基本スペック
駆動方式[4WD]/ミッション[4速]
初期馬力[240ps]/カーナンバー:3318
全長:4625mm
全幅:1770mm
全高:1300mm
最高速度:352km/h
モード別カテゴリー | 称号 |
ST無敗 | 【首都高無敗】 |
夏休み称号 | 【孤高のスバリスト】 |
ワンメイクバトル | 【SVXキング】+【☆マエダ☆公認】 |
エンジン形式バトル | 【ボクサー6選手権】 |
期間限定首都一TA・1 | 【伝説のアルシオーネ】 |
期間限定首都一TA・2 | 【俺のアルシオーネ】 |
備考:言わずと知れた最高速マシン。
スバルの最高速マシン枠にして「湾岸マキシの最高速マシンといえば?」という質問に対しGT-R (R35)に次いで名前が挙がるであろうクルマ。
3DX+までは4速車の宿命である加速性能の悪さで影を潜めてきたが、4以降は「ミッション数が少ない車が基本的に加速が良い」仕様となったため、大幅に改善された。
マキシ5~6にかけても湾岸線西行きTAでGT-R勢と全国1位を争うという金字塔を打ち立てており、当時はTOP3を独占していたほど。
最近ではR8 Coupe 5.2 FSI quattro (ABA42)やDiablo VTといった新たな最高速マシンも登場しつつあるが、その威光は衰えていない。
以前は最高速マシンらしく旋回性に難を感じる部分があったが、6Rから上方修正が入ったのか以前よりも多少マシにはなったが、やはりまだ難はある。
4WDだけあって旋回中の挙動は安定しているものの、コースによっては回頭性にダルさを感じる場面があるかもしれない。また長めの全長ゆえかややリアが振れやすいので、コーナー出口で壁に寄せる際などには気を遣う必要がある。
全長も長めなので、バチコン(ロケット)されやすいことにも注意する必要がある。その一方で全幅はそこまで広くなく*1、高い直進安定性も相まって擦り抜けは比較的容易な部類。
対接触性能は平均よりちょっと上くらいでフロント側は強いが横とリアは弱い。
ブーストもよくかかるため、対戦では大きな武器になる。
コーナーでぶつけない、バチコンを防ぐためには結構なドライビングスキルが求められるが、全体的な性能は卒なく纏まっており対戦では手強い存在になりうる。
腕次第ではSKYLINE GT-R V-specII (BNR34)やR35と張り合える程と言っても過言ではない。
前述の通り、性能は全車種中でも高い部類に入っているが、コーナリング性能が弱い部類に入るのである程度慣れて来た中~上級者向けの車とも言える。
レガシィ同様、インプレッサシリーズと比べると実車の知名度も相まって使用者は少なく、マイナー車の部類に入る。
選択可能カラー
カラー名 | マキシ2•3色称号 | |
---|---|---|
シルバーグレー | メタリック | 【銀色の/白銀の】 |
レッドマイカ | 【赤い/真紅の】 | |
ダークグレーメタリック | 【鋼の/鋼鉄の】 | |
クリムゾンマイカ | 【褐色の/柿渋の】 | |
ブラックマイカ | 【黒い/漆黒の】 | |
ホワイトマイカ | 【純白の/雪色の】 |
更新回数及び追加カラー
1 | WRブルーマイカ | 21 | シルバー | ダーク グレー | |
---|---|---|---|---|---|
2 | イエロー | 22 | ダークレッド | ||
3 | ダークオレンジ マイカ | 23 | グレーメタリック | ||
4 | ブルー グリーン | グレー メタリック | 24 | マルーン | |
5 | ペールブルー メタリック | 25 | ブラック | ||
6 | ダークパープル | 26 | ホワイト | ||
7 | グリーン2 | 27 | レッド メタリック | グレー | |
8 | ダーク ピンク | グレー メタリック | 28 | イエロー | ダーク グレー |
9 | ゴールド | 29 | ピンク2 | ||
10 | ライトパープル | 30 | ダーク ブルー | ダーク グレー | |
11 | ピンク | ブラック | 31 | グリーン | ブラック |
12 | ダークブラウン | 32 | ピンク | ホワイト | |
13 | ライト ベージュ | ダーク レッド | 33 | オレンジ メタリック | ブラック |
14 | パープルブルー | 34 | ワイン レッド | ブラック | |
15 | ダーク ブルー | シルバー | 35 | ペールグリーン2 メタリック | |
16 | ダークグリーン メタリック | 36 | ブラック | グレー | |
17 | ベージュ メタリック | 37 | ホワイト | ブラック | |
18 | イエローグリーン | 38 | ダーク グリーン | オレンジ | |
19 | ライトブラウン メタリック | 39 | シルバー | レッド | |
20 | オレンジイエロー メタリック | 40 | ホワイト | ベージュ |
エアロパーツセット
A:シンプルでまとまりが良い。フロントはフラット製、サイドはデルタスピード製に近い形状。
B:バンパー類が角張を持った物になり、箱車のようになる。
グリルは塞がれ、欧米仕様にされ、現在のスバルのエンブレムが追加される。
3代目シボレー・カマロにも似ているか。
C:純正オプション。
D:フォード・シエラRSコスワースやフォード・エスコートRSコスワースのような独特の形のウィングがかなり無理矢理装着される。見た感じなんともいえない印象に…
ウィングの形状が好みじゃない人はウィングを外すか、車種別ウィングなどに変更することをおススメする。4公式サイトのスペシャルコンテンツのエアロ大全集では”なんとなく飛んでいきそうな雰囲気”と言われている。このエアロを装着している人はあまり見かけない。
E:アルシオーネには珍しい、全体的に下が張り出したドリ車エアロ。
フロントはデルタスピード21thアニバーサリーバンパーをベースに張り出し加工したような見た目。このエアロのみ砲弾2本出しになる。
F:フロントに大きな開口部が設けられリアディフューザーも装着する等、やや本格的な補強。
ウィングは小振りな物。GT-Rっぽい雰囲気。
G:下回りがボリュームアップしつつ、GTウイングが装着される。エアロEをよりレーシーにしたようなツーリングカーチックな仕様。
H:フロント側は大人しめだが、リアの造りがかなり派手。マフラーは4本出しになる。
一昔前のGTマシンのような出で立ち。リアディフューザーの部分に当たり判定があるためリアをすりやすい。エアロEを除くこのエアロ以降マフラーの形状が大きく変化するようになる。
I:ランボルギーニ・ウルス(コンセプト)、ランボルギーニ・アステリオンをモチーフにしたエアロ。マフラーは極太砲弾2本出し。
J:BMW・6シリーズ(E63)風エアロ。これのみマフラーは片側一本出しになる。
K:実車にはないROWEN風エアロ。かなり派手な造形。
ダクト付きボンネット
A:フロントグリル側に横長のインレット式排気ダクトが開く。
カーボンボンネット(ダクト付)1:
B:両サイドにスリットを入れたかのような排気口が設けられる。
C:R32のダクトAボンネットに似た形状。ボンピン付き。
D:
カーボンボンネット(ダクト付き)2:FRPボンネットDのダクトがカーボン柄になる。
カーボンボンネット(ダクト付き)3:
車種専用ウィング
A:GDBインプレッサSTi用のリアウィング。
B:エボVIの純正に一枚足したようなカーボン製のウィング。エアロFと合わせると更に本気組っぽくなる?
C:あまり他車では見かけない形状。ボディカラー同色のカーボンウィング。
エアロミラー
通常:ガナドール・スーパーミラーとは若干違う形状のエアロミラー。根元がボディ色のため違和感がある。
カーボン:普通にカーボン化されたエアロミラー。
カーボントランク
ワークスステッカー
PWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)カラー。元のボディカラーはロールケージを除いて完全に隠れる。
アルシオーネが実際この仕様になったことはない。
サイドステッカー
雑記
- 実車は4速ATのみで、MT設定はない。
ゲーム中に収録されているのは電動4WS(四輪操舵)搭載のバージョンLという最上級グレードで、アルシオーネの中では唯一このグレードだけが装備していた。- 歴代スバル車のなかでも異彩を放つクルマだったが発売がバブル崩壊期と重なってしまい、6年間の販売数はなんと5,884台しかなく改良・開発も進められずに短命に終わってしまった貴重なクルマである。
新車価格は283万6000円から399万6000円で、中古車市場も程度がいいものが600万超えで安いものでも100万は超えている。 - 因みにSVXにインプレッサ用のMTを換装したオーナーもおり、挙げ句の果てに海外ではドリ車にしてしまった個体も存在するらしい。
- 歴代スバル車のなかでも異彩を放つクルマだったが発売がバブル崩壊期と重なってしまい、6年間の販売数はなんと5,884台しかなく改良・開発も進められずに短命に終わってしまった貴重なクルマである。
- 日本国内では前モデルのアルシオーネ(AX4,AX7,AX9)のモデルチェンジという扱いだが、海外ではアルシオーネはXT、本車はSVXと別車種扱いである。
また1996年に本車が生産を終え2012年にBRZが発売されるまでの16年間、スバルにクーペ専用車種は存在していなかった。
- SVXは「Subaru Vehicle X」の略、グランドツアラーを象徴した呼び名である。
アルシオーネの名前の由来もおうし座の散開星団であるプレアデス星団*2に属している恒星であるおうし座η(イータ)星の名前「アルキオネ」(Alcyone)にちなんでおり*3、スバルのフラッグシップモデルであることを表している。また固有名のアルキオネはギリシア神話に登場するプレアデスの1人「アルキュオネー」にちなんで名付けられたと言う。
上記の通りスバルのエンブレムはプレアデス星団から来ており、プレアデス星団の和名もすばると呼ばれているので、スバルはこの星団の和名に由来している。
- 実車のサイドウィンドウは量産車としては日本車で初めてミッドフレームを持ち、レースカーのように一部のみが開閉する仕様である。そのため当時のオーナーからは料金所やドライブスルーでの使い勝手が悪いと不評であった。*4
- 本車は湾岸マキシシリーズの前総合プロデューサー・前田氏イチオシの車である。*5
5DX+公式サイトの未来研通信79回(最終回)では、権限を使ったゴリ押しで収録を熱望し、実現した事を語っている。
そのため、ワンメイク戦(同一車種のみの乱入対戦)における勝利称号は『★マエダ★公認』となっている。ここまでくると職権乱用といっても過言ではないだろう。- ちなみにこの最終回では本車の収録関係以外にも、他社が磁気カードからICカードへ移行する際に互換性を切り捨ててデータ引継ぎは行わない流れが主流だったのに対し、「共に走ってきた愛車を捨てられる訳がない」とコストダウンを迫る上層部の意見を跳ね除けて磁気カード装置搭載によるデータ引継ぎを実現したなどの、氏が開発に関わってきたマキシ1から5DX+までの思い出がたくさん綴られている。
興味があれば是非見てほしい。
- ちなみにこの最終回では本車の収録関係以外にも、他社が磁気カードからICカードへ移行する際に互換性を切り捨ててデータ引継ぎは行わない流れが主流だったのに対し、「共に走ってきた愛車を捨てられる訳がない」とコストダウンを迫る上層部の意見を跳ね除けて磁気カード装置搭載によるデータ引継ぎを実現したなどの、氏が開発に関わってきたマキシ1から5DX+までの思い出がたくさん綴られている。
- 日本車とは思えない大胆なデザインは、デザインスタジオ「イタルデザイン」を率いるイタリアの巨匠ジョルジェット・ジウジアーロが手がけたことで有名*6。ちなみにジウジアーロは元のデザインスケッチから幾分か変更するコトになっただろうと予想しており、発表された市販モデルのSVXを見て、自分のデザインスケッチをほぼそのまま再現したSVXに驚愕したという。
- しかしその特徴的なボディデザインを採用した弊害でその部品の殆どが専用設計となり非常に組み立てづらかったらしく、製造工場側からは嫌われていたという。この車はピラーが無いのも特徴の一つ。
また、このSVXのワゴン(シューティングブレーク)バージョンである「アマデウス」というクルマも企画されコンセプトカーも製作されたが、製造工場側から「こんな造りにくいクルマをまた一車種増やす気か!!」と猛反発にあい、市販化は実現しなかった。
- しかしその特徴的なボディデザインを採用した弊害でその部品の殆どが専用設計となり非常に組み立てづらかったらしく、製造工場側からは嫌われていたという。この車はピラーが無いのも特徴の一つ。
- この車両に搭載されているエンジンEG33はこの車両専用に設計されEJ22型エンジンに2気筒追加して6気筒にした。