の両方で持ってくることができるというのも決して悪くない上、2枠目でも1つしか持って来れないイーブイ系統と差別化できる要素になるため、おいしいシッポにこだわらなくても良かったりする。
    また、毎日『あぶりテールカレー』または『ヤドンテールのペッパーサラダ』を作るようなチーム編成を目指す場合には、『最低限1つ以上の食材確率補正+2枠目3枠目おいしいシッポ』が厳選基準となる。この食材確率補正はLv.50以降のサブスキルであっても良いだろう。

関連項目


*1 例外として、エルレイドは♂のキルリアでないと進化できないので厳選要素に入る
*2 ポケモンが同ランクの同じサブスキルを持つことができないため。詳細はサブスキルのたね
*3 検証:サブスキル抽選確率による推定値より。計算しやすいようにキリの良い数値に近似しています。
*4 きのみの数Sおてつだいボーナス以外の金スキルはあくまでサポート的な役割のため、「最も理想的な最強の1匹」の育成を目指す場合には、これらの金スキルは候補には挙がらないと言える。
*5 正確にはおてつだい時間が0.9倍
*6 正確にはおてつだい時間が1.1倍
*7 上昇補正のみ
*8 要検証
*9 要検証
*10 要検証
*11 要検証
*12 0.52/0.45=1.156であり、80%以上と60%以上の場合には15%以上もの差が生じる
*13 睡眠スコア100を前提にするとボックス睡眠を3日、手間はかかるが都度料理の回復も与えれば2日でげんきが12回復する
*14 現在の検証だと、理想個体プクリンは発動期待値は1日3回程度
*15 なお、以前はアメによる経験値に補正が乗らない時期があったため、減る性格の評価が高く、逆に増える性格は評価が低かった。
*16 日中回復なく常駐させる場合
*17 ただし、いつのまに育成に移行してから4回分のおてつだいではスキル発動抽選が行われているという報告がある
*18 さらに、カビゴンの好物きのみであれば+46%くらいになる。遠い未来の話になるが、Lv.100かつ好物きのみなら+50%にかなり近くなる
*19 フレンドレベル9までにLv.10, 25のいずれかにきのみSを持つ個体が出現する確率は5%程度と言われている
*20 もちろん、実際には他のポケモンの性能によっておてつだいボーナスの効果は増減する。他に強力なポケモンが多ければ効果はさらに高まるし、逆に他のポケモンが弱いと効果は下がる。
*21 おてつだいスピードM+S、おてつだいスピード上昇性格+おてつだいスピードSなど
*22 もちろん、理想ライチュウを手に入れられる確率は非常に低いので、この基準を多少下回るくらいなら、育てる価値がないわけではない
*23 理想ライチュウのエナジー効率/そのポケモンが好物きのみの時のエナジー効率
*24 ABB個体は、Lv.60以降Aをほとんど持ってこず、Bばかり持ってくるようになる。
*25 ABC型は、やはりLv.60以降Aをほとんど持ってこないため、実質BCと見た方が良いであろう。
*26 将来のことを考えて第3食材も取得できるLv.60時点で試算すると、無補正で所持数限界に達するまでの時間は、進化ありのポケモンだと4時間~4時間半前後、無進化ポケモンだと2時間半~3時間前後である。
*27 これも、第3食材が解放されると持ってくる数が一気に増える(平均4~5個になる)ため、将来的に延長できる時間はもっと短くなる
*28 要検証
*29 もちろん、その場合でもスキルレベルアップがあればメインスキルのたねを節約して他のポケモンに回せる点で価値はある。
*30 要検証
*31 お手伝いごとにスキル発生の抽選が行われるとする。せいかくとサブスキルの補正は乗算されるとする。せいかく補正は1.2倍、サブスキル補正はM,Sそれぞれ36%,18%として複数ある場合は加算として扱う
*32 きのみを3個ずつ持ってくるので、所持数限界に達するまでわずか3時間前後、レベルが上がると2時間半前後、最大所持数アップLがあっても4時間強。小まめに回収できる環境でないと食材数を稼げない
*33 詳しくはおてつだいの仕様を参照
*34 2024年4月時点で、バリヤードウツボットダグトリオユキノオーが該当
*35 1.08倍
*36 おてつだいスピード無補正の場合
*37 あるいは食材確率上昇性格+食材確率アップSや、食材確率上昇性格+おてつだいスピードMでも良い
*38 詳しくはおてつだいの仕様を参照
*39 鍋上限はラピスラズリ湖畔登場時点で最大57(解放される寝顔数は290)。仮に今のペースでの鍋上限解放(寝顔数50毎に+6)が続くと仮定しても、れんごくコーンキーマカレーが作れるだけの鍋上限が解放される寝顔数は490種類である。
*40 使用する料理の要求量中央値が3位
*41 ぜったいねむりバターカレーの食材数55個以上のなべ上限を解放できる寝顔数は290。
*42 共に第3食材枠開放前の場合。
*43 一応、いいキャンプチケットヒーラーを別途用いて、上述の「食材確率アップ系3つ」が揃った個体であれば「ニンジャサラダを1日3回」というのも狙えなくはない
*44 ニンジャサラダの食材数53個以上の鍋上限を解放できる寝顔数は290
*45 基準おてつだい時間
*46 ヒーラーやいいキャンプチケットの効果を一切考慮していないおてつだい回数の推定値。詳細な計算式はげんきを参照
*47 1日あたりの食材おてつだい回数
*48 所持数溢れは考慮していない。また、食材確率はあくまで推定値であり、今後大きく変わる可能性がある。
*49 4%であれば無補正プクリンが60回お手伝いしてもスキルが発動しない確率は8.6%あり、それなりに発生する
*50 実際にはスキル連続不発回数には天井が存在するため、もう少し頻度は高い頻度で発動する
*51 SPから逆算する検証からの推定値
*52 実際にお手伝いごとに6%の確率でスキル発動の抽選が行われているとすると、1日に60回お手伝いしたプクリンがスキルを発動せずに1日を終える確率は2.4%しかなく、スキル確率補正が無補正でも平均で一日3回以上スキルが発動するはずである。
*53 SPから逆算した検証による推定値
*54 睡眠中にげんきが減るようになったため、差が縮まった
*55 きのみとくいとして育てる
*56 きのみとくいとして育てる
*57 きのみとくいとして育てる
*58 きのみ得意として育てる
*59 食材を解禁した後は食材チケット食材ゲットSでも手に入れることができる