ねむけパワー/寝顔出現の法則

ねむけパワーと出現寝顔の関係

検証：ねむけパワーと出現寝顔の関係において検証が続けられている項目。

概要

当ゲーム内部には「sleep_power_order」（以下「SPO」）という、プレイ中には表示されない数値が仕込まれている*1。
睡眠リサーチの結果出現する寝顔はこのSPOという値を用いて決定されていると考えられている。
ここでは、その「SPOとねむけパワーによる出現寝顔の関係」を掲載している。

詳細

SPOは寝顔ごとに設定されているねむけパワーの消費値のようなものである

• リサーチEXP、ゆめのかけら、アメ数と同じくポケモンや寝顔のレア度が高いほどSPOも高い
  SPOを用いた寝顔抽選のアルゴリズムの仕様によって、絶食厳選のポケモンが各フィールドの各睡眠タイプのSPOが一番低い、かつ内部寝顔ID*2が一番小さいポケモンが確実に選ばれることが分かる。

睡眠リサーチの寝顔決定アルゴリズム

睡眠リサーチにおける寝顔決定のアルゴリズムは以下のようになっていると考えられる。

1. 睡眠リサーチを行った際のねむけパワーによって、出現する寝顔の数が決定される。
2. ねむけパワーは38,000のレート（以下「係数」）で合計SPOに換算される。

   38,000 ねむけパワー = 1 SPO

1. 1匹目から順番にランダムに寝顔が選ばれ*3、その分SPOを消費する。
   1. 最初、もしくは途中から残りSPOが一番低いSPOを下回った場合、絶食厳選のポケモンが抽選される。
   2. 最後の1匹は残りのSPOの値以下で最もSPOが大きい寝顔が選ばれる。
      該当する寝顔が複数ある場合、必要カビゴン評価が一番低い、かつ内部寝顔ID*4が一番小さい寝顔が必ず選ばれると思われる。
      そのため、最後の枠に絶対に出現しない寝顔が多数存在する。
   • 例: 3800万ねむけパワーが1000合計SPOに変換され、最初の7つの寝顔のSPOが2,50,100,200,10,10,10 (計382)だった場合、8つ目はSPOが618以下の最大の寝顔が選ばれる
     低い順で600, 610, 620の場合、610の寝顔が選ばれる

     ねむけパワー	38,000,000
     合計SPO	1000

     #	残りSPO	消費SPO
     1	1000	2
     2	998	50
     3	948	100
     4	848	200
     5	648	10
     6	638	10
     7	628	10
     8	618	610

   • 最初、もしくは途中から残りSPOが絶食厳選のポケモンを下回った場合、絶食厳選のポケモンが選ばれる
     • 例: 3800万ねむけパワーが1000合計SPOに変換され、最初の4つの寝顔のSPOが300,400,200,99 (計999)だった場合、一番低いポケモンはピカチュウの星1 (SPO 2)*5なので、5~8つ目は全部ピカチュウの星1

       ねむけパワー	38,000,000
       合計SPO	1000

       #	残りSPO	消費SPO
       1	1000	300
       2	700	400
       3	300	200
       4	100	99
       5	1	2
       6	-1	2
       7	-3	2
       8	-5	2

ちなみにこれらルールは通常の枠（3～8匹）にしか適用されないようであり、ポケモンのおこうやいいキャンプチケットのボーナスによるポケモンの寝顔決定アルゴリズムは未解明である。

睡眠リサーチで獲得できるゆめのかけらとリサーチEXP

寝顔とゆめのかけらおよびリサーチEXPとの関係は

• SPOの値の1.8±1.0倍程度のリサーチEXP
• SPOの値の3.4±1.5倍程度のゆめのかけら

のようになっている。（ただし、SPO2の寝顔はこの法則から大きく外れる）

なので、睡眠リサーチで獲得できるリサーチEXPの量はおよそSPOの1.8倍程度、ゆめのかけらは3.4倍程度として考えることができる。

SPOはねむけパワーの1/38,000なので、睡眠スコア100を取る場合、

• 現在のカビゴンエナジー約210ポイントにつき1リサーチEXP
• 現在のカビゴンエナジー約120ポイントにつき1ゆめのかけら

を手に入れることができる。

寝顔に対するSPO一覧