ナムコ

Last-modified: 2023-08-30 (水) 01:58:35

東京都港区に本社があるアミューズメント企業。言うまでもなく湾岸マキシシリーズをはじめとした多くの人気ゲームを輩出している。

湾岸マキシではアザーカーは黄色一色のボディカラーに赤文字でnamcoのロゴデカールが装着されており、バンダイと合併してバンダイナムコになった現在でも旧namcoロゴが使われている。またマキシ3ではタイムアタックでオフィシャルマシンタイムアタックを選択すると自車もアザーカーと同じ外見になった。
その後はドレスアップパーツとしてもラッピングステッカーとして登場しショップグレード13で入手できたが、6以降はステッカーが廃止されてしまい現在は装着不可能となっている。

 

社名の由来は「中村製作所」の英語読み、「Nakamura Manufacturing Company」のそれぞれのイニシャル。
会社の発足は1955年、故・中村雅哉氏が有限会社として立ち上げたことに始まる。ナムコブランドの使用は16年後の1971年より始まり、6年後の1977年からは「ナムコ」で統一。ちなみに中村氏の家業は銃砲(拳銃などを扱う)店だったが、銃刀法の扱いを巡り公安当局との折り合いに苦慮。新たなビジネスを開拓すべく横浜市の松屋(現在の横浜松坂屋)の屋上に事務所を設け、デパートの屋外遊園地における事業・管理を手がける。
1974年にはアタリジャパン(1973年~1990年まで存在していた初代企業。2代目とは異なる)を買収してアーケードゲーム業界に参入。1980年に世界的なムーヴメントとなった「パックマン」を輩出し一流企業への仲間入りを果たす。

ちなみにナムコの黎明期においては、家庭用ゲームで「ナムコット」という名称が使われていた。これは「家庭用ゲームのマスコット的存在になれるように」という願いがこめられており「ナムコ」+「マスコット」の造語から生まれた。リッジレーサーや鉄拳などの家庭用に使われていたと言えばピンと来る人もいるだろう。ハードの性能向上で一昔前のアーケードゲームと遜色のない処理速度やグラフィックの向上が確認できたことから、1995年を最後にナムコットは消滅。以降の作品は「ナムコ」で統一されている。
なおナムコは2005年にバンダイと経営統合し「バンダイナムコホールディングス」になったことを機に完全子会社となり、翌2006年よりゲーム専門部署の「バンダイナムコゲームス」に、2015年からは「バンダイナムコエンターテインメント」に社名を変更して現在に至る。

ゲームだけではなくホテル(湯の川観光ホテル)やレストラン(イタリアントマト)の経営も手がけていたが、ホテルの方は2008年3月に株式会社スタディーに売却してグループから離脱。レストランの方はナムコとバンダイの経営統合により2005年4月にキーコーヒー株式会社に売却した。

 

主に湾岸ミッドナイトのみならずガンダムEXVSシリーズやジョジョシリーズなど、アニメや漫画をベースとしたゲームタイトルが多い。しかしアーケードタイトルではその民度の低さ*1、スマホゲーや家庭用タイトルに関しては課金システム(DLC)がえげつない*2為ネット上で炎上する事もしばしば*3
某wiki*4でも批判の嵐だが、コレはバンナムの企業体質に問題があると言われている。


*1 特にガンダムEXVSシリーズではその民度から「ガンダム動物園」とまで呼ばれていたり「太鼓の達人」界隈では筐体の鼓面部分が盗まれる面パク事件まで起きている。
*2 他社のゲームよりDLCコンテンツを数多く出す事から「バンナム商法(完全版商法)」とも呼ばれている。
*3 特に同社の「アイドルマスター」シリーズ界隈においてはそのえげつない課金体制のみならず運営サイドによる既存アイドルキャラの扱い(9・18事件)、「中の人」のスキャンダル(某男性Youtuberと一般人起業家との二股事件)などで度々炎上する事がある。
*4 このwikiによると湾岸マキシはナムコのゲームの中ではマシな方だが、貢ぎゲーの頂点、ここに極まるとまで言われている。もっとも、本作を本気でやり込むなら大金を吸われるのは避けられないため、ある意味間違ってはいないとも言えるが…。例えばフルチューンまでにかかる費用ひとつ取っても湾岸マキシでは最低でも数千円はかかるのに対し、ライバルゲーことセガの頭文字Dシリーズでは1600円前後で済むとのこと。フルチューンチケットも湾岸マキシの比にならないほどバラマキキャンペーンで配布されていたりする。その代わりあちらはナンバリングが変わる毎に引き継ぎの際に手塩にかけたクルマが丸ごと没収されたりその度にお茶を濁すようにフルチューンチケットが配布されていたりするのだが…