白山吉光

164番
	白山吉光(はくさんよしみつ)		剣	粟田口
	ステータス(MAX*1）
	生存	65(70)	打撃	30(35)
	統率	55(70)	機動	16(17)
	衝力	25(31)	偵察	49(57)
	隠蔽	34	必殺	30
	範囲	単	兵装備	スロット3
	装備可能刀装
	軽歩/重歩/盾/精鋭/弓/銃
ランクアップチャート
白山吉光 → 白山吉光 特(Lv25)
刀帳説明
吉光がきたえたつるぎ、それがわたくしです。 反りがなく、まっすぐで、とてもきれい。 大姫が前田家に輿入れする際に、一緒にやってきました
公式Twitterの紹介
鎌倉時代に活躍した刀工、粟田口吉光作の剣（つるぎ）。 徳川家光の養女大姫が前田光高に嫁いだ際に持参され、その死後奉納された。 剣はより神の系譜となり、白山吉光は治癒の力を持つ。 お供の白い狐を連れている。瓜が好き。 （公式ツイッター本丸通信:1,2）

※ステータスは刀帳に表示されている初期値のもの　カッコ内の数値は錬結・内番で強化できる限界値（乱舞5まで・乱舞6以上のプラス分は含まない）

ゲームにおいて

現在の入手方法

• 引換所
  • 引換シール(散歩) 30枚報酬

過去の入手方法

ステータス（2019/02/19時点）

• 初期値の生存65・偵察49はどちらも全体単独トップ。統率も初期値・最大値共に高統率の大太刀や太刀に次ぐ5位と高い。
  • 反面、打撃は短刀と脇差の合間に位置する低さであり、機動は下から5位と大太刀と同程度。
• 高い防御力と3スロットを持ちながら弓兵・銃兵を着ければ遠戦まで可能。
  これまで大太刀しか装備できなかった精鋭兵も付けられる。盾兵で防御力をさらに特化させる手もある。
• 夜戦では脇差以上に統率に高い補正がかかる。室内でも弱体化しない。
• 手入資源の係数がとても重い。生存1回復につき木炭12・玉鋼8・冷却材10・砥石16となっている。
  そのため真剣必殺グラフィックの回収は低レベルからランクアップ直前や手入資源0キャンペーン時がおすすめ。
• ランクアップ後のステータスは白山吉光 特を参照。
  
  

特性

• 神技：治癒の力
  • 戦闘中、自身を除く重傷になった刀剣男士の生存を32％*25回復、破壊された刀装を1つ回復する。
  • 発動条件
    • 1.「白山吉光」が疲労していない（桜（好調・絶好調）・通常ならOK、橙疲労（疲労）・赤疲労（重疲労）・紫疲労（疲労困憊）はNG）
    • 2.部隊内に1振り以上重傷（戦線崩壊でもOK）の刀剣男士がいる（一度の神技発動で回復するのは一振りのみ）
      　 ※神技発動1回につき、白山吉光は大きく疲労する。（詳細な疲労の内容については「疲労度」のページを参照）
  • 白刃戦において白山吉光のターンになった際に、攻撃の代わりに発動する。条件を満たせば発動は確定だが、白山吉光が真剣必殺中は発動しない。
    • そのため、下記の運用をするなら事故が起きないように中傷以上は即手入した方が良いだろう。
    • 勿論、中傷以上でも通常攻撃の状態ならば通常通り発動する。
    • 相手刀剣が「疲労困憊」状態でも神技は発動可能*26
  • 疲労度次第では一度の戦闘中に最大2回発動も可能。
  • 複数重傷がいる場合の治療の順番は、生存の残りパーセント（１％未満切捨）のより少ない方、同値の場合は部隊の上側にいる方が優先される。
  • 催物「連隊戦」では、戦闘中に重傷（戦線崩壊）になった場合は神技の対象となるが、完全に戦線崩壊し表示されなくなった戦闘では神技の対象とはならない。
  • 演練でも発動が確認されており、逆転判定勝ちも有り得る。だが、それは相手側も同様であるため脅威でもある。
    演練の神技発動でも疲労度は残るため、桜を付けに行ったのに逆に赤疲労になってしてしまうこともあるので注意。

• 運用方法の一例
  • 白山吉光の実装と共に戦場で一戦ごとに疲労を回復するのが可能になったのと合わせて、高難易度ステージにおける途中撤退対策。
  • 手入資源の重い刀剣男士が重傷になったら刀装を付けて、隊長を白山吉光にして二人きりで1-1（範囲攻撃の刀種は1-1では白山吉光のターンまで敵が残らないため、槍や検非違使の出ない他の低難易度マップ）に行かせて回復したら撤退。手入の資源と時間を節約する方法。複数振り居るなら交代運用も手である
  • さらには、白山吉光が部隊に居ることで中傷を維持して真剣必殺で押していく戦法も取れる。
  • メリットが目につくが、白山吉光は機動が遅く、攻撃ターンが回らずに何も出来ないまま戦闘終了することもままある。特に重傷出陣・重傷進軍は一つ手順を間違えれば刀剣破壊のリスクがある。ながらプレイや脳死周回で注意力散漫にならない、念のためお守りも装備する等、気を付けたうえで自己責任で使用しよう。
  • イベント「秘宝の里」や「連隊戦」においては、部隊が生き残りやすくなるため周回に貢献できる。疲労度の問題は隊長に据えればカバーしやすい。ネックである手入資源の重さもこのイベントなら関係ない為、おすすめ。

他の刀剣男士との会話

• 一期一振と一緒に出陣すると回想其の64が発生する。
• 内番「手合せ」を一期一振（同 極）との組み合わせで行うと、通常と異なる内番台詞(A)を聞くことができる。
• 内番「手合せ」を粟田口吉光の刀剣との組み合わせで行うと、通常と異なる内番台詞(B)を聞くことができる
  • 鯰尾藤四郎（同 極）、骨喰藤四郎（同 極）、平野藤四郎（同 極）、厚藤四郎（同 極）、後藤藤四郎（同 極）、信濃藤四郎（同 極）、前田藤四郎（同 極）、秋田藤四郎（同 極）、博多藤四郎（同 極）、乱藤四郎（同 極）、五虎退（同 極）、薬研藤四郎（同 極）、包丁藤四郎（同 極）、毛利藤四郎（同 極）と確認。
  • 基本的に相手側は通常台詞だが、包丁藤四郎の終了時のみ特殊台詞。（後藤藤四郎に対する特殊台詞と同じ）
• 内番「手合せ」を小烏丸（同 極）との組み合わせで行うと、通常と異なる内番台詞(C)を聞くことができる。
  • 小烏丸、小烏丸 極は通常台詞。
    
    

その他

• 索敵ボイスの「偵察開始。敵性存在探知のため、シカク拡大中」について、五感の一つとしての「視覚」と視野の広さという意味の「視角」で解釈が分かれる。
  正確な記述は公式の発表を待ちたい。詳しくはコメント過去ログを参照。
• 2019年2月19日より開催された「期間限定鍛刀」にて実装された。
• サービス開始以来初となる追加刀種「剣(つるぎ)」の最初の一振りとなった。
• 白山吉光実装記念PV（公式Twitterより）
• 2020年6月2日「軽装」第十二弾・3振り同時実装（公式Twitter）

小ネタ

モチーフとなった刀剣について

• 国宝 剣 銘「吉光」
  • 刃長22.9cm　元幅2.2cm
  • 石川県の白山比咩（しらやまひめ）神社に所蔵、石川県立美術館に寄託され、同県に2点ある国宝の1つ。
  • 形状は両鎬（りょうしのぎ）造り（＝両刃）で極めて優れ、小振りだが品位がある作品。
    
    

剣（つるぎ）について

• 刀剣のうち、片刃のものを刀と呼び、両刃のものを剣（つるぎ）という。
  広義では「剣」は刀も含めた刀剣類全般を指す言葉としても用いられる。刀剣男士の中にもそう言う者もちらほら。
• 刀に似て両刃を剣、剣に似て一刃（片刃）を刀と区別されるようになったのは奈良時代になってから。
  平安初期になると、剣（つるぎ）といえば、僧侶の護持の剣を指すようになった。
  剣は武家の実用品ではなく、御神体か、仏像の持物か、あるいは祭祀に用いられたもので、平安時代以降その作が見られる。
• ちなみに、「刀剣」に分類されるのは刀・剣・槍・薙刀。*27
  
  

来歴

• 徳川家光の養女である大姫が加賀藩3代当主前田光高へ嫁いだ際の嫁入り道具。
  • 大姫の生涯

    水戸藩主・徳川頼房の四女。江戸にて生まれる。母は側室野沢氏。初名は糸姫、亀姫、阿智姫とも。
    寛永9年（1632年）12月13日、江戸幕府第3代将軍・徳川家光の養女となり大姫と名を改める。翌年の寛永10年（1633年）12月5日、大姫は6歳にして徳川将軍家と前田家との和睦の証として前田光高（当時17歳）に嫁いだ。
    寛永20年（1643年）長男・犬千代（後の綱紀）を出産する。この嫡男誕生の報せを聞いた光高は大いに喜び、参勤で金沢に滞在中だったにも拘らず江戸までの120里（約480km）を昼夜の境なく駕籠を走らせわずか7日で到着して見舞った。通常なら12日ほどかかる距離であり、光高の7日間道中は歴代のなかで後にも先にもないスピード記録。
    というのも、将軍徳川家光の時代まで嗣子が無かった場合は改易されることが多かったため、嫡男の誕生は待望であり、光高とその父・利常の喜びは一入であった。数日後に利常・光高父子は連歌会を開いているが、そのときの2人の句にも喜びが溢れていたことがわかる。
    将軍家光も前田家の若君誕生をたいそう喜び、心尽くしの祝儀の品々を届けさせた。正保元年（1645年）、大姫が綱紀のお目見えの為に登城した際に愛染国俊が守り刀として贈られた。
    ところが、3年後の正保2年（1647年）4月5日に、光高（当時31歳）が突然亡くなる。このため、6月13日に綱紀はわずか3歳で藩主の座に着くこととなる。藩政に関しては、寛永16年（1639年）に家督を光高に譲って小松に隠居していた祖父の利常が後見することを幕府より命じられた。
    大姫は19歳の身で未亡人になり、落飾して清泰院と号する。このとき大姫は身籠っており、間もなく次男・万菊丸を出産するが、万菊丸は慶安2年（1649年）8月13日に5歳で夭折した。その後は幼い綱紀の成長を案じ続けた。
    しかし、明暦2年（1656年）、綱紀が12歳になった年に大姫は30歳にして亡くなってしまう。
    大姫の遺骸は江戸小石川の伝通院に葬られ、金沢小立野の如来寺には位牌を祀り菩提寺とした。
    高岡市立中央図書館には、大姫逝去の際に利常に宛て送られた悔み状が二通所蔵されている。一通は紀伊の徳川光貞から、もう一通は大姫の弟にあたる水戸光圀から送られたもの。

• 大姫が死去した翌年の8月11日、彼女の息子である前田綱紀が母の冥福を祈念して白山比咩神社に奉納したことが塗箱蓋内部の銘文に記されている。
  • 入手の際の「嫁入り道具」と「冥福を祈るもの」はこれらの事を指しているとおもわれる。
• 1909（明治42）年9月21日に重要文化財に指定。その後、1952（昭和27）年3月29日に国宝に指定。
  
  

キャラクターデザイン

• 衣装は粟田口の制服がベースだが、同派の中でも独特のデザインとなっている（襟や袖の形状、中にシャツではなく和服を着ていることなど）。
• 粟田口吉光作の刀剣男士の中では唯一キャラ紹介文に「藤四郎兄弟」の記述がない。
  しかし、手合せの特殊台詞によると兄弟意識は抱いている様子。
• 紋は白山比咩神社の神紋である「三子持亀甲瓜花」に、前田家の家紋である「加賀梅鉢」に寄せた「捻じ梅」を合わせたものか。
  • 瓜が好きなのも白山比咩神社の神紋の瓜の花からか。戦闘衣装の帽子の左右にも瓜の花の装飾があり、内番衣装の腰には真桑瓜の根付を付けている。
    同神社によると、瓜は古代においての珍菓であり、それを神に捧げて子孫の繁栄を祈るという神まつりの表現とのこと。
• ゲーム実装記念イラスト（公式Twitterより）
  • 特徴的な剣の柄の部分は「三鈷柄剣」のデザインとなっている模様。
• 非公式イラスト（猫缶まっしぐら氏公式Twitterより）
• くろのすけの本丸視察 八（公式Twitter本丸通信より）
• 新たな装い（第十二弾）（公式Twitterより）
  
  

コメントの上昇を確認。この先、わたくしの行く果ては……

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