ランクアップイベント/プルクラ

Last-modified: 2025-09-16 (火) 22:25:54

「賓客」の訪問

ビデオ屋の陳列棚の前にいる女性と話そう
ビデオ屋に、見覚えのある人が現れた。あれは…プルクラ?

(プルクラと話す)
プルクラ:あんたが店長だね、邪魔するよ。
     店は大して広くないけど、いい品揃えじゃないか。
(嘘だろう――ツール・ド・インフェルノで
ルシウスに雇われた傭兵のプルクラじゃないか!
どうしてここにいるんだ?)
(いや、落ち着け…
何度か会ったことはあるけれど、
知っているのはイアスの顔だけのはずだ。)
(うちに来たのは偶然か?
うん、きっとそうだ。)

》どういった映画をお探しですか?
》オススメを紹介しましょうか?

プルクラ:どうしたんだい、店長さん?幽霊でも見たような顔して…
プルクラ:いま考えてたことを当ててあげようか?
     どこまで演じれば正体がバレないか、そうでしょ。
     「パエトーン」?

》――!!
》……

プルクラ:フフフッ、何その顔。
     正体がバレてるなんて思いもしなかった?
プルクラ:秘密っていうのはさ、
     隠そうとしても隠しきれないものなんだよ。
     特に、私みたいな鼻の利くプロの前じゃね。

》何をするつもりだ
》誰に言われて来たんだ

プルクラ:ハハッ、よーく分かってるくせに。
     私たちの接点といえば「ツール・ド・インフェルノ」、でしょ?
プルクラ:まあルシウスのやつは、見た目から性格まで目障りだったけど、
     金払いだけは本当に良かったんだよ。
プルクラ:ってことで、まずはプロキシを、と思ってさ。
     カリュドーンの子のイノシシどもはその後でじっくり…

》(何か方法を考えないと)
》(そうだ、Fairyにも見えているはずだ)

プルクラ:おっと、妙なことしない方がいいよ、イケメンくん。
     あんたの大事な妹ちゃんがドアを開けた時に、
     血で真っ赤になったお店を見ることになるのはイヤでしょ?
プルクラ:そうそう、そのまま…
その時――
バーニス:やっほー!プロキシちゃん、遊びに来たよ――!!
     実は今日、君の知り合いがもう1人来るんだけど…
バーニス:あれっ、もう着いてたんだプルにゃん!早かったね!
     うん?2人とも真剣な顔して、どうしたの?

》プ…「プルにゃん」?
》なんかもてあそばれた気が…

プルクラ:はぁ…バーニス、タイミングってものがあるだろう?
     あと少しでプロキシが完全に騙されるところだったのにさ。
     上手く行けば、彼を縛り上げられたかもしれないんだよ。
バーニス:あっ、プロキシちゃんの前で郊外のワル~イ傭兵のフリしてたの?
     なんかすっごく面白そうだね!
バーニス:私も一緒に来れば良かったなぁ!
     プルにゃんに縛られた私がプロキシちゃんの前で
     「助けてー!」って言ったら、ゼッタイ盛り上がったのに~!
プルクラ:やめときな、あんたの演技じゃ10秒ともたないよ。
     余興はここまでだね、プロキシ。
     さっきのは私からのお土産ってことで。
バーニス:ああそうそう、忘れちゃうとこだった!改めて紹介するね。
     この子はプルクラ、私たちカリュドーンの子の新メンバーだよっ!
プルクラ:ほとんどこの子が言っちゃったけど、まあそういうこと。
     もう郊外で良さそうな行き場はないし、稼ぎも安定しなかったんだけど
     偶然カリュドーンの子が情報収集が得意な奴を探してたのさ。

》そっ…それだけかい?

プルクラ:そうだよ、この間のぶつかり合いだってただのビジネス。
バーニス:「デケェ皿を持ってねぇと」ってシーザーも言ってたもんね!
バーニス:とにかくプロキシちゃん、プルにゃんはもう私たちの仲間!
     でも、入ったばかりだから、色々気にかけてあげてほしいな!
プルクラ:ハハッ、そういうことだプロキシ。
     ホロウでの仕事が多いって聞いてるよ。
     私のことも頭の片隅に置いておいておくれ。
(会話終了後)

信頼度アップ

バーニス:プロキシちゃんのお店って、センスを感じるよね!
プルクラ:そうだね。
(プルクラと話す)
バーニス:プルにゃん、ここ来るの初めてだっけ?案内してあげるね!

》じゃあ会員カードでも

プルクラ:もうビジネスの話?私よりも仕事熱心だね。
プルクラ:なら、こうしないかい?私が郊外にここの会員カードの営業かけに
     行ってくるからさ、そのかわり入会費はタダってことで。
     どう?お互いにいい話だと思うんだけど。

彼女のマスク・その一

バーニスはルミナスクエアで誰かを待っているようだ、見に行ってみよう
バーニスはルミナスクエアで誰かを待っているようだ、相手は誰だろう…

バーニス:どうしてまだ来てないの…?
(バーニスと話す)
バーニス:プロキシちゃんだ!やっほー!

》どうしてここに?
》どうしてここに?

バーニス:映画を観に来たんだ!一緒に観ない?
     新作の『エーテリアス・ハンター』が面白いみたいなんだ~!

》映画を観に来たのかい?
》映画を観に来たのかい?

バーニス:そう!一緒に観ない?
     新作映画の『エーテリアス・ハンター』が面白いみたいなんだ!

(上記選択肢会話終了後)

》いいとも
》行こう

バーニス:でもちょっと待ってて、プルにゃんと一緒に観る約束してたんだけど
     約束の時間過ぎても来てないんだよね…どうしたんだろう…
バーニス:電話かけても、メッセージ送っても返事なくて、
     でも、探しに行ったら行き違いになっちゃいそうだし…

》僕がなんとかしてみる

バーニス:あっ、そっかぁ!プロキシちゃんはホロウのガイドだけじゃなくて、
     ホロウの外で人探しするのも得意だったね。じゃあお願い!

》(スマホでFairyに連絡を…)

Fairy:マスターから人探しのリクエストを受信。
   新エリー都内のアクセス可能なデバイスの映像データを取得中…
Fairy:生物特徴が一致する対象を発見。
   推測、対象は現在、ルミナスクエア街角の公園にいます。

》(街角の公園?)
》(そんな近くに?)

バーニス:うん?プロキシちゃんどうしたの?急に黙っちゃって。

》何でもない、今探しに行くよ

バーニス:オッケー、じゃあ私はここで待ってるね!
     もしプルにゃんがここに来たら電話するよ!

街角の公園でプルクラを探そう
Fairyによればプルクラは街角の公園にいる、なんであそこにいるんだろう?様子を見に行こう。

バーニス:ここで待ってるから、お願い!

(プルクラと話す)
(プルクラだ!やはりここにいたのか、
僕が来たことには気づいてないようだ。)
(でもこんな場所で、1人で何しているんだろう?
スマホを取り出してはしまって、時計をちらちらと…)
(悩みというより、何かを気にしているような…)

》(直接聞いてみよう!)

遅刻と見せかけて

プルクラの前で彼女が遅刻のフリをしたことを暴露したら、
まさか口止め料を渡されそうになったとは。
彼女の行動の裏には、複雑な事情がある気がする。

プルクラ:はぁ?プ、プロキシ、なんでここに…!?

》こういう時は「奇遇だね!」じゃないか?
》こういう時は「奇遇だね!」じゃないか?

アキラ:まったくつれないな。こういう時は、
    奇遇だね、と言っておくものだろう?
プルクラ:はいはい、奇遇だね店長。
     これで満足かい?

》どうしてそんなに驚くんだい?
》どうしてそんなに驚くんだい?

アキラ:そんなに驚くことかな?
    僕がルミナスクエアに遊びに来るのは、
    よくあることだと思うけれど。
プルクラ:確かに、都会の人はそこが便利だね。

(上記選択肢会話終了後)

》今日はどうして街に?

アキラ:今日はどうして街に?
    もしや仕事のついでに、
    何かお金になることでもしようと?
プルクラ:プロキシ、そこは暗黙の了解ってやつじゃないのかい?
     まあ、街に来た理由は間違っちゃいないよ。

》本当かい?でも確か…

アキラ:なんだ、本当にそうだったのかい?けれど君、
    バーニスと映画に行くんだろう?今日上映の新作…
    一緒に観る約束をしたと。
プルクラ:確かにそうだけど…仕事の合間に観に行く予定だから、
     スケジュールには影響はないのさ。
     こう見えて、仕事とプライベートは両立させるタイプでね。
プルクラ:…ん?と思ったら、もうこんな時間か。
     少しのんびりしすぎたね。こりゃ完全に遅刻だよ。
プルクラ:思い出させてくれてありがと、プロキシ。
     それじゃ、バーニスと約束があるから…

》プルクラ、嘘ついただろう

アキラ:待ってくれプルクラ、どうして嘘をついたんだい?
プルクラ:――!!
     …どういう意味だい?

》(気づいたことを述べる)

アキラ:さっきから時計をチラチラ見てただろう。
    それで待ち合わせの時間を忘れていた…というのは
    無理があるんじゃないかな?

》わざと遅刻するタイプ?
》わざと遅刻するタイプ?

アキラ:もしや君、わざと遅刻とかするタイプかい?
    前に僕との約束をすっぽかした時もそうだった。

》バーニスと映画を観るのが嫌なのかい?
》バーニスと映画を観るのが嫌なのかい?

アキラ:ひょっとして、バーニスと映画を観るのが嫌なのかい?
    ただプルクラのことだ、やりたくないことは、
    最初から断りそうなものだけれど…

プルクラ:……
プルクラ:…いくら欲しいんだい?

》えっ?

アキラ:ええと、それはどういう意味だい?
プルクラ:まどろっこしいのはやめよう、プロキシ。
     あんたが何を見たか知らないけど…
     いくら払えば黙っててくれるんだい?

》そんなにまずいことだったか…?
》そんなにまずいことだったか…?

アキラ:君はわざと遅刻しようとしていただけだろう、
    お金で口止めするほどまずいことだったのか?

》僕のことを誤解してないか…
》僕のことを誤解してないか…

アキラ:僕のことを誤解しているようだ…
    別に君を脅迫しているわけじゃない。

アキラ:けれど…それだけ、バーニスや他の人には
    知られたくないことだというのは伝わったよ。
アキラ:安心してくれ、誰にも言わない。
    ただ、次に同じようなことがあった時は
    相談してくれたら嬉しいかな。
プルクラ:…それは…約束できない、かな。

》え?

アキラ:え?それはまたどうして……
アキラ:うーん…どうやら思ったよりも複雑な事情がありそうだ。
    とにかく、バーニスには僕がうまく誤魔化しておく。
    今は彼女のところへ向かおう。
プルクラ:助かるよプロキシ。それじゃあ行こう。

バーニスと合流しよう
プルクラを見つけたから、戻ってバーニスと合流しよう。

(バーニスと話す)
バーニス:わあ、プロキシちゃんすごいよ。
     ほんとにプルにゃんを見つけちゃったんだね!

》電車を乗り間違えたそうだ
》スマホの充電器を探していたそうだ

プルクラ:待たせて悪かったね。ちょっとしたトラブルでさ。
バーニス:ううん、何かに巻き込まれたんじゃなくて良かったよ!
     それに待ってる間にプロキシちゃんに会えたし、
     これならみんな一緒に映画を観に行けるねっ!
プルクラ:ああ、災い転じて福となすってやつかい。
     じゃあ、映画はもう始まるし、そろそろ行こうか。
2人と一緒に映画を観た。バーニスの言う通り、いい映画だった。
ただ、観ている途中で、ふと考え事が頭をよぎる瞬間があった。
なぜプルクラは遅刻のフリをしてまで、すっぽかそうとしたんだろう…
バーニス:すっごくいい映画だったね!
     それじゃプロキシちゃん、私たちは郊外に戻る準備しに行かなきゃ。

》今度はうちに遊びに来てくれ
》今度はうちに遊びに来てくれ

バーニス:うん、絶対行くよ!それじゃバイバーイ!

》気をつけて
》気をつけて

バーニス:うん、ありがとう!それじゃバイバーイ!

プルクラ:バイバイ。

心ここにあらず

ノックノックアイコン_プルクラ.webpいるかい?
ノックノックアイコン_プルクラ.webp今日は市内に用があるから、ついでに店に寄るよ
遊びにくるのかい?何か用かい?ノックノックアイコン_アキラ.webp
ノックノックアイコン_プルクラ.webpビデオの返却さ
こないだシーザーたちがたくさん借りたらしいじゃないか
その返却を私が代行することになったんだよ
ノックノックアイコン_プルクラ.webpもちろん、お駄賃はもらってる
細かい所までこだわるんだな君にだいぶ甘いんだなノックノックアイコン_アキラ.webp
ノックノックアイコン_プルクラ.webp私は自分の労働の価値を大事にしてるだけよ私は手際がいいし、人付き合いも上手いのさ
ノックノックアイコン_プルクラ.webpじゃあ、もうそろそろ出るから。またあとで
えっ、こっちが留守かもしれないのに?えっ、相談じゃなくて報告かい?ノックノックアイコン_アキラ.webp
ノックノックアイコン_プルクラ.webp別に会いに行くわけじゃないし、いなくても構わないよダメかい?私はビデオを返しに行くだけだし、
別にあんたがいなくても大丈夫さ
ノックノックアイコン_プルクラ.webpノックノック絵文字_口笛.webp
それは薄情だな今のは傷ついたなノックノックアイコン_アキラ.webp
ノックノックアイコン_プルクラ.webp怒らせちゃったかい?冗談さ
あんたが留守でもいいなら、連絡しないで行ってる
そうでしょ?だってお出迎えはボンプがしてくれるわけだし
ノックノック絵文字_赤顔.webpノックノック絵文字_びっくり.webpノックノックアイコン_アキラ.webp
ノックノックアイコン_プルクラ.webpフフフッ、分かった分かった
じゃあ今から聞くけど、プロキシ、暇かい?
ああ、暇だから遊びに来て来たければご自由にどうぞノックノックアイコン_アキラ.webp
ノックノックアイコン_プルクラ.webpノックノック絵文字_ウインク.webp
プルクラと話して、ビデオを回収しよう
プルクラはビデオ屋に来ている、カリュドーンの子が借りたビデオを彼女から回収しよう。

プルクラ:ドア開いてたから、お邪魔してるよ。
プルクラ:うん…随分と品揃えが良いね。
(プルクラと話す)

心ここにあらず

カリュドーンの子が借りたビデオを返しに来たプルクラは、僕の提案で見たいビデオを選んだ、
なんとそれが、求人広告の『キミの力が必要だ!』だった。まさかカリュドーンの子から離れて、
他所で仕事を見つけようとしているのか?

プルクラ:お邪魔するよ、プロキシ。
プルクラ:シーザーの『ファイナル・パンチ』、
     パイパーの『ディメンショナル・スナイパー』と『ジャーロシティ』、
     みんなが借りたビデオはこの袋に全部入ってるから。
プルクラ:それとパイパーからの頼みで、
     「返却期限をすぎてごめん~、長距離の仕事に出る時、
     うっかりトラックの中にビデオを置きっぱなしにしちゃったぜい。
     延滞料金は勘弁してくれ~」っていうのと…
プルクラ:バーニスからの伝言で、
     「『ジャーロ・シティ』って、全然ハッピーじゃないねぇ。
     ニトロフューエルを二杯も飲まなきゃ立ち直れなかったよお」
     だそうだよ。

》パイパーからいくらもらったんだい?
》パイパーからいくらもらったんだい?

アキラ:それで?パイパーからいくらもらったんだい?
プルクラ:延滞料の10%――悪くないでしょ?
     私はちょっとした小遣いが稼げて、あんたは友達二人から
     感謝がもらえる。いい取引だと思うけど。

》得したのはプルクラだけじゃないかな?

アキラ:それで得をしてるのは君だけじゃないか、プルクラ。

》バーニスがあんなに暗い映画を?
》バーニスがあんなに暗い映画を?

アキラ:ああ、かなりダークな内容の映画だ。まさかバーニスは一人で観たのか?
プルクラ:もちろん私も一緒に観たよ。
     パッケージに描いてるほど愉快じゃないって
     忠告してやったのに、あのコときたら…
     ま、とにかく自業自得だね。

》「しっぽに触れるなら平気」とか?

アキラ:バーニスのことだ、
    「しっぽに触っていられるから平気」…とか言ったんだろう。
プルクラ:うるさい!よ、余計な勘ぐりするんじゃないよ!

プルクラ:…ああ、それとシーザーからはもうひとつ、この黒い紙袋も
     返してくるよう預かってるんだった。

》とうぜん中は見ただろう?
》とうぜん中は見ただろう?

アキラ:ちなみに…中身は確認済みなんだろう?
プルクラ:純度100%のラブコメでしょ?わざわざ見るまでもない。
     けど一応言っとくと、私が中身を知ってることは
     シーザーも知ってる。その上で私に預けたんだからね。

》シーザーがこれを君に?
》シーザーがこれを君に?

アキラ:あのシーザーが…これを君に預けたのかい?
プルクラ:同年代の視線を気にしてるだけだからね、私なら大丈夫ってわけさ。
     まったく、どんな過激なものかと思ったら
     純真無垢なラブコメでがっかりしたよ。

(上記選択肢会話終了後)

》カリュドーンの子の安全が心配になってきた!

アキラ:うーん、急に
    カリュドーンの子の安全が心配になってきたな。
プルクラ:私が秘密を知りすぎてるって?安心しなよ。
     うら若き覇者様とその取り巻きの日常を、
     妥当な額で買ってくれるやつなんていない。
     少なくとも…今はね。

》より心配になる言い方だ
》より心配になる言い方だ

アキラ:その言い方だと、余計に心配になるけれど…

》冗談だと言ってくれ
》冗談だと言ってくれ

アキラ:お願いだから、冗談だと言ってくれ。

プルクラ:ハハッ、笑えるね。
     その顔が見れただけでも来た甲斐があったよ。
     じゃ、ブツは届けたし私はこれで。

》もう行くのかい?せっかくだし…

アキラ:もう行くのかい?せっかく来たんだ、
    気になる映画があれば、うちならタダで観られるよ。
プルクラ:そう…なら、遠慮なく。
     何があるかチェックさせて。
プルクラ:『キミの力が必要だ!』、これなんかよさそうだね。
プルクラと一緒に『キミの力が必要だ!』を観た。
内容はすごく退屈で、すぐ飽きるだろうと思いきや、
彼女は至って真剣に観ていた。

やがて、ビデオが終わった…
プルクラ:終わったね。時間も遅いし、そろそろ行くよ。

》すごく真剣に見ていたね
》すごく真剣に見ていたね

アキラ:すごく真剣に観ていたね。少し驚いたよ。
プルクラ:そうかい?辛抱強くはないけど、集中力がないわけじゃないから。
     なかなか有益な情報もあったし、
     私に合ってる仕事が見つかるかもしれないだろう。

》そんなに求人広告が面白かったのかい?
》そんなに求人広告が面白かったのかい?

アキラ:画面に釘付けだったけれど、
    そんなに求人広告のまとめが面白かったかい?
プルクラ:退屈だったに決まってるでしょ?
     けど、有益な情報だらけだったよ。
     私に合ってる仕事が見つかるかもしれないね。

(上記選択肢会話終了後)

》もうカリュドーンの子に入ったんじゃ?

アキラ:仕事と言ったって、
    君はもうカリュドーンの子の一員だろう?
プルクラ:幼稚園児の夢じゃあるまいし、一生にひとつの仕事しかできないとでも?
     連中のところに入ったのは確かだけど、まだ試用期間中さ。
プルクラ:この場合、試用期間中なのはカリュドーンの子で、見定めるのが私ってこと。
プルクラ:傭兵をやってた時は自由だったけど、リスクもそれなりだったからね。
     将来のために、まず走り屋連盟の覇者を頼って、
     次のチャンスを探す足掛かりにする…そういうプランなの。

》……
》……

アキラ:……
プルクラ:不服かい?まあ、そうだろうね。

》明確なキャリアプランだ…
》明確なキャリアプランだ…

アキラ:…明確な、キャリアプランだな。
プルクラ:別に合わせなくていいよ。
     ムッとしただろうしね。

プルクラ:けど人生、同じ希望を抱いてるからって
     同じ道を進めるわけじゃないんだ。
     あんたと妹さんだって例外じゃないよ。
プルクラ:さて、そろそろ本当に行くとするよ――ああ、
     雑貨店「141」は、ここを出てどっちに行けばいいんだい?

》右だ

アキラ:それなら、右へ行くといい。
プルクラ:ありがと。あいつらはUAPチップスに目がないからね、
     ついでに買って帰るさ。
プルクラは出て行った。
彼女のことをより理解できた気がするけど、
「カリュドーンの子はまだ試用期間中」というのは、
本気なのか…?

彼女のマスク・その二

プルクラと会おう
ルミナスクエアで会おうとプルクラに誘われた、そこに行って彼女と合流しよう。

プルクラ:ふんふ~ん♪
     ふんふふ~んふ~ん♪
(プルクラと話す)
プルクラ:やあ、来てくれたんだね。

》そっちからのお誘いは珍しいな
》そっちからのお誘いは珍しいな

プルクラ:何言ってるのさ、こっちは良いことがあった時だって、
     いつもあんたのこと考えてるんだよ。
プルクラ:今日だってそうさ、ほら、ビファースのクーポン券をもらったんだ。
     2人で行ったら20%オフになるらしい。

》すっぽかさないとは
》すっぽかさないとは

プルクラ:私の目が正しければ、「パエトーン」は大事を成す人だ。
     そう細かいところを気にしすぎるのも良くないんじゃない?
プルクラ:せっかくいいもの持ってきたんだよ、ほら、ビファースのクーポン。
     2人で行ったら20%オフになるんだってさ。

(上記選択肢会話終了後)

》またまた、人数合わせだろう

プルクラ:人の好意を曲解しないでおくれよ。
     人数合わせしたいだけなら、ビファースの前で呼びかけるだけで十分。
     人がわんさか集まってくるだろうさ。
プルクラ:クーポン券はここにあるけど、どうする?

》わかった、そこまで言うなら…

プルクラ:ハハッ、そうこなくちゃ。よし、じゃあ今から…
プルクラ:――!!!

》どうしたんだい?急に黙り込んで
》どうしたんだい?急に黙り込んで

プルクラ:えっ…ああ、いや、今さら気づいたんだけどさ、
     クーポンの有効期間が来週からだったみたいなんだよ。

》何を見たんだい?そんなに驚いて
》何を見たんだい?そんなに驚いて

プルクラ:えっ…い、いや何も見てない!ただ、今気づいたんだ、
     クーポンの有効期間は来週からだったんだよ!

プルクラ:悪いねプロキシ、今日は一緒にヘアアレンジできないかもしれない。

》雑に扱われた気がするな
》雑に扱われた気がするな

プルクラ:そんなつもりじゃない、ヘアアレンジをしたかったのは本当なんだ!
     でも、せっかくあんたが来てくれたわけだし、手ぶらで帰らせないさ。
     今日は私が奢るよ。

》それじゃあ、どうするんだい?
》それじゃあ、どうするんだい?

プルクラ:そう来ると思った。
     誘ったからには手ぶらで帰すような真似はしないから、安心しなよ。
     今日は私が奢ってあげる。

(上記選択肢会話終了後)

》ほう?何を奢ってくれるんだい?

プルクラ:あー…そうだね、まずは川沿いで散歩でもしないかい?
     後のことは歩きながら考えるからさ。さあ、行くよ!
(プルクラ、さっきから落ち着かなさげだ。
気のせいだろうか?とりあえず、散歩したいなら
ついていこう。もしかしたら答えが見つかるかもしれない。)

プルクラと近くで散歩しよう
プルクラが突然近くで散歩したいと言い出して、どこか情緒が不安定そうだったけど、どうしたんだろう?とりあえず今は言う通りにしてあげよう。

(移動中)
プルクラ:行くよ、プロキシ!
アキラ:散歩は嫌いだと言っていなかったかい?喜ぶのはイヌのシリオンだけとか…
ブルクラ:今日はそういう気分だから。ネコは気まぐれって言うでしょ?
アキラ:はいはい、わかったよ…

(川辺の柵を調べる)
プルクラ:……

》急に止まってどうしたんだい
》急に止まってどうしたんだい

プルクラ:ここは景色がいいなって思っただけよ。
     散歩って、時々立ち止まったりするものだろう?

》周りを気にしているようだけど
》周りを気にしているようだけど

プルクラ:別に。ここの景色がいいなと思っただけ、変なこと考えないで。

プルクラ:あ、プロキシ、ここでしばらく休んでなよ、
     私ちょっと向こうに行ってくるから。

》待ってくれ、プルクラ!

プルクラはあっという間に行ってしまった…
(やはりプルクラの様子がおかしい。
とりあえず後を追ってみよう。)

プルクラと話そう
プルクラは急に火鍋屋の前で立ち止まった。何があったか聞いてみよう。

(プルクラと話す)
火鍋料理屋の店員:いらっしゃいませ。何名様ですか?
プルクラ:うん?ああ…2人で。

》火鍋を食べるのかい?
》辛いのと熱いのは苦手なんじゃ…?

プルクラ:たまには、いつもと違うのを楽しむってのも悪くない。
     それに、あんたはこれが好きなんでしょ?ほら、早く入るよ!
プルクラは有無を言わさず僕を店に引きずり込んだ。
一番辛くないスープを注文したのに、プルクラはやはり
苦悶の声を上げ続け、清湯鍋にもほとんど口を付けなかった…
プルクラ:はぁ…

》今日は本当にどうしたんだい
》なんでわざわざ苦手なことを?

プルクラ:うん?別に。なんだい、今日はいやに気を遣ってくれるじゃないか。
     なんだか背中がムズムズするよ。
プルクラ:ただの気まぐれさ、そう深く考えないで。
     今日はあんたと楽しい一日を過ごせたし、先に帰る。バイバイ。
プルクラは帰って行った…
(「楽しい一日」…帰り際のプルクラの表情は、
そういう感じではなかった気がする。)

》Fairy、どう思う?

Fairy:はい、マスター。
   先ほどのプルクラの顔データを読み取り、感情を分析中。
   しばらくお待ちください。
Fairy:分析結果:失望35%、安堵45%、焦燥20%。

》なんか複雑だな

Fairy:肯定。
   ヒント、プルクラは今日の移動中、付近にいた
   若いネコのシリオンの女性を常に視界に入れていました。
Fairy:その人物が煮釜の店に入ったのに続いて、
   プルクラはマスターを連れて入店しました。

》若いネコのシリオンの女性?
》店の入口の辺りで見かけた人?

Fairy:肯定。
(プルクラはあの人を見たから、
心が乱れたんだろうか?)
(でも、店員に案内された後はその人の姿は見ていないし、
どこかのボックス席に座っていたんだろう。
一体誰だったんだ…?)
(今日は一旦家に帰ろう。この件は後でしっかり調べないと。)

彼女のマスク・その三

バーニスと合流しよう
プルクラが前から気になっていた若いネコのシリオンの女性、その謎を解き明かす時がついにやってきた!

バーニス:あっ、ゾラちゃん、来てくれたんだね!
ゾラ:ええ、その件については…
(バーニスと話す)
バーニス:店長ちゃん、やっほー!ゾラちゃんも今着いたところだって!
ゾラ:あ、アキラさん、どうも。

》ゾラさん、あの件について…
》考えはまとまったかい?

ゾラ:ええ、郊外にいるプルクラという方に会います。
ゾラ:その方のことは記憶にありませんが、
   仕事の関係で郊外に1ヶ月ほど滞在していたことがあるんです。
   もしかすると、その時に彼女と関わったのかもしれません。
バーニス:ほんとにいいの?ありがとう~!
ゾラ:いえ、私が行ってプルクラさんの心が晴れるのであれば。
   あなた方のような友人に恵まれて、プルクラさんは幸せですね。

》彼女はそう思うんだろうか…
》迷惑にならないだろうか

数日前、カリュドーンの子がみんなで一緒に街に来た時――


シーザー:…んー、つまり、こないだプルクラがオマエと一緒にいた時に、
     あいつの大事な知り合いに会ったかもしれねえってことか。
シーザー:んで、プロキシが見つけてくれたそいつの名前はゾラっていって、
     ある浄水設備の会社で営業をやってたんだな。

》プルクラは複雑そうだった
》不安がったり落ち込んだりして

ルーシー:私が言った通りでしょう、シーザー?
     プルクラはただ何ともないフリをしているだけで、
     前からずっと悩みを抱えてるんですわ。
パイパー:まあまあ、若者が人付き合いで悩むのはよくあることだぜい。
ライト:その気持ち、分からなくはないな。
シーザー:カリュドーンの子のメンバーが悩んでんなら、オレらで協力して
     何とかしてやらねぇとな!プロキシ、バーニス、
     オマエらはプルクラとよく一緒にいるんだろ、この件頼めるか?

》そのつもりさ
》安心して任せてくれ

バーニス:プロキシちゃんとも話したんだけど、プルにゃんに「ゾラちゃんに
     会って」ってお願いしても、きっといろいろ言って断ると思うから、
     ゾラちゃんをプルにゃんのとこに連れてくことにしたの!


そして現在――
バーニス:ゾラちゃん、みんな揃ったし、そろそろ出発しちゃう?
バーニス:プルにゃんは今日ブレイズウッドにいるから、行ったら会えるよ!

ブレイズウッドでプルクラを探そう
プルクラ、今日はブレイズウッドにいるらしい。ゾラさんをそこに連れて行ってあげよう。

プルクラ:うん…ダンパーも買わないとだね…
(プルクラと話す)
プルクラ:うん?プロキシじゃないか、今日はどうしたんだい。
     バーニスまで連れて。
バーニス:プルにゃん、実はね、今日はお願いがあって来たの!
プルクラ:お願い?なに、私が先月副業し過ぎたから、出て行ってくれ、とか?

》会ってほしい人がいる
》君の知り合いかも

プルクラ:私の知り合い?
バーニス:プルにゃん、実はねプロキシちゃんが前に気づいたんだ、
     ルミナスクエアに行ってた時、知ってる人を見つけたんでしょ?
     しかも、プルにゃんにとって、すっごく大事な人。
バーニス:このことをずっと気にして、元気がなくなっちゃうのはヤだから…
     勝手に彼女を連れてきちゃった!
「出てきていいよー」と、バーニスがゾラさんに合図を送った…
ゾラ:あなたがプルクラさんですね、私はゾラと言います。
ゾラ:申し訳ないのですが、どこでお会いしたのか、
   どうしても思い出せないんです。
   もしよければ、教えて頂けませんか?
バーニス:じゃあプルにゃん、ゾラちゃんとちゃーんとお話してねっ。
     私たち、ちょっと離れとくから気にしなくていいよ!
プルクラ:ちょっ――待ちな、2人とも!
プルクラ:はぁ、なんて言ったらいいかな…
     とにかくこの件、あんたたちは誤解してるよ。

》誤解?

プルクラ:あのね…ゾラって人の後ろ姿は確かに知り合いに似てる。
     でも、私の知り合いとは全くの別人だ。
プルクラ:あの日、ルミナスクエアを出てから、地下鉄駅で
     また彼女を見かけたんだ。
     その時にはっきり確認できた。
バーニス:プルにゃんが探してたのは、ゾラちゃんじゃなかったの?
プルクラ:そう。誓って言うけど、あの人とは別人さ。

》人違いだったな

バーニス:あ、あっははは…
     と、とりあえず、ゾラちゃんを早く街に送ってあげなきゃね!

親友

ゾラさんが去った後、プルクラはようやく過去について話してくれた。
それは信頼した人に裏切られた悲しい過去で、彼女が長らく心を開こうとしない理由でもあった。

しばらくして、ゾラさんを連れてルミナスクエアに戻ってきた――
バーニス:ごめんねえ?今日はい一っぱい連れ回しちゃって!
ゾラ:気にしないでください。むしろ、あまりお役に立てず残念です…
   子どもの迎えがあるので、これで失礼しますが、
   お探しの方が見つかるといいですね。

》近くを散歩しようか?
》近くを散歩しようか?

アキラ:せっかくルミナスクエアに来たんだ、
    近くを散歩しようか?

》まだ早いし、うちに来ないか?
》まだ早いし、うちに来ないか?

アキラ:解散するにはまだ早いし、うちに来ないか?

バーニス:やったぁ、賛成~!
プルクラ:待ちな。あんたたち…私に何も聞かないのかい。
     ゾラを誰と間違えたのか、とか、
     そもそもなんで彼女を探してたのか、とか…
バーニス:わあ、プルにゃんってば優しいね…!
     私たち、余計なことしちゃったかなって思ってたんだけど
     怒ってないみたいでよかった~!

》実は僕も…

アキラ:実は僕も…今回の行動は軽率だったと言わざるを得ない。
    すまないプルクラ、心から謝るよ。
バーニス:でも安心して!プルにゃんが言いたくないなら、
     私たちは何も聞かないから!

》親友の間にも秘密はある

アキラ:親友同士でも秘密があるのは当然だし、
    本当の親友なら、それが関係に影を落とすこともないはずだ。
    僕たちで力になれることがあれば、いつでも呼んでくれ。
プルクラ:「親友」…フンッ、
     そんな言葉を聞く機会は、二度とないと思ってたよ。
プルクラ:彼女の名前は「ミレーナ」、というんだ。

》(プルクラ、もしかして…)

アキラ:(プルクラ、自身の過去を話してくれようとしているのか?)
プルクラ:私たちは郊外でも一番貧乏な町で育った田舎者でね。
     歩き始めるよりも前に、瓶のキャップを換金する術を覚えてたくらいさ。
     そして小さい頃から、都会ごっこが大好きだった。
プルクラ:「そこのウェイター、この店にあるキャップを全部くださいな。
     支払いはカードで!」
     「あら麗しいお嬢様。毎度ありがとうございます、気前がいいですね!」…
プルクラ:どっちがお嬢様役をやるかで、いつも喧嘩していたよ。
     けど、親友であることには変わりはなかった。
     いつか二人で、都会の人間になってやるんだと夢見てた…
プルクラ:でも、なれなかった。私たちのとこじゃ、
     エーテル適性があるなら傭兵になるのが最善の道だったからね。
     私たちがこの職業を選んだのも、自然の成り行きってやつだったのさ。
     そうして…


ミレーナ:いつまでも他人のために働いてたら、自分の運命は変えられない。
     プルクラ、私たちで傭兵団を立ち上げよう?
     今の私たちならできるよ。
プルクラ:ちょっと、気が早すぎやしないかい…?
ミレーナ:千里の道も一歩からって言うでしょう。
     傭兵になるって決めた時だって、そもそも自分が
     エーテル適応体質なのかすら分かってなかったんだし。
ミレーナ:ね、決まり!あなたが団長ね!
     口座もあなたのものでいいから。
プルクラ:えっ…でも、いいのかい?私が団長で…
     団を立ち上げるのはあんたのアイデアでしょ?
     それに会計係か何かだって見つけないと…
ミレーナ:今の私たちにそんな余裕ないって!
     プルクラのことは信頼してるわ、親友だもん!


プルクラ:そうして、私たちは自分の傭兵団を立ち上げた。
バーニス:それで…どうなっちゃったの?
プルクラ:フンッ…その後は――


プルクラ:ミレーナ、どういうことだい!?客に渡されたブツはどこにある?
     口座にあった金もなくなってるんだよ!
ミレーナ:私が知るわけないじゃない、
     そんなの団長様が気に掛けとくことでしょ?
プルクラ:ミレーナ、まさかあんた――
プルクラ:なんでこんなことを…!
     私たち、ずっと親友だったじゃないか…!
ミレーナ:ハハハ、そうね、親友…
ミレーナ:忘れちゃったの?かわいいおバカさん。
     小さい頃からずっと…お嬢様になれる人は、一人だけだったでしょ。
プルクラ:あんたが傭兵団を作ったのは、最初から――
プルクラ:ぐぅ……っ!
ミレーナ:暴れないで、おバカさん。
     私にはまだ慈悲があるから、しばらく寝てもらうだけにするけど…
     あなたが親友の情けを踏みにじるなら、
     気が変わっちゃうかもよ?


プルクラ:気を失う前に思ったのは…私が目覚める頃には、彼女はあの金で
     夢にまで見た暮らしを手に入れてるんだろう、ってことだった…
プルクラ:彼女は命こそ取らなかったけど、莫大な借金を残していった。
     だから私は逃げ出したのさ。
     赤の他人に、「信頼」の代償を押し付けてね。
プルクラ:その他人がどうなったかは知らないし、興味もない…
     だって気づいたんだ。私とミレーナは
     根っこの部分では同類――私たちみたいな人間は、
     自分のことだけを考えればいいんだって。

》プルクラは違う!

アキラ:プルクラと彼女が同類なんて、そんなことあるもんか。
バーニス:プロキシちゃんの言う通り!
     もし、プルにゃんがそんな人の同類なら、
     わざと気にしないフリして
     遅刻したり約束をすっぽかしたり…するはずないもん!
プルクラ:なっーープロキシ、誰にも言わないって約束したじゃないか!

》言ってない!

アキラ:無実だ、僕は誓って何も言ってない!
バーニス:えー?だってすっごく分かりやすかったよ?
     大体、やりたくないことだったら、
     プルにゃんは最初から引き受けたりしないもんね?

》さすがバーニス…
》さすがバーニス…

アキラ:さすがはバーニスだ…僕の完敗だな。

》プルクラのことをよくわかってる
》プルクラのことをよくわかってる

アキラ:君が思っている以上にみんな、
    プルクラのことを理解しているようだね?

バーニス:心配しないで、プルにゃん!
     君があのミレーナって人と同類じゃないみたいに、
     私たちだってあの人なんかとは同類じゃないよ。
バーニス:あったかいのはヤじゃないんでしょ?
     親友がヤじゃないなら、私が親友になってあげる!
     ずっとずっと、ず一っと親友のまま!

》僕も
》僕も

アキラ:僕もね。

》混ぜてくれ
》混ぜてくれ

アキラ:僕も混ぜてもらえるかい?

プルクラ:…あんたたち…
プルクラ:フンッ…本当にいいの?
     たとえネコのシリオンが握手に応じたとして、
     その手から鋭い爪が消えてなくなるわけじゃないんだよ。
バーニス:プルクラちゃん、それって…
プルクラ:そうだよ。多分、
     あんたたちが想像してる親友とやらには…
バーニス:ついに肉球を触らせてくれるってことだよね!?
     やったぁ!
プルクラ:はぁ!?な、何言ってるの?
     そういう意味じゃ…触るな!

》握手できるなら、僕も…

アキラ:握手してもらえるなら、僕もぜひ…
プルクラ:触るなって言ったでしょ!離れて!
     治安官呼ぶよ!
マスクで表情のほとんどが隠されていても、
彼女の耳はしっかり赤くなっていた。
プルクラの言う通り、互いに同じ希望を抱いていたとしても、
同じ道を歩めるわけじゃないのかもしれない。それでも今は――

ようこそ、あったかい場所へ!
一緒に同じ希望を抱いて、同じ道を進もう。